2007年12月05日
182) ソリの会わない上司との付き合い方
日経BP online 「Women at Work」の武位 教子さんのコラムに「ソリの会わない上司とどう付き合う?」をテーマに女性キャリア支援活動をしている3名の方々の、悩みに関する助言が載っていました。
相談者は女性の係長のようですが、
「私は現在係長ですが、直属の上司(課長)にあまり評価されていないと感じます。彼は営業出身、私は企画出身なので、仕事の進め方が違うのも一因かもしれません。見ていると、彼は営業出身の社員とはよく一緒に食事をしていますが、私には声をかけることがないため、普段からコミュニケーションを取る機会も少ないのです。つまるところ「ソリが合わない」とでもいうのでしょうか。こういうことは、会社ではよくあると思います。友人に相談すると「上司が交代するのを待て」「それでも懐に飛び込め」などと言われますが…。アドバイスをいただければ…。(企画、37歳、女性)」と言う質問に対しての回答です。
アクセンチュアの本井稚恵さんの回答は「フェアかどうか社内の評価を探り、対応策を取りましょう。」 エムアイアソシエイツの佐々木郷美さんの回答は「関係をどこまで改善したいかはっきりさせ、対処しましょう」
ファーストリテイリングの田中雅子さんの回答は「上司を“使いこなして”いますか? 諦めずに何度も「報・連・相」を」 というものでした。
本井稚恵さんは上司の課長と一緒に仕事をしたことのある人に話を聞き、本人が社内的に「フェアな人」と見られているのかそれとも好き嫌いで評価する「アンフェア」なタイプか見極め対処しましょう」ということでした。「アンフェア」な場合は①「恭順」な態度を取り、自分も課長に好かれるグループに入ること。自分の感情は殺し、仕事と割り切ればセンシティブにならずに無視できる。②「受容」し、仕事は粛々と行い、自分のパフォーマンスは常に最高にすること。相手とは「つかず、離れず」の状態でつき合う方法。③上司・部下の関係の解消です。
佐々木郷美さんは関係をどこまで改善したいか①気楽に食事に誘ってもらうくらい仲良くなりたいのか、②仕事に支障がない程度にコミュニケーションを改善したいのか、③関係の構築自体を諦めるかをはっきりさせると気が楽になると言っています。「上司との関係を改善したい」と思った時、私が考えるようにしているのは「きっと、相手も自分を扱いにくい部下と感じているのではないだろうか」ということ。人間関係は、うまくいくもいかないも半分は自分の責任だと思います。相手に対して苦手意識を持っていると、表面的に話を合わせるのも難しいものです。
田中雅子さんはいい上司や部下に巡り合うのは時の運なので期待しすぎないこと。まず人間関係の前提として、「相手の気質は変えられない」「ウマが合わない人ともやっていかなくてはならない」の2点を認識し、相手の性格を変えられないなら、自分をどう変えてやっていくか考える方が問題解決への近道と割り切ることです。信頼関係は最初からあったわけではなく、少しずつつくり上げていくもので、上司と自分で進め方が違い、ストレスや不安を感じる時は、どんどん相談する方法がお勧めとのことです。何となくソリが合わないと感じても、とