2008年11月10日

519) 今年も「ホットワイン?」

日に日に寒くなってきましたね。といっても、日中が晴れないせいもあり、気温が上がら
ないのが原因だと思います。昨年と比較すると、やはり寒いような気がします。当方の愛犬
Andyは昨年は12月に家に入れましたが、今年は早くも家に入りたがるようになりました。

寒くなると、熱燗が恋しくなる人が多いのではないでしょうか?でも、熱燗よりビールを
飲まれる人が多いようですね。部屋の中が暖かくなり、冷えた体を熱燗で温めようとは思わ
ないようです。冬でもアイスクリームが売れるそうですので、部屋が暖かくなったことは
間違いないでしょう。昨年もこのブログで書きましたがメルシャンワインが「ホットワイン」
を昨年エスビー食品とのコラボで仕掛けました。結果売り上げがどのように増加したかは
わかりません。試しに家の赤ワインを電子レンジで温めて一度飲んだことがありましたが
2度、3度はありませんでした。ワインをあまり飲まなかったからかもしれません。

先月10月にメルシャンは、「ホットワイン・プロモーション」を11月より順次全国で展開
すると発表しました。「ホットワイン」とは、ドイツなどの欧州で冬に家庭で楽しまれて
いるワインの飲み方で、温めたワインに、はちみつや砂糖などで甘さを加え、オレンジや
レモンなどの柑橘系フルーツのスライスと、シナモンやクローブなどのスパイスやハーブを
加えて作るようです。ホットフルーツポンチのような飲み物ということになります。昨年
に引き続き今年もプロモーションをするということは、昨年成功したプロモーションだった
ということを物語っています。又、エスビー食品に同プロモーション用にオリジナルの
「ホットワイン用スパイスバッグ」を作成してもらいました。スパイス、ハーブ数種をブレンド
したティーバッグタイプとなっており、ワインとともに耐熱カップに入れて電子レンジで温め
るだけの簡単レシピで「ホットワイン」を作ることができるようです。

ホームページを見てメルシャンがキリンホールディングスの一員であることを知りました。
いつの間にかキリンの傘下に入っていました。その他フィリッピンのサンミゲルビール、
バーボンウィスキーのフォアローゼズ、ミネラルウォーターのボルビックも今やキリングル
ープの一員だったとは知る由もありませんでした。パナソニックが三洋電機を子会社とする
ように各業界でグループ化が進んでいるということです。今後もあの会社がいつの間にか
あの会社のグループになっていたということが頻繁に言われるようになるかもしれません。

ホットワインですが、当方が飲んだ時は単に電子レンジで温めただけでした。スパイスや
ハーブ、柑橘系のフルーツを入れたら違った風味となっておいしいかもしれません。お茶でも
ハーブティやフレーバーティがありますのでワインにも合うことは間違いないでしょう。
邪道と言う人もいるかも知れませんが、消費拡大のための飲み方の工夫は必要な事だと思い
ます。お酒好きな貴方、今年はホットワインを飲んでみますか?
  


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2008年11月09日

518) 今年も又玉砕(多分試験は不合格)

今年も年に1回の日本茶インストラクターの試験が本日ありました。試験会場は静岡大学
農学部の教室でした。始めて静岡大学のキャンパスに足を踏み入れましたが、およその場所
知っていましたが、キャンパスがどうなっているのか、自分がどこにいるのか分からず
キャンパス内の地図を頼りに目的地まで行きました。静岡駅からはちょっと遠いですが
環境の良い場所であることが分かりました。それにしても校舎が古く、施設も古く、静岡
県一の大学としては「ちょっと」という感じでした。

さ手試験ですが、学科試験が100問あります。5択のマークシートで、正しい記述を選択
する問題、間違った記述を選択する問題、正しい記述の組み合わせ、間違った記述の組み
合わせを選ぶなど結構読解力を必要とする問題の数々です。前半の75分間で5ジャンルの
問題が10問ずつあり、合計で50問、1分半で1問解かないと間に合いません。時間に追われる
闘いでしたが、テキストに載っていない言葉、単語が出てきてさっぱりわからない問題が
多くありました。茶の歴史、茶の概要、茶の栽培、茶の科学、茶の淹れかたの5ジャンルと、
後半の75分では、茶の健康と科学、茶の製造、茶の利用。茶の品質審査と鑑定、茶のインス
トラクションの5ジャンルで各10問ずつ50問ありました。70問以上正解で合格ですが、どの
問題も正解が一つとは思えない問題ばかりでお手上げの状況でした。

