2008年07月10日

396)体重が減っていない...北アルプス山歩きPart3

夜、することがないため昨日に引き続き19:30に床につきました。3年前は7月末の土曜日に同じ
常念小屋に泊まりましたが、夏山シーズンであり、また土曜日とのことで、定員12人の部屋に14人
となり、頭と足が交互になるように寝るしかありませんでした。いびきのうるさい人がいて眠れ
なかったことを覚えていますが、今回は理由もなく眠れませんでした。目が覚めたのは22:30で、
ふと、外を見て天気を確認した所曇りでした。今日は7/6七夕前日です。すると運よく空に星が
出れば天の川を見ることができるかもしれません。目が覚めるたびに外を見ることにしました。
多分1時間半おきに目が覚めたのではないでしょうか?3時頃だったと思いますが、「ポタリ、ポタリ」
と音がします。雨かなと思って窓を開けると、結露して屋根から水滴が落ちていました。空を見上げる
とそこは満点の星、天の川がうっすらと見ることができました。何年ぶりかの天の川です。七夕の
時期に見たのは初めてかも知れません。しばらく見ていましたが、首が疲れたので再び寝ることに
しました。

4:30頃目が覚めた時は、うっすらと明けていました。日の出は4:30頃だったのではないでしょうか?
窓を開けるとそこには陽が当たり始めた槍ヶ岳がそびえたっていました。雲ひとつない晴天です。
槍ヶ岳の中腹まで陽が指すのを待って携帯で写真を撮りました。実はこの常念小屋はdocomoのみ
使用できます。そのためか、100円で30分充電できる充電器がフロントにありました。結局200円で
1時間充電したわけです。そのため、携帯のカメラが使用できました。昨日までの経験で消費電力が
多くなるため、写真を撮って直ぐ電源をOFFにしました。とても良い写真が取れたと思っています。
談話室があり、そこに座って窓を開け、しばらく赤く染まる槍ヶ岳を見ていました。その部屋は平成の
初めに皇太子殿下が常念岳に登った時に食事をした部屋であったことが書かれていました。
間違いなく同じような景色を観て感動したことでしょう。

常念小屋からは一番短いルートで下山できる一の沢ルートに決め、プロントでタクシーを予約しま
した。コースタイムは3時間でしたが余裕を見て4時間後の11時に一の沢タクシー乗り場に来てもらう
よう依頼しました。小屋からの下りは急でしたが下り易くあっという間に高度を下げました。上りであれ
ばとてもきつい所でしょう。しばらくすると沢の音が聞こえ、沢伝いに下ることとなりましたが、途中
大きな雪渓に当たりました。50mほどあったと思います。棒を拾い杖として使用して滑りながら下って
行きました。間違って滑ったら危険なところでしたので慎重に歩きました。それにしても、このような
雪渓がまだ残っているとは驚きです。7/1に富士山の山開きがあったようですが、登山口によっては
雪の為、山開きができなかったと聞いています。雪が多かったのか、それとも気温が高くならず溶けな
かったのかです。そういえば6月は1日も夏日がなかったようですね。快調に下山でき、3時間半で
林道まで下る事ができました。タクシーの予約は11:00でしたが10:40分には来てくれ11時過ぎに
は、駐車場に着く事ができました。その後、入浴と食事のできる宿「常念坊」に行きました。入口に着
いて、3年前も此処に来たことを思い出した次第です。

首筋、顔、腕が陽に焼けていたため、風呂に入るのがつらかったのですが、我慢して体をさっぱり
させ、楽しみであった体重計にのりました。3年前は、1泊2日で2Kgも痩せましたので今回も期待を
もって体重計にのり、1.5Kg減を確認しました。しかし、いつも家で測っている体重計と同じではない
ので、少々不安がありました。風呂場を後にしてざるそばを食べ、12:40には常念坊を後にして帰路
についた次第です。松本から中央高速に乗り16:15に清水に着くことができました。朝は2,400m
ほどのところにいたのが夕方には現実に戻っているのが不思議でなりませんでした。

家の体重計にのり、「体重が減っていない」とつぶやきました。


 
  


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2008年07月10日

395) 特定保健指導(メタボ対策指導)

395) 特定保健指導(メタボ対策指導)

本日、会社で特定保健指導の個別面談がありました。健康診断を請け負った病院の保健指導員が
会社に来て、個別に面談指導するものです。指導対象者は2つに別れており、「動機付け支援」と
「積極的支援」があり、当方は「動機付け支援」の対象者となっておりました。ウエストが85cmあった
ことと、当日血糖値が高かったことで、「メタボ予備軍」として認定され、「動機付け支援」の保健指導を
受けた次第です。

