2011年02月12日

1025)グランドワーク三島インターンシップ第2期開催

今週日曜日に42日ぶりに雨が降り今日は近隣の山が真っ白になっていました。これ程雨が降らなかったことはあまり記憶にありませんが、それと同時に今年の1月は何度となく水道が凍り例年になく寒かった事を物語っています。ここ数年暖冬だったのか、それとも今年が寒いのかわからなくなってしまいました。それにしても雪国では大雪となり100名近くの人が雪下ろし作業で亡くなったとの報道に悲しくなると共に75歳のおばあさんが雪下ろしのため午前2時より作業している事を知り、とても切なくなってしまいます。我々静岡の人間は雪は珍しく、雪が降ると大騒ぎします。子供のころは雪見遠足なるものがあったと記憶しています。これら報道を聞くにつれ、お雪おろしの人的お手伝いができないものかと思いますが、雪を知らない我々はかえって足手まといになるのではないかと思ってしまいます。何とかならないものでしょうか?

内閣府の「地域社会雇用創造事業」は、諸外国では地域社会における雇用の担い手になっているNPOや社会起業家などの「社会的企業」がありますが、我が国では事業基盤も総じて弱く、潜在的な雇用吸収力をまだ発揮できていません。このため、社会的企業の起業支援および、社会的企業へのインターンシップをはじめとする研修等を通じ、こうした人材を速やかに発掘・養成し、地域社会における様々な生活関連サービスの事業と雇用を加速的に創造することを目的とし、明日の安心と成長のための緊急経済対策(平成21年12月8日閣議決定)の一環として、平成22年3月にこの事業を開始されました。全国12の団体がこの事業を推進しておりますが、静岡県ではNPO法人グランドワーク三島が受託し社会的企業人材創出・インターシップ事業が行われ、当方昨年8月の第一期生として参加してきました。そして、今年度第二期生としての事業が今週月曜2/7から昨日2/11までの5日間開催されました。二期生の講座は3月末まで計4回開催されます。当方、昨年終了し、修了生を対象としたエキスパートクラスに応募し明日2/13日より2/20までの一週間英国グランドワークに研修の為行ってきます。英国研修生はインターンシップクラスのお手伝いをすることになっており、今週のクラスに参加してきた次第です。

内閣府の「地域社会雇用創造事業」は全国で展開されています。グランドワーク三島では2月、3月にかけて800名を招集し、8月、9月の第三期生では1,200名を募集するそうです。今回のクラスは142名の参加でしたが、その多くは何らかの社会的企業活動(NPO活動)をしている、もしくは今後活動をしたいという人が多くレベルの高いものだったと思います。夏の一期生では夏休みということもあり半数が学生でしたので若干の雰囲気の違いが感じられました。参加者は全国各地から来ており、日本全国には多くの人が地域活動をしている事を目の当たりにした次第です。NPO活動というとボランティア活動と思っている人が多いのではないかと思いますが、事業利益を配分できないだけで企業活動と同じであり、又、その目的、ミッションが地域社会の課題解決となるわけです。現民主党政権では「新しい公共」をうたっていますが、まさに「新しい公共」が社会的企業家活動になるわけです。今回の内閣府の事業を通じて、又、グランドワーク三島のインターンシップを通じて多くの人が社会的企業に興味を持ってもらえればと思います。

尚、本日静岡新聞の一面にグランドワーク三島が「第1回地域再生大賞」の受賞をしたことが書かれていました。地域活性化に取り組む団体を支援しようと、静岡新聞社など全国の地方新聞社と共同通信社が創設したものです。過去20年近くにわたる活動と地域の課題解決に向けて住民と行政、企業が理解を深めながら協働で取り組んできた事が評価されたと思います。

1025)グランドワーク三島インターンシップ第2期開催

1025)グランドワーク三島インターンシップ第2期開催






Posted by walt at 16:44│Comments(0)
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