2008年12月31日

570)今年の10大ニュース

妻が「来年はいい年のようだよ」と言いながら高島易断所編纂の「平成21年神宮館御家宝」を
持ってきました。毎年年末にもらうようですが、易には全く興味がないため見たことがありま
せんでした。毎朝、テレビ番組で「今日の運勢」をやっていますが、特に気にしたことがあり
ません。高島易断所によると、当方は「七赤金星」というようです。そして九つの星に分かれ
ているようです。「七赤金星」は、「活気旺盛となり、明るい道が開けてくる幸運期のスター
トです。今こそ持てる才知力量を思う存分発揮して、確かな実績を積み重ねること.......開店、
開業、天行、仕事の拡張、建墓に吉」と書かれていました。来年は、新しい旅立ちとなるわけ
ですので、ある意味でこの運勢は励みになります。

ところで、2008年も最後となり今年の自分の10大ニュースを考えてみようと思いました。しかし
10個もニュースが見当たりません。3つはなんとかなったのですが、後7個がどうもしっくりきま
せん。1位が「退職を決めた」、2位が「日本茶インストラクター1次試験合格」、3位が「清水
もつカレー大ブレイクの予感」が浮かびましたが、後は全く浮かびません。マスコミ各社が毎年
10大ニュースを発表しますが、各社どのような基準でピックアップし、順位を決めているのでしょ
うか?

共同通信社と加盟新聞社、ラジオ、テレビ契約社の報道・論説担当者らが選んだ国内の10大ニュ
ースによると、第1位は「福田首相も政権投げ出し」でした。ちなみに2位以下は、

2位:景気後退入り、株価は急落、円高騰
3位:秋葉原、大阪個室ビデオ店などで「誰でも良かった」的犯罪
4位:冷凍餃子、汚染米転売など食への不安さらに高まる
5位:日本人学者にノーベル物理学賞と化学賞
6位:後期高齢者医療制度スタート、天引きに苦情殺到
7位:暫定税率再議決でガソリン価格の狂騒曲
8位:元厚生次官らの連続殺傷に衝撃
9位:標準報酬月額の改ざん明るみに、年金不信拡大
10位:非正規雇用が過去最高に。「蟹工船」ブーム

ということでした。厚生労働省関連のニュースが3つもあり、大臣の中では舛添大臣が最もメディ
アに登場したのではないでしょうか?それにしても、世の中事件ばかりですね。比較的良い話題
としてはノーベル賞関連だけということも残念な結果です。8月まではそこそこの景気だったのが、
4半期で一転しました。好景気、不景気は繰り返されますが、今回は誰も予測がつかず、また、前
例のないことのようで、みな右往左往してしまったようです。よって、来年の対策もろくに出来ず、
各企業は経費削減策で乗り切るだけのように見受けます。経費削減策で「吉」と出れば良いのです
が、さてどう転ぶでしょうか?

すでに来年に関しては、ネガティブな志向にみんながなっていますが、このままでは、益々暗く
なってしまいます。eしずおかのブログは地域ブログです。ここだけは明るい話題満載で盛り上がっ
ていきたいものですね。来年もよろしくお願いいたします。
さて、これからお寺に除夜の鐘の準備に行ってきます。



  


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2008年12月30日

569)大掃除

例年28日が仕事納めの会社が多いのですが、今年は28日が日曜日のため、27日土曜日から1/4
日曜日まで年末年始休暇となる会社が多いのではないでしょうか?お役所さんもすでにお休みと
なっており、一部病院、医院もすでに休みとなっていました。左肘がテニス肘となってしまい何度と
なく整形外科で注射をうってもらっていました。このところ又、痛くなってきたたため昨日の月曜日に
行きつけの医院に電話をしたのですが、1/4までお休みとのテープが回っていました。平日には行け
ないため、1/10土曜日までお預けとなってしまいました。しばらく我慢しなければならないことでしょう。

昨日、今日と2日間にわたり床のワックスがけに時間がかかってしまいました。我が家は仏間以外は
すべてフローリングであるため、ワックス掛けが欠かせません。普段は年2回ワックスをかけていた
のですが昨年末にかけて以来、さぼってしまい状態が悪くなってしまいました。合板のフローリングで
あり、日の当たる場所は色が変わっています。無垢の板を使用すれば良かったと、つくづく思っていま
す。床の上にあるものをすべて移動させ、掃除機をかけ、床を水拭きし、そしてワックスをかけます。
居間と台所だけは使用頻度が高いため2度掛けした次第です。やはり、ワックスをかけると床は見違
えるほどきれいになります。最低年2回はワックスがけをしたいのですが、簡単にはできないのが残念
です。

明日は大晦日ですが、まだ掃除が終了しておらず、もう1日費やさなければならないでしょう。網戸の
掃除、風呂場の天井、壁の掃除や車の掃除もまだ残っています。幸いごみの収集が明日31日が我々
の地域では最終ということもあり助かっています。その分新年の収集は遅れていまいますが年末は
大量のごみが出るため明日ゴミ収集があることはとてもラッキーです。なんとか午前中で終わりに
して午後は少しのんびりしたいものです。

大掃除は終了していませんが、本日注連飾りを取り付けました。29日と31日に飾る事は縁起が悪い
事とされており、31日に飾る事を一夜飾りといい、迎え入れる神様に失礼であるとされています。
そのため、本日付けた次第です。毎年、妻が実家に行って、注連飾りと正月用のおもちをもらってき
ます。注連飾りは神棚用のごぼうと玄関用の橙と裏白、ゆずり葉のついたものを飾ります。また、
輪飾りと言って小型なものを5個もらい、仏壇、トイレ、勝手口、ガス、風呂場の入口に取り付けます。
これらは、地域、家庭によって違うことでしょう。そういえば、昔はほとんどの車に車用の注連飾りが
つけてありましたが、このところ付いている車を見かける方が珍しくなりました。車が財産ではなくなり、
宝ものではなくなったからでしょうか?それとも一時のブームがあったからでしょうか?

貴方派、もう大掃除は済みましたか?そして注連飾りはすでに取りつけてありますか?

  


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2008年12月29日

568) この年の瀬にメリーチョコが....

2008年も残すところあと2日となりました。今年も色々なことがありました。いろいろな人との
出会いが一番大きかったように思われます。仕事では途中で方針が変わり新しいお客様との
知りあう機会が無くなりましたが、その分、個人的な出会いがたくさんありました。仕事以外
での出会いでは会社の名刺を使用せず、個人の名刺をパソコンで作成し使用しています。
「しずおか日本茶アドワンクラブ 代表、清水茶手揉み保存会 会員、清水ブランド大作戦 
清水もつカレー総研 会員」と言うタイトルの名刺を作成し、名刺交換をしてきましたが、今年
に限っては、この名刺で名刺交換をした人の方が多いのではと思うほどの方との出会いがありま
した。来年はもっと多くの方々にお会いできるのではないかと楽しみにしています。

ところで、12/29となった今日、ロッテホールディングスが高級チョコレートメーカーのメリーチョコ
レートカムパニーを買収したと発表しました。メリーチョコというと少女の横顔がトレードマークの
チョコレート専門会社で1952年設立の老舗です。経営の優良企業としてケーススタディに使用
されるほどの会社が何故?と思われたのですが、デリバティブ(金融派生商品)の運用で数十
億円規模の評価損を出し、経営立て直しを迫られていたとのことです。本業では問題がなかった
はずですので、従業員725名は寝耳に水の発表であったに違いありません。百貨店など全国
250店舗ほか、量販店1,250店で販売されているとのことで、本日も年賀用としてたくさんの売り
上げがあったに違いありません。2008年8月期の売上が186億円で経常利益が19億円あった
とのことです。又、メリーチョコは2/14のバレンタインデーにチョコを贈る習慣を1958年にしかけた
張本人でもありました。

ロッテは今回の買収で、従来のスーパー中心のお菓子のチョコレートから、1,000円から5,000円
の贈答用チョコレート市場に本格的に参入することができることとなりました。メリーの国内2工場
や従業員の雇用は継続する予定とのことで、幹部派遣は今後検討するそうです。メリーはロッテとの
共同によりチョコレートの原材料の調達でコストをさげ、また、物流での効率化が図れると言って
います。当方知らなかったのですが、ロッテは今年、洋菓子大手の銀座コージーコーナーも買収して
おり、総合お菓子メーカーとしての事業拡大を目指しているようです。来年には明治製菓と明治乳業
の合併が決まっており、金融業のみならず色々な分野、業種での買収、合併が今後発生することで
しょう。そういえば、昨日損害保険業界の第2位である三井住友海上と4位のあいおい損害保険、6位
のニッセイ同和損害保険の3社が経営統合し、東京海上を抜き日本一の損保会社になるようです。
その背景には、自動車販売台数の不振で主力の自動車保険が低迷するなど国内市場が縮小傾向に
ある為だそうです。自動車産業が国内経済を引っ張ってきたと言われるように、こんな所まで影響して
いるとは思いもよりませんでした。

さて、お年賀用としてメリーチョコを買いに行こうかそれとも.....