義理の兄は奥さんも同伴で特定保健指導を受けたとのことでしたので食生活の改善を余儀なくされた
のだと思います。それと比較すれば、当方はましなほうで、30分間の面談で目標値を設定され、
(当方の場合4kg程体重を落としたかったため、腹囲ですと4cmに該当するようです)計算により116
キロカロリー/日の減を言い渡されました。その方法として2種類あり、1つは運動による116キロカロ
リーの追加消費、もしくは116キロカロリーの摂取カロリーの減でした。当方これ以上運動によるカロ
リー消費葉不可能と思い、摂取カロリーを減らすこととしました。116キロカロリーは朝・昼・晩の3食の
ご飯で1食あたり一口食べる分を減らせばよいということでした。又、追加として余り物を食べないこと
としました。どうも、あまったものがもったいないため、無理して食べてしまいます。その為、摂取カロ
リーが多くなっている可能性があります。よって、おかずがあまっても食べないことに決めました。今後
3ヶ月後に保健指導のスタッフから連絡があり、進捗状況を確認することとなりました。

特定保健指導に関し、東京都がデータを公表していました。それは、「東京都特定保健指導対象相当
者の割合」というもので、「動機付け支援」と「積極的支援」の割合です。

(全体)      動機付け支援             積極的支援
40~64歳   東京都 7.8% 全国 11.0%   東京都 14.5% 全国 15.2%
65~74歳        24.5%     21.0%
40~74歳        13.5%     13.4%         9.6%      11.5%

(男性)      動機付け支援             積極的支援
40~64歳   東京都 4.1% 全国 11.8%   東京都 26.3% 全国 24.6%
65~74歳        29.6%     27.6%
40~74歳        15.7%     15.5%         16.1%     18.8%

この表から読み取れることは40歳~64歳までの人の「積極的支援」を受けなければならない人の
割合が多いということです。また、東京都は全国平均よりもメタボ、メタボ予備軍が少ないということ
です。東京にはいわゆるおデブさんが少ないということでしょうか?

「特定保健指導の対象」は次のようなステップで選定されるとのことです。参考までに。

ステップ1
腹囲とBMI で内臓脂肪蓄積のリスクを判定します。
腹囲 M≧85cm、F≧90cm →グループ分けA
腹囲 M<85cm、F<90cm かつ BMI≧25 →グループ分けB

ステップ2
検査結果、質問票より追加リスクをカウントします。
①血糖:
a.空腹時血糖 100mg/dl 以上 又は、
b.HbA1cの場合 5.2% 以上 又は、
c.薬剤治療を受けている場合
②脂質:
a.中性脂肪 150mg/dl 以上 又は、
b.HDL コレステロール 40mg/dl 未満又は、
c.薬剤治療を受けている場合
③血圧:
a.収縮期 130mmHg 以上 又は、
b.拡張期 85mmHg 以上 又は
c.薬剤治療を受けている場合
④質問票 喫煙歴あり
上記の①~③は内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の判定項目、④はその他の関連リスク
とし、④喫煙歴については①から③のリスクが1つ以上場合にのみカウ ントされます。

ステップ3
ステップ1、2から保健指導レベルをグループ分けします。グループ分けAの場合 ①~④のリスクの
うち追加リスクが2つ以上の対象者は積極的支援レベル、1つの対象者は動機づけ支援レベル、0の
対象者は情報提供レベルです。 グループ分けBの場合 ①~④のリスクのうち追加リスクが3つ以上の
対象者は積極的支援レベル、1つ又は2つの対象者は動機づけ支援レベル、0の対象者は情報提供
レベルです。

4月から5月にかけて健康診断があったと思いますが、貴方の状況はいかがですか?これから、会社
もしくは健康診断をやった病院から手紙が来るかもしれません。メタボ・メタボ予備軍の貴方、覚悟
してくださいね。ちなみに、当方を担当した保健指導員はもしかしたら、メタボ予備軍ではないかと思う
ほどの体格の人でした。


  


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2008年07月10日

394)イタリア・シチリアのワイン

4月から参加している朝日テレビカルチャーの「ワイン講座」が第4回目となりました。普段は新静岡
センターの7階の教室で行われますが、今回は、講座の講師であるヴィノスやまざきの種本氏の
イタリアの蔵元が来日するとのことで、急遽レストランでの食事をしながらのワイン講座となりま
した。場所は新静岡センター5階のカジュアルレストラン「ハナハナ」です。レストランを貸しきって
19:00より開催されました。講座の受講生は30名ほどですが、今回は一般応募の20名とあわせて
50名での講座となりました。

