2007年12月10日

187) クリスマスに何が欲しい?

フジサンケイグループの経済新聞であるフジサンケイビジネスアイに「恋人からクリスマスに何が欲しいか?」という質問に関してのアンケート調査が載っていました。「goo」による調査結果だとのことです。20才代から50才代を対象にしたもので各年代のベスト12が掲載されていました。男性、女性とも年代による欲しいものの変化はあまりありませんでした。

例えばベスト3位を挙げますと、男性、女性とも以下のようになっていました。

男性
20才代 ①手作り料理、スイーツ ②財布・装飾小物 ③アクセサリー
30才代 ①財布・装飾小物 ②手作り料理、スイーツ ③時計
40才代 ①手作り料理、スイーツ ②財布・装飾小物 ③時計
50才代 ①財布・装飾小物 ②手作り料理、スイーツ ③時計

女性
20才代 ①アクセサリー ②財布・装飾小物 ③普段行かない高級料理店での食事
30才代 ①アクセサリー ②普段行かない高級料理店での食事 ③財布・装飾小物
40才代 ①アクセサリー ②普段行かない高級料理店での食事 ③財布・装飾小物
50才代 ①普段行かない高級料理店での食事 ②アクセサリー ③財布・装飾小物

勿論、各人お好みは異なりますので一概には言えませんが、困ったときは男性の場合、アクセサリーを送るか、おしゃれなレストランで食事をするのが無難ではないでしょうか?でも、レストランを予約するのは難しいかもしれませんね。逆に女性の場合は、お財布・装飾小物を選ぶか時計を選べば良いでしょう。でも時計は高級時計を欲しがりますので辞めたほうが良いかも知れません。又、クリスマスの日に彼女の家で料理をご馳走になりたい気持ちは良くわかりますが、折角のクリスマス、彼女からしたら外で食事をしたいですよね。だから彼には、お財布を買ってあげればいいと思います。ちなみに当方は50才代ですが、財布も手作り料理も時計も要りません。恋人だったら一緒にいるだけで良いかも知れません。

統計は統計、当たり前すぎて参考にもならなかったと思いますが、一番手っ取り早いのは欲しいものを聞くことですよね。それとなく聞いてクリスマスの夜に用意したいものです。当方結婚して20年経過しました。クリスマスだからどうのこうのと思いませんが、うちの奥さんは何故か大好きのようで(普通女性は好きだと思いますが)、「今年はサンタさんが来るかな?」と毎日のように言っています。聞かれるたびに「良い子でないので来ない」と答えてます。

貴方はもうプレゼント決まりましたか?
  


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2007年12月09日

186) ミカンきりのお手伝い

ここ数年、12月になると親戚のミカン山にミカンきりの手伝いに行っています。当方父方の兄弟は農業をしていることもあり、父親は頻繁に手伝いに行っていました。代が変わると、専業農家から兼業農家となり、ミカンを切るのも土曜日、日曜日しかできなくなり、そのため、お手伝いに行くようになりました。

先週も予定していたのですが、色付がまだとのことで今週から切ることになったようです。今年のできばえを聞いたところ全体的には豊作のようですが、親戚のミカンは例年よりも少ないとのことでした。「青島」という種類のミカンを主に作っています。青島は切った後、寝かして甘さを引き出すようです。そのため、正月用のミカンということになります。ビクを肩にかけ、切ったミカンを入れますが、結構重くなり肩が痛くなります。そして、ミカンは切った所のボッチが高くならないようにしなければなりません。そのため、2度切りをしなければならない場合もあります。ボッチが高くなっていると他のミカンを傷つけてしまう為、してはならないことなのです。とても気をつけなければなりません。

本日切ったものは比較的小降りのものが多く、1,000個近くは切ったのではないかと思います。コンテナ1杯弱をお土産としてもらって帰りました。今日は一日天気も良く、暖かく、少し日に焼けたようです。明日肩が痛くなければ良いのですが.....