ところで、とても気になったことがあるのですが、受験者の多くが男性でしたそれも比較的
若い男性です。インストラクター協会の会員であるインストラクター、アドバイザーの多く
は女性であり、今回の試験も女性が圧倒的に多いと思っていたのですが55%位は男性だった
ように思います。お茶関連の仕事の人がこれほどいるとは思えません。単純にお茶に興味が
あるということなのでしょうか?お茶の生産者を目指す、茶商を目指すということであれば
これほど業界には嬉しいことがありません。静岡での試験会場では400名ほどは受験したので
はないかと思われます。昨年の合格率が25%でしたから、今年も100名ほどは合格すること
でしょう。

今日は久しぶりに夕食時にお酒を飲むことができました。11月になってから、少しは勉強を
しなければならないと思い飲まずに勉強しましたが、やはり短期間ではだめだったようです。
3度目も正直といいますが、さて来年はどうしたものか思案どころです。お茶関連の仕事を
してるわけではないのに、なぜここまでこだわるか自分でも不思議です。
  


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2008年11月08日

517) とり越し苦労だったか?

本日は、久しぶりにまとまった雨が降りましたね。朝の天気予報では、午後から雨と言って
いましたが、その時はすでに雨が降っていました。また、日中の気温も朝の気温より2~3度
下がるとのことでしたが、その通り、肌寒い一日でした。そして夕方には気分も寒くなって
しまいました。

本日エコパスタジアムで静岡ダービージュピロ磐田vs清水エスパルスの試合がありました。
昨日妻が「明日やっぱり行ってくる」と言ってチケットを買ってきました。当方は初めから
行く予定をしていませんでしたので、妻はひとりで出かけて行きました。一昨日のこのブログ
で、今日の試合のことを心配しました。夕方18:00頃妻からメールがきました。「行かなけ
れば良かったかもしれない」と。それは負けたという意味でした。インターネットで結果を
検索すると0-1で負けでした。そして、19:22に清水駅に着くとのメールが再びありました。
20:00頃になると思っていましたが、あまりにも早い到着です。駅まで迎えに行き、状況を
聞くと、試合終了のホイッスルが鳴った時には席をたっていたそうです。聞こえたのは大
ブーイングの声だったようです。最後までいなかった為「蛍の光」を歌ったかどうかはわか
らないとのこと、多分あの雰囲気では歌わなかっただろうとのことでした。

今回の静岡ダービー、ジュピロサポ、エスパルスサポともあまり関心がないのではと思って
いたため、24,000名ほどの観客が入ったとは驚きました。エスパルスサポーターはジュピロに
引導を渡すところを観たかったに違いありません。しかし、結果は情けない内容だったようです。
「清水エスパルスをこよなく愛するページ」たけぞーの掲示板がありますが、今日の試合の
書き込みは多くはありませんでしたが、ほとんどが「やる気があんのか!」「勝つ気が感じら
れない」でした。この掲示板は多くのサポーターが書き込みますが、そのコメント数の少なさ
に、みんな呆れてしまって書く気もないという状況が汲み取れました。

チームカラーなのかどうかわかりませんが、エスパルスは同じような事を繰り返します。
先週土曜日のナビスコ決勝戦の戦いは、悪い時の闘い方と全く同じでした。それを観た限り
では、次の天皇杯も期待の持てるものではありませんでした。かろうじて勝ちましたが、良い
試合ではなかったはずです。そして、今日の試合。たけぞーの掲示板でも「最初の5分で今日の
内容がわかった」とあるように、悪い時の戦い方をそのまま継続していることが読み取れま
した。我々サポーターが試合をやるわけではありません。選手がするわけであり、その雰囲気
気持はピッチ上でわかるはずです。しかし、口で言うこととやることが全く合っていません。
その繰り返しです。選手自身が気持ちを切り替えてもらわなければなりません。このままでは
残りの3試合、そして天皇杯の鹿島戦は全く期待できないでしょう。成績は次の契約にも影響
するはずです。選手各々の奮起に期待するしかありませんね。
それにしても最悪なとり越し苦労となってしまいました。
  


