2008年11月30日

539) 妻の実家のもみじ

妻の実家(葵区内牧)では、12月になると、お正月飾りの製造で忙しくなります。
クリスマスまでには作らなければならないため、毎年12月になると妻と一緒に
お手伝いに行きます。今年は例年以上に忙しいようで、先週電話があり、急遽
本日行くことになりました。例年ですと12月の前半にサッカーの天皇杯の試合が
あるのですが、今年はワールドカップ予選の影響もあり、天皇杯予選試合はすでに
11月に終わっており、手伝いに行く日が多くなる予定をしていました。

妻の実家では妻の姉夫婦が既に来ており、作業をしていました。先に作業場に着い
た妻は姉から「waltさん会社を辞めるんだって」と言われたようです。義理の姉の
旦那さんが当方のブログを読んだらしく、それで知ったとのことでした。実家に着
く前に、妻に会社を辞めることはお正月に話そうといった矢先でしたが、先に言わ
れてしまいました。色々と質問を受けるかなと推測しましたが、何もなく、ちょっと
拍子ぬけしてしまいました。今朝の静岡新聞の清水もつカレーの話題を出しましたが
義兄以外はもつカレーのことを知らず、一通り説明し、ビールにも合うことを話した
のですが、ピンと来てもらえませんでした。

女性が揃うと、いろいろな話になります。義理の姉の子供が現在東京の大学へ行って
おり、先日の連休に娘のところに両親揃って遊びに行ったようです。そして、1日は
鎌倉に行って、人が多すぎて散々な目にあってきたこと、紅葉はきれいでなかった、
どこどこのお寺はショボかったなどと話していました。実は妻が一昨日友人と鎌倉に
遊びに行ったため、義理の姉とお寺や、紅葉の話をしていました。鎌倉の紅葉は
もみじが少なく、大したことはないという二人の結論でした。すると、義父が「紅葉
ならば家の庭のもみじが素晴らしいよ」と言っていました。昼食時に見に行くと、
そこには2本の真赤く染まったもみじの木がありました。鮮やかな濃赤であり、非の
うちどころがない紅葉でした。「小国神社にわざわざ行かなくて良かったのに」と
思った次第です。

今年の12月はあと何回か妻の実家にお正月飾りの作成のためにお手伝いに行きます。
その他にも親戚のミカン切りの手伝い、家庭菜園の大根の収穫などもあり、12月の
土日はほぼ埋まってしまいます。実は、今朝高校の同級生から、ミカン切りの手伝い
に来てくれる人を知らないか突然電話がありました。ミカンを切るだけでなく、その他
付随する仕事の人出が足りないとのことでした。静岡市では今年の5月にお茶のボラン
ティアを募集しましたが、ミカンでも同じことがいえたはずです。収穫時は何処も
忙しくなるはずです。今朝の静岡新聞朝刊に「シルバー人事センターの運営が厳しさを
増している」という記事が掲載されていました。高齢化という問題もありますが、援農
もビジネスにならないものかとちょっと考えました。
人出が足りないところ、仕事がなくなってしまったところがあります。うまくマッチング
できないものでしょうか?






  


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2008年11月29日

538) 20,079人の観客

昨日の情報ですと、日本平スタジアムで行われる第33節のJリーグ清水エスパルス対
ジェフユナイテッド千葉のチケットの売れ行きは完売とのことでした。え、まさかと思い、
それではいつもより早い時間、試合開始の3時間前に家を出なければならないと決め
ました。しかし、昨夜寝る前にテレビをみていたら、田原総一朗氏が司会の「朝まで
生テレビ」という番組で、田母神論文について、12名の政治家や、ジャーナリスト、評論
家の討論があり、2:00まで見てしまいました。そのため、目が覚めたのが朝7:30で、
あわただしい一日となってしまいました。歴史に関しては、それぞれの歴史感があるもの
だとつくづく思いました。

エスパルスの試合は13:03にキックオフとなりましたが、ジェフユナイテッド千葉の
サポーターが多く駆けつけ3,000人ほどは来ていたのではないでしょうか?エスパルス
の応援よりも大きな声であったように思います。試合の内容というと3-2でかろうじて
勝利しましたが、先週、浦和に勝ち、先先週は天皇杯で鹿島に勝ったチームとは全く
思えない戦いでした。12/20の天皇杯準々決勝でFC東京と戦いますが、勝てば12/29
にエコパで準決勝柏レイソル対サンフレッチェ広島の勝者と戦います。よって、先週の
浦和との勝利によって、もしかしたら1月1日の元旦に東京に行くことができるのではと
期待したのですが、今日の戦いを見る限りではその望みが又、薄れてしまいました。
 
試合後半の途中で、観客数が発表されます。今回はアストロビジョンに20,079人と
発表され、観客一同驚きの声を発しました。20,000人を超えることはめったになく、
今年は日本平で2度目です。5/3のジュビロ磐田戦が20,330人でしたので、それに次ぐ
観客動員数でした。今日で今期のホームゲーム17試合が終わりましたが、平均して
15,000人以上の観客が動員できたのではないかと思います。昨年より地域振興シート
を設け、格安で市内の自治会を招待しています。それが奏したかもしれません。でも、
鹿島や浦和、新潟、大分などと比較すると比べるまでもない観動員数です。

毎回静岡ダービーの観客数は多いのですが、来年静岡ダービーができるかどうかの状況
となっています。ジュビロ磐田が本日、鹿島にロスタイムで1点入れられ負けてしまいま
した。幸い17位の千葉、16位のヴェルディも負けたため、勝ち点では前節と並び、最終節
で2部落ちが決まることとなってしまいました。磐田は大宮と、ヴェルディは川崎と、千葉は
FC東京都の最終戦です。この対戦カードを見る限りでは磐田はよほどの事がない限り、
逃げきるのではないかと思います。そして、来年も静岡ダービーをする事ができるでしょう。
エスパルスのスタッフが言っていましたが、静岡ダービーが無くなる事による収益の悪化は
大きいため、磐田には何としてでも残留してほしいとのことでした。来週12/6にすべてが
はっきりしますね。


  


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2008年11月28日

537)静岡県庁の生産性ナンバーワン?....

11月も最後の週末となりました。来週からはもう師走であり、クリスマスが来て大晦日、
そして2009年となります。毎年、12月は親戚のミカン収穫の手伝い、妻の実家の正月
飾りのお手伝い、サッカーの天皇杯観戦、家庭菜園の年内最後の収穫等があり、土日が
すべて埋まってしまいます。しかい、今年はサッカーの天皇杯の試合が早まったため
イベントが一つなくなりましたが、昨日妻の実家からSOSがあり、急遽12/1(日)に
行くことになりました。ほんとは、久しぶりに映画でも実に行こうと思ったのですが、
残念です。

本日の日経ビジネスオンラインにとても気になる記事がありました。株式会社野村総合
研究所公共経営戦略コンサルティング部 コンサルタントである伊藤利江子氏のコラム
「世界で売りたい日本のニューサービス」という連載で「静岡県庁が実施する『公務員の
生産性を上げる方法』」のタイトルだったからです。伊藤氏の専門は、地方自治体の業務
改革、人材マネジメントで、静岡県庁が公務サービスの生産性の向上と職員のモチベー
ションアップにいち早く着目して、着実に成果を上げているといことです。サービス生産
性向上のための職員のモチベーションマネジメントの在り方を静岡県庁を例にとり説明し
ていました。

コラムによると、「平成5年8月に、現在の石川嘉延・静岡県知事が就任した。石川知事は、
就任後からコスト削減を中心とした節約型の行政改革ではなく、行政の質の向上をいかに
効率的に達成するかという『行政の生産性の向上』をスローガンに掲げ、『常に行革』
『県民本位』『ゼロベースからの再設計』を基本的な姿勢として、目的志向型の行政運営を
目指してきた」と書いています。又、「石川知事の就任直後は、生産性の向上や目的志向
型の取り組みは県職員に理解されにくい部分があったとのことであったが、知事のリーダー
シップの下で徐々に『文書・ハーフ運動』や『事務ハーフ管理者研修』といったBPR(業務
改革)について、実践的な取り組みが行われていった」ともありました。石川県政となって
すでに15年も経過していますが、石川県知事がそのような行政運営をしてきた事を、どれ
くらいの県民が知っているのでしょうか?当方は全く知りません。本当にここに書かれて
いるような県政をとってきたのでしょうか?