  


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2008年12月28日

567) カウントダウン2009

本日はとてもうれしいことがありました。また、ブログって人と人が繋がるものだと改めて感じ
ました。一昨日に投稿した565)共感を持ったコラム「ちいさな会社のブランディング」は日経
BPオンラインのコラムを引用させてもらったものです。本来であれば著作権が日経BP社にある
為、気が引けるのですが、極力引用先を記載することで自分として簡便させてもらっていました。
今日のコメントはコラムの著者関橋英作氏からのものでした。どうして、当方のブログのことを
知ったか不思議であり、それ以上にコメントを頂いたことによる嬉しさがありました。実は著者
からコメントをもらったのが2回目なのですが....不思議でなりません。ちなみにグーグルで
「ちいさな会社のブランディング」と検索を入れるとトップページに当方のブログが出てくるのです
が、著者自身が自分のコラムのタイトルを入れて検索するなんて有り得ないと思っているから
です。でも、本当にうれしくて妻に報告してしまいました。このブログを通じた繋がりはeしずおか
ブログが地域ブログだからこそできるものと思っていましたが、地域を超えた全国的な繋がりも
可能かと思うと、この上もない喜びを感じます。

ところで、皆さんは12月31日から1月1日にかけて何をしてますか?当方以前は何らかのテレビ
番組を観て、ゆく年くる年にチャンネルを合わせ12時を過ぎたころ、近所の神社に初もうでに
行っていました。そこでは、毎年甘酒をくれるため、それをもらって家に帰っていました。
しかし、数年前よりお寺の知久役員をやるようになってから、12月31日は除夜の鐘の鐘つきスタ
ッフとしてお寺に22:00に集合して準備をするようになっています。当方のお寺は清水区馬走に
ある楞厳院で、鐘つきは23:45から始まります。本来は108つですが楞厳院では、鐘をつきに来た
人全員についてもらいます。そのため。最後の人が撞き終わるのが1:00を過ぎてしまいます。
近所迷惑だとは思いますが、1年に1度のことですので勘弁してもらっています。もちろん、甘酒
とお汁粉を用意していますので、体を温めてもらっています。

2000年の時ですがエスパルスドリームプラザの海側広場でカウントダウンをやるとのことで行った
事があります。その時は多くの人でいっぱいでした。カウントダウンと共に花火が打ちあがり
2000年を祝いました。その後、毎年カウントダウンが行われていますが参加していません。今朝の
静岡新聞に「清水港カウントダウン2009」と広告が掲載されていました。31日には年越し港かっぽ
れが踊られるようです。自治体、商工会議所、鈴与グループ各社、その他多くの企業の協賛を得て
開催されるようで、このカウントダウンも大晦日のイベントとして定着したようです。皆が一つにまと
まるっていいことですよね。これからも長くこのイベントは続けてほしいものです。先日知り会った方
が、とあるミュージシャンと懇意とのことで、何時かそのミュージシャンを清水に呼んで、「カウント
ダウンコンサートを開きたいね」という話で盛り上がりました。できるかどうかわかりませんがそんな
企画もその人とやってみたいと思っています。

今年はいろいろなことがありました。特に経済的な変化が大きかったです。そして来る2009年は
もっと厳しいと言われています。でも、あまりネガティブにならず気持ちはポジティブでありたいもの
です。気持ちがいろいろと作用しますので......
さて、今年の大晦日から新年にかけて貴方はどうしますか?

  


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2008年12月28日

566) 高校生が主体の冬のスポーツ

今朝は蒲団から出るのがつらい朝でしたね。いつもより30分遅く犬の散歩に出かけましたが、耳が
冷たく、今年一番の寒さではないかと思いました。庭のプランターのパンジーは凍っており、水道も
水の出が悪く寒い朝でした。静岡新聞の夕刊には「今年一番の寒さ」と掲載されていました。
本日より、年末年始の休みとなりましたが、予定していた29日と1/1のサッカーの試合観戦がなく
なったため比較的余裕のある休みとなりそうです。ちょっと残念ではありますが.....

本日第88回全国高校ラクビー大会が東大阪市の花園ラクビー上で開幕しました。静岡代表の東海大
翔洋高校は沖縄代表の名護高校に初戦で敗れてしまいました。冬の花園といえば高校ラクビー、
国立といえば高校サッカーが定着しています。ただ、人気の差なのか高校サッカーが圧倒的にマス
コミを賑わしています。サッカーは初戦からテレビ放映されますが、ラクビーはテレビニュースと
新聞に載るくらいです。以前は夜23:00過ぎに各試合の総集編が放送されていたかと思いますが、
今年はテレビ番組表を見ても番組が載っていませんでした。ますます人気がなくなってしまうのでは
無いかと心配です。

もう33年も前の話となってしまいましたが、当方が高校3年生18歳の時、花園ラクビー場に在籍高校
の応援に行きました。バスで行ったはずですがあまり記憶がありません。初戦で負けたことは覚えて
います。当時静岡県でラクビー部があるのは数えるほどしかなく、在学高校であった清水南高等学校
は、野球部がなくラクビーが校技となっていました。そのため、体育の授業でもラクビーをやりました。
そんなこともあり、県下ではラクビーの伝統校で毎年のように花園に行っていました。記憶が正しけ
れば花園切符は長野代表と争ったと思います。しかし、当時は全国レベルにはほど遠く、花園では
1回戦から大差で負けてしまうという状態でした。もしかしたら1回線を突破したことはなかったかも
知れません。その後、ラクビー担当の先生が転校してから、チームは弱くなり、また、当時の東海大
付属高校、浜松工業が台頭してきて清水南高校は花園から遠ざかってしまいました。一時は試合が
できないほどの部員しかいなかったこともあったようです。姪っ子が何故か常葉橘高校のラクビー部
のマネージャーとなった事もあり、県内のラクビーの試合結果に又、新聞に目を通すようになりました。

この時期バスケットボールの高校選抜優勝大会が開催されています。春の高校バレーはよく知られて
いたのですが、バスケットボールの試合も冬にあったとは知りませんでした。もしかしたら新しく始
まったかもしれません。夏の高校総体のみならず、このように全国大会があることはとても良いこと
と思います。しかし、もう少しマスコミも取り上げてもらいたいものです。視聴率が稼げないという
事が最大の原因でしょうが同じ県の代表です。野球、サッカーのみが県の代表ではありませんので。
とは言うものの、サッカー王国から転落しつつある静岡県(ジュビロがJ2となった場合「サッカー王国
静岡」は崩壊しましたが....)藤枝東には、なんとか意地を張っていただきたいと思っています。
  


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2008年12月27日

565) 共感を持ったコラム「ちいさな会社のブランディング」

多くの企業が今日で仕事納めとなったのではないかと思います。2009年に向けて、まったく不透明
な年末を迎えることはかつてあったのでしょうか?多くの方が不安を持った新年を迎えることでしょう。
勿論当方もそのうちの一人ですが........
日経BPオンラインでマーケティング・コミュニケーション・ユニットMUSBの関橋 英作氏のコラムに
非常に共感を持ちました。関橋氏はネッスルの「キットカット」を受験シーズンの販促に「きっと勝つ」
にたとえ、大ブレイクさせた方でもあります。現在でもキットカットは受験生の味方となっています。