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2008年11月07日

516)田母神(たもがみ)俊雄・前空幕長の論文

世の中平穏無事な日はないようで、毎日何らかの事件が発生します。ビジネスでもクレームは
発生し、その対策・解決に多大な労力を必要とします。政治の世界でもしかり、毎日のように
トラブルが発生しており、「いったい何やってんだ!」と思うようなことばかり続きますね。

先週のことだったでしょうか?自衛隊の田母神・前空幕長の論文が大きな政治問題として発展
しました。ここぞとばかり中国、韓国が反発してきました。田母神氏の論文は「日本は侵略国家
であったのか?」というものであり、彼の持論が政府見解とかけ離れていたというものです。
本日の日経BPネットに政治アナリストである花岡 信昭氏の「田母神・前空幕長の論文が最優
秀賞になった経緯」と題したコラムが掲載されていました。氏はこの懸賞論文の選考過程に加
わった当事者の1人とのことで、渡部昇一氏を委員長とする審査委員(4人)の一員に指名され
たようです。

この懸賞論文は全国にホテル・マンションを展開するアパグループ代表の元谷外志雄氏が中心と
なり公募されたようです。アパホテルというと、あの「帽子の女性社長」で知られる夫人の
芙美子氏のホテルであり、ちなみにAPAは「Always Pleasant Amenity」の頭文字を
取って名づけられたものだそうです。論文公募に関しては新聞や雑誌に告知広告は出したものの、
「真の近現代史観」という重いテーマだったため、どの程度集まるのか不安だったが、結果的に
235点の応募があったようです。そのうち、社内で20数点に絞り、筆者名を削除してCDに収録した
ものが、花岡氏にまず送られてきました。手書きのものもあって、読み込むのは大変な労力を
必要としたが、これを踏まえて、2回の審査委員会が開かれ、応募作品の得点が集計されていき、
最終段階で初めて筆者名が明らかにされ、一同驚いたようです。

以下のサイトから田母神氏の懸賞論文最優秀賞「日本は侵略国家であったのか」を読むことが
できます。結構長い論文ですが、最優秀賞を獲るだけあって良くか書かれていたと思います。
歴史の描写に関しては、正しい、違うの議論があると思いますが、もし、個人で調べたのであれば
(もしかしたら仕事の一環で過去調べたのかも知れませんが...)その資料の量も膨大ではなか
ったかと思います。この論文は個人の主張ではありますが、現職の自衛官、ましてや空幕長とも
ある方が投稿したことが問題でした。只、一般人として投稿したのであればこれほど話題には
ならなかったかも知れません。

興味のある方は、読んでみてください。そして、どのように感じるかは貴方次第です。

アパホテル懸賞論文:http://www.apa.co.jp/book_report/index.html

田母神氏の「日本は侵略国家であったのか」:
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
  


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2008年11月06日

515) 2005年10月22日は忘れられない.....でも

11/1(土)に国立競技場へ行き、エスパルスが表彰台に挙がるのを楽しみにしておりましたが
なんとも、思い出したくない結果と終わってしまいました。テレビのニュース、スポーツニュース
新聞は見ませんでした。そして、昨日の天皇杯、観にいく予定でしたが、急遽やめました。
妻は観にいき、1-0で勝ったことをメールで伝えてくれました。

明後日、11/8(土)Jリーグの31節、エコパスタジアムでジュピロ磐田vs清水エスパルスの静岡
ダービーが16:00に開催されます。過去の対戦成績はエスパルスの15勝21敗3分で、最近の
成績はエスパルスの3勝1敗3分(健太エスパルスになってから)です。当方は用事があるため
アウェーの試合を観にいくことができませんが一言どうしても伝えたいことがあります。それは
エスパルスが勝っても、負けても、引き分けでも決して