県職員の知人がいますが、石川知事は非常に職員思いで、職員から慕われているとのことを
聞いたことがあります。ただ、具体的にこのような政策をとってきたとは聞いていません。
本当にここに書かれているような生産性向上のための取組みがされてきたのか、どなたか
ご存知ありませんでしょうか?灯台もと暗しで、われわれが知らなかったのか、それとも
本当に、他県の見本となるような静岡県職員なのか知りたいと思います。

静岡県庁が実施する『公務員の生産性を上げる方法』」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20081119/177748/  


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2008年11月27日

536) 起業に向けて-ビジネスコンテスト予選落ち-

「退職願」を提出してちょうど1週間が経過しました。前回も書きましたが、あまり実感のない
ものであり、「こんなものかな」と思っていました。そして、本日人事担当者から「承認がおり
ましたので、手続きに入ります」との連絡がありました。最終出社日の予定と退職金の支払
い方法、今後の健康保険や年金の手続きなどの連絡がありました。最終出勤予定日は、
有給休暇の消化を考慮してのことと思います。具体的なことに触れて、「辞めるんだ」という
実感がふと湧いてきました。

10月末に応募した静岡市のビジネスコンテストですが、応募総数75件、一般応募46件、学生
さんの応募が29件だったようです。書類審査の結果、12/5、12/6にかけて約1/3の25件の
面談があるとのことでした。11/20前後には連絡があるとのことで、先週と今週にかけて連絡を
待ちましたがありませんでした。ということは書類審査で落ちてしまったということです。我ながら、
まともなビジネスプランが出来上がり、内容もしっかりしていると思ったのですが審査員の先生
には、インパクトがあり、面白い、可能性のあるビジネスプランとは感じられなかったということ
でしょう。書類審査で落ちた場合、何らかのコメントが付いて帰って来るとのこと、はたしてどんな
コメントが書かれているか、ある意味で楽しみです。ビジネスプランコンテストには落選しましたが、
そのプランはあきらめるつもりはなく、実践にて成功させるつもりです。合格はしないと思っていた
日本茶インストラクターの筆記試験に合格したため、今回はついていると思ったのですが、2匹目
のドジョウはいませんでした。

日本茶インストラクターの試験結果ですが、昨日の静岡新聞夕刊の「茶況」に合格者数が掲載
されていました。一次試験である筆記試験は合格者が219名、合格率は28%だったようです。
合格者は男性が106名、女性が113名で、静岡県では48名が合格したそうです。試験会場で男性
が多いことに驚きましたが、合格者を見る限りではやはり、男性が半分ほど占めていましたので
男性受験者が多かったことがうかがえます。また、300、400名ほど受験したのではと思っていま
したが、静岡県の合格者が48名でしたので、受験会場には、県外からもたくさん来ていたという
ことがわかりました。2/1に静岡茶市場で二次試験としてお茶の鑑定試験が行われます。後2か月
程ですが、万全を期したいと思います。

それにしても、今回のビジネスコンテストの予選落ちはかなりショックでした。2/26の本選でプレ
ゼンをするつもりでした。でも、今回の退職願のトリガーになったことは事実であり、ある意味で感謝し
なければなりません。コンテストには落ちたけれど、実際は良いビジネスプランであったことを実証
するためにも、是が非でも成功させなければならないと思っています。
又、一つ新たな励みができたような気がします。
  


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2008年11月26日

535) ミニノートPC -ハローキティモデル-

先週の11月21日、オンキヨーとオンキヨーエンターテイメントテクノロジーはサンリオの「ハロー
キティ」をデザインしたミニノートPC「SOTEC C1 ハローキティモデル」を発売したと発表しま
した。このミニノートPCは特別限定モデルであり、希望小売価格は6万9800円だそうです。
ホワイトを基調とした天板に、赤いリボンを付けたキティと「HELLO KITTY」の文字、ヒンジ部の
キャップにもキティを配して、質感の高いキュートなデザインに仕上げたようです。このほか、
製品こん包箱から、セットアップガイド、起動画面、デスクトップ壁紙(10種)まで、すべてキティ
のオリジナルデザインとなっているようです。又、ハード仕様は、LEDバックライトの10.1型
ワイド液晶(1024×600ドット)、インテルAtomN270プロセッサ、1GBのメインメモリー、
120GBのHDD、5種対応のメモリーカードスロットを搭載し、本体サイズは幅265×奥行き185
×高さ31mm、重量は約1.2kgです。

「ハローキティ」といえば誰でも知っている、あの赤いリボンをつけた白い猫のキャラクター
です。今では、日本のみならず全世界にキティブランドは浸透しており、東南アジアでは、ディ
ズニーより人気があると聞いたことがあります。10年以上前に香港にいたとき、スタッフの女性
を社員旅行で日本に連れて行ったことがありましたが、ディズニーランドに行くより、銀座の
キティランドには必ず行きたいと言われたことを思い出しました。彼女達はキティランドでは
キティのキャラクターの入った名刺を作っていたことが昨日のことのように思い出されます。

多くの商品がライセンス契約で作られ「サンリオ」のシールが貼られます。このシール1枚当たり
幾らということでライセンス費用が発生すると思います。以前ダイハツだったと思いますが、軽自
動車のキティバージョンが発売されたことがありました。多分限定販売であったと思いますが、
見たことはありませんので、短期間に完売になったかどうかは分かりません。そして今回のミニ
ノートPC、かわいらしさは充分反映されていますし、オリジナルな壁紙が10種類もあるということ
で、キットキティファンの女性の購買意欲を誘うでしょう。

ところで、昨年からにわかに登場したミニノートPCですが、当初は台湾メーカーが途上国の人や、
学校の教育機材として安いPCを供給する目的で開発されたと記憶していますが、今ではPC関連の
ニュースは殆どがミニノートPCとなっています。それほど、各社が力を入れていることになります。
国内では20機種程が販売されているようです。価格は50,000円台からで10.1型ワイド液晶画面が
主流になりつつあるようです。6、7年前になると思いますが、カシオ計算機が「カシオペア」という
マイクロPCを販売していました。今思えばミニノートPCの先駆者ですが、すでに廃盤となっており、
カシオ自身コンピューター事業から撤退しています。もう少し我慢していれば大きなビジネスチャンス
があったかもしれません。アメリカにGartnerというIT関連の市場調査会社がありますが、2008年
ミニノートブック世界出荷実績は500万台超の見通しと発表しました。 又、2009年には800万台に
達する見通しであり、2012年には出荷台数が2,600万台になると予想しています。 Gartner社の
リサーチャーは「潜在的な利用者には、使いやすい低価格の初級者向けPCを求める初回購入
ユーザーと、自分用や身内へのギフト用として2台目、3台目に低価格なパソコンを購入する経験
ユーザーの両方が含まれます。」 と言っていましたが、果たして、テレビのように1人に1台のPCの
時代が直ぐ来るのでしょうか?只、性能的には多少劣るようですので、目的のある使用法しかでき
ないようですので、一度使用した人が皆「使えない」と言ってしまうと需要はあがらないかも知れ
ませんね。

キティファンの貴方、ソーテック社のミニノートPC「SOTEC C1 ハローキティモデル」を早々に購入
して、皆に見せびらかしませんか?そういえば、ソーテック社は今年の9月にオンキョーと合併した
ようですね。



  


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2008年11月25日

534)「誰もがやってみたかった!」シリーズ第3弾

このブログで何度となくバンダイのちょっと変わった商品を紹介しました。本日の日経産業新聞
では、ニフティがブログサイトである「ココログ」で企業とタイアップして、会員が企業の商品
紹介をするブログサービスをするという記事がありましたが、当方とは全く無縁の話であり、仕事
での話題に使用できるのではないかと思い紹介しています。バンダイさんが紹介記事を依頼して
くれるのであれば喜んでやりますが、そんなうまい話はありませんよね。

今回のバンダイの「誰もがやってみたかった!」シリーズは第3弾であり、ビールかけの雰囲気を
体験できる全身シャンプー「ビールかけ全身シャンプー」(299円・税込)が、2008年12月1日
(月)より発売すると発表されました。 この商品は、誰もが一度はやってみたい!と思う「ビール
かけ」の雰囲気をお風呂で楽しめる全身シャンプーで、自分だけのささやかなお祝い事として、
自宅でビールかけの気分を味わいつつ、頭や体を洗うことができるものです。また、ビールと同様
にホップエキスを配合し、香りはシトラス系の「ささやかな勝利の香り」であり、見た目だけでなく、
中身もイメージに合わせた成分を採用しているとのことで凝った仕様となっています。主な販売
ルートとしては、全国のコンビニエンスストア、大型雑貨店、スーパーマーケット、ドラッグストア
などで、この「ビールかけ全身シャンプー」を2009年3月末までに50万個販売する計画を立てて
います。

バンダイのホームページのニュースリリースによると、
「ビールかけ全身シャンプー」の使用方法として、

① ボトルに40℃前後のお湯を注ぎます。
② ボトルの口を親指でしっかりと押さえ、顔や人に向けないようにして、縦に振ります。
③ 親指をゆっくり放すとボトルの口から泡が噴き出します。
④ ボトルから噴き出した泡で頭や身体を洗ってください。

「誰もがやってみたかった!」シリーズとは?