関橋氏は、昨年のサブプライム問題から、今回のリーマンショックを通じて経済界に大きな打撃を
与えたことについて、「ここまで打撃を受けたのですから、どう立ち直るかが問題。前向きに考えれ
ば、社会構造をリセットするチャンスともいえます。」と。これには当方も同感です。11月の携帯電
話の販売台数が100万台ちょっと発表され、6月の500万台と比較すると1/5になったと報道されまし
た。通常では1/5となったのですから、この値は異常です。しかし、500万台が異常であり、100万台
が正常であったとすると如何でしょうか?過去の携帯電話のハードの販売方法が異常であり、適正
な販売方法となりましたが、それでも機種変更が短期間で行われてきました。その他の消費財も
大量生産大量消費され経済活動が営まれてきましたが、ある意味で正常ではなかったのではない
でしょうか?その意味で関橋氏のいう社会構造をリセットするチャンスだと思います。

又、地方に行った時、そこにあるのは中央と同じ店、同じ商品で個性がなくなりがっかりした経験を
みんながしたのではないかと言っています。地方都市は中央のネットワークに収まり、もともと持っ
ていた特色を失ってしまったということです。大企業と中小企業のことにも触れていましたが、日本の
全企業のうち、中小企業の占める割合は、なんと99.7%で約420万社(総務省「事業所企業統計
調査」)だということです。その中小企業を助けることが先決であると。小さな会社だからこそ、差異化
が必要であり、それも心理的な差異化が。マーケティングは、心理学に最も近い経済学。「人が考え
て、人が作り、人に喜んでもらう」と書いてありました。多少なりともマーケティングをかじった当方には
この言葉に改めて考えさせられた次第です。

関橋氏は2009年のテーマを「地方の再生は、ブランディングから始める」として取り組むと言っていま
した。当方、「清水ブランド大作戦」の一員として清水ブランドを多くの人に親しんでもらい、価値を
見つけてもらい、清水に愛着、誇りを持ってもらう。そして、多くの人に清水に来てほしいという活動
が関橋氏の今後のテーマーに近いことを知りとてもうれしく思っています。本日、もつカレーの金の字
さんでNHKの生放送がありました。我々の「清水もつカレー総研」も取材を受けましたが、本格的な
活動にしていきたいと思っています。
「私はもつカレーで会社を辞めました」と言えるようになれれば最高なのですが......

小さな会社のブランディング:
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_32503_722899_207

  


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2008年12月25日

564)給与所得の源泉徴収票

毎年12月になると給与明細書の中に「給与所得の源泉徴収票」が入ってきます。給与の
総支給額がいつもの月より多い人は所得税還付金の欄に反映され、税金が戻ってきたことを
意味しています。又、給与の総支給額が少ない人は、所得税の欄がいつもより多く記入されて
おり、追加徴収が発生したことを意味しています。

殆ど多くの方が所得税が戻っているのではないかと思いますが、中には追加徴収される人も
います。その理由として、①年の途中で、配偶者が控除対象配偶者でなくなったり、子供の
就職などにより、扶養親族数が減少した②年末調整での控除額(保険料控除・住宅借入金等
特別控除など)が少ない③賞与が多かった場合(賞与の税額は年間5ヶ月分として計算されて
いるようです。又、6月、11月の給与所得が他の月より低い場合、本来の税率より低い税率で
課税されているため、追加徴収となる場合があるようです。)当方の場合、家を建てたときは
5年間に渡り「住宅借入金特別控除」が適用され、10万円程の戻りがありうれしかったのですが、
今ではそれもなく源泉徴収票を眺めてはため息の出ることが多くなっています。現在では住宅
取得控除の期間が長く設定されているようですので住宅取得者には思わぬ税金の戻りがある
と思います。

課税対象額は所得控除の合計金額で決まり、源泉徴収税額が決定されます。所得控除には
基礎控除の他、配偶者控除、扶養者控除と社会保険料、生命保険料、地震保険料等が相当
します。課税対象額は総支給額から所得控除を引いた金額となり、国税庁の「税額速算表」に
て源泉徴収税額を確認する事ができます。当方の場合、所得控除は基礎控除と社会保険料、
生命保険料、地震保険料のみですので課税対象額が多くなってしまい、結果、所得税も同僚
と比較して多くなってしまいます。結局国は子供のいない人は国家の繁栄をお金でサポートしな
さいと言っていることとなります。まあ、それも仕方ないことですよね。

さて来年のことになるのですが、税金に関しては恐ろしいことになりそうです。スポーツ選手が
翌年の年棒が極端に減った場合、税金が払えないといった減少に陥ります。前年度に獲た分を
セーブしておかなければ翌年払う原資がなくなってしまうからです。当方も来年度の所得の見通
しはありませんが、まずは住民税の税額の算出が5月に行われます。平成20年度の所得に対し
ての税額ですので、今年度と同等の課税があると思います。よって、その相当金額を確保して
おかなければなりません。又、健康保険と国民年金でざっと計算して年間50万円ほどかかります。
この金額も確保しておかなければならず、大変なことです。健康保険に関しては、保険料を滞納し
た時点で保険が使用できなくなるとのことでしたので、この際1年分を前納するつもりです。とある
シニアの起業関連のコラムに、「意外と多い、定年後の手続き」とありましたが、まさにそのパター
ンそのものとなっています。いずれはやってくる定年、退職ですので2,3年前にやってきただけと
開き直って事実に直面するつもりです。

いずれにしても、来年以降は確定申告しなければなりません。全くそのことに関しては知識がなく、
恥ずかしい限りですが、来年早々近くの税務署に行って少し勉強したいと思っています。
貴方の給与明細に源泉徴収票が入ってましたか?税金は戻りましたか?それとも追加徴収です
か?税金が戻ってきても、ラッキーではなく、余分に払っていたのが利子無しで戻ってきたと同じ
ことなのですよ。お間違いなく。

平成20年分年末調整の手順と税額の速算表等(国税庁)
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/nencho2008/nencho.pdf

  


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2008年12月24日

563) 年賀状

テレビコマーシャルで日本郵便(JP)の「年賀状は25日までに出しましょう」というのが放映されて
います。458)今年の年賀状 で書きましたが、今年の発行枚数は39億5000万枚でしたが、先週
1億枚程追加発行することが発表されました。郵便局では引き続き販売されていますし、繁華街では、
特設の販売所も設置されていますので、在庫はまだ充分にあるのではないでしょうか?昨年は3億枚
ほど余ったのですから、今回も又、同じくらいは余るのではないでしょうか?当方は妻の希望通り、
人気のあるディズニーキャラクター年賀」の「くまのプーさん」の図柄の年賀状を購入しました。

1週間程前からようやく作成に取り掛かった年賀状ですが、いつもモーリン社の「筆まめ」を使用して
います。今回もまずは母親向けの図柄を決め、宛名を印刷しました。そして、妻用は犬の写真を入れた
いとのことで画像を取り込んだものにしました。犬は一昨年であり、来年は丑(うし)ですので写真
には不適切だと思いましたが、妻の撮った写真はビーグル犬のAndyに牛の着ぐるみを着せたもので
した。いつの間にか着ぐるみを購入し、いつの間にか着せ、写真を撮っていたことになります。そして、
当方のものは丑のイラストの入ったものを選択し、プリントし、そして喪中者を除き宛名を印刷しま
した。ご存知のようにこのところパソコンで印刷された年賀状が届くことが多くなりました。当方では
60%以上がパソコンで印刷されたものです。 手書きのものは数えるほどですし、逆にとても目立つ
ものとなっており、何時かは自分もと思うのですが.....。
通常の印刷は企業からのものといった具合です。

パソコンを利用するようになってから、大変効率が良くなりました。特に宛名書きがアッと言う間に
できてしまうからです。手書きで書いていたときのことを思うと想像も出来ませんし、どのように書い
ていたのかも思い出せないほどです。只、本文には必ず汚い字ですが一筆入れるようにしています。
大くの方から年賀状を頂きますが、パソコンで印字しただけのものも少なくありません。そこに何らか
のコミュニケーションを発見するからです。「又機会があったら飲もうね」とか「又、会いましょう」
と言った決まり文句、儀礼的なものもありますが、何もないものよりはましと思っています。そのよう
な年賀状は「元気でいます」というメッセージとして受け留めるだけで良いと思っています。
今年に限っては、本文の一筆に「○月○日をもって会社を退職することとしました。いろいろとお世話
になりありがとうございました」と付け加えることとなりました。書いていて寂しい思いと、その受け
取り人と、「昔こんなことがあったな」などと昔を思い浮かべています。多分今日中には一筆が書き終
わり、明日の朝、犬の散歩時にポストに投函できるだろうと思っています。

年賀状のことをちょっと調べたところ、もともとは年始の挨拶に行けない人へ出す書状であり、現在で
は新年のイベントの一つとして組み入れられているようです。インターネットの普及に伴い電子年賀状
も増えているだろうと思いましたが、あまり影響はないようです。クリスマスカードは多くがWEBに変わ
ったように思います。又、神道を家の信仰としている家庭では、年内に近親者が亡くなった場合、家が
汚(けが)れている喪中として他の人への挨拶は控える習慣があるようですが、これも宗教を問わずに
一般化しているようです。尚、仏教では浄土真宗が死者につく汚れという教えはないようなので、喪に
服すという習慣はないようです。これは、やはり、無宗教国家である日本の象徴の一つではないで
しょうか?