「蛍の光」

を歌わないで下さい。と言うことです。

思い起こせば2005年10月22日、第28節、健太エスパルスの最初の年、成績は低迷し、27節
までの成績は6勝11敗10引き分けの15位でした。16位がJ2との入れ替え戦、17位18位はJ2に
自動降格するわけです。19:00に始まった試合は結局1対1の引き分けに終わりました。試合
終了後、詰め掛けたジュピロサポーターは「蛍の光」を歌い始めました。なんともいやらしいことです。
と同時に情けないサポーター達です。敵に塩を送るという美談が戦国時代にありましたが、
「頑張れのエールが送れないものでしょうか?」当方はジュピロ嫌いですが、よりいっそう嫌いに
なった瞬間でした。それからと言うものジュピロが負けることに喜びを感じたものです。
遠い昔、ジャイアンツが負けるのを楽しみにしていたと同じ気持ちです。

そして今年30節を終えてジュピロ磐田は17位の自動降格圏内にいます。後残すゲームは4試合
2勝1敗1分で何とか残留できるかどうかと言う状況です。そして、11/8土曜日に静岡ダービーがあり
ジュピロとしてはどうしても勝たなければならない一戦です。先週土曜日に天皇杯がありましたが
標的はエスパルス戦にむけていたようです。それほど気合が入っていました。多くのエスパルス
サポーターはあの日2005年10月22日を克明に覚えています。よって、皆試合が終了した後で、同じ
ように「蛍の光」を大声で歌ってやりたいという気持ちで一杯のはずです。しかし、それをしたらあの
「しょうもないジュピロサポーター」と同じになってしまいます。ここは、ぐっとこらえて「エスパルス
サポーターは違う」ところを見せ、エールを送っていただきたいと思います。当方、本心では他人の
不幸(特にジュピロに関しては)を喜びたいのですが、よくよく考えるとジュピロがいなければ静岡
ダービーは成り立ちません。富士山ダービーがなくなってしまいましたが、それ以上に静岡ダービー
がなくなるのは悲しいものです。違いますか?

かつてのサッカー王国静岡(死にかけています)が、死んでしまいます。よって、今回の静岡ダー
ビーでエスパルスが勝っても、負けても、引き分けでも、ジュピロ磐田に「エール」を送ってもらいたい
のです。静岡のサッカーのためにも.....。静岡ダービーがなくなると、観客動員数にも影響して、
エスパルスの経営にも響いてきます。総合的に判断して、J2降格は決して良いものではありません。
そして、できるものであれば、ジュピロ磐田の残りのホームゲームは一緒に応援したいものです。
最終戦の大宮とのゲームでエスパルスのユニフォームを来て応援する大宮のオレンジになってしまい
ますのでそれだけは避けなければなりませんが.....

エコパスタジアムに応援に行くエスパルスサポーターの皆さん、ジュピロ磐田にエールを送って下さ
い。以前天皇杯で明治大学が善戦したときのように。哀れみではなく、本当の応援の気持ちで。

  


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2008年11月05日

514) 何処まで行くの企業のコラボレーション

消費者の多様化に伴い、作れば売れる時代はとっくの昔になくなり、いまや、メーカーは新商品の
開発には頭を抱えています。その為、中小メーカーは流通業者向けのプライベートブランドのOEM
供給をするようになりましたが、現在では業界大手もPB作りに力を入れています。その表れの一つ
が、昨日書きました「日経トレンディ2008年ヒット商品ベスト30」の1位がプライベートブランド
だったのではないかと思います。又、メーカーも、全てが自社開発では新商品の開発は難しく、
他社とのコラボレーションによる開発も積極的に進めています。