バンダイでは日用品カテゴリーにおいて「誰もが一度はやってみたかった!」というコンセプトで、
お札風の紙状あわ入浴剤「バブリーバブルバス」(10枚入り/250円・税込)を2008年2月に発売し、
累計販売数が70万個と大変好調に推移しました。この好評を受け、新しいカテゴリーとして、「誰も
がやってみたかった!」シリーズを立ち上げ、第2弾商品としてお札風あぶらとり紙「あぶらとり紙 
拭沢油吉」(20枚入り/315円・税込)を2008年6月に発売し、累計50万個を販売するなど、好調な
シリーズとなっているようです。 今後も「誰もがやってみたかった!」とあこがれるような商品を企画・
提案していくようです。

さて、貴方だったら何をやってみたいですか?
「ビールかけ」やってみたいですが、家で1人でやってもなんか寂しいですよね。これから忘年会シー
ズンとなりますが、泊りがけで温泉旅館に行く人もいることでしょう。宿には申し訳ございませんが、
皆で1本づつ持って行き、大浴場でかけ合うのも楽しいのではないでしょうか?他のお客さんに迷惑に
ならないようにすれば、宴会前でも、宴会後でも、又、楽しめますよね。
当方であれば、1ダース購入してエスパルスの選手に渡します。ナビスコ杯では美酒を味わえません
でした。Jリーグでも優勝はできません。残るは天皇杯のみですが、残りのJリーグの2試合で勝てば
シャワールームで「ビールかけ」の予行練習をさせてあげたい気もします。でも無理かな.....




  


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2008年11月25日

533) 熊の爪跡?

ここ、何日もの間晴天が続き、「なぜ今日に限って雨になるの?」と言うような天気
でした。天気図を見ても雨になるとは思えなかったのですが、天気予報は当たり、午後
から雨になりました。

と言うのもの、連休三日目の本日は、友人と3人で山梨県境の1946mの毛無山に登山に
行ったからです。昨日の夜、行くことを決定し、朝6:30に待ち合わせて、目的地に
向井真下。その時間は晴れており、富士山を見ることができました。「たぶん今日一日
は天気はもつだろう」と思いました。毛無山は朝霧高原から北西に位置し、朝8:00には
登山口の駐車場に着くことができました。事前にネットで調べてあり、11/9に登山をした
方のブログの記事が大いに参考となりました。その人の記事では、紅葉が鮮やかであり
とてもきれいでしたので、期待を持って出かけたのですが、すでに紅葉は終わっており
冬の気配を感じる木立でした。

行程は登り3時間、下り2時間半と予定しました。8時に登り始め、11:00に頂上に着き
昼食を摂り12:00に下山して14:30に駐車場に戻る経過を立てました。9:00までは
富士さんを後ろに見ながら登ることができましたが、その後は雲に覆われてしまいました。
毛無山のルートは2つあり、コースタイムの短い直登ルートを選びました。高低差およそ
1,100mを一気に上っていくルートです。高低差100mおきに1合目から10合目までの道標
があり、それを目安に進むことができました。だいたい30分毎に短い休憩をとり、登り
続けました。当初はおしゃべりをしながら登りましたが7合目を過ぎたあたりから、みな
無口となってしまいました。

8合目付近に差し掛かかかると、ルート上の木の幹の皮がはがされているのが発見されま
した。よくよく見ると、爪で引っ掻いたような跡でした。それも新しい跡です。場所によっては
3本の爪跡がはっきり残っているものもあり、すぐに熊のつ目跡であることが分かりました。
このよな身近な所に熊の存在を確認し、驚いたとと共に、恐ろしくもなりました。その後
登山ルート上に同じような爪跡がいくつもあり、登山ルートを熊が同じように登っているの
ではと思うほどでした。我々は熊よけの鈴を持っておらず、あたりを気にしながら登りま
したが、幸い熊に出くわすことはありませんでした。11時頃になると9合目付近となり、しだ
いにガスに覆われるようになりました。そして冷え込んできました。登山ルート上には霜
柱が立っていましたので、その寒さが推測されました。

頂上に立ったのは11:10でほぼ予定通りの工程でした。頂上は寒く寒く、すぐ昼食の用意に
かかりました。寒いことを予期し、お湯を沸かしてラーメンを食べることにしていました。
みぞれ交じりの小雨となり、気温が下がり、手は寒さでかじかんでしまうほどでした。
そいで昼食を摂り、12:00には下山を開始しましたが、その頃には雨となってしまい、カッパ
を着ての下山となりました。同じ道を下ったわけですが、良くこのような道を登ったものだと
感心するほどの急な下りでした。14:40分にはようやく駐車場にたどり着くことができました。
今回はたった3名の人のみ他の登山者に合うといった状況でしたので、登山の季節が最後で
あることを悟った次第です。「こんな雨の日にわざわざ登山をすることもないのに」と言われ
そうですが、今年、最後の登山(3回目でしたが)無事終了しました。
来年は、どこに行こうかといった話で盛り上がったことはいうほどにもありませんでした。



  


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2008年11月23日

532) 手揉み茶「天下一」

昨日は色々なニュースがありました。ブログでは個人的な内容を書いてしまいましたが
興味ある記事が3つも静岡新聞夕刊に載っていました。まずは、ノキアの日本での携帯電話
事業開始のニュースです。ノキアと言えば、日本ではなじみが薄いですが、世界最大の
携帯電話端末メーカーで、世界シェア37.8%、昨年度の販売台数は4憶3700万台だそうです。
ノキアは19世紀中ごろフィンランドでの製紙会社から誕生し、現在の地位となっています。
携帯電話通信設備で世界第1位のエリクソン(スウェーデン)に次ぐ企業でもあります。
又、携帯端末メーカーが通信事業に乗り出すのは、国内初のケースだそうです。当面は
NTT docomoの通信回線を借りて、来年3月よりサービスを開始するそうですが、第一弾が
「ヴァーチュ」という高級ブランドの端末を販売し、富裕層を対象とした通信サービスを展開
するようです。何と驚くことに「ヴァーチュ」はチタンや金等の貴金属、高級ガラスを使用した
高級仕様で、日本で投入する端末の価格は160万円~500万円の予定との事です。日本の
国内キャリアーは脅威とみるか、それとも摂るに足らずと思うのでしょうか?

次に気になったニュースが「クマゼミ東北にも?」という記事です。関東南部が北限とされ
ていたクマゼミ(シャンシャン)の生息域が東北南部や北陸に拡大している可能性がある事
を気象情報会社である「ウェザーニューズ」の調査で明らかにされたようです。2年ほど前
福島県で夏休みにクマゼミが確認されたことを新聞で読みましたが、清水在住の小学生が
福島県の祖父母に会いに行った時、大量のクマゼミを持ち込み、それがニュースとなって
しまったことでした。それまでは、クマゼミは全国各地域に生息しているものと決め付けて
いました。その意味ではひとつ勉強になったのですが、未だ不思議でなりません。我々清水の
入江地区では、夏の夕方ヒグラシを聞くことはありません。なぜ、飛んでこないのかも不思議
でなりません。決まって、ニイニイゼミ、クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシの4種類のみ
しか鳴き声を聞くことはありません。環境の変化とともに生息地の分布が変わってきている
事でしょうが、喜ばしいことではありませんね。

もうひとつは、法政大学大学院の坂本教授の47都道府県の「質的産業力」の分析調査報告で
静岡県が愛知県、東京都に続き3位であったということです。「モノづくり産業の強い都道府県
が産業の質も高い」という結果になったようです。県西部地域を中心とした製造業が静岡県の
産業の質を高めていると言っても過言ではないでしょう。静岡に長く住んでいると実感はあり
ませんが、他県から見るとその違いがあるということでしょう。3位だからと言って、何が変わ
るか分かりませんが、静岡がおかれている状況を知ることも一つのバロメーターでしょう。
それにしても、坂本先生のグループがこのような調査までやっているとは、思いもよりません
でした。

手揉み茶「天下一」のことですが、ほんじsつ、清水のマリンパーク(エスパルスドリームプラザの
南東の広場)でJA農業祭りが開催され、清水茶手揉み保存会が手揉みの実演と、お茶の販売を
しました。手揉みの実演では、出来上がった手揉み茶を「天下一」と呼ばれる製法によりできあが
った針のようなお茶を高く積み上げました。30cm以上積み上げなければならないそうです。
さて、何時になったら当方も、このようなことができるようになるのでしょうか?