でも、それも日本の文化。季節感を感じる行事は理屈なしで参加したいものです。折角日本人として
生まれてきたのですから.....。でも、時代と共に風習、習慣が薄れてきていますが、仕方ないことと
思って流されるしかないのでしょうね。
貴方はもう年賀状を書き終えましたか?


  


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2008年12月24日

562) 横浜・八景島シーパラダイス

昨年のクリスマスのころの休日に三重県桑名市長島温泉近くの「はばなの里」にイルミ
ネーションを見に行きました。実は妻が勝手に予約したバスツアーです。そして今年は
12/23と24日のみ開催される横浜・八景島シーパラダイスの「クリスマス花火シンフォ
ニア」のバスツアーを予約していました。当方は乗り気ではなかった為、妻の友人と行く
ようにけしかけたのですが、都合が悪いようで結局当方が行くことになってしまいました。

八景島というと10年程前に行ったことがあります。確か夏の暑い日だったと記憶していま
すが、どのようなところだったのか、どのようなアトラクションに参加したのか、また、
水族館はどうだったのか全く記憶がありません。よって、二度と行きたいとは思わなかっ
た場所だったと思います。横浜・八景島シーパラダイスは今年で15周年を迎えたとのこと
でした。また、パンフレットには西武グループと載っていました。開園当時から西武グル
ープだったのか、それとも途中で西武の傘下に入ったのかは解りませんが、伊豆の三津シー
パラダイスが西武グループですので、もしかしたら八景島も途中で西武グループになった
のかも知れません。

今回のバスツアーは花火を見る目的もあったため、出発が清水駅前を10:15で、帰りが
23:00着の予定でした。参加者はほとんどが小学生連れと女性のグループで、男性は6名
しかいませんでした。さて、横浜八景島ですが、水族館とアトラクションに分かれており、
両方を兼ね備えたワンデーパスは大人4,400円で、水族館3施設のパスは2,700円、アトラ
クションのみのパスは2,900円とのことでした。我々のツアーでは水族館3施設パス込み
のものでした。驚いたことには、ウォーターフロントにあるレストランやショッピングセンターは
有料施設内にあるわけではなく、そのため、水族館やアトラクションを利用しなければ無料で
その他施設を利用できるものでした。

さて、水族館好きな当方夫婦は旅先で水族館があればよく訪れます。今回の水族館は多分
2回目なのですが、全く記憶にありません。展示ではイワシの大群(15,000匹だそうです)
とサメが入った水槽には興味を持ちました。又、「海の動物たちのショータイム」には、妻は
結構受けていました。「ふれあいラグーン」という場所があるのですが、そこではイルカやその他
海の生き物に触れることができます。新しい水族館のビジネスモデルとなっているのではない
でしょうか?以前行った時の水族館とは全く異なった運営となっていることが確認できました。
花火ですが、20:00から15分間のものでしたがそれなりに楽しむことができました。

テーマパークはやはり演出の仕方で変わるものとつくづく思いました。次回行く機会があれば、
きっと今回のことを覚えていることでしょう。


  


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2008年12月22日

561)スポンサー

昨日、トヨタカップ、クラブワールドカップ2008の決勝戦がありヨーロッパチャンピョンの
英国マンチェスターユナイテッドが南米代表のエクアドル リガ・デ・キトを1-0で破り、
予想通り優勝し、500万ドルの賞金とクラブ世界1の栄誉を手に入れました。アジア代表の
ガンバ大阪も昨年の浦和レッズ同様3位となり250万ドルの賞金を得ました。マンチェスター
ユナイテッドのユニフォームの胸のスポンサーが「AIG」であったことが気になりました。

このところ、モータースポーツをはじめ各種スポーツの廃部、休部が相次いでいます。先週
アイスホッケーの名門西武(前身はコクド)が今季限りで休部となることを発表しました。
又、アメリカンフットボールのオンワードも今季限りだそうです。モータースポーツにおい
てはホンダがF撤退を表明し、富士重工、スズキはそろって世界ラリー選手権参戦の休止を
発表しました。ホンダの場合、F1では年間500億~600億円の経費がかかり、その経費削減に
今回の撤退となったようです。富士重工、スズキの場合は経費削減効果は数十億円だそうです。
日産の場合、J1の横浜マリノスの親会社ですが、中村俊輔の獲得に予算が取れず、スコット
ランドリーグ終了後に延期されたようです。昨年のアメリカのサブプライムローンから始まり
今年9月のリーマンショックから世界同時不況となり、その影響がスポーツにまで及んでいます。

ちなみに日本サッカー協会の今年度の予算がいくらか知っていますか?何と178億円です。
同じスポーツでも、北京オリンピックで金メダルを取った女子ソフトボールは、来年度の予算
が500万円となり物議をかもしだしました。結局1億円ほどになったようですが....その差は
何でしょうか?アマチアのスポーツはほとんどの場合、企業のクラブが進化したものです。
運営は企業のスポンサー頼りということです。企業の経営状況によってスポーツクラブの存続
が左右されるという図式です。スポーツ振興といいますが、結局国民に人気があり、お金が
集まるスポーツだけが残るということでしょうか?とある見識人は日本のスポーツが企業中心
であることが問題だと指摘していますが、では、どのような組織であれば理想なのでしょうか?

今年のJリーグは鹿島アントラーズが2連覇しました。その結果スポンサー料が来年は20%アップ
すると言われています。これも経済の原理からすれば当たり前のことです。ただ、スポンサーが
あっての事です。来年は、今年のスポンサーが継続できるのか、それとも新しいスポンサーが
見つかるのかまだわからないでしょう。清水エスパルスのホームスタジアム日本平が来年から
命名権の販売で「アウトソーシングスタジアム日本平」となります。アウトソーシング社が命名権を
購入しました。アウトソーシング社は駿河区にある派遣会社です。派遣会社は派遣社員がなくなれ
ば売り上げがなくなります。今回の製造業を中心とした派遣社員の契約継続の中止による業績の
影響はないものでしょうか?すでに、静岡市もエスパルスも命名権の販売による収入の使い道を
予算化しています。今後何もないことを祈るばかりです。

さて、2009年のスポーツ界もどうなることでしょうか?

  


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2008年12月22日

560) 有機栽培理論の講義

このブログでもお茶のことやミカン切りのことなどを書きましたが、実はカテゴリーで「50代から
の痛快ライフ」があり、そこでも家庭菜園のことを書いています。そんなわけで当方農業関連にも
興味を持っているわけであります。今日、株式会社ジャパンビオファーム小祝社長の有機に関
する貴重な話を聞くことが出来ました。

本日とある団体の農業に関する講座があり、そのゲスト講師として小祝氏が講演したものです。
40名ほどの生産者、流通業者が集まりました。小祝先生は10年以上前から「有機栽培の科学」
にせまり、単なる経験や勘ではなく、データに基づいた施肥設計を確立し、有機栽培でも無機栽培
以上の立派な作物ができることを実証してきた方です。現在では農協、大学、外食産業などから
講演依頼を受け、年間300回以上の講演を全国でおこなうという非常に多忙な方でもあります。
本日の講義を聴いて、今までの有機の考え方が根本的に違っていたことをつくづく感じました。
小祝先生の話し方は何処となく武田鉄也さんに似ていると思ったのは私だけだったでしょうか?