イタリアの蔵元はシチリア島の「チエウソ」のヴィンチェンツォさんが来日されました。初めての
日本に来たとのことです。本日7/9から7/16までワインの紹介で飛び回るとのことでした。シチリアと
言うと、オリーブとあの有名なあるパチーノの映画「ゴッドファザー」を思い浮かべますが、ワインも
とっても有名とのことです。又、身近では(サッカーファンなら覚えていると思いますが)1994年に
ジュビロ磐田に加入したスキラッチ選手はシチリア出身だそうです。(当方ジュビロファンではない
のになぜか覚えていました。当時はジュビロ磐田は全盛だったのですが、今はどうしたのでしょうか?
勿論我がエスパルスも同じですが......)
ワインの話に戻りますが、まずはイタリアのスパークリングワイン「プロセッコ(イタリアでの呼び名)」
をいただき、そのあと、スクラッティ2006の白と赤、チェウソ2004の赤、そしてチェウソ1999の赤を
解説付きでいただきました。チェウソはJALのファーストクラスに用意されているワインの一つだそう
です。それだけ、貴重であり、知る人ぞ知るイタリア・シチリアの蔵元ということになります。今回の
講座は4回目でフランスワイン、その他の国々のワインを飲んできましたが、今回のワインは香りが
今までのものとは異なりました。どのように違うか言葉で表現できないのですが、違うのです。それは
醸造中にセメント漕と呼ばれるところに保存するとのこと。ステンレスに厚さ30cmのセメントで固めた
ものであり、そこで寝かすことにより、独特の風味が出るようでした。この作り方は独自の方法との
ことでした。

イタリアのシチリアは人口500万人の島です。葡萄の生産はイタリア2位を誇っているそうです。土壌
は石灰岩で、良いとは言えませんが養分を吸収するため根が深くまで伸びているそうです。そして、
1本から採れる葡萄の量が少ないため、おいしい葡萄がとれ、おいしいワインが作れるとのこと。
今回は、教室とは異なりレストランで、食事を摂りながらの講座でしたが、ワインを楽しむのにはやはり
食事をしながら飲む方が良いとつくづく思いました。ワインって本当に難しいですね。でも人気があり
ますよね。日本での日本酒があまりにも不人気となっていますが、日本酒のイメージもありますが、
日本酒もワインと同じように蔵元によって変わっています。何か、ワインをヒントにしたセールスプロモー
ションができないものかとも思いました。

  


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2008年07月08日

393)携帯電話の電池がない..北アルプス山歩きPart2

高山病で頭が痛いし、少し寒気もするため、夕食時に楽しみにしていたビールを飲むことは止め
18:00からの食事を摂ったのち、風邪薬を飲んで19:00には床につきました。床についたといって
も、布団を敷き、シュラフ(寝袋)に入って毛布をかけました。一般的に山小屋は朝6:00が朝食、
18:00が夕食、21:00が消灯です。目が覚めたのは21:30でした。寒気もなく、頭痛も引いており、
良かったと思いましたが、それからが大変でした。まったく眠れないのです。
眠ったと思ってもうとうとしただけで、時計を確認しても1時間半ほどしか経過しておらず、意識
的に寝返りを打ちましたが、それでもダメでした。朝3:00頃になると隣の部屋の4人組があわただ
しくなり、4:00頃出かけていきました。多分、遠くまで縦走するのでしょう。5:00になるとほとんどの
人が起き、外の景色を見に行きました。多少は雲があるものの、目の前には槍ヶ岳から北に向かっ
て双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、野口五郎岳(歌手の野口五郎はこの山から名前を取ったと言う
人もいますが....)などが目の前に広がっていました。

この景色を携帯電話のカメラで撮ろうとしたところ、電源をオフにしていないにもかかわらず、画面が
真黒です。電源オンを押すと「電池寿命がありません」とのメッセージ。「え!なぜ、おとといの夜フル
充電したのに...」電話は圏外でありできず、写真も撮っていないのに、2日で電池がなくなるとは思い
もよりませんでした。「もしかしたら、気圧のせいでリチウムイオン電池の内部が膨張したのかも」など
と原因を推測しましたが、時はすでに遅し、写真を撮ることができませんでした。友人曰く、圏外で
あっても電波を探すために消費電力が多くなっているとのことでしたが、真相は如何に。当方はドコモ
でしたが、友人はソフトバンク。友人の携帯カメラで何枚か写真を撮ってもらいましたが、夕方には彼
の電源も入らなくなっていました。携帯電話に詳しい人がいたら教えてください。標高2,500mほど
ですと気圧がかなり違います。ポテトチップスの袋は弾けそうに膨らみます。
電池も影響があるのでしょうか?