昨日11/4、株式会社ワコールは、「薄い・軽い・暖かい」をキャッチフレーズとした肌着「スゴ衣」
(女性用)と、宮崎県産ピーマンのコラボレーションキャンペーンを実施すると発表しました。
ワコールのニュースリリースによると、「スゴ衣」がピーマン約2個分の軽さ(66g)ということから、
食料品(ピーマン)の袋を活用して、肌着をアピールするという、従来接点がなかった衣料品と
食料品のユニークなコラボレーションを実現し田とのことです。期間中「スゴ衣」の広告が印刷
された宮崎県産ピーマン2袋をお買上げ頂き、外袋のJANコードを切り取って応募すると、抽選で合計
2,000名に「スゴ衣」をプレゼントするそうです。対象となる宮崎県産のピーマンは、全国の株式会社
イオングループ各社小売店、およびチェーンストア等の食料品売場で、2008年11月~2009年1月
に合計2,000万袋の販売を予定しているということです。「ピーマン」という日常の食料品の購入を
通じて、「スゴ衣」の認知向上と売上拡大を図るようです。「スゴ衣」は軽いうえに暖かいというのが
コンセプトで開発されました。又、ワコールによると宮崎県産ピーマンの冬季出荷量が日本一だった
ため、同じ冬季商品である「スゴ衣」と連動させることを思いついき今回のキャンペーンに至った
ようです。

今までの販促パターンですと自社商品を購入すると、何かプレミアムのある商品が抽選で当たると
言うものが圧倒的でした。しかし、今回は日用品、しかも生鮮食料品を買うと自社の商品が当たると
いう逆パターンです。宮崎県のピーマンからすると、意外性のPRと共に多分広告賛助金を出して
もらい、パッケージを作ることからコストダウンになっているはずです。ピーマンの売り場で宮崎産
と例えば静岡産が並べば、消費者が迷ったときに宮崎産を買う機会が増えるでしょうし、キャンペーン
をしている宮崎産を買うきっかけにはなりますが、複数の産地のピーマンが売り場に並ぶことはあまり
ないのではないでしょうか?と思っていたのですが、今日静鉄ストアを覗いたら、鹿児島産と茨城産
のピーマンが並んでいました。でも、取り扱いたいというお店が増えることはあると思います。
宮崎産ピーマンからしてみると渡りに船ですね。消費者からすると、2,000万袋の販売目標ですから
1,000万袋に対して2,000名に「スゴ衣」が当たる確率となります。5,000人に1人が当たる確率
です。購入者全員が応募することはないでしょうが、確率的には低いものです。この「スゴ衣」はそれ
ほどの価値がある肌着と思って良いのでしょうか?でも、これを仕掛けた広報担当者には脱帽です。
果たして「スゴ衣」の販売がこのキャンペーンで活性化し、ヒットするかが見ものです。

多分、年末に掛けて2匹目のどじょうが出てくるはずです。すでに、企画を考えている担当者もいるかも
知れません。静岡の農産物を例に取ると「イチゴの紅ほっぺを買って、ユニクロのフリースが抽選で
当たります」と言うのが出てきてもおかしくありませんね。ユニクロさん如何でしょうか?
スーパーに行ったとき、宮崎産ピーマンがあるかチェックしてみましょうね。


  


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2008年11月04日

513) 日経トレンディ2008年ヒット商品ベスト30

今年も又、「日経トレンディ2008年ヒット商品ベスト30」が昨日11/3に発表されました。「ベスト30」
は、前年10月から今年9月までに発売された製品やサービスを対象に、①売れ行き、②新規性、
③市場創出性、④影響力の4項目を考慮して日経トレンディ編集部が選出する企画で、1987年
から発表しています。よって今年で22回目となります。

今年度2008年のヒット商品ベスト30の第1位は三連覇を狙っていたニンテンドーWiiフィットが3位と
なりニンテンドーを抑えた「プライベートブランド」が受賞しました。「プライベートブランド」と言っても
何処何処のプライベートブランドではなく、「総称プライベートブランド」です。よってスーパー大手
イオンやイトーヨーカ堂、コンビニのセブンイレブン、ローソンなどのプライベートブランドが受賞した
ことになります。他の商品が値上がりする中で唯一プライベートブランドのみが値下げし、スーパー
からコンビニまで進出して新規市場を広げたことが評価されたようです。尚、2位はマイクロPCの
元祖とも言われる「5万円台」のノートパソコン「Eee(イー) PC」で1年足らずでゼロから市場を最大
10%のシェアまで作ったことが評価されました。ちなみに昨年2007年はニンテンドーWii、2006年
はニンテンドーDS Lite& 鍛脳ゲーム、2005年はアップルのiPod nano、2004年は冬のソナタ、
2003年は阪神タイガースでした。このベストヒット30が誕生した1987年は自動製パン器だった
ようです。そういえば、当方にはありませんでしたが、多くの家庭で簡単にパンが焼けるということで、
自家製パンをもらった記憶がありますので、それは1987年頃だったことでしょう。今も尚、家庭でパン
を焼いているお宅はどれほどあるのでしょうか?