実は、妻の実家ではこの時期、お正月のしめ縄を作っているため、橙の取り付けや、ウラジロ、ゆずりはを輪飾りに取り付けることに人手がいます。よって妻も当方もお手伝いが年中行事となってます。少なくても当方、土日2回は朝から夕方まで手伝いをするのですが、今年は、毎土曜日が静岡県立大学社会人ビジネス講座があるため、妻の実家に手伝いに行けません。ただ、来週の日曜日は顔を出し、手伝ってくる予定です。毎年、12月の土、日曜日はミカンきり、お飾りつくりの手伝いで予定が埋まってしまいます。23日の日曜日に再度ミカンきりに行くかもしれません。家庭菜園にも行かなければならず、時間配分をどのようにしたら良いか悩んでいます。



  


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2007年12月09日

185) しずおか日本茶アドワンクラブの忘年会

昨日、しずおか日本茶アドワンクラブの忘年会がありました。15名の参加がありました。11月下旬に開催が決まり、いろいろと場所を当たったのですが、何処も一杯で困っていました。そんな折、センチュリーホテルの鉄板焼き「けやき」で食事をしたとき中華料理の「翡翠宮」を覗いたら忘年会プランのチラシがあり、ちなみに12/8(土)予約できるか確認したところOKの返事をもらい、本日の開催となったわけです。鉄板焼きは以前、センチュリーホテルのクイズに応募したところ2名のディナー券が当たった為、食事が出来たわけです。でなければ当方の家計を考えると来ることが出来ないお店です。

翡翠宮は落ち着いた雰囲気で、15名中男性が6名と言うこともあり、どちらかと言うと食事会と言う雰囲気で行われました。お茶関連の仕事をしている会員は2名であり、その他は主婦、会社勤め、年金生活者です。お茶の仲間と言うこともあり、ほとんどがお茶の話でした。又、インストラクターの試験に10名が挑戦しましたが、合格者は3名のみ、その中には当方は含まれておりません。合格率が28%ほどでしたので、当クラブからは平均的な合格率と言うことになります。難しい試験問題の話にもなり、又、来年挑戦することを誓いました。又、21,000円かかってしまいますが仕方ありません。

いつもながらのことですが、茶業関係者ではない我々ですがお茶の話で盛り上がります。関係者に聞かせてあげたいほどです。やはり、夢を語ることが出来るということはすばらしいことと思います。中にはNPO化しようと言う話も出ますが、まだ活動して1年しか経っておらず、これからです。今年度はスタートダッシュしすぎて、息切れしたような感もあります。来年度も今年と同じような内容になるとは思いますが、韓国でのお茶の交流会への参加なども会員から出てきており、充実した1年になるのではないかと思っております。メインのイベントとしては、放置茶園の再生2年目です。今年はGWにすべて手摘みをしたため、予定の数量が確保できませんでしたが、今年は整枝もしましたので、手摘みとはさみ刈りで100kg程の生葉を収穫したいと思っています。

2時間の利用条件でしたが3時間も居座ってしまいました。でも個室を利用できたことはとてもよかったと思います。結局、午前様となってしまいましたが楽しいひと時でした。
貴方は今年の忘年会何件ありますか?やはり、忘年会がないと12月になった気がしませんね。

  


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2007年12月07日

184) 焼津の工場見学

この秋静岡県立大学社会人ビジネス講座で知り合った仲間9名で焼津の企業3社を訪問しました。そのうちの2社は、一緒に勉強したフロンの処理、再生をしている阿部化学さん、鰹節の老舗である新丸正さん、そして静岡文科芸術大学の坂本教授の紹介で訪問した水産加工の大坪水産さんの3社です。坂本教授は中小企業の経営論で有名な先生であり、講座を通じて受講生が刺激され、今回の工場見学となった次第です。3社とも全く当方の業種とは異なるため、話がとても新鮮であり、多くのことが勉強でき、非常に有意義なものでした。