一般的に言うと有機栽培は無農薬で化学肥料を使用せず、近隣農地からの農薬の飛散もなく
決められた期間に条件内の値以下であることと理解していましたが、小祝先生の理論は、勿論、
無農薬で、化学肥料は使用しないことですが、①正しい土壌分析、②正しい施肥設計③正しい堆肥
の作り方 の知識を身につけ、安全でおいしい作物を作ることというものです。
特に土壌管理によって、適切な肥料を入れ、植物の成長の理論に合わせ高品質で多収穫生産シス
テムを確立するということでした。それは、無農薬であるから害虫が集まるのではなく悪い施肥の
仕方によって作物の抵抗力がなくなり害虫が集まるということ実証したものです。

又、作物の栄養素の1951年と2001年の成分分析の比較表には驚かされました。例えばほうれん草
の場合100g中のビタミンAは1951年では8,000㎎であったのが2001年では1/10の700㎎に
なっており、鉄分は13㎎が2㎎とのことでした。ほうれん草の場合鉄分は根っこの部分の赤いところ
に大く含まれているそうですが、昔のほうれん草はその部分が赤かったのですが、今のほうれん草
は赤くないようです。言われてみて、「そういえば昔のほうれん草は根っこの部分が赤く、食べた記憶
があった」と思い出した次第です。みかんではもっと驚くべき数字でした。ビタミンAが1951年では
2,000㎎あったのが2001年では14㎎しかなかったということです。現在のミカンを142個食べなけれ
ば同じビタミンAの栄養素が摂取でき無いということです。生産性の向上による品種改良によって栄養
素の含有量が減少したということです。

当方農業生産者ではありませんが、小祝理論を基に作物の収穫量が大幅に増えたという生産者が
多くいること、安全・安心な作物でおいしく栄養素の豊富な作物は我々の生命活動に大きな影響がある
こと、予防医学にも関係することなどを学び、現在趣味の菜園ではありますが、非常に考えさせられる
ものでした。
生きていくうえには食物は必要です。我々消費者の作物の価値を再考することによって、本来の作物
のおいしさ、栄養素を摂り入れることができるのではないでしょうか?

ふらのオーガニックアカデミー:http://www.organicacademy.org/
  


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2008年12月20日

559) ネットワーク

今日は親戚のミカン切りの手伝いに行ってきました。12月になって同級生の知人宅、同級生
に続く3回目です。前回の2回はほぼ平らな場所でしたので、切るに楽でしたが、今回は山の
斜面に段々畑状にミカンが植えてあり、非常に切りずらい場所でした。よって、同じ時間内
でも切る量は極端に少なかったように思います。このことはお茶に関しても言えることであり
鹿児島のお茶は乗用茶刈り機で刈り取る効率と静岡のように斜面の茶畑でお茶を刈る効率が
比較にならないほど異なることにも言えることです。

16:30に会合があったため、ミカン切りは15:00で終了し、ミカンをもらって帰りました。
打ち合わせが静岡であったため、急いで着替えて出かけました。実は出かける前の時間を
利用して、スナックエンドウの種を蒔きました。みかん畑に笹があり、それを利用してスナ
ックエンドウの支柱にきるのではないかと思った次第です。そして、年内に種を蒔かなけれ
ばならないことを思い出しました。今年は冬に種をまくことを忘れてしまい、春に蒔いた為
成長が遅くあまりたくさん収穫できませんでした。そのため、11月末には種を蒔こうと思って
いたにもかかわらず、ころっと忘れてしましました。笹によって思い出したわけです。

会合は16:30から1時間ほどで終わりました。とある会合(農業関連の会合)に先月から参加
しています。今日の静岡新聞の朝刊26面にJA静岡経済連主催の「水田経営の新たな発展
をめざして」をテーマにしたお米の生産者大会が開かれた記事が掲載されていました。
記事の中で常務理事が「担い手の支援対策や営農支援体制の再構築など一体となった取り
組みを推進していきたい」とあいさつしたそうです。ここで気になったことは、お米の生産者大会
ではありますが、日本の農業はお米も、お茶も、ミカンも同じ状況だと思っています。よって、
どのようにして「担い手の支援対策や営農支援体制の再構築」をしていくのかを具体化して
ほしいと思った次第です。この問題はずっと前から表面化してきた問題であり農業の根本的な
問題となっているはずです。具体案、実施なくして理想だけを語っていても解決にはなりません。
一刻も早く、話をするだけでなく実行に移してもらいたいものです。その意味で、現在参加して
いる会合が実現かできるように当方は望んでいるわけですし、実現したいと思っています。

会合が終了した後、会員の方と個別に話をさせていただきましたが、その方は会社員であり
農業には全く関連している方ではありませんでしたが、多くの共通点と問題意識、将来の展望
を持っていおり共感できることが数多くありました。もしかしたら、将来当方がやってみたい事の
手助けになるかも知れないと思った次第です。以前起業セミナーで講師の先生が、「ネット
ワークを作ることが最重要だ」と言っていましたが、改めてその重要さを感じました。仕事は人が
するものです。人と人とのつながりが広がっていくことでビジネスの手助けになるであろうと
つくづく感じました。この縁を大事にしたいと思っていますし、今後も大切にしたいと思っています。

貴方も自分からアクションを起こしてみませんか?会社人間もいいですけど、井の中の蛙になって
いませんか?

  


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2008年12月19日

558) ユナイテッド航空 マイレージプラス

現在では多くのコンシュマー関連企業が何らかのかたちでポイント制を導入しています。一番
馴染みのあるのが家電量販店のポイント制、ポイント還元だと思います。又、航空会社では
顧客を引き留めるためにマイレージ制度を以前から導入しており、殆どと言ってよいほどの
航空会社がカードを発行しており、又、航空会社のアライアンスがあたりまえになっています。
当方、現在では(と言ってもこのところ1年半以上海外出張、旅行はしていません)スター
アライアンスのユナイテッドエアラインのマイレージプラスの会員になっており、飛行機に乗る
ときはスターアライアンスの加盟航空会社をまず考えます。

現在はユナイテッド航空のマイレージプラスのレコードしかありませんが、マイレージ会員の
歴史は古く、初めて海外出張をした1991年のノースウェスト航空のワールドパークスから始まり
ました。その後、台湾赴任となり帰国のときは中華航空を利用し会員となりました。そして
タイが好きになりタイ航空の会員、香港転勤となってキャセイパシフィック航空、その後、日本
へ帰国してから与論島に遊びに行き全日空の会員となり、初めて韓国ソウルに行ったとき日本
航空に乗ったため日本航空の会員までなりました。そして、初めてアメリカのディズニーランド
に行ったときコンチネンタル航空を利用し、キャンペーン中ということもあり、グアム往復の
マイレージをもらいました。そしてアメリカ出張のときにユナイテッド航空の会員となり、それ
からユナイテッド航空のアライアンス先「スターアライアンス」専門となったわけです。ヨーロッパ
に行くときは必ずドイツのルフトハンザを利用しました。ロンドンもフランクフルト経由で行きました。
日本航空、全日空、ブリティッシュエアーなどが直行便を出していましたが、ルフトハンザのほう
が運賃が安いといったこともあり重宝しました。

ユナイテッド航空のマイレージプラスの良いところは、走行距離100%のマイルが格安航空券で
あっても加算されました。日系の航空会社ではチケットの種類の違いによりマイルが異なりました。
又、当時は貯まったマイルは有効期限がありませんでした。その後、911テロがニューヨークで
発生し、ユナイテッド航空の経営に大打撃があり、有効期限が設定されるようになってしまいま
した。そしてその有効期限が今年中と迫ったわけです。今年一度も利用していないため、更新され
ないからです。貯まったマイレージを捨てなければなりません。東南アジアであれば、2人が旅行
できるマイレージを捨てることになってしまいます。海外旅行に行くという同僚にマイルを譲渡する
計画もありましたが、失敗に終わり、結果としてマイレージプラス顧客デスクに問い合わせした
ところ、ドネーション(寄付)ということでマイルを寄付すれば有効期限が延長されることを聞き、
アメリカの盲導犬協会に1,000マイル寄付することにしました。結果、2010年6月まで延長する
ことができました。1,000マイルが幾ら分の寄付になるか分かりませんが、このような方法を取る
ことができ満足しています。

意外といろいろなポイントカードを持っていることと思いますが、こまめにチェックしないと失効
してしまうものも多くあるのではないでしょうか?コジマ電気で買い物をするとレジで「○○円分
ポイントがありますが利用しますか?」と聞いてくれます。これって顧客には良いサービスだと
思っています。貴方も全てのポイントカードの有効期限をこの際チェックしてみませんか?
私も全てチェックしようと思っています。もしかしたら、がっかりしなくて済むかも知れませんね。


  


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2008年12月18日

557) 小売業の盗難被害

10年ほど前の話になりますが、セキュリティ関連の仕事をしていたことがあります。いわゆる、
監視カメラや盗難防止タグの販売です。このところ、監視(セキュリティ)カメラのことをテレビ
などでしきりに「防犯カメラ」と呼んでいますが、当時は「カメラで犯罪は抑制できるが防止は
できない」ということで「防犯カメラ」とは呼ばなかったと記憶していますが、時代の流れなの
でしょうか?日経BPネットに聞き覚えのある会社の社員のインタビューが記事として載ってい
ました。タイトルは「1兆円を超える日本の小売業の盗難被害」と言うものでした。
「エッ、1兆円も被害にあってるの?」と言うのがタイトルから感じたことです。

監視カメラを販売していたのですが、お客様の要望により盗難防止タグを開発することとなり
ました。盗難防止タグは一般的にはコイルの入ったシールを商品に貼り付けてゲート、アンテナ
と呼ばれる場所を通過するとゲートが大きな音を出し、盗難(万引き)を抑制するものが主流
でした。それは現在でも使用されており、多くはこのタイプだと思われます。CDショップや
おもちゃや、本屋さんや、ファンシーショップなどで見かけるゲートがそれです。当社がお客様
より依頼されたのは「自鳴式タグ」と呼ばれるもので、それがついた商品がゲートやアンテナを
通過すると、タグ自身が大きな音を出すものです。又、商品からそのタグを引きちぎると、同じ
ように音を発するものです。ハンドバック売り場などで現在でも見かけることがあります。その
ような商品を取り扱っていた関係もあり、インタビューに応じていたチェックポイントシステム
ジャパン社の名前を見て興味を持った次第です。インタビュー応じていたのが同社のマーケティ
ング部部長の高野利規子氏でした。

記事によると、現在日本の小売店におけるロス(お客さんの盗難や従業員の盗難、仕入れ時の
カウントミスなども含む)は1年間で日本で1兆488億円にも及ぶそうです。又、北米では4兆
7,418億円、欧州では4兆5,120億円も被害があるそうです。日本のロスの内訳は、顧客による
盗難が57.3%、従業員による盗難が18.5%、管理ミスが16.9%、サプライヤー/業者による不正
が7.3%とのこと。世界平均で見ると、顧客による盗難が41.2%、従業員による盗難が36.5%で
あり、日本では万引き被害の問題が最も深刻といえるようです。逆に北米の場合は従業員による
盗難がトップを占めるようであり、その地域による違いが歴然としているようです。北米での従業
員による盗難が占める割合はそれぞれ46.3%とのことですので、驚くべき数字です。
そのため、北米などでは防犯センサーを従業員通用口にも設置するケースが多いとのことでまず
は従業員を疑うのが先決のようです。

盗られやすい商品の傾向は日本も全世界も変わりは内容です。自動車用品、ホームセンターの
高額な電動工具・先端パーツ、小型ノートパソコン、医薬品、化粧品、香水、DVD、CD、電子ゲー
ムなど、高額・小型で転売がしやすいものが中心とのことです。以前日本ではATMの盗難が頻繁
にありましたが、このところそのような話は聞かなくなりましたね。10年前と比較しても盗難され易い
商品は代わりがないようですが、被害金額は大幅にアップしているようです。当時は学生さんが
遊び(ゲーム)感覚で万引きをするケースが多かったようですが現在も同じでしょうか?又、万引き
による被害がなぜ深刻かというと、例えば1,000円のものが万引きされると仕入れ金額が700円で
あっても、損失は1,000円となります。1,000円の損失を埋めるためには、300円の利益のある同じ
商品を余分に3個売ってもまだ足りないことになるからです。少なくても4倍うらなければならないから
です。その意味でも万引きは軽犯罪ではありますが、商店経営においては重大な問題となっている
訳です。

高野氏はこれから景気が後退すると売り場の従業員の数が減り、従業員だけでロス被害を対応する
のが難しくなるといっています。又、万引きが増加するかも知れません。その防止策として盗難防止
センサの設置が増えることは業者としては良いことでしょうが、世の中としては決して喜ばれること
ではありません。「つい出来心でやってしまった」と言い訳をする万引き犯が多いようですが、統計的
には計画犯が多いようです。万引きって重大な犯罪であることを認識しましょうね。

 
  


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2008年12月17日

556) フィリップ・コトラー氏のインタビュー記事

アメリカのマーケティングの大家であるアメリカノースウェスタン大学経営大学院 教授である
フィリップ・コトラー氏のインタビュー記事が日経BPネットに掲載されていました。コトラー氏
の著書「マーケティング・マネジメント」は教科書的な本となっておりとても有名な方です。
1931年生まれのため、すでに77歳となっていますが、まだまだ第一線で頑張っています。
この取材と記事は日経ビジネス社の水野 博泰氏によるもので、一部を紹介させて頂きますが
是非記事にアクセスして全文読んで頂ければと思います。

この記事で、コトラー氏は冒頭次のように述べていました。

「危機は痛みだけではなくチャンスをも作り出す――。その発想と行動こそがマーケティングの
真骨頂と信じるからだ。悲嘆に明け暮れているだけでは座して衰退を待つようなもの。事業の
隅々を見渡して、変えるべきは変え、守るべきは守り抜け。数年後、違いは歴然と表れるだろう」
と。

ここ数年来、好況が続いてきました。又、デフレによる物価の安定もあり、我々はそれがあたり
前のような錯覚に陥っていたのではないでしょうか?17年間も値上げがなかったといわれる食料品
こそ以上だったかも知れません。勿論そこには想像以上のメーカーの努力があったことと思います。
好況があれば不況が来るものと思えば、打つ手が考えられます。現在年の瀬を迎え、来る不況の波
に言葉では「大変だ、大変だ」と言い訳をして、対策を取ろうとせず、なんとなく時間が過ぎている
と言っても過言ではないように思われます。そのことにコトラー氏は応援の言葉を出してくれたの
ではないかと思います。これからの経済危機で企業体質の良し悪しが、価値がきっと決まることで
しょう。

又、コトラー氏は、「景気後退期に企業が実行すべきマーケティングの基本動作は、4つある」
述べています。それは、
第1に、顧客がどう変わりつつあるのかを注視すること。
第2に、自社の製品やサービスを再点検すること。
第3に、製品が顧客の手に届くまでの全プロセスを再点検すること。
第4に、販売促進の抜本改革。
ですと。

又、氏は「マーケティング部門が孤軍奮闘するだけでは何も変えることはできません。経営トップは
もちろん、財務、法務、会計、販売、製造、技術といった各部門が、マーケティングとは何なのか、
ブランドとは何なのかということをしっかり理解しておくことが必要です。いまだに販売(セールス)
とマーケティングを混同している企業経営者がいるのには驚かされます。」 実にその通りであり、
マーケティングを的確に表現できる経営者は多くはなく、販売と勘違いしているように見受けます。
もっと皆がマーケティングに目を向けて欲しいと以前から思っています。

ブランドは「4つのP(製品、価格、流通、プロモーション)」を結びつけて、一体化させると言って
います。そして常々

「あらゆる物がブランドであり、すべての人がブランドである」

とも言っているようです。マーケティングは市場、すなわち顧客と向き合うことそのものであり、ブラ
ンドはそのための道具なのですと。ブランディングはマーケティングには切っても切り離すことので
きないものになっているということです。
要するに、景気後退期であるからこそしっかりとしたマーケティングの基礎動作をして、ブランドの
再構築をすること。今だからこそマーケティングによって今後の道が占えるということでしょう。