燕山荘で1,000円払いお弁当を用意してもらい7:00に出発しました。二日目の行程は燕山荘~
大天井岳~常念小屋まで、コースタイムは5時間30分です。13:30には常念小屋に着くことができる
だろうと思い出発しました。雲ひとつない(大げさですが)良い天気に恵まれた最高の稜線歩きです。
右手に3,000m近い山々を見ながら、そして槍、穂高を眺めながらの登山はこの上もない喜びです。
そして夏山登山のシーズン前ですので、行きかう人もなく(実際7時間かかった工程ですれ違った
登山客は8名でした)、山を独り占めした感覚でした。今年は雪が多いせいか、気温が上がらない為か
ところどころに小さな雪渓がありました。大天井岳は本来巻いていくため、頂上にはいきません。
しかし、ルート上が設計で覆われ、そのため大天井岳に直登しなければなりませんでした。それが
又、大変で、登山ルートがあるようでないため、一苦労しました。頂上から降りてくる3人組に下りは
危ないので気をつけった方が良いことを伝えました。頂上には5人組みのパーティがいました。英国
から来て、東京で遊び、登山して、京都、奈良、大阪へ行くとのことでした。英国にはこのような高い
山があるか尋ねたところ、スコットランドにはあるけど数百メートルしかないとのことで、言われてみて、
「そうだった」と気付きました。この5人組みにも下りは危ないことを告げ、スティックは使用しない方が
良いとも伝えました。

槍ヶ岳には「小槍」という小さな穂先が北側にあります。「アルプス一万尺小槍の上でアルペン踊りを
さあ踊りましょ」といった歌がありますが、実際小槍には登れません。「なぜ?」と思いながら槍ヶ岳
を見て歩き続けました。大天井岳を過ぎると小槍がだんだんと見えなくなり、常念小屋についた時には
まったく見えなくなっていました。稜線上の砂利にはたくさんの「こまくさ」が咲いていました。
「こまくさ」は高山植物の代表です。これほどまでにたくさん見ることが出来感激しました。ずーっと
このまま増え続けてくれることを願った次第です。常念小屋には14:00に到着しました。小屋から1時
間標高差400mの常念岳があります。常念岳は100名山のひとつです。当方は過去2回登っており、
山頂の展望の良さは知っていましたが、友人は初めてなので友人だけで登ってもらいました。結局
往復2時間20分かかったようでした。山頂には他の登山客がいないため、寂しくなり5分も居ずに下山
したとのことでした。

定員12名(約6畳)の部屋に2人で利用することができました。この日の宿泊客は15名でした。缶ビー
ルとハーフボトルの白ワインを飲み19:30には床につきました。
景色を楽しみたいのであればこのルートは最高です。大天井岳の巻きルートを歩けば稜線沿いの高低
差のないルートでもあり、危険な場所はありません。初心者にはお勧めのルートです。

<次回へ続く>



  


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2008年07月08日

392) 総務省「ブログの実態に関する調査研究」報告

総務省情報通信政策研究所では、7/2、CGM(消費者発信型メディア)として急速に発展したブログ
について、コンテンツ量の動向及びブログ開設の動機等に関する調査分析を行った結果を取りまとめ、
公表しました。

2008年1月現在、インターネット上で公開されている国内のブログの総数は約1,690万件あり、記事
数は約13億5,000万件あったそうです。1箇月に1回以上記事が更新されているアクティブなブログ
は2割弱の約300万件。2001年1月以降に開設されたブログの総数は累計で約2,240万件で記事
数は約18億件だそうです。又、毎月新たに開設されるブログ数は、近年毎月40万から50万程度出
推移し、新たに書き込みされる記事数は4,000万から5,000万件程度で活発な情報発信が続いて
いるとのこと。削除されたブログもあり、2,240万件から1,690万件になっているようです。

ブログのコンテンツとしては画像・動画ファイルの掲載やコメント・トラックバック等のコミュニケーション
機能の活用により多様化しており、1記事当たりの画像ファイルの掲載数は約0.6件、1記事当りの
コメント数は約1.5件、トラックバック数は約0.1件だったそうです。2008年1月現在のアクティブ
ブログのうち、約12%がいわゆるスパムブログ(検索エンジンからのアクセスを増やすために様々な
キーワードを大量に埋め込んだ広告誘導を目的とするブログや他ブログの掲載内容をコピーして作成
されたブログ)が該当するそうです。ブログ開設者の主な動機として、自己表現(31%)、コミュニティ
の形成(26%)、社会貢献(8%)、収益目的(10%)及びアーカイブ型利用(25%)が重視される傾向
にあるとも報告されていました。この総務省の報告によると、当方のこのブログは記事を引用している
ケースが多々ありますので、スパムブログに残念ですが該当するかも知れません。でも100%引用
(コピー)ではないのですから許してもらえますよね。