2008年日経トレンディベスト30は次の通りとなっています。

(1)プライベートブランド(2)Eee(イー)PC(3)Wiiフィット(4)アウトレットモール(5)ゼロ飲料
(6)鉄道博物館(7)BBクリーム(8)H&M(9)ブルーレイディスクレコーダー(10)ケシポン
(11)iPhone(アイフォーン)3G(12)ファンタふるふるシェイカー(13)ジェロ(14)B型自分の説明書
(15)シャワークリーンスーツ(16)花畑牧場生キャラメル(17)クロスウォーカー(18)プレミアム
 ローストコーヒー(19)デジタルフォトフレーム(20)ニコチンパッチ(21)レインブーツ(22)スープ
 deおこげ(23)めぐりズム(24)クルトガ(25)クッキングトイ(26)リキッドガム(27)崖の上のポニョ
(28)チーザ(29)カレー鍋(30)富士登頂

この中で、当方が購入したものと言うと、唯一10位の「ケシポン」のみです。「ケシポン」はこのブログ
でも紹介しましたので、とてもうれしく思いますが、今年は当方が注目した商品は殆ど入っておらず、
その意味では非常に残念です。30アイテムあるうち1アイテムしか購入していない当方(当家)は
遅れているということになるのでしょうか?それとも流行に流されない家庭なのでしょうか?でも、年末
には多分ブルーレイディスクレコーダーを購入する予定ですので2アイテムとなります。2アイテムで
あれば平均的でしょう。それとも平均以下でしょうか?この中で一つ気になる商品があります。それは
29位のカレー鍋です。実は当方、「清水カレーもつ総研」の会員の1人として来年は「清水カレーもつ」
を全国に広めていくお手伝いをします。カレー鍋とカレーもつは異なりますが、日経トレンディの担当者
がその違いを分かってもらえるか、今から心配しているわけです。さあ、「日経トレンディ2009年ヒット
商品ベスト30」に掲載されるよう頑張らなくては.....

貴方はどのくらいの商品を買ったことがありますか?

  


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2008年11月03日

512) 葵区内牧の大お茶会

当方のお寺は清水区の馬走にあります。鐘つき堂があり、大晦日の夜は多くの人が鐘を
撞くために訪れます。108つで終わりではなく、最後の一人まで撞いてもらいますので
終わるのが1時過ぎです。また、一昨年は開山450年の法要をしましたので、比較的由緒
あるお寺ではないでしょうか?

本日、妻の実家のある葵区内牧に行ってきました。毎年11/3に結成寺で内牧町内会主催
のお茶会が開催されるからです。今年で20回目を迎えるとのこと。妻が昨年参加して
お茶会の事を知り、今年は当方も参加した次第です。当方結婚して21年となりますので
このお茶会は妻が結婚してから始まったため知らなかったのも無理はありません。
内牧手揉み保存会、内牧老人会、抹茶愛好会、煎茶愛好会、マルウチ茶農協他が協賛し
煎茶、手揉み茶、抹茶の茶会を中心に地産品の物販なども行われ、「この人たちはどこ
から来たの」と思うほど、賑わっていました。お茶席は2席で500円で販売され、くじ引き
券も付いていました。3か所の席(手揉み茶、抹茶、煎茶)は、多くの人が順番を待ち
お茶には生菓子が添えられていました。内牧地区で抹茶の製造はしていないと思いますが
その他のお茶は内牧で採れたお茶を使用しています。

義父に20年前にどのような経緯でこのようなお茶会が開催されるようになったか聞いて
みると、地区住人が町おこしの一環として提案して、最初は茶工場で開催されたようです
が、その後結成寺で毎年開催されるようになったとのことです。会場で、当時お茶会を
提案した人と会う機会があった為、経緯やお茶の話をさせていただきました。このお茶会
は町内会に主催が移行したため、その方は直接かかわりあいを持っていないようでしたが
このようなイベントはきっかけづくりであり、いわゆるお茶のマーケティングの一つで
ある。決して、何人参加して、幾らの売り上げに終わったという数字のみを結果とするもの
ではないと言っていました。この話は、山梨でワインツーリズムを企画している人と同じ
考えであり、共通している地域振興、まちづくりである事を再度知らされました。

