2008年11月02日
510) 火のないところには煙は....
今朝は7:00に家を出て、20:00に戻ってきましたので13時間かけたということになります。
結果は残念ながら負けでした。勝てば21:30より、エスパルスドリームプラザで祝勝会が
開催される予定でした。バスで国立競技場に行った我々は「帰りが間に合うかな?」などと
取らぬ狸の皮算用をしたことが、こっけいとなってしまいました。今日も、明日もナビスコ杯
がらみのニュースはあえて見ないようにしたいと思っています。
本日国立競技場からの帰りにトイレ休憩となった海老名サービスエリアの売店に、夕刊紙の
中刷りがあり「パナソニック三洋電機買収へ」とありました。「ほんとかな?」と思いつつ
帰宅して、静岡新聞夕刊を見ると、1面に同じく「パナソニック三洋電機買収へ」と見出しが
載っていました。年内を目途に合意を目指し、年間売り上げが11兆円を超える国内最大の
メーカーになるというものです。三洋電機は2006年3月にゴールドマンサックス、大和証券
SMBC、三井住友銀行に合計約3,000億円のの優先株を発行し、3社は来年の3月には、
三洋電気の了承を得ることなく株を手放すことができ、売却先を模索していたところ、今回の
話が飛び込んできたようです。
パナソニックは、先月10月に松下の名前、ナショナルのブランドを捨てパナソニックに統一
しました。そして、2009年度に連結売上高を10兆円にする目標を掲げ、計画達成には
M&Aの活用を模索しなければならなかった事情もあったようです。三洋電機は白物家電で
業績が悪化しましたが、ノートPC、携帯電話のリチウムイオン電池では圧倒的な世界シェア
を持っており、また、太陽電池パネルではエネルギー変換効率が世界最高水準である独自の
技術を要しています。当方初めて知ったのですが、三洋電機は1947年に元松下電器産業の
井植専務が創業した会社でパナソニックとも歴史的なつながりを持った会社だったようです。
リチウムイオン電池や太陽電池は旧松下電池が研究開発していました。しかし、太陽電池、
いわゆるエネルギー分野に限っては、松下電器産業が燃料電池に研究開発を特化し、競争の
高い太陽電池開発には参入しないと今年発表したばかりです。よって、こんなに早く、買収
という名の下でその技術を手に入れようと考えるとは思ってもみませんでした。マスコミの
発表に関し三洋電機の佐野社長は「ニュースを見て驚いた。正式には何も決まっていないし、
金融機関から何も聞かされていない」とコメントしていましたが、金融機関に対して優先株
を発行した時の条件に来年3月には株を手放される可能性があることをうたっているのです
からサッシは付くはずですし、その動向はつかんでいたはずです。マスコミ各社もそれなりの
裏付けを取っていた(火のない所には煙は立たない)と思われます。
この買収劇、最終的にどう転ぶか分かりませんが、三洋電機にとって白物家電を生かす道が
あるとすればパナソニック傘下に入ることも一つの選択肢ではないでしょうか?今後の動向が
見ものですね。
結果は残念ながら負けでした。勝てば21:30より、エスパルスドリームプラザで祝勝会が
開催される予定でした。バスで国立競技場に行った我々は「帰りが間に合うかな?」などと
取らぬ狸の皮算用をしたことが、こっけいとなってしまいました。今日も、明日もナビスコ杯
がらみのニュースはあえて見ないようにしたいと思っています。
本日国立競技場からの帰りにトイレ休憩となった海老名サービスエリアの売店に、夕刊紙の
中刷りがあり「パナソニック三洋電機買収へ」とありました。「ほんとかな?」と思いつつ
帰宅して、静岡新聞夕刊を見ると、1面に同じく「パナソニック三洋電機買収へ」と見出しが
載っていました。年内を目途に合意を目指し、年間売り上げが11兆円を超える国内最大の
メーカーになるというものです。三洋電機は2006年3月にゴールドマンサックス、大和証券
SMBC、三井住友銀行に合計約3,000億円のの優先株を発行し、3社は来年の3月には、
三洋電気の了承を得ることなく株を手放すことができ、売却先を模索していたところ、今回の
話が飛び込んできたようです。
パナソニックは、先月10月に松下の名前、ナショナルのブランドを捨てパナソニックに統一
しました。そして、2009年度に連結売上高を10兆円にする目標を掲げ、計画達成には
M&Aの活用を模索しなければならなかった事情もあったようです。三洋電機は白物家電で
業績が悪化しましたが、ノートPC、携帯電話のリチウムイオン電池では圧倒的な世界シェア
を持っており、また、太陽電池パネルではエネルギー変換効率が世界最高水準である独自の
技術を要しています。当方初めて知ったのですが、三洋電機は1947年に元松下電器産業の
井植専務が創業した会社でパナソニックとも歴史的なつながりを持った会社だったようです。
リチウムイオン電池や太陽電池は旧松下電池が研究開発していました。しかし、太陽電池、
いわゆるエネルギー分野に限っては、松下電器産業が燃料電池に研究開発を特化し、競争の
高い太陽電池開発には参入しないと今年発表したばかりです。よって、こんなに早く、買収
という名の下でその技術を手に入れようと考えるとは思ってもみませんでした。マスコミの
発表に関し三洋電機の佐野社長は「ニュースを見て驚いた。正式には何も決まっていないし、
金融機関から何も聞かされていない」とコメントしていましたが、金融機関に対して優先株
を発行した時の条件に来年3月には株を手放される可能性があることをうたっているのです
からサッシは付くはずですし、その動向はつかんでいたはずです。マスコミ各社もそれなりの
裏付けを取っていた(火のない所には煙は立たない)と思われます。
この買収劇、最終的にどう転ぶか分かりませんが、三洋電機にとって白物家電を生かす道が
あるとすればパナソニック傘下に入ることも一つの選択肢ではないでしょうか?今後の動向が
見ものですね。
Posted by walt at 01:39│Comments(0)