マーケター諸君、今がチャンスだ:
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_32013_714764_194

  


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2008年12月16日

555) Yahooの百科事典

もう数十年前のことになりますが、当方が小学生だった頃、どの家庭にも百科事典があったので
はないかと思われます。当方にもなんと言う百科事典だったか記憶にはありませんが、間違いなく
分厚い重い百科事典がありました。当時は文章を読むというよりは写真や、絵を楽しんだように
記憶しています。それから年月が経ち、いつの間にか百科事典は忘れられ、歳と共に現代用語の
基礎辞典やその後創刊されたイミダスを購入するようになりましたが、これまた枕代わりになる
ほど使用されませんでした。百科事典は現在でも平凡社や小学館、ブルタニカが販売しているの
ではないでしょうか?そして今日、YahooがWeb版の百科事典の無料閲覧サービスをはじめました。

現在は、国語辞典、英和辞典、和英辞典などをWebでオンラインサービスができるようになって
いますが、百科事典だけは無料のサービスがなく、平凡社やブリタニカが有料サービスとして提供
しているのみでした。「ネットで百科@Home」(平凡社「世界大百科事典」がベース)や「ブリタニカ・
オンライン・ジャパン」(ブリタニカ・ジャパン「ブリタニカ国際大百科事典」がベース)が当てはまり
ます。ほとんどの人が何か調べ者をするとき「Wikipedia」を参考にしたのではないでしょうか?
当方もその一人です。Wikipediaに関してはその真実味をめぐって賛否両論あるようですが、とても
重宝しています。又、MSNは「エンカルタ」をオンラインで無料提供しているようですが収録数は
1/9の36,000項目だそうで、物足りないようです。

しかし、Yahooの百科事典は小学館とのコラボレーションにより製作され、1984年から1994年まで
発刊された全26巻の「日本大百科全書」13万項目がを無料で利用できるようになったとのことです。
今後はデジタルの特性を生かして、新たな項目が追加されるほか、画像や音声、動画まで収録して
進化させていくとのことです。小学館の「日本大百科全書」は1994年まで刊行されていたそうです
ので14年間のブランクがあり、ここ10年ほどの社会の動き、言葉、商品は検索されないかも知れま
せんが、仕事や趣味にとても約に立つのではないでしょうか?普段はまったくYahooを利用しません
が、今後は「お気に入り」に入れておこうと思っています。検索エンジンではgoogleばかり利用して
おり、又、googleの各種サービスの展開には驚くばかりです。しかし、百科辞典機能がなかったとは
盲点をYahooに突かれたことになります。さて、今後、どこまでネットで検索できる無料のサービスが
進むことでしょうか?

そういえば、先月毛無山に行きましたが、その時ゼンリンの1/25,000の地図をプリントアウトする
ことができました。まさかと思ったことができるようになっていることに驚いた次第です。ただ、無料
サービスと言ってもコストがかかっています。広告収入でまかなうことを前提としていると思われます
が、景気が悪くなるとスポンサーがつくかどうかの問題も生じます。すでにアメリカでは、全米で
もっとも人気のあプレミアムがつくフットボールのテレビ広告の放映枠が余っているとの話や、メジャー
リーグの資金難でFA選手の獲得にも支障がきていると言われています。日本でもホンダのF1
不参戦が伝えられました。よって、厳しくなっていることは事実でしょう。しかし、もしかしたらコスト
を抑える意味でテレビ広告からインターネット広告へ追い風が吹くかも知れません。

話は変わりますが、日本平スタジアムの命名権が決定し「アウトソーシングスタジアム日本平」と
決定されたようです。確かアウトソーシングさんは人材派遣業だったと記憶しています。今回の一連
の派遣社員の契約解除で業績が極端に悪くならないか心配です。命名権料が払えないと言う状況に
陥るかも知れません。

Yahoo百科辞典: http://100.yahoo.co.jp/


  


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2008年12月15日

554) 今日の中台のニュース

当方が台湾を離れてすでに14年も経過しました。当時と比較すると色々な変化が見られます。
赴任当時映画館に行くと、上映前に全員が起立して「三民主義」の歌(国家)を斉唱したことに
驚いた記憶があります。その後2、3年して台北市の市長が代わり国歌斉唱がなくなりました。
その他地下鉄ができたりして大きな変化を遂げています。そして今日は中国、台湾にとって歴史
的な1日となりました。

1949年の中台の分断以来途絶えていた「三通」が実現したということです。「三通」とは通信、
通商、通航の直接解放のことであり、もちろん台湾企業からの中国投資は莫大な金額が投資
されてきましたが、この「三通」は直接行われず、第三国経由で行われてきました。
通信はインターネットの普及により簡単にアクセスできるようになりましたが郵便、電話、企業
間取引、海運、空路のほとんどが香港経由でした。台湾海峡を挟んでアモイがありますが、空路
であれば30分の距離ですが、香港経由で1日かけなければ行くことができませんでした。すでに
経済的なつながりが多いにも関わらず、ずっと約60年間閉ざされてきた問題でした。当方が台湾
で仕事をしていた時も、中国工場で製造された商品は台湾に輸入する場合、いったん日本に入れ
て再出荷されていましたので、時間とコストがかかっていました。多くの台湾の人の故郷が中国
本土であり、ある時期まで帰郷も許されておらず、訪中が可能となっても、香港経由で行かなけれ
ばなりませんでした。しかし、今日からは海運の場合76の港に直接航路が可能となり、空路も12
の空港と直接飛行機が飛べるようになるそうです。本日の夕刊に記事が載っていましたが、台湾
ではこの記事がトップニュースであったと思われます。輸送時間の短縮、コストの削減が大幅に
可能となるでしょう。

我々日本人にとって、隣国中国と台湾の問題は理解しにくい問題であり、的確にその歴史的な内容、
現在に至るまでの過程を説明することはできないと思います。中国の地図では台湾が中華人民共和
国の県の一つである台湾縣と表記されています。台湾にいた当時、会社の台湾人のスタッフが「もし
日本の九州が独立して国家を作ったら容認できますか?それと似た問題です」と言っていましたが、
例えば九州が独立国家となっても、多くの日本人は何も問題意識を持たず容認するのではないかと
思われます。よって、単純に同じような問題であるということはできない複雑さが中国、台湾にはあり
ます。まだまだ両者には多くの根本的問題が残されていますが、「三通」の自由化は大きな前進で
あり、皆が待ち望んでいたことであり非常に良かったと思います。

来年の2月になったら、香港と台湾に行ってみたいと思っています。香港は中国に返還されてからは
行ったことがありません。香港に同僚がいるため、会ってみたいし、12年経過した香港も見てみた
いと思っています。ちょっと奮発して広東料理のアワビを久しぶりに食べたいのが本音ですが....
そして、台湾には友人に会いに行こうと思っています。何か商売のネタがあれば幸いなのですが...
勿論、お茶屋さんに行く目的もあります。
それにしても早く、飛行機のサーチャージ料がなくなればよいのですが.....。


  


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2008年12月14日

553) 今日も予定変更の1日、でも....