我々が利用させていただいていますこのeしずおかブログ数は現在2,000件強とのことですので、
ほんの一握りですが、それにしても1,690万もの人(1人で何件か持っている人もいますので、もう
少し少ないと思いますが)がブログを書いたことがあるとは驚きです。アクティブブログだけでも300万
件ですので、すでに国民の生活に密着しているといえることでしょう。するとアクセス件数はどのくらい
あるのでしょうか?1人平均何件のブログにアクセスしているのでしょうか?ページビュー数も気になる
ところです。ブログ開設者の動機の1位が自己表現となっていました。分かるような気がしました。もし
当方がアンケートに回答していたのであれば多分「自己表現」に○をつけたことでしょう。又、コミュニ
ティの形成も上位動機となっていましたが、SNSと同じ意味合いでのブログが利用されていることに
なります。我々の地域ブログでは100%バーチャルではなく顔の見えるコミュニティになりつつありま
す。ブログを通して、本当のコミュニティが形成されていることがとてもうれしく思います。

ブログに関しては導入され数年が経過していると思います。いろいろと進化し、いろいろな賛否両論が
なされています。しかし、利用する人がマナーを守り、運営されていけばとても良いコミュニケーション
手段になります。そんな意味でも地域ブログであるこの「eしずおか」が好きです。
まだブログを始めていない貴方、気軽に参加してみませんか?




  


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2008年07月07日

391) 洞爺湖サミット、環境サミット?

昨日、各国首脳が北海道洞爺湖に続々と集まってきました。G8参加国プラスEU連合の計9カ国に
アフリカ諸国、招待国を合わせて22カ国の首相、大統領が集まります。22カ国集まるのは初めて
とのことです。大きなテーマが4つ(世界経済、環境・気候変動、開発・アフリカ、政治問題)が
あるようですが、福田首相は開催国・議長国であるなか、環境・機構変動を主なテーマと考え、
環境サミットとしての位置づけをしています。

昨日、本日のニュースでは今回の洞爺湖サミットの件を大きく取り上げています。その中で注目を
浴びていたのが国際メディアセンターではないでしょうか?期間中(7/7~7/10)で延べ4,000人が
利用されると言われています。またその特徴として、冷房を雪の冷気ですること、資材がリサイクル
(再生利用)、リユース(再利用)、リデュース(抑制)の3Rを推進していることです。環境サミ
ットと呼ばれている所以でもあります。メディアセンターは総工費30億円を費やし、竹中工務店が
建設したとのこと。雪を使用した冷房システムは地下に7,000トンの雪を貯蔵しその冷気を利用します。
雪を電気エネルギーで冷やすことなく、9月まで利用できるとのことです。画期的とは思いますが、
北海道、東北、北信越山間部のみしか利用できないシステムとなります。また、3Rを推進している
とのことですが、リユースされなければ何の意味もありません。その点はどうなっているのか気に
なるところです。リユースされなければ、単に取り壊されておしまいです。夏休みの間まで一般公開
すればよいのに、その計画もなく、サミット終了後は取り壊されるようです。なんか変ですね。
そしてメディアセンターを利用する、各国メディア関連のスタッフにお土産があるようですが、廃材を
利用した鉛筆や三洋電機の充電池(エネループ)、そして、シチズンのエコドライブ他キットとなって
プレゼントするようです。さて、この目的は......

今回のサミットの影響でしょうか読売新聞の一面広告に、東京ガスの取り組んでいる燃料電池のこと
が載っていました。いわゆる家庭用燃料電池でコジェネシステムと呼びます。燃料電池は水素から
水素イオンを取り出し電気エネルギーに変え、その時熱が発生します。そして空気と水素が結合して
水ができます。東京ガスでは都市ガスから水素を取り出し、そして発電します。発電時に生じた熱は
水を温めてお湯にします。よって、ガスから電気とお湯を生み出すことになるわけです。松下電器が
このハードを担当しており、今年、本格的に家庭用燃料電池市場に参入することを発表しました。
価格を50万円~60万円にしないと普及しないと試算していますが、数年で可能になるのでしょうか?
現在フィールドテストがされており、国からの補助金で1,000軒近いユーザーがモニター使用している
ようです。果たして10年使用したと仮定して設備・メンテナンス費用でもとが採れるものでしょうか?
家を新築したとき、70万円ほどかけてソーラー給湯器を設置しましたが7年で壊れてしまい、結局取り
はずす費用もかかってしまいました。トータルでは大赤字でした。結局エネルギー問題に関心がある
という独りよがりな考えで終わってしまいました。この燃料電池ですが「電池」という言葉を使用する
ため、勘違いする人がいますが、リチウムイオン電池の「電池」とは異なり、実際は「熱電機」として
理解してもらう方が良いと思います。

今後二酸化炭素の削減に国民全員が協力しなければなりませんが、燃料電池を導入して削減できる
二酸化炭素量と、その台数の燃料電池システムを作るために排出する二酸化炭素の量まで、しっかり
と計算して、「効果がある」と言っていることを期待します。もし、家庭用燃料電池が50万円ほどに
なっとしたら、貴方は燃料電池を利用しオールガス化しますか?それとも、エコキュートを使用する
オール電化を選びますか?
今回の洞爺湖サミットの結論、合意はどうなることでしょうか?議長国としての責任が取れるのでしょうか?