以前、このブログで東京のお寺がカフェを始めたり、お経のセッション、本堂でのコンサ
ートなどを催し、お寺ともっと密接な関係を作ろうとしています。昔はお寺の役割が公共の
施設のようなものでした。そして、檀家という考えが薄れてきている昨今、お寺の経営も
難しくなっているようです。お寺は単なる葬儀をする場所ではなく、その地域に深く関係
した場所になるべき役割を持っているはずです。その意味で、当方のお寺も、地域にその
ような役割ができるよう今後働きかけをしようと思っていた矢先の今回のお茶会は、良い
勉強となりました。

当方のお寺は、鐘つき堂、座禅堂もあります。これらの施設を有効に利用することができ
ればと思っています。もちろんお茶会も企画したいと思っております。
  


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2008年11月02日

511) 好奇心旺盛

子供がお母さんに「ねえ、どうして?」「どうして?」「どうして?」と機関銃のように疑問を
持ち質問をする時期があると聞きました。質問をして、学んでいくのだと思います。
大人になると、それは好奇心に代わり、いろいろなことを知りたくなります。当方50歳を
過ぎても人より少々好奇心が旺盛のようです。

先日、所用で山梨県甲府市に行きました。山梨県立博物館のチラシに「甲州食べもの紀行」
として、「山梨県はまぐろの消費量が日本一」と書かれてありました。そういえば、その日の
昼食に食べたそば定食にまぐろの漬け丼が付いていました。何故だろうと思いつつも気に
しなかったのですが、その博物館のチラシで理由が分かり、そして、どうして山梨県のまぐろ
の消費量が日本一なのか知りたくなりました。たまたまそのチラシを役所で見たため、役所
の受付で問い合わせると、理由は知らなかったためかわざわざ博物館に問い合わせをしてくれ
「江戸時代から沼津ではマグロがたくさん捕れ、甲州商人がそれを買い付けに行きました。
それから甲州人はマグロをよく食べ、マグロをよく食べることが伝統のようになりました」との
ことです。「え、どうして清水ではなく、沼津名の?」と思いましたが、せっかく調べてくれた
受付の人には悪い為、質問はしませんでした。現在、マグロの水揚げシェア日本一は清水港
です。お持ち帰り寿司店も多い静岡が消費量も日本一と思っていましたが、山梨が日本一とは
思いもよりませんでした。山梨の人にマグロが好きか、良く食べますかと尋ねると多くの人が
「ハイ」と答えてくれましたので、その通りだと思いました。何かの折に、自分でもう少し調べて
みたいと思っています。

今年、4月から9月にかけて朝日テレビのワイン講座を受講しました。ワインの香りや味の
表現を色々な表現方法を使用するため、少しその表現方法を学んでみたかったことと、ワイン
の基礎知識を知りたかったからです。しかし、表現方法に関しては、当方の感性がない為か、
言葉で表現することはあきらめ、自分には合うか合わないかを判断する事のみにしました。
結局表現して、一緒に飲んだ友人に知ったかぶりをするのも好まないし、口に合うものは、
合う(おいしいと言うと、「おいしい」は個人差があるので極力言うことは控え、自分には合うと
答えています)というのが最もスマートだと思った次第です。6回の講座でしたが、もう少し
ワインも勉強してみたいと思っております。

講座では聞けなかった疑問がありました。
それは、ほとんどのワインの裏のラベルに書いてある「酸化防止剤」のことです。ワインが酸化
すると味が変わるのは知っていますので、そのための酸化防止剤であるとは想像がつくの
ですが、酸化防止剤(亜硫酸塩)がどのようなものか(味、匂い)知りたかったからです。
山梨のワインの蔵元に話を聞く機会があったため、酸化防止剤の事を尋ねると、快く質問に
答えてくれました。ワインの酸化を防ぐとともに、雑菌を殺してくれるようです。瓶詰めにする
とき基本的に入れるそうですが、製造過程中でも場合によって入れるようです。ブドウの栽培の
管理をしっかりしていればその分酸化防止剤の投入量は抑えることができるそうです。
逆に無添加であれば、完璧なブドウの栽培管理をしなければならず、非常に栽培管理が難しい
ようです。よって、酸化防止剤はワインにはなくてはならない物質であり、勿論使用量が規定
されているとのことで、安心して飲むことができるそうです。