阿部化学さんは日本で4社しか出来ないフロンの処理、再生プラントを持っており、フロンがオゾン層を破壊して、地球の温暖化の原因のひとつになっていることしか知らない当方にとっては、聞く話が馴染みがなく、又、理解できないこともありましたが会社の取り組み、戦略、従業員とのコミュニケーション方法など話を聞くことが出来ました。日本ではフロンは3社のみが製造しているとのことでした。
新丸正さんは、焼津の鰹節の老舗であり創業60年ほど経っているとのこと。単なる鰹節製造業ではなく、旨み(だし)の総合プランナーとしての位置づけで活動しているとのことでした。鰹節の製造工程、解凍、ゆでる、骨抜き、火入れ乾燥、燻製、保存乾燥、削りまでを見せてもらいました。その製造方法も独自なもので、数多くの作り方があり、それによって、味、風味の異なる鰹節が出来るそうです。又、カツオのみならず、さばや、いわし、マグロの削り節も作っており、その他だしも製造販売しているとのこと。5種類の削り節(一般的な花鰹節、高級鰹節、さば節、いわし節、マグロ節)をお湯に浸してだしを取り、その飲み比べもしました。それぞれ独特の香り、風味、味がしましたが、やはりカツオが一番でした。又、鰹節が乾燥する前のなま節も食べさせていただきました。
大坪水産さんはマグロを中心とした刺身の加工業で、HACCPを取得した工場を見ました。今年はミートホープの事件に始まり、地鶏事件も重なり、マグロについても「大丈夫か?」との問い合わせを多くもらったようです。厳しい品質管理の基、お客様が満足してくれるために一生懸命仕事をしている姿を見ることが出来ました。マグロなどの魚は牛、豚などの家畜と異なり、食べられる部分が少なく廃棄する部分が多いそうです。豚は爪と、鳴き声以外は食べられると言いますが、魚は違います。その廃棄しなければならない部位を利用した商品開発も進めているとのことでした。社長の頭の中はマグロのことで一杯でしたのでいつか「セレンディピティ」により、新たなヒット商品が出来るのでないかと思った次第です。

お昼は、グランドホテルの和食レストランで摂りましたが、多くの女性で一杯でした。このグランドホテルはランチバイキングもやっており、こちらも女性で一杯でした。平日のランチバイキングは2,000円以下ですので人気があるようでした。バイキング好きの当方妻には内緒にしています。言えば「何時行こうか?」と言うことになりますので。

いろいろな会社を見ることはとても勉強になります。そして、抱えている問題点が、第三者からのヒントで解決するかもしれません。視野を広げる意味でも異業種の訪問を貴方もしてみませんか?

阿部化学株式会社: http://www.a-bex.com
株式会社新丸正: http://www.s-marusyo.jp
大坪水産株式会社: http://www.otsubo-suisan.co.jp

  


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2007年12月06日

183) 「日経ものづくり」の記事に思うこと

日経ものづくりの記者である池松 由香さんの記事に目が留まりました。それは「レストランで恋人のお皿に髪の毛が・・・あなたならどうする?」と言うものです。

工場カイゼンをテーマにしたフォーラムの食品製造における品質をテーマに参加した時、カイゼンの現場指導や人材育成を手掛けるPEC産業教育センター副所長の山崎昌彦氏が「レストランで恋人の女性のお皿に髪の毛が入っていました。さて、あなたならどうしますか?」と質問されたそうです。テレビ番組で放映されていた内容のようで、番組では、300組のカップルから「実際にどうしたのか」を調査し、その結果に対して3,000人に「どの対応が良いと思うか」を投票してもらったとのこと。山崎氏は,結果を言う前に分科会会場の男性数人に「あなたならどうする?」と聞きました。

『ある男性は「何も言わずに自分の皿と交換します」。別の男性は「店員を呼んで文句を言います」と答えたようです。言い方にも寄りますが、そこにいた女性だったらたぶん、店員さんに申し訳ない気持ちになるでしょう。店側の過失は明らかなのですが、その店員さんの責任だとは言い切れないからです。

3,000人の投票で1位を獲得した対応は、とても創造性豊かなものでした。まず、店員さんを呼びます。そして、大きな声で明るく「宝くじが当たった!」と言います。「ん?」。客や店員など店中の人が注目したところで、呼び付けた店員さんに「次は大盛りでお願いします」と伝えるわけです。これで店中の人が笑顔になったのだそうです。

この対応に教えられるのは「相手の立場を想像することの素晴らしさ」です。まず、この言い方なら店員さんは怒られている気がしません。気分良く、(たぶん大盛りの)新しいお皿を持ってきてくれるでしょう。でも、それが秘密裏に行われていればお店に対してよくありません。ミスはミスとしてきちんと認めてもらい、再発を防ぐことも優しさ。ただし、「怒りをぶつける」という形ではほかの客も気分が悪いもの。そこで「宝くじが当たった」という表現が生きるわけです。なんでもないことのようで、よく考えてみると深い意味のある対応だと感じました。』