  


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2008年07月06日

390)急いで帰ったのに... 北アルプス山歩きPart1

7/4(金)と7/5(土)2日間お休みしましたが、多くの人にアクセス頂き、申し訳なく、又、嬉しく
思いました。ありがとうございます。

今朝は朝7時に山小屋(常念小屋)を出て、3時間半かけ下り、予約してあったタクシーに乗って
車を駐車してあった「しゃくなげ荘」に行き、お風呂に入り、おそばを食べ13:00に松本を出る
事ができました。中央高速道路を飛ばして、中部縦貫道路を15㎞ほど走り、16:15頃帰宅すること
ができました。それにしても松本から3時間ちょっとで着きましたので、中部縦貫道路ができれば
(何時できるか分かりません、もしかしたらできないかもしれません)2時間30位で清水まで来る
事ができるでしょう。

なぜ、急いで帰ってきたかというと、夕方から妻と「清水七夕祭り」に行く予定だったからです。
3日留守にしましたので、そのくらいはしなければならないと思ったからです。しかし、家に着く
と「今日お通夜に行かなければならないかもしれない」とのこと。その後、電話があり「お通夜
に行くため七夕には行けない」ということになりました。庭に水を撒き、日焼けした肌につける
クリームを買いにドラックストアに行き、その後、犬の散歩に出かけました。先週月曜日に手術
した犬がエリザベスカラーが原因で、ストレス性拒食になっていまし、そのため、エリザベス
カラーを外し、子供用のおしめをすることになりました(このことは当方が不在の時に決まった
ようです)。散歩にはおしめが邪魔になるため、おしめを外して散歩に行った次第です。

7/3静岡では雨が降りしきる中、信州へ向けて車で出かけました。みんなから、こんな雨の中、
登山に出掛けるのは正気の沙汰ではないと言われましたが、現地に行って決めようと思い強硬に
出かけました。松本で仮眠をとり、朝(6:00)になると晴天です。妻に天気が良いことをメール
し、目的地である、中房温泉行きのバス停及び登山者用駐車場がある「しゃくなげ荘」へ向かい
ました。今回のルートは中房温泉~燕山荘(泊)、燕山荘~大天井岳~常念小屋(泊)⇔常念岳、
常念小屋~一の沢(ヒエ平)です。実は中房温泉~常念岳までは大学生の時(今から31年前)の
7月初旬に縦走した経験があり、その時の景色に感動した記憶が残っていました。7月20日を過ぎれ
ば夏山シーズンとなり、多くの登山客が訪れる場所です。しかし、この時期であれば、まだ登山
客もまばらで、また、雪が残る槍ヶ岳、穂高連峰が素晴らしく美しく見えるため。あえてこの時期
に賭けた次第です。

8:10にしゃくなげ荘前を出発したバスは8:50に中房温泉に到着し、9:00に登山を開始しました。
コースタイムでは4時間10分のところ、休憩を含め5時間かかり14:00に燕山荘に到着しました。
もう、足はがくがく、へとへとです。小屋に泊まる申し込みをして(1泊2食9,000円)、その足で
燕岳(つばくろだけ)2,782mに行きました。一度登山靴を脱ぐと、また履いて登るのが厭になって
しまうからです。リュックを小屋に預けピストンで燕岳を登りました。実は、少々高山病にかかっ
てしまい頭が痛くなっていたのですが、慣れれば痛みも取れるだろうと、そのままにしておきました。
小屋はシーズン前ということもあり、合計18名の宿泊客でした。そのため、定員6名の小部屋に2人
で眠ることができました。このようなことはシーズン中(7月中旬からお盆まで)あり得ません。
定員6名でも8名寝ることもあります。山小屋は予約する人もいますが、基本的には泊まりたい人を
拒めません。そのため、定員以上になることはシーズン中は日常茶飯事です。3畳間に定員が6名
ですので、その混雑ぶりが想像できると思います。

天気は曇りで、槍ヶ岳の穂先は雲に隠れていましたが、まずまずの展望でした。写真は燕山荘から
燕岳の写真です。31年前、この場所で生まれて初めてブロッケン現象を見た場所でした。31年前の
事ですが、感動したものは覚えているものですね。