  


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2008年11月22日

531) 嬉しい知らせ

今日は朝からあわただしく、忙しい1日でした。2週間前に蒔いたソラマメが芽を出し、定植
できる大きさに育ちました。家庭菜園には、3週間前に妻が大根の最後の間引きをしてくれ
ました。この3日間の連休は21日が妻と小国神社に紅葉を見に行くことになっており、22日
は手揉み茶保存会がマリンパークで開催されるJA農業まつりに出店するため、その手伝いが
あり、23日は同僚と毛無山に登山に行く予定っとなっていました。23日のみ雨のようです
ので、たぶん登山は中止となる見込みです。しかし、天気はどうなるかわからないため、中止
にはできません。そんなこともあり、ソラマメを定植する日がなく、そのため、朝早く家庭菜園
に行って植えることを決めました。

ソラマメは通常10月、11月頃種を蒔きます。昨年は種を蒔くのを忘れてしまい、今年の3月に
種をまきました。成長が遅く、そして結果的には育たず全滅してしまいました。その経験も
あり、今年はこの時期に種を蒔きました。そして、マルチ(黒いビニールシートで土を保温する
作用がある)を使用することを決めました。マルチは過去使用したことがないため、当方に
とっては初の経験です。昨日の夜、急に思いたち、エンチョーに行ってマルチを購入しました。
朝食を食べずに出かけ7:45分から菜園の草取りと、耕しをやり、畝を作り、水をやり、マルチ
をかけて穴を開け、そこにソラマメの苗を植えました。実はこの方法が良いかどうかはわかり
ませんが、当方にとっては新しい試みでした。

実は家庭菜園には里芋と生姜がまだ植えてあり、収穫していません。里芋も、生姜もすでに
枯れていました。生姜を急いで掘り、里芋は時間がなかった為掘るのをやめました。ほんと
うは大きくなった大根を選んで収穫する予定でしたが、隣のおばさんが大根をくれたため、
収穫するのをやめました。妻には10時頃帰ると言ってあったのですが、時計を見ると、すでに
10時になっており、急いで帰宅し、着替えて再度小国神社に向けて出発しました。予想通り
小国神社前2Kmから渋滞でした。1時間弱滞在して、家に帰ったのが17:00でした。そこで
日本茶インストラクター協会からの手紙を発見しました。

協会からくる封書は、11/9に試験を受けたインストラクター試験の結果しか考えられません。
合格ですと2月の2次試験(実技)があります。封書は紙一枚で薄かったため、不合格通知
のみ入っているのだろうと思って開けたところ「合格」の文字が飛び込んできました。「ウソで
しょう?」と疑いましたが、受験番号も、名前を当方です。そこで、ようやく1次試験に合格した
ことを悟りました。2週間前に「518) 今年も又玉砕」と題したこのブログを投稿しましたが、
なんせ、問題は100文あり、茶の歴史、茶の概要、茶の栽培、茶の科学、茶の淹れかた、茶の
健康と科学、茶の製造、茶の利用。茶の品質審査と鑑定、茶のインストラクションの10ジャンル
から各10問ずつ問題府が出て、70点以上で合格ですが、それぞれのジャンルで10問中5問
以上正解でないと、その時点で不合格となってしまいます。そのため、合格する可能性は非常
に低いとみていました。それが.....

2次試験の実技で不合格になる人もいるそうで、それまでにはしっかりと勉強しなければなりま
せん。お茶関連の仕事もしたい当方にとっては、なんとか取得しなければならない資格のひとつ
です。試験が終わってひと段落しましたが、また、気を抜かず勉強しなければなりません。
勿論、復讐の意味で学科の勉強も引き続きしなければなりません。
  


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2008年11月21日

530) 起業に向けて-お勉強③-

現在会社の福利厚生の一環で外部と提携しているサービスがあります。その一つにYahoo!
BB ADSLの月額利用料金が割り引かれて、8Mの契約で2,000円弱のものがありました。
そして、Yahoo! BBのBBフォンとソフトバンク携帯電話の国内通話が24時間無料であることも
知りました。当方、docomoを使用している関係もあり、全くソフトバンクのプランに関しては
気にもしていませんでした。唯一、ソフトバンクのコマーシャル(白いお父さん犬が出るもの)
が、毎月のように内容が変わるため、そちらには感心して見ていたくらいです。今後の経費削減
を視野に入れると、いろいろなことを考えなければならない事に気がつきました。

携帯電話で電話を掛けると「プププ」という音が聞こえるときがあります。これは、相手がソフト
バンクのときだけ発する音です。この仕組みを考えたソフトバンクはとても賢いと思っていました。
掛ける相手からこの発信音を聞くことが多くなれば、自分もソフトバンクに変更すれば、通話料が
無料になるわけですから特となります。そして、ソフトバンクへの加入者がアップします。これは
無料のCMを出していることと同じになります。多分ビジネスモデルとして登録されていることで
しょう。いずれSOHO(Small Office Home Office)を立ち上げることになりますが通信費に関して
もセーブするための勉強をしなければなりません。

同じように、Webサイトはどうするか考えなければなりません。現在は自宅ではケーブルインター
ネットを使用しており、ドメイン、メールアドレスはケーブルテレビで取得しています。多分自宅を
オフィスにすると規則正しい生活ができないため、どこかに事務所を借りなければならないと思っ
ています。すると、プロバイダーの設定やメールアドレスの取得をしなければなりません。上記
Yahoo! BBをプロバイダーにしてメールアドレスを取得することができますが、ドメインをyahoo
にはしたくありません。なぜなら、多くのSPAMメールがyahooが多いからです。同僚に訊ねると、
「ドメインを取得すればいいじゃん」とあっさり言われてしまいました。「え、簡単にドメインが取得
できるの?」。同僚の話では枯れも数百円でドメインを取得し、レンタルサーバーも利用している
とのことでした。早速googleで「ドメイン取得」を検索すると、多くの会社がドメイン取得とレンタル
サーバーをビジネスにしていました。知らなかった自分がちょっと情けなくなりましたが....しかも、
ドメイン取得は1,000円以下でできます。それも、.comのほか.jpや.org、.net、.co.jp、.info、.
asia、.me、.bz等見たこともないものがたくさんあり、値段も異なることも発見しました。ちなみに、
自分がふと考えたドメイン名は取得済みでした。又、レンタルサーバーも1年間で容量が少なければ
数千円からあります。よって、まだ、ホームページ作成、メールアドレスを取得していなくても、まずは
ドメイン取得をしておこうと考えた次第です。

ドメイン取得は大手企業がやることで複雑な手続きが必要と勝手に思っていたことを反省しなければ
なりません。こんなに簡単にできるものとは思ってもいませんでした。さて、どんなドメインにするか、
じっくり早急に考えなければなりません。  


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2008年11月20日

529) お祭り好きの日本も下火?「ボジョレ・ヌーボー」解禁

ご存知のように、11月の第3木曜日はフランス産の新酒ワイン「ボジョレ・ヌーボー」の解禁日であり、
午前0時と共に新種ワインの栓が開けられました。今年の輸入量は約54万ケース(1ケースは750ml
瓶で12本分)で、前年比で約2割減、ピークだった2004年の約104万ケースから半減する見通しだ
そうです。ボジョレの価格帯は2,000~3,000円台で、解禁日に合わせて航空便で運ぶため輸入
ワインと比べやや割高との事です。今朝のめざましテレビでも東京のレストランの午前0時の場面を
放送していましがまだ、話題性はあるようです。