世の中知らない事ばかりです。勿論知らなくても生活できます。しかし、知らないより知っていた
方が良いこともあります。「聞く一時の恥、聞かぬは一生の恥」という諺があります。これは知ら
ないことは何でも聞けということのようですが、「知らないことを知らないまま放置するな」が現在
では正しいのはないでしょうか?情報化時代の現在は人に聞かなくても、多くの情報をとることが
できますので、あまり聞いてばかりでは、知識、品格が疑われます。その意味では、当方も好奇
心をもったことを自分で調べてみる努力をすべきでしょう。でも、聞いてみたくなりますね。




  


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2008年11月02日

510) 火のないところには煙は....

今朝は7:00に家を出て、20:00に戻ってきましたので13時間かけたということになります。
結果は残念ながら負けでした。勝てば21:30より、エスパルスドリームプラザで祝勝会が
開催される予定でした。バスで国立競技場に行った我々は「帰りが間に合うかな?」などと
取らぬ狸の皮算用をしたことが、こっけいとなってしまいました。今日も、明日もナビスコ杯
がらみのニュースはあえて見ないようにしたいと思っています。

本日国立競技場からの帰りにトイレ休憩となった海老名サービスエリアの売店に、夕刊紙の
中刷りがあり「パナソニック三洋電機買収へ」とありました。「ほんとかな?」と思いつつ
帰宅して、静岡新聞夕刊を見ると、1面に同じく「パナソニック三洋電機買収へ」と見出しが
載っていました。年内を目途に合意を目指し、年間売り上げが11兆円を超える国内最大の
メーカーになるというものです。三洋電機は2006年3月にゴールドマンサックス、大和証券
SMBC、三井住友銀行に合計約3,000億円のの優先株を発行し、3社は来年の3月には、
三洋電気の了承を得ることなく株を手放すことができ、売却先を模索していたところ、今回の
話が飛び込んできたようです。

パナソニックは、先月10月に松下の名前、ナショナルのブランドを捨てパナソニックに統一
しました。そして、2009年度に連結売上高を10兆円にする目標を掲げ、計画達成には
M&Aの活用を模索しなければならなかった事情もあったようです。三洋電機は白物家電で
業績が悪化しましたが、ノートPC、携帯電話のリチウムイオン電池では圧倒的な世界シェア
を持っており、また、太陽電池パネルではエネルギー変換効率が世界最高水準である独自の
技術を要しています。当方初めて知ったのですが、三洋電機は1947年に元松下電器産業の
井植専務が創業した会社でパナソニックとも歴史的なつながりを持った会社だったようです。

リチウムイオン電池や太陽電池は旧松下電池が研究開発していました。しかし、太陽電池、
いわゆるエネルギー分野に限っては、松下電器産業が燃料電池に研究開発を特化し、競争の
高い太陽電池開発には参入しないと今年発表したばかりです。よって、こんなに早く、買収
という名の下でその技術を手に入れようと考えるとは思ってもみませんでした。マスコミの
発表に関し三洋電機の佐野社長は「ニュースを見て驚いた。正式には何も決まっていないし、
金融機関から何も聞かされていない」とコメントしていましたが、金融機関に対して優先株
を発行した時の条件に来年3月には株を手放される可能性があることをうたっているのです
からサッシは付くはずですし、その動向はつかんでいたはずです。マスコミ各社もそれなりの
裏付けを取っていた(火のない所には煙は立たない)と思われます。

この買収劇、最終的にどう転ぶか分かりませんが、三洋電機にとって白物家電を生かす道が
あるとすればパナソニック傘下に入ることも一つの選択肢ではないでしょうか?今後の動向が
見ものですね。
  


Posted by walt at 01:39Comments(0)