と言うものでした。

このコラムを読んで、当方はいつも店員を呼んで指摘するか、もし自分の器であれば髪の毛ぐらいは大目に見て黙っています。
以前妻の皿に毛が入っていました。それもハンバーグの中にです。その時は指摘して新しいものに変えてもらいましたが、新しいものも心配であり、妻はハンバーグをほぐして食べていました。支払いのときは、ライスの料金のみ無料で、妻のみコーヒーをサービスしてくれただけです。そして、当方の分はしっかり請求されました。多分この店のやり方なのでしょう。当方は憤慨しましたが、この手の店は行ってもしょうがないので黙って帰りました。そして、その店には二度と行かなくなりましたが、当方だけが気まずい思いをしたように思えてなりませんでした。

その状況が思い出されたのですが、この模範解答は三方良し(自分良し、他のお客さん良し、お店良し)となりますが、「そのような言い方も悪くないな」と思う反面釈然としません。お店が本当に非を認めたのであれば問題はないのですが、大盛りが来て済まされるだけであれば、当事者である本人のみが我慢したことになります。大盛りを持ってこられても食べれないかも知れませんし、おいしくなくて食べたくないかもしれません。そしたらどうする?どう言うのがベストでしょうか?「次は大盛りでお願いします」と言われ、新しい料理を持って来ても、何らかの付帯サービスが必要ではないでしょうか?

この記者は「消費者としても,ものを造る側としても,相手の立場を想像することの意味は大きい」ということを言いたかったのですが、勿論その通りではありますが、ものを造る側がもう一歩踏み込んだ対応まで考えなければならないと思います。その点まで触れてコラムを書いて頂ければ良かったと思いました。



  


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2007年12月05日

182) ソリの会わない上司との付き合い方

日経BP online 「Women at Work」の武位 教子さんのコラムに「ソリの会わない上司とどう付き合う?」をテーマに女性キャリア支援活動をしている3名の方々の、悩みに関する助言が載っていました。

相談者は女性の係長のようですが、
「私は現在係長ですが、直属の上司(課長)にあまり評価されていないと感じます。彼は営業出身、私は企画出身なので、仕事の進め方が違うのも一因かもしれません。見ていると、彼は営業出身の社員とはよく一緒に食事をしていますが、私には声をかけることがないため、普段からコミュニケーションを取る機会も少ないのです。つまるところ「ソリが合わない」とでもいうのでしょうか。こういうことは、会社ではよくあると思います。友人に相談すると「上司が交代するのを待て」「それでも懐に飛び込め」などと言われますが…。アドバイスをいただければ…。(企画、37歳、女性)」と言う質問に対しての回答です。

アクセンチュアの本井稚恵さんの回答は「フェアかどうか社内の評価を探り、対応策を取りましょう。」 エムアイアソシエイツの佐々木郷美さんの回答は「関係をどこまで改善したいかはっきりさせ、対処しましょう」 
ファーストリテイリングの田中雅子さんの回答は「上司を“使いこなして”いますか? 諦めずに何度も「報・連・相」を」 というものでした。

本井稚恵さんは上司の課長と一緒に仕事をしたことのある人に話を聞き、本人が社内的に「フェアな人」と見られているのかそれとも好き嫌いで評価する「アンフェア」なタイプか見極め対処しましょう」ということでした。「アンフェア」な場合は①「恭順」な態度を取り、自分も課長に好かれるグループに入ること。自分の感情は殺し、仕事と割り切ればセンシティブにならずに無視できる。②「受容」し、仕事は粛々と行い、自分のパフォーマンスは常に最高にすること。相手とは「つかず、離れず」の状態でつき合う方法。③上司・部下の関係の解消です。

佐々木郷美さんは関係をどこまで改善したいか①気楽に食事に誘ってもらうくらい仲良くなりたいのか、②仕事に支障がない程度にコミュニケーションを改善したいのか、③関係の構築自体を諦めるかをはっきりさせると気が楽になると言っています。「上司との関係を改善したい」と思った時、私が考えるようにしているのは「きっと、相手も自分を扱いにくい部下と感じているのではないだろうか」ということ。人間関係は、うまくいくもいかないも半分は自分の責任だと思います。相手に対して苦手意識を持っていると、表面的に話を合わせるのも難しいものです。