当方、毎年この時期に6本ほど購入して知人にプレゼントしていましたが、今年は購入するのを止めま
した。毎年、第3木曜日に届いていたのですが、その日に飲むことはなく、しばらくしてから、思い立
ったように飲んでいました。実は、恥ずかしい話、2004年のワインがまだ飲まれずにキッチンの隅に
転がっています。今年、ワインセミナーに参加したとき「古いヌーボーがあるのだけれど、飲んでも
大丈夫でしょうか?」と聞いたことがあります。「勿論飲むことはできますが.....」との回答でしたので、
何時か試しに口に含み判断しようと思っています。多分酸化しており、きっと飲むことは出来ないもの
と思っています。日本で、ボジョレ・ヌーボーが話題となったとき、「ボジョレ・ヌーボー」という名前の
新酒ワインが11月の第3木曜日に解禁されると思っていました。そしたら、フランス語のヌーボーは
「新しい」と言う意味であり、ボジョレーは「フランスのボジョレー地域」であることも知りました。
よって、以前飲んでいたワインはボジョレーヌーボーではなく、そのほかの近隣地域のヌーボーワイン
だったことを知りました。それから、知人にあげる時に「ボジョレーではないけど、ヌーボーです」と
言葉を付け加えるようになりました。

そして、10月末に甲州のワイナリーに行ったとき新たな発見がありました。そこには2008年の新酒
甲州ワインがありテイスティングしたところ、アルコール度が低く、甘く、口あたりの良いワインでした
ので多分妻が好むと思い購入しました。その時、ある疑問が生じました。「このワインは今年の新酒
ですよね。いわゆる甲州ヌーボーですよね」ワイナリーの人は「実はすでに販売しているのですが、
業界組合より『11月の第3木曜日まで販売を待ってくれないか』と依頼がありました。もしかしたら、
この時期に購入出来るのは今年が最後かも知れません」と。「ボジョレ・ヌーボー」の解禁日はフランス
ワインの新酒の解禁日であって、世の中の全てのワインの新酒の解禁日ではないのです。考えて
みれば、南半球のワインの産地であるチリ、オーストラリア、南アフリカでは新酒ワインは5月頃出来
上がるはずです。よってすでにヌーボーが存在するはずです。これら地域のワインは樽熟成、瓶詰め
後の熟成をして、ヌーボーは出荷しないのであれば秋に収穫されたぶどうで作ったワインがヌーボー
となるわけです。そのような暗黙の了解があったとしたら、これはまさしくフランスのワイン業者により
日本が踊らされたことになるわけです。事実、ヌーボーの45%は日本に輸出されるというデータがあり
ました。

知り合いの居酒屋さんでも11月の初旬にイタリアのヌーボーが入荷していることを聞きましたので、
新酒ワインは11月の第3木曜日ではなくても飲めるということだったのです。実際、11月の初旬に
甲州ワインのヌーボーをすでに飲み終えていました。それを考えると、別に今年も購入しなくても良い
なという判断にもなったわけです。「ボジョレ・ヌーボー」ではなく「ボジョレー近郊のヌーボー」を購入
していたこともあり、敢えてボジョレ・ヌーボー」解禁と言って購入する必要もなくなったわけです。
ワインの一つのイベントとして考えれば皆で集まってヌーボーを飲むことは楽しいことです。フランス
ワインが大のファンであればなおさらです。でも当方はそこまで執着する必要がないと悟ってしまい
ました。

本日、「ボジョレ・ヌーボー」を購入して、飲まれた方も多くいると思います。今年の味は如何でしたか?
1,000円台のワインだと「ボジョレ・ヌーボー」ではありませんが、おいしく飲めることが一番です。
家族そろってワインを飲むなんて素敵ですよね。


  


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2008年11月19日

528) 起業に向けて -退職願い出しました-

  
                                                  私事、
一身上の都合により○○年○○月○○日をもって退職いたしたくお願い申し上げます。

2008年11月19日

○○○○株式会社 代表取締役○○ ○○殿


と書く予定であった退職願いでしたが、当社の場合はフォーマットがすでにあり、そこに記名、
押印をするだけの簡単なものでした。「石の上にも3年」と言うことわざがありますが、大学を
卒業して入社した会社を辛抱して5年で辞め、現在の会社に入社しました。当時退職願いを書く
ときは、今のようにパソコンがあるわけではなく、又、ネットで検索するわけでもなく、本屋
さんで「退職願」の書き方を盗み読みして、便箋を購入し自宅で書いたことを覚えています。
「私事」で始まる退職願、そのとき初めて最初の行の一番下に「私事」と書くことを知りました。
ボールペンで、うまく書けず、何度を便箋に書き直したことを覚えています。夜遅くまでかかっ
たと思いますが、現在の会社への就職が決まっていましたので、後は退職願いを書くだけでした
ので、躊躇なく書くことが出来たと思います。

そして今回の2回目の退職願、思ったより簡単で、どちらかと言うとあまりにもドライすぎました。
以前は書きながら、いろいろなことがあったことを思い浮かべましたが、今回は住所と氏名を
書き、印鑑を押すだけのものです。夜、自宅で書いたわけでもなく、決められたフォーマットを
プリンタで印刷し、会社の机の上でボールペンで書き、印鑑を押しただけです。1分もかからなか
ったと思います。よって、20数年間の想いが浮かぶ時間もありませんでした。以前とは時代も
変わり、事務処理も効率化されたわけですが、あまりにも簡略化されすぎたように感じられました。
今回の場合は、次の就職先が決まっているわけではない為、、もう少し悩み、何らかの葛藤があっ
ても良かったのではと思いましたが、感傷にふける事もなく「今までの20数年間やってきた事は
いったい何だったんだろう?」と後で、ふと思ってしまいました。

書いた書類を上長に渡せば終わりです。渡すとき、映画「ゴースト」のシーンで、霊媒師の女性が
数億円の小切手をシスターに寄付として手渡すシーンがありましたが、その小切手を渡す決心が
つかず、ずっと握っていたことを思い出しました。当方も手渡すとき握り締め、手を離すのを拒む事
をポーズとしてやることを考えましたが、あっさり渡しました。「ほんとに良いの?」と言われましたが、
決めたこと、そこで迷う余地はありませんでした。そんな訳で長い間(かれこれ2年以上)考え、挫折し、
そして悩んだことがあっと言う間に終わりました。

今後、辞令が出てその部署に移動となるのですが、今回の退職願で辞令がどうなるか分かりません。
退職日は少し先であり、有給休暇の消化を考えると移動しても、仕事を覚える前に辞めてしまうこと
になり、他の人に迷惑を掛けてしまいます。よって、会社がどのように考えるか見ものです。移動
して、只、椅子に座っているだけの日々を過ごすのか、それともしばらくの間休職扱いにしてしまう
のかです。いずれにしても月末の辞令を待つだけです。


  


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2008年11月18日

527) かゆくなる前に手が届く電気屋さん

先週の金曜日に参加した法政大学大学院静岡サテライトキャンパスのセミナーで、来年から
静岡センター長になる前浜松文化芸術大学教授である坂本氏の講演もありましたが、坂本教授
は日本全国の中小企業を訪問し、特徴のある又は、業績のすこぶる良い又は、感動を受けた
会社を毎年本に書いています。講演で確か東京都町田市の電気屋さんのことを紹介したため
覚えていたと思いますが、先週の日経BPネットで、この電気屋さんのことが掲載されていました。

記事は人物ルポを中心に、経済・社会問題を中心に取材している荒川龍氏によって、取材され
たものです。この町の電気屋さんは「ヤマグチ」といい、従業員50名で12億円の売り上げがあり、
薄型テレビは既に累計10,000台の販売を超え、パナソニック系列の販売店では全国1だそうです。
顧客数は13,000件とのことですので、ほぼ全世帯に薄型テレビを販売したことになります。
この「ヤマグチ」の特徴は、安いのではなく、量販店と比較するとおよそ2割以上価格は高いそう
ですが、お客様の心を掴み「どうせ買うならヤマグチ」となっているようです。その販売方法が
「かゆくなる前に手が届く」顧客サービスと言うわけです。電球1個でも喜んで交換してくれ、
昔ながらの御用聞きスタイルでいろいろな相談にのってくれるそうです。又、家電の操作方法を、
嫌な顔ひとつせずに説明し、お客さんへの説明を5回、6回と訪問することを見込んだ価格設定を
することもあるようです。実に粗利益率35%確保することを徹底しており、その分サービスを充実
させているということです。町田駅周辺には5店舗の家電量販店が出店したそうですが、5店舗中
4店舗は閉店もしくは移転となったほどの町田では有名な電気屋さんだそうです。日経BPネット
では次回も記事が載るそうですので、是非下記を参照して下さい。