昨夜はお茶仲間の忘年会があり、帰りが遅くならないように17:30から始めました。
しかし、20:30頃に2軒目の居酒屋に行き23:00まで飲んでしまいました。久しぶりに飲み
過ぎてしまい、最終の静鉄電車に乗ったのですが、入江岡駅で下車せず新清水駅で駅員さん
に起こされてしまいました。そんなこともあり、昨日は毎日書いているブログが投稿できず
今朝、昨日の分を投稿した次第です。ほどほどにしなければならないのですが、飲みすぎは
良くありませんね。今月12月は忘年会シーズンの真中で、多くの人が飲み歩いていることで
しょう。

今朝は少しお酒が残っていることもあり、多少朝寝坊しました。雨降りということもあり、又、
今日予定していた妻の実家での正月飾りの作成手伝いが段取りの影響で中止となった事
もあったからです。実を言うと今日の予定がキャンセルになったことは当方にとっては恵み
であり、いくつかやらなければならないことがあったからです。年賀状の作成に「筆まめ」
を利用していているのですが、昨年購入したアップグレードバージョンのDVDが見当たらず、
そのため、イラストを読み込むことができず困っていたからです。パッケージには取扱い説
明書が入っているのですがDVDが見当たらず探す時間が必要でした。そして、昨日収穫した
大根を甘酢漬けにする時間が欲しかったからです。実際、DVDは意外な場所から見つかり、
イラストの候補をピックアップすることができました。また、6本分の大根の皮をむき、まず
は塩漬けにすることができました。2,3日すれば水分が抜けます。そのあと、水分を捨てて
砂糖と酢、昆布と鷹の爪、そしてゆずの皮を入れて再度漬けこむ予定です。昨年初めて挑戦
しましたが、おいしく食べることができました。

昨夜は気づかなかったのですが、日本茶インストラクターの二次試験(実施試験)の受講票
と案内が来ていました。2/1が試験日です。試験内容としては鑑定試験(外観、品質、茶種の
鑑定)とインストラクションの実技試験があるようです。当方はお茶やさんではないため、普段
お茶に触れておらず、その点がちょっと心配です。筆記試験の合格率が28%でしたので難し
かった試験だと思います。ゆえに、実施試験で落ちるわけにいきません。来年1月に勉強会が
あるようですので参加して試験の傾向を勉強したいと思います。

今月もあと残すところ2週間余りとなりました。月末には大掃除が待ってます。しかし、12/20
の天皇杯でエスパルスがFC東京に勝てば12/29にエコパでの試合があります。それに勝てば、
国立があります。そんな楽しみを夢に見つつ年末を迎えたいと思います。
貴方も年末は忙しいですか?
  


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2008年12月14日

552) 予定変更、又変更、ポンカン切り

552) 予定変更、又変更、ポンカン切り

13日土曜日は親戚のミカン切りを予定していました。本来先週の7日を予定していたのですが
まだ、ミカンに色がつかないとのことで1週間遅らすことになりました。そして、金曜日に確認を
とると、親戚ではその他の家の用事が入ってしまったとのことでミカン切りはやらない事になり
ました。その為、人出が欲しいと言っていた先週お手伝いに行った農家さんに手伝いができる
ことを伝えると、「明日の13日はお葬式が入ってしまい、ミカン切りができない」との回答でした。

13日の朝、家庭菜園の大根の収穫をすることに決め朝食を摂っていると高校の同級生から「○○
さんのお宅のミカン切りが中止になったようなのでうちの手伝いをしてくれないか?」との依頼で
した。大根を収穫するだけの予定でしたので、半日であれば手伝える旨伝えました。場所が分か
らないため、J-Step(清水ナショナルトレーニングセンター)で待ち合わせをしました。行った場所は
清水区山切です。恥ずかしい話、清水区でありながら全く知らなかった、行ったことのない場所で
した。J-Stepの東側に位置する地区です。

この時期のミカンは青島という品種が多く、切ったミカンは貯蔵することによって甘味が増し、
出荷が年明けから始まるそうです。現在スパーなどで販売されているミカンは「早生種」が多い
ようです。今回切ったミカンは青島ではなく、ポンカンでした。ポンカンはインドが原生で中国、
台湾から明治の時代に鹿児島に苗木が渡り、栽培が始まったようです。ポンカンはあまり馴染み
がないかも知れませんが、ネーブルに近い味で、皮をむくと「プーン」と芳香が漂い、甘酸っぱい
味です。ただ、種があるため食べる時には注意しなければなりません。普通の温州ミカンと比較
すると一個当たりの単価は高いとのことでした。普段ミカンを買うことがないため、スーパーの
売り場でポンカンを目にした記憶はありませんが、若い人を中心に人気があるとのことでした。

ポンカンは中国では中国では凸柑と表記されることがあるようです。首の部分が凸で果頂部が
凹になっていることから表現されたようです。実際のところ、切るのに苦労します。というのは切る
部分がへこんでいるため鋏が入りにくいからです。ミカンのヘタはきれいに切らなければなりま
せん。出っ張っていると他のミカンの表皮を傷つけてしまうためです。そのため、注意して切らな
ければならないからです。効率が悪くなりますが、一度切って再度ヘタを切り直しました。
お昼には作業を辞めポンカンをもらって帰りました。
もし、スーパーでポンカンを見つけたら買って食べてみませんか?




  


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2008年12月12日

551) プレシニアという新しい生き方

会社の同僚の机の上に2009年の年賀状で「年賀」にXがついたものがおかれていました。表に
は「2009年の年賀にかえさせていただきます」とのプリントがありました。そのはがきを見せて
もらうと、裏には書籍の案内が書かれていました。差出人は公平良三氏で、日米間ビジネスコン
サルタント会社を起業された方でした。その方の著書の案内も書かれており、タイトルが「定年
までに考えておくこと -プレシニアという新しい生き方- 」と言うものでした。

その本が気になったため、同僚に氏のことを問うと、「以前アメリカでの市場調査を依頼したこと
のある人物で、セールスレップをやっており、確か2年前からハワイに移り住んでビジネスをして
いる」とのことでした。ますます公平氏のことが気になりその著書を買って見ようと思いました。
同僚に聞くと、「自分も買う予定」とのことでしたので、アマゾンで買えるかチェックしてみること
にしました。はがきの案内には本体720円+税とあり、確かアマゾンは1,500円以上であれば送料
が無料であったはずと思い出し、2冊で1,440円のため送料まで負担してアマゾンで買う必要は
ないと思いつつ、アマゾンで調べたところ購入することができることを確認しました。2冊をカートに
いれ清算したところ756円(税込み単価)となっており、2冊で1,512円、よって送料がかからない
ことが分かり、即購入を決めました。

公平氏は1938年生まれの70歳で、会社のアメリカ駐在員として1972年に渡米し、アメリカでMBA
を取得、1982年に日米間ビジネスコンサルタント会社を起業し、その後2006年にハワイに移住し、
日本でジャパンレップネットワークス合同会社を設立したそうです。現在70歳にはなりますが、生涯
現役を続けています。勿論この度スズキの会長兼社長になった鈴木修氏には及びませんが、頑張
っている方のようです。とはいっても、公平氏の考えは「月10万円を稼ぐ、ストレスフリー・タイムフリー
を目指す」ということです。あくせく働かないで、収入は少なくても健康的に生涯現役で働くという
考えです。60歳になってから次をどうしようかと考えるのではなく、60歳前から準備しましょうという
事です。氏の考えには賛否両論あるとは思いますが、当方はある意味で氏に共感を持ちました。
まず、海外で住むということ、レップと言う営業代理業をしていることがとても気になったからです。

昨年の2月末から6/2の誕生日まで書き続けたブログ「50にして天命を知ること出来るかな?」でも
触れましたが、30歳台の中盤に4年間海外で暮らしたことがあります。そして、外から日本を見ること
ができました。そして妻と決めたことが「将来、老後は海外で暮らそうね」ということでした。
又、日本でもセールスレップの商習慣が入り込めば、静岡という土地柄を考えるとセールスレップの
仕事には可能性があるのではないかとずっと考えていたからです。実はこの本を購入したときは、
すでに会社には「退職願い」を出した後であり、本がきっかけとなったわけではありませんが、本を
読み終え著者にコンタクトをしてみようと思っています。レップの仕事のことをもう少し聴きたいと思っ
ています。

著書の中で、60歳を過ぎたら油の切れた中古車のようなものであり、無理をせずエンジンを動かす
ことが大事であると、健康面のことをページを割いて語っています。また、ノートパソコンが事務所の
代わりになるとも言っています。ノートPCさえあれば何処でも事務所になるという考えであり、事務所
という固定費を負担しなくても良いことのようです。パソコンの使い方が分からなくなったらノートPCを
持って聞きに行けばよいとの事。ディスクトップではそれができないというマイナスがあると言ってます。
現在、価格の安くなったミニノートを仕事用として購入するかどうか迷っています。実は明日台湾の
エーサーがoffice2007がインストールされたミニノートを¥49,800円で期間限定で販売するよう
です。サイズが小さいので、仕事用には使い勝手が悪いだろうと決め付けていましたが、もう一度考え
直す事にしたいと思っています。
当方まだ、プレシニアの前ですが、いつかは来るプレシニア・シニアの時代。そろそろ考え始めても
遅くはない時代に入っているかも知れませんね。




  


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