田中雅子さんはいい上司や部下に巡り合うのは時の運なので期待しすぎないこと。まず人間関係の前提として、「相手の気質は変えられない」「ウマが合わない人ともやっていかなくてはならない」の2点を認識し、相手の性格を変えられないなら、自分をどう変えてやっていくか考える方が問題解決への近道と割り切ることです。信頼関係は最初からあったわけではなく、少しずつつくり上げていくもので、上司と自分で進め方が違い、ストレスや不安を感じる時は、どんどん相談する方法がお勧めとのことです。何となくソリが合わないと感じても、とにかく毎日3~4回、何かしら相談してみてください。「ここがうまくいかないので教えてください」「今度、ミーティングに出ていただけませんか」など。

これは、女性の相談者による女性の回答ですので、当方男性との違いはあると思いますが、基本的には皆さんの言う通りと思っています。結局3名の回答を総合したものになると思います。フェアな人より、アンフェアな人が多いですし、人事考課制度がしっかりしていても、所詮評価する人は人間ですので好き嫌い人事になってしまいます。友人関係も相手を嫌えば、自分も嫌われているように思います。よって、うまくいかないことは、相手のせいではなく、自分にも悪いところがあることを認識し、自分をまず変えなければなりません。その上で、どのように付き合いたいか考えれば良いことです。年功賃金制から実績評価に移り、出世しなければ給料が上がらなくなってきました。勿論たくさん給料をいただくに越したことがありませんが仕事は自分にとって何か考えてもらいたいと思います。しっかりとした目的があれば、多少のことは我慢できますし、上司に好かれなくても問題ありません(ハラスメントがあるのでは問題ですが)。以前と比べ意外とクールな人が多くなってきましたので、取り留めて職場内での付き合いはそこそこでもかまわないと思っています。上司と食事をしたところで、ためになる話であれば結構ですが、与太話だけでは意味がないと思います。
貴方の場合は如何ですか?

「ソリの会わない上司とどう付き合う?」http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20071126/141475/

  


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2007年12月04日

181)日経トレンディ「07年ヒット商品ベスト30」

昨日、久しぶりにSOHOしずおかのブレークスルーセミナーに参加しました。今回の講演者は、日経トレンディ編集長の北村森氏で、07年のヒット商品を中心に今年の動向と08年の予想の話を聞きました。北森氏は毎月1回「とびっきり静岡」に出演しているとのことで静岡には馴染みがあることを聞き驚きました。「とびっきり静岡」を見たことのない当方にも問題があるかも知れません。

前段として、ヒット商品は簡単に発明、発見されるものでもなく、又、多くのアイディアから生まれるものでもなく、「セレンディピティ」から生まれるものであるとありました。勿論、「セレンディピティ」と言う言葉は聴いたことがありませんでしたので、その説明をしてくれました。serendipity(セレンディピティ)とは「思わぬものを偶然に発見する才能・能力」のことであり、何かをしているときにふとしたことから見つけ出す能力と言うことになります。良く、何か新製品が出たときに「あれは自分も以前から思っていた」と言うことがありますが、その過程の中で自分には「セレンディピティ」がなかったということになるわけです。この言葉、WEBで検索するとたくさんヒットしましたので、すでに多くの方が知っている言葉となります。貴方は知っていましたか?

日経トレンディ「07年ヒット商品ベスト30」は11/2に発表されましたので、もう古い情報ですが、あえて取り上げます。と言うのは、当方は知らなかったのですが、ベスト30のうちなんと当方が過去ブログで取り上げたものが6つもあったからです。「ビリーズブートキャンプ」、「キッザニア東京」、「クリスビークリームドーナッツ」、「フリクションボール」、「人生銀行」、そして「∞プチプチ」です。その他、有名なものでは「Wii]、「クロックス」、「ホワイトプラン」、「アラウーノ」、「メガマック」、「フランスパン工房」などがあります。詳しくは下記日経トレンディ「07年ヒット商品ベスト30」のWEBを参照下さい。