坂本教授は、感動を与えてくれる会社のことを良くセミナーなどでケーススタディに使用します。
又、著書の中にそのような会社が多く見受けられます。全国各地で乗ったタクシーのこともよく
出てきます。そして、いつも静岡のタクシーは語るに足りずと言っています。坂本教授の一押しの
会社はこの不況下でも躍進しているようです。お客様も目的地まで安全に届けるのは当たり前で
あり、乗っていただいている間に如何に気持ちよく乗っていただくかをドライバーさんが一生懸命
考え、行動しているところが違うようです。そこにホスピタリティ(親切にもてなす心)があるから
です。ある知識人の方が、我々の生活環境を、クオリティライフ(質の高い生活)からアメニティ
ライフ(快適な生活)へと変化していると言っていました。ビジネスにおいても感動サービスの時代
になりつつあるということではないでしょうか?物質に満足した次は何処へ行くのかと考えると
必然的に魂、精神、感情に満足を得るようになるのでしょう。

清水ブランド大作戦は「清水シャツ」に続き「清水もつカレー」で清水を元気にしたいと願って
います。清水ブランド大作戦はキャッチフレーズが「清水へ帰ろ」であり、その下に清水シャツ
と清水もつカレーが位置します。これから展開していく清水もつカレーには多くのストーリーが
あります。居酒屋でもつカレーを食べてもらうために清水に来てもらうことが目的ではありますが
チェーン店ではない居酒屋で、その雰囲気、コミュニケーション(会話)、おもてなしを受けてもらい
たいのです。1人で行っても、そこは1人寂しく飲むスペースではないことを。そこには見ず知らず
の人であっても、和気あいあいできる場所であることを我々は伝えていきたいのです。

日経BPネット「人をひきつける会社:ヤマグチ(1)」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081107/110875/

  


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2008年11月17日

526) 起業に向けて -プチ営業活動①-

先週金曜日に人事異動の内示があったわけですが、「月曜日の午前中はいろいろ考えることが
あって遅刻します」と言って、会社を後にしました。実は現在「清水ブランド大作戦」のお手伝いを
させていただいておりますが、とある企業にコラボレーションの可否の話をするために、午前中
会社を休み、その会社を訪問した次第です。今年「清水ブランド大作戦」の第1弾で「清水シャツ」
を、第2弾で「清水もつカレー」の普及のための活動を開始しました。今回の目的は「清水シャツ」
が来年の企画であり、「清水もつカレー」は販売に関してのヒアリングです。それと同時にある商品
の採用を検討できないものかPRも兼ねました。IT関連のシステムを導入できないか?という提案
です。アナログ的な似た様なことを来年度行うとのことで、現状は難しいが、興味あるものであること
を確認しました。「裾野の企業、お店から一緒に加わって欲しいといわれるようになれば、検討し
やすいのだが」と逆提案を頂きました。今後、具体的な提案ができるように真剣に取り組んでみよう
と思っております。

ここ数年のマーケティング活動を通じてわかったことは、営業=マーケティング、販売とマーケティン
グの違いを把握していない人が多いことでした。営業、販売は売り手側から見た販売活動であり、
マーケティングは顧客側にたった流通の仕組みづくりです。しばらくの間、営業活動から遠ざかって
いたため、第一線の感が鈍ってしまったような気がして、若干の不安がありますが顧客の求めること
を的確に判断し、マーケティング的感覚を加えた営業活動をしていきたいと思います。単に売るので
はなく、購入したくなる提案をするということです。本格的には来年からとなりますが早く慣れたいと
思います。

先週の金曜日から2日経過した本日、部内は少しあわただしくなっていました。移動予定の社員は
その部署との打ち合わせが始まったからです。事例前であるにも関わらず、すぐにでも来て欲しい
と言われているスタッフもいました。当方はというと、すでにマイペースとなっていますので何も気に
することはありません。かといっても、今週は何かとやることが多いため、多少はあわただしくなると
思っています。
  


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2008年11月16日

525) 起業に向けて-お勉強②-

昨日に引き続き、本日もお茶関連の一日でした。藤枝の瀬戸谷で地域祭りがあり、藤枝の
お菓子組合の出店や、瀬戸谷地域のお茶農家の出店もあり、何か情報を得ることができる
のではないかと思い、藤枝のお茶仲間と一緒に出かけました。実は、午後から掛川で茶学
の会のセミナーがあり、それに参加する予定でしたので、午前中瀬戸谷のお祭りに行った
次第です。

瀬戸谷地区は藤枝の北部の瀬戸川沿いの地域で、お茶を中心とした産業のまちです。地域
のお祭りではありますが、近隣地域から多くの人が集まり、駐車場は満車でした。地域
祭りはいわゆる地域のコミュニティ祭りで、飲食の出店を中心に特産物の販売その他の出店
がたくさんありました。我々の目的はお茶に合うお菓子が出展されているとの事でしたので
それを中心に情報収集したかったのですが、それ以上に無農薬のお茶(有機栽培)や、抹茶
の原料であるてん茶を製造している農家の方に興味を持ち長話をしてしまいました。特徴の
あるお茶農家の人の話はとても興味があり、今後の仕事にも関連性があると思っている為
熱心に聞いたわけです。特に有機栽培をしている農家の方は又いつかお邪魔したいと思って
おります。

午後は掛川の中央図書館で開催された「茶学の会」のお茶文化フォーラム「お茶と翻訳」の
講座に出席しました。茶学の会は元お茶の郷博物館館長の小泊氏が主宰している講座ですで
に60回ほど開催しているようです。今回のテーマは海外のお茶関連の本を日本語に翻訳した
訳者3名が訳書の紹介をしました。講演者は杉本卓氏(千葉工大教授・「ロマンスオブティ」
翻訳者)、鈴木実佳氏(静岡大教授・「茶の帝国」翻訳者)、滝口明子氏(大東文化大准教授・
「茶の博物誌」翻訳者)の各面々でした。ヨーロッパではイギリスが一番お茶文化に通じていま
すが、それは主に紅茶です。しかし、1610年に東インド会社が初めてイギリスにお茶を紹介した
のが、日本のお茶であり、その後100年に叙経過してからインドから紅茶を輸入したようです。
緑茶からどのような理由で紅茶を飲むようになったのかとても気になりました。

18:00過ぎに藤枝に戻り19:00ごろから食事を兼ね本日一緒だったお茶仲間と今後のお茶関連
ビジネスに関して意見交換をしました。話せば話すほど色々な企画が持ち上がり、忙しくなり
そうです。もちろん、思ったとおりに事が進めばですが.....たぶん具体的な計画、プラン作りは
来年よりしていく予定です。
  


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2008年11月15日

524) 起業に向けて-お勉強①-

本日はサッカーの天皇杯5回戦がアウェーで鹿島アントラーズとありました。ナビスコの
敗退、天皇杯の辛勝、静岡ダービーでのふがいない戦いで、今日のアントラーズ戦も期待
の持てる試合にはならないだろうと思っていました。16:00過ぎに妻からメールがあり、
延長で勝ったとのことでした。どんな試合をだったのだろうと思い帰宅し、4-3で勝った事を
聞き驚きました。次は12/20 FC東京戦のようです。

今日は午前中がしずおか日本茶アドワンクラブの月に1回の定例回で、今年最後となります。
今回は、会員のみんなからいろいろなお茶を持ってきてもらい、その飲み比べをしました。
日本茶系は川根の有機栽培茶、ぐり茶、手揉み茶、秋の熟成茶、アッサム種系の煎茶(花の
香り)、LUPICIAの緑茶フレーバーティーの6種類、そして紅茶系として川根紅茶、LUPICIA
の紅茶と緑茶のブレンドの3種類の計9種類を飲みました。LUPICIAは平成6年に設立された
お茶の専門店で、従業員約620名、東京都渋谷区代官山が本部で、現在国内外に約100店舗
のFCショップを有する会社です。静岡では松坂屋の地下食品街に店舗があります。いつも若い
女性で賑わっています。お茶産地である静岡では特殊なお茶やさんであり、静岡県のお茶業界
からすると「異端」な存在なのではないかとと思います。ただ、消費者が何を求めているか
という観点で商品作りをしているのではないかと推測されます。その点は大いに学ばなければ
ならないことと思います。