     松本7/4 朝6:00      しゃくなげ荘バス停         燕岳(燕山荘から)
  


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2008年07月03日

389) サマータイム Part2

昨日の日経BPネットの大前研一氏「サマータイム導入を面倒くさがる日本」の記事を読み愕然として
しまいました。大前氏は「今年(2008年)6月9日、自民党が政調全体会議を開いた。サマータイム
法案の扱いを谷垣禎一政調会長に一任することに決めたのである。これはもう『日本でサマータイム
は実現しない』とイコールだ」と言う一説です。

記事では大前氏が20年前からサマータイム制を提唱しており、肯定派であることが良く分かりました。
今回は大前氏に大賛成です。まず戦後サマータイム制が敷かれたが、成功しなかったことについて、
大前氏は当時は、栄養失調の子供がたくさんいた時期であり、経済も発展していない。国民は働くこ
とで何とかお金を稼ぎ生活するのがやっとの時代に、今のような余暇を考える時間はなかったという
こと。よって、家に帰って陽がまだ沈まなくてもすることがなく、お腹を空かせるだけだったと。言われて
みれば、そのとおりであり、明るい時間が長ければ、直ぐ寝るわけにも行かず、かと言ってやることも
なく、働くだけであれば、サマータイムは失敗するはずです。又、知識人の中にはサマータイムを実施
すれば、残業が多くなり働く時間が長くなるだけといっている人がいますが、大前氏は「やってみなけ
れば分からない。やってみれば、問題点が浮き上がり、改善の余地ができる。やる前から否定するほう
がもっとおかしい」と。これもそのとおり、現代の日本の企業文化に合うかどうかやってみるべきと思い
ました。

谷垣政調会長といえば、何でも先延ばしにすることで定評のある政治家であることが書かれていました
がもし本当であれば、政府は全くサマータイムの導入をはなから考えていなかったということになり
ます。OECD加盟国のうち日本と韓国のみがサマータイムを導入しておらず、国際社会に馴染んで
いないことが現れていました。今年はこの問題を取り上げていたので、本格化すると当方は期待して
いたのですが、残念です(まだ決まったわけではないのですが)。欧州でサマータイムを経験したとき、
明るいときに夕食を食べてもまだ明るく、寝るのが惜しいことは感激でした。屋外のレストランで食事を
取る雰囲気は最高でした。日本と欧州の違いはありますが、日本でも導入して欲しいと思っていたのに.....

サマータイムに興味のある方は以下の大前氏のコラムを参照下さい。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/138/

ところで、今回始めてのことですが、明日(4日)、明後日(5日)のこのブログはお休みします。
今晩から、雨を押し切って北アルプスの燕岳、大天井岳、常念岳(2,800mほどの山々)に行って来
ます。携帯電話を利用しての投稿はやったことがありませんので、多分無理と思っています。
7/6(日)に又お会いできれば光栄です。只、雨がひどければ、温泉につかって帰ってきます。


  


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2008年07月02日

388)夏休みの予定

まだちょっと早い話題ですが、後1か月半経過するとお盆休みとなります。製造業ではお盆に集中して
休みをとりますが、サービス業では個々に夏休みをとることと思います。毎年、お盆期間中は、テレビ
局各社が成田空港に行き、出国と帰国ラッシュの様子を放送します。当方もGWでしたが、インタビュ
ーされたことがあります。しかし、出国時だったため、そのインタビューが放送されたかどうかわかりま
せん。しかし、今年の夏休みは従来と異なった様子になるのではないでしょうか?

昨日より、ガソリンの価格が上がり、1リットル当たり180円を突破したと各紙、各局報道しています。
ハイオクであれば195円ほどです。1リットル当たり300円を超えるとマイカーの限界点とのことで、車
を持つことをやめるといわれています。ガソリン価格の値上がりと共に関連価格が値上がりして、今年
の夏商戦では、海外旅行が敬遠され、省エネタイプの家電がよく売れるという影響が出ているよう
です。日本旅行では今年の夏の海外旅行の予約状況が北米・ハワイなどへは前年比40%ほど落ち
込んでいるとのこと。国際線の燃油特別付加運賃(サーチャージ料)は、北米路線で7/1より往復
16,000円高い56,000円になったそうです。もしかしたらサーチャージ料の方が運賃より高い場合が
発生するかも知れません。海外旅行が敬遠される中、JR東海の東海道新幹線を利用した旅行商品の
予約が好調で、前年同期比3割アップだそうです。