日経トレンディ「07年ヒット商品ベスト30」:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20071102/1004191/

当方がピックアップした6点ですが、実は情けないことに、どれひとつとして体験、購入したことがありません。よって、実体験によるものではありません。でも、ちょっとうれしい気がしました。今回は2008年の予想ヒット商品ベスト20も発表されましたので、自分なりに何がヒットしそうか予測したいと思っています。ちなみに、北村編集長は日経トレンディでは6、7割は予想が当たると言っていました。2008年のヒット商品No.1は「ドラ旅」パックでJTBとNEXCO(日本高速道路株式会社)とのアライアンスによって出来た、高速道路を利用して旅行するパッケージのことです。極端なETC割引があり安価でドライブ旅行が楽しめるものです。「ドラ旅」は関係者が付けた名前だと思いますが、すでに第三者であろうと思われる人が「ドラ旅.Com]を立ち上げていました。このパケージツアーの販売とは何ら関係のないWEBでした。

多くの方は、ご存知のことかもしれませんが、興味がありましたら、上記アドレスにアクセスしてみてください。世の中のトレンドを知っていて越したことにありません。特にビジネスパーソンには商談時のネタ話になりますよね。

  


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2007年12月03日

180) フレグランス・ガム「オトコ香る」

何ヶ月か前に身体からバラの香りがするガムが注目されたことを記憶していますが、取り留めて関心があったわけではなかったので、どのメーカーのなんていう名前のガムか調べなかったのですが、クラシエフーズから発売されている「オトコ香る」ガムであることを本日知りました。クラシエフーズって、聞き覚えのない会社でしたが、調べてみたらなんとあのカネボウ食品が名前を変えた会社だったんです。驚きました。

2006年7月に発売され、その翌月には生産が追いつかないほどの売れ行きを見せ、やむなく発売を一時中止。社内体制を整えて2007年3月に再発売したところ、年間目標売上であった4億円をわずか2カ月で達成したとのことです。このガムがいくらか解かりませんが100円と計算して400万個2ヶ月で売れたことになります。ただ、それほど売れたものなのに当方知らなかったとは恥ずかしいことです。コンビニに日課のように行くわけでもなく、ガムを食べる習慣がない為、仕方ないといったらそれまでですが....

クラシエフーズでは身体から香り成分を発散させるガムは「ふわりんか」という名前で2005年に発売したそうです。「ふわりんか」はガムとキャンディの2種類があり、購買層は20代~40代の女性をターゲットとして、パッケージにポップな色・デザインを採用しました。ところがいざ発売してみると、予想に反して男性からの問い合わせが非常に多く、「加齢臭が気になっているんですが」、「本当に体臭が軽減されるのですか?」とあり、男性用として、新たに開発をしたとのことです。

当方も今年で50歳となり、加齢臭があるかどうか気にはなりますが、今のところ大丈夫のようです(妻曰くですのでもしかしたら匂いに慣れているかも知れません)。当方男性としても気になる加齢臭を発しているおじさんがいることも充分理解しています。そういう人に限って、コロン、整髪剤を使用しているので、匂いがミックスされ何ともいえません。それを考えると、ガムで軽減されるとなると画期的なことと思います。ただ、そんなに簡単に軽減されるとは思えないのですが.....

このガムを買わない日が続くことを祈りながら、今度ガムを見つけたら購入してみようと思いました。
  


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2007年12月02日

179) レアメタル争奪戦激化

このところ、新聞でもTVでもレアメタルのニュースが流されています。いわゆる希少金属の総称としてレアメタルと呼ばれています。銅・亜鉛・鉛などをベースメタルと呼び、ニッケルやプラチナなどをレアメタルと呼んでいます。レアメタルと言うと他には32種類もあり、代表的なものとしてレアアース、パナジウム、タングステン、インジウム、クロム、コバルト、マンガン等があげられますが、聞いたことのないものばかりですよね。ただ、我々の生活にはなくてならない物ばかりのようです。