午後は静岡商工会連合会が主催の「売れる商品づくり支援塾」第3回目「地域資源を活用した
新商品の開発の考え方」を受講しました。11/1から毎週土曜日に開催され全6回の講座ですが
今回のみ参加しました。独)中小企業基盤整備機構関東支部関東地域活性化支援事務局(とて
も長い組織名のため覚えられませんが)の統括プロジェクトマネジャーの話は参考となりまし
た。この独立行政法人は経済産業省の団体であり、中小企業を中心に創業・新事業展開の促進、
経営基盤の強化、経営環境変化への対応、産業用地の提供などを事業内容としています。
各種補助金、助成金制度があり今後活用の可能性もあります。また、講座は考えている仕事の
ヒントとなるものがあり、参加した甲斐がありました。講師の先生は今後のキーポイントとして
「海外」を挙げていました。人口が減少し、高齢化の進む日本よりも市場を海外にも求めた方が
良いということでしょう。尚、アメリカの日本食レストランの数は10,000店を超えたとのことでした。
又、外国人の日本のイメージは、芸者・富士山は遠い昔の話であって、今では「すし」だそうです。
そのような状況の変化もあるようです。

やはり、当方にとってはお茶は外せません。どちらかというとお茶は斜陽産業かもしれませんが
経済学者のシュンペーターは「古臭い体質で利益のでなくなった業界には、いずれイノベーター
が生まれ創造的革新を起こす」と言っています。そのイノベーターに生れるよう努力したいと思って
います。  


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2008年11月14日

523) 起業に向けて -退職願い② 人事異動内示-

昨日、一昨日と今までの経緯を簡単(簡単ではなく長かったかもしれませんが、当方として
はかなり端おりました)に説明させて頂きました。昨日、何らかの決定があったようで、
今朝担当部長から組織に関してと今後の配属先の内示が個別面談の形式でありました。

本日は午後から法政大学エクステンションカレッジのセミナーが静岡産学交流センターで
開催されるため、もし、当方の面談が午後であると困ったなと思いながら順番を待つと、一番
先に呼ばれました。「何で自分が一番なの?引導を渡しやすいのかな?」などと考えながら
会議室に入りました。昨日の夜には腹をくくっていたため、特に問題なく平常心でいれると思
っていたのですが、意外と緊張しました。担当直入に何処何処の部署といわれたのではなく
今回の経緯を聞き、そして、配属先を告げられました。「エッ、それってウルトラCじゃない!」
全く想像していなかったことを告げられました。組織変更に伴う人事異動ですので、別の部署
に移る人もいるし、組織名が変わって残る人もいます。結果をどのように捉えたらよいか分か
らず、「想定外でした」と伝えました。

そして、「その手があったか?」と思いました。それは、子会社への出向です。子会社で辞める
人がいるため、その後釜としてどうも推薦されたようです。具体的な仕事内容はわかりませんが、
想像できる範囲です。今後その仕事を通して知識を吸収し、定年後にその仕事のスペシャリスト
として例えば独立する予定があるのであれば、Welcomeなポストです。しかし... 多分退職され
る方は、経験を積んだため独立するのではないでしょうか?特に興味がある仕事ではないため、
「もしかしたら辞めるかも知れません」とだけ伝えました。2年前であったら、自分のキャリアアップ
の為にOKしたかも知れません。しかし、今回は承知しかねます。とりあえず、「考えてみます」と
答え、部屋を後にしました。その後、同僚と食堂でお茶を飲みながら、ああでもないこうでもないと
今回の異動の話をして席に戻りました。

法政大学エクステンションカレッジのセミナーは13:00開始であったため、急いで昼食を摂り時間
に間に合うように出かけました。3日前の520)でエーワン精密さんのことを書きましたがこのセミ
ナーでは法政大学大学院の「この商店街はなぜ繁盛しているのか」という商店街研究報告、坂本
教授の「現場の実例に学ぶ、感動サービス」など興味深く聞くことができました。商店街研究報告
は来年1月に本として出版を予定しているそうで、清水駅前銀座の活性化を模索している当方に
とっては楽しみな本でもあります。セミナー終了後、坂本教授に「繁盛商店街の実例は参考になっ
ても、衰退商店街はどうしたら良いかが問題であって、その対策について本に書かれるのでしょう
か?」と質問すると「もちろん」と回答がありました。また、出版時に呼んでくれれば伺います。とも
言っていただきましたので、来年早々清水に来てもらう企画をたてたいと思います。

家に帰る頃は午前中の異動の話などころっと忘れてしまい電車を降りた後、「そういえば」と思いだし
た次第です。家に帰ると「どうだった?」と妻の質問がありました。
  


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2008年11月13日

522) 起業に向けて -退職願い① 序章Ⅱ-

522) 起業に向けて -退職願い① 序章Ⅱ-

「何、この訪問者数?」昨日等ブログを開くと400ほどの訪問者数となっておりPVも400を
超えていました。「何かがおかしい」と思い、「足あと」をチェック、その後外部の検索「なかの
ひと」をチェックしましたが、訪問者増には結びつきません。さらだボールの山ちゃんが同じ
ようなことがあり、質問のコメントでエディたちかわさんがスクローラーの影響ではないかと
回答していました。「これなんだ、昨日のアクセス数の増加は...」と納得した次第です。

実は起業を考え始めたのは47歳頃4年前に遡ります。静岡産業創造機構の「起業家養成講座」
に参加したのがきっかけでした。全10回で毎週講座がありました。その後、職業能力開発機構
のアントレプレーナーの講座に参加したりして、起業にあたっての勉強(講座に出席するのが
目的になってしまったような気がしますが....)を始めました。学んだことは意外と、直ぐ忘れる
ものです。しかし、それらの講座を通じて会社以外の人達を知ることができるようになりました。
そのほうが価値が高かったように思われます。あるセミナーで講師の先生が「起業セミナーに
いつも熱心に参加する人がいましたが、その人は自分の知る限りでは起業したわけでなく、
いわゆる『起業セミナーおたく』になっていた」と言うエピソードがありました。それを聞いて、「この
ままでは自分が同じになってしまう」と思い、セミナー参加は極力辞めるようにしました。47歳の
時点では50歳前の49歳には何らかの結論を出し、起業しようと思っていましたが、49歳の誕生日
が来ても、景気が良いしボーナスも多少もらえるからと言う理由をこじつけ、実現することから逃避
してしまいました。又、「誰かが肩をたたいてくれるのを待っていた」と、他人のせいにしてしまった
ことも事実です。そして、eしずおかブログとの出会いとなったわけです。

さて、50歳になった昨年は、又、再び迷いが生じました。やりたいことがたくさんありすぎたから
です。中小企業診断士の友人からは「的が絞りきれていない。何をしたいのか分からない」
という厳しい指摘を受けました。そのとおりだったのです。このままでは中途半端すぎて、絶対に
うまくいかないと悟った次第です。結局昨年も挫折してしまいました。そして3度めの正直では
ありませんが、51歳となった今年、ようやく方向性ができました。勿論それまでの間に友人との
口論もありましたが、結局ことを起こすのは自分であって、自分の意志で決めなければならない
のです。転職をするわけではないので、大きな不安はありますがやってみなければ結果は出ま
せん。その踏ん切りが付いたわけです。先月10月23日に静岡市のビジネスコンテストに応募
しました。勿論入賞を狙って提出したのですが、本当はトリガー、きっかけが欲しかったからです。
ビジコン応募も一つのきっかけとなりました。

そして最大のきっかけを提供してくれたのが会社の人事異動です。12月1日付で組織変更に伴う
移動が発令されます。大学卒業後、営業関連の仕事に28年間従事してきました。しかし、今回の
人事異動では多分、今までと同じような仕事に就くことは殆どないと思っています。多分事務職
になるだろうと推測しています。仮に営業系の配属となっても現状の組織に年配の当方が行く
ことは、現場にとってはやりにくいに決まっています。お互い遠慮して仕事をするのも非生産的
です。よって、会社を卒業する良い機会であると思っています。まだ、内示、辞令は出ていませ
んが、これからは自分のやりたいことをやろうと腹をくくることができました。妻には以前より
「会社を辞めるから」と言ってありますが、「何時辞めるの?」と聞かれてしまうありさまです。
開き直ると逆に「どこに移動させてくれるの?」と辞令を楽しみにしています。
  


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2008年11月12日

521)起業に向けて -退職願い① 序章Ⅰ-

「退職願い」を提出しようと思ってます。それは.....