夏休み特化した旅行商品ではありませんが、JTBではメタボリックシンドローム改善をとりいれた旅行
商品が広がっているようです。観光に加え「健康」と「環境」の2Kが国内旅行のキーワードとなって
いるようです。伊豆市の日本サイクルスポーツセンターに家族で日帰り旅行するプランが誕生しまし
た。名鉄観光サービスでは10種類の野菜や果実のジュースで過ごす「判断食」の神戸旅行を販売中
とのこと。今日の読売新聞にくらし紙面に記載されており、ヘルスツーリズム研究所の高橋副所長は
「健康と環境が地域活性化の切り札となっており、メタぼ改善が新鮮な空気と環境に触れる旅先で
取り組むことは健康的な生活を続ける良いきっかけとなる」言っていました。旅行に目的を持つことは
よいことですがレジャーはレジャーでありたいと思います。当方、明後日から北アルプスに行く予定
ですが、2泊3日で多分2Kg程痩せるのではないかと思っております。これこそ一石二鳥であり、目的
はきれいな景色を観ることで、体重も減らすことができればこの上もないレジャーですよね。

さて、貴方の今年の夏休みの予定は決まりましたか?みんなが行かないということで海外に行きま
すか?それとも近場の国内旅行ですか?それともメタボ対策で健康と環境を配慮した特別な旅行に
しますか?当方の夏休みは妻が休みではありません。よって、好きなことをさせてもらおうと思って
います。

  


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2008年07月01日

387) 幸せのイメージを売るジャパネットたかた社長

昨日の読売新聞にテレビショッピングであの有名な、ジャパネットたかたの高田社長の記事が掲載
されていました。1948年生まれの今年60歳、1974年に父親の経営するカメラのたかたに入社し、
1986年に独立、現在は長崎県佐世保市に本社を置く年商1,161億円、従業員345人を有する会社
に成長しています。通販番組のほとんどを制作会社任せにせず、自社スタジオから生放送している
のが特徴です。

ジャパネットたかたと言うと、もちろんあの社長のキャラクターによるトークですが、2004年に発生した
元社員による情報流出で、素早い対応をとり50日間の営業自粛をとり、事件の解明、職場への監視
カメラの設置、携帯電話の職場への持ち込み禁止など再発防止に努め、信用度を大きく伸ばした事
でも有名です。当時営業自粛による損害額は100億円を超えたそうです。読売新聞のインタビュー
では「会社を売上で考えていない。これまで2回わざと前年比で売上を伸ばさなかったことがある。
急激に伸ばすと受注が取れない、配送が間に合わないなどのひずみが出て、顧客満足が上がらない」
と言っていました。このようなところから高田社長のお客様に対する仕事の考え方が伝わります。
そういえば、売上を多くするために、粉飾決算した経営者は過去数多くいましたね。

2週間ほど前、日経BPオンラインで、フリーの司会ををしている梶原しげる氏が「ジャパネットたかたの
本当のすごさ」と題したコラムが載っていました。その中で梶原氏は大型液晶テレビの販売トークに
高田社長は「商品の性能を細かく説明するより、その商品を購入することで、一家にどんな幸せが訪れ
るかをイメージさせることに心を砕く」と言っていました。「テレビは一人で見る物」から「居間で大型画面
を家族で見る」という新しいライフスタイルも提案しているということです。あのハイトーン、ハイスピー
ド、長崎なまりもすごいけど、高田社長が本当に優れているのは「幸せのイメージを伝える力」なのだと。

このところ色々な企業が、企業方針・使命・キャッチフレーズとして企業活動そのものを伝えるのでは
なく、住宅メーカーであれば、「住むという生活の住空間を提供する」とか、ゲーム関連であれば
「遊びをクリエイトするエンターテイメント企業」とか表現しています。まさに高田社長は以前から商品の
仕様を伝えるのではなく、その商品を使用したときの満足感、使用している時の自分を想像させる、
その喜びを想像させることに長けていたということです。自動車のディーラーで打ち合わせをしていた
時、隣のテーブルで娘さんと一緒に来ていたお父さんがいました。営業担当者はしきりに説明していま
した。多分、娘さんは「これが欲しい」と決めていたと思います。後はお父さんに「OK」と言ってもらう
だけだったでしょう。その営業担当者は何と言ってエンディングにしたか分かりませんが、自分だった
ら、「雨の日、清水駅に娘さんがこの車に乗って迎えにきてくれたことを想像して見てください。うれしい
ですよね」と。

営業担当者の貴方。もちろん商品の特徴は重要です。しかし、現在の物であふれた世の中、差別化
できなく多様化した商品が多い中で、どのように商品をアピールしますか?あなたからのメッセージ、
提案がお客様の夢や、希望、使用して良かったと思うような「幸せのメッセージ」をしてみませんか?
高田社長からそんな事を学んだ気がしました。


  


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