なぜ、このところレアメタルが注目を浴びてきたかと言うと、携帯電話や、自動車にはなくてはならないものでその需要が世界的に増加したことも原因ですが、中国が国策としてこれらの金属の囲い込みをし始めたということもあるようです。今まで資源の輸出国だった中国は、経済の急成長に伴って国内需要が急増し、自給率が低下。みるみるうちに輸入国に転じてしまいました。レアアース、タングステン、インジウムは中国が50%以上の産出シェアを持っており、レアアース、タングステンは90%以上のシェアがあります。しかしそれらを国内消費に回し、外部からの供給に積極的になっています。

日本の商社もこの危機を乗り越えるために、世界中を飛び回っているようですが、遅れを取っているとのこと。ほとんどの産地にすでに中国企業・中国政府が足を運んでいるようです。ようやく、政府も本腰となり、2007年11月15日から3日間、甘利明経済産業相が南アフリカとボツワナを訪問し、南アフリカ政府とは、鉱山の共同開発や資源探査、企業進出の環境整備で合意、ボツワナ政府とも衛星を使った資源探査を共同で行うことなどで合意したようです。ただこれだけでは焼け石に水の状況のようです。

ベースメタルやレアメタルなど非鉄金属の価格高騰が背景で、代表的なベースメタルである銅の場合、1t当たりの地金価格は、1998年以降、1,500~2,000ドルで推移していたが、2003年に急騰し、2005年10月には史上初の4,000ドル台をつけました。2006年5月には最高値の8,788ドルを記録し、その後も、7,000ドル台で乱高下を続けているようです。同様に亜鉛地金は1998年比で4~5倍、鉛地金は6倍に価格が跳ね上がっているとのことです。レアメタルはそれ以上の価格上昇率のようです。先日のテレビで報道で、ロシア極東地域の鉱山採掘権を得るがために、日本の鉱物専門商社の社長が開発費用の半分の150億円まで費用を負担すると商談していました。利益の70%がロシアの会社、30%が日本の会社との条件だったようです。この鉱山にもすでに中国企業がコンタクトしていました。

我々が幼い頃、社会科の教科書には「日本は資源の少ない国であるため、資源を輸入し、製品を輸出するいわゆる加工貿易国である」と教わりましたが、今では、資源の確保が先決で、資源を確保しなければ何も出来ないといった状況になってしまったようです。中国からは、日本の精密加工技術供与の条件であれば、資源を供給すると言われているとのこと。このトレードオフ
さてどうなることでしょうか?
  


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2007年12月01日

178) 寸又峡の紅葉

当方の妻は花火と紅葉が大好きです。今年も読売旅行の紅葉を見に行くバスツアーを予約したのですが、人数が集まらないということでツアーがキャンセルとなりました。有給休暇を申請していたため、その日が開いてしまい結局、寸又峡に行くことにしました。地図に紅葉マークがついていましたし、行ったことがなかったからです。

静岡から藁科川沿いに行き本川根から寸又峡に向かいました。車が1台ほど通れる道を走っていきました。寸又峡温泉は町おこしで、昨年から和紙で作ったあかりアートイベントをやり始めたことで一度行って見たいと思っていましたが、紅葉を見に行くことになるとは思いもよりませんでした。駐車場には観光バスが止まっており多くの観光客が同じ方向へと歩いて行きましたので、我々もその方角へ行きました。町で管理された公園となっており、林道は通行止めとなり、案内所では公園管理の為のカンパを募っていました。昨年度の会計報告が張り出されており、多くの観光客が来ていることを物語っていました。

川(大間川)には「夢の吊り橋(約90m)」がかかっており、その橋を渡って300段程の階段を登り林道に出て飛竜橋を渡って戻るルートが1時間半のコースとなっています。吊り橋の定員は10名、今まで吊り橋を渡るのはなんとも無かったのですが、今回はなぜか怖くて仕方ありませんでした。途中で引き返そうと思いましたが、一方通行の為、引返すわけにも行かず、ゆっくりと渡りきりました。そう言えば数年前、東京タワーの第一展望台までエレベータで行き、帰りに階段を歩いて戻ることにしました。すると足がすくんでしまいとても怖い思いをしたことがありました。いつの間にか高所恐怖症になってしまったようです。

紅葉は所々で、もみじはまだ全盛ではありませんでしたが、多くの落葉樹はすでに葉を落としていましたのでちょっとアンバランスな感じでした。
  


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