昨年2月末より始めましたeしずおかブログへのこの投稿も途中1週間の休みを挟んで
1年8ヶ月経過しました。以前より、何らかの起業をして「生涯現役」を通したいと思って
いました。知人より、起業を考えるのであれば、まずは何らかの発信をしたほうが良い。
それがメルマガであっても良いし、ブログであっても良いといわれました。そんな折、
地域ブログであるeしずおかが立ち上がったことをeしずおかブログを始めたクールなおさん
から聞き、当方も一大決心をしてブログを書くことにしました。

当時は何を書こうか迷いました(現在でもまだ迷っていますが)。そして、6月で50歳に
なる自分がいて、およそ100日で50歳の誕生日を迎えるため、50歳までのカウントダウン
方式で、日々のこと、起業への思いを書くことにしました。そして決めたタイトルが、
「50にして天命を知ることできるかな?起業を目指して」と決め、毎日書き続けることを
決心しました。2月26日のことだったと思います。そして、手帳におよそ30個のタイトルを
書き、そのタイトルに関して毎日書き始めました。今思えば、どうして2部構成にしたのか
なと思いますが、メインタイトルの後で「ちょっと一息お茶ブレイク」と題したコラムも書き
始めてしまいました。無謀すぎました。書物に嫌われるブログとして、テキストのみの
ブログがありましたが、敢えてそれに挑戦したわけです。それも二つ。会社から帰り、
食事をして21:00過ぎから書き始める日々が続きました。早いときで1時間、全くキー
ボードをたたくことができない日で2時間を費やしてしまいました。

その頃からテレビドラマを見なくなりました。見なくなったというより見れなくなりました。
しかし、しばらくすると見ると翌週も見たくなるのですが、見なければ、又、見る気になり
ません。そして、見なくても全く問題のない日々が来るようになりました。夕食時のお酒を
飲む機会が減りました。外に飲みに行っても、早く帰るようになりました。そして、飲む
量も少なくなりました。それは、日課であるブログを書くためです。当時はeしずおかブログ
の登録者が400名ほどだったのではないでしょうか?ブログに関連した専門用語が全く
わからない中のスタートです。トラックバック、何だそりゃ?コメント、どうするのだ?写真は
どうやって挿入するの?字の大きさ、絵文字、ボルド、わからないから全て無視しました。
勿論、PVが何かも分かりません。月1回開催される清水ブログ村に行って、それらが何の
ことか聞きました。自己紹介では決まって「皆が嫌いなテキストだけのブログを書いている
walterです」と。

一月が経過し、50日が経過しました。過去、いろいろなことで3日坊主(4日坊主かな?)
だった自分が、これほどまでに投稿が毎日続いていることに驚き、そして嬉しくなりました。
文章力があるわけではなく、小さいとき、作文や感想文は大嫌いでした。それが、毎日継続
できているのです。そんな自分が恐ろしくもなりました。書き続けているうちに、テキスト
のブログですが読んでくれる人が増えました。驚いたことにランキングでトップ10に入った
ことがあります。その時は思わず画面をpdfにしました。そして、コメントにも「おめでとう」
と書いてくれた人がいました。又、書いたブログがそのままコピーされ、他の人のブログに
張り付いていたこともありました。「これってあり!」と思いましたが、ある意味でうれしくも
なりました。そして、誕生日を迎え「50にして天命を知ること」ができたのです。そして、自分が
今後何をやっていくのか。(ほんとはできませんでしたが.....)

その後、一週間のお休みをはさんで、現在の「walterのモノローグ(独り言)」に続いています。
あのときの「起業」に対する思いは継続しており、昨年のこの時期に同じように退職願いを
提出するかどうか迷いましたが据え置きました。そして、今年その時期が又、来たわけです。



  


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2008年11月11日

520) 法政大学大学院静岡サテライトキャンパスのセミナー

新静岡センターの横のビル6階、7階は静岡市産学交流センター(Bnest)があり、多くの人で
利用されています。今年の4月から利用時間が21:00から22:00までに延びましたが、これは
来年4月に開校される法政大学大学院静岡サテライトキャンパスのためだったようです。
来年の開校に向けて、各種セミナー、説明会が同Bnestで開催されています。

今週の金曜日14日には、法政大学エクステンションカレッジ主催の大同生命保険株式会社寄付
講座(静岡会場)が開催され、講義として38年連続売上高経常利益率35%以上経営を続ける
株式会社エーワン精密の梅原勝彦氏、日本中の繁盛商店街の現場をつぶさに見て歩いた成果の
報告、静岡サテライトキャンパス長、坂本光司教授による感動サービスの極意等が講演されます。
今回この講座に興味をもったのは、浜松の前静岡文化芸術大学教授坂本光司氏の講演と、エー
ワン精密の創始者である梅原勝彦氏の講演があるからです。坂本氏は中小企業を語らせたら右に
出る者はいないほど中小企業に精通した方であり、最近「日本でいちばん大切にしたい会社」を
書いています。昨年の静岡県立大学社会人講座を受講しファンとなりました。そして、38年間も
連続して売上高経常利益率35%以上を確保しているエーワン精密さんがどのような経営をして
いるのか、そして創設者の梅原氏がどのように会社を作り、成功させてきたのか聞いてみたか
ったからです。

講座のパンフレットによると、梅原氏の略歴として「1939年東京都生まれ 。戦後、ねじ製造を
営む父の会社が倒産し、一家離散の憂き目に遭う。12歳から父の知人の工場で働きながら夜間
中学を卒業。 65年、実兄とともにカム製造を手がける会社を設立し、軌道に乗せるが、方向性
のちがいから70年に独立し、エーワン精密を創業。コレットチャック製造をメイン事業とする
同社は、年商22億1,000万円(2007年6月期)、従業員94名、本社・東京都府中市。2003年、ジャ
スダック市場に株式上場。2007年10月、取締役相談役に就任」とありました。略歴を見るからに
かなり苦労されたことが伺えます。実は、時を同じくして日経BPnetで2回にわたり、このエーワ
ン精密さんの取材記事(荒川 龍氏取材)「38年間、高収益続ける町工場秘密は『基本に忠実』」
が掲載されていました。

まさにグッドタイミングでした。エーワン精密さんに興味をもったところで、企業情報、会社の
雰囲気、創設者、社長の考えを読むことが出来たいへん勉強になりました。中でも、「エーワンは
大企業相手でも、けっして価格を下げない。また、中小・零細企業相手でも、標準品については同じ
価格を維持している。『適正価格を維持できているのは、同業他社より納品が早いこと。それに
技術的に難しく、他社が受けたがらない特注品の 小ロット注文にも対応しているせいだと思います。
そのおかげで、大手相手でも割と強気に出られる。競合他社が 当社より低価格で受注する場合も
あるようですが、品質が悪ければ、おそらくその関係は長続きはしないでしょう』」と答えていま
した。「高品質、短期納、適正価格の三つを愚直に実践してきた結果が、町工場ではじめての上場
(ジャスダック)であり、38年連続、売上高経常利益率 35%超なのだそうです。35%はとてつも
ない金額であると思います。

アメリカのサブプライムローンの問題に端を発し金融不安となり一気に経済活動がおとろえました。
一説によるとバブル崩壊時よりも悪いと言われています。さて、このような状況でエーワン精密
さんは39年連続で売上高経常利益率 35%を超えることができるのでしょうか?もし、39年連続で
35%を超えることができれば、一般企業の売り上げ減は景気のせいにはできないことになります。
さて、どうなることでしょうか?「高品質、短期納、適正価格」の3つを愚直に実践してきた結果だ
そうです。

日経BPnet
エーワン精密1: http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081024/107121/
エーワン精密2: http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081030/108997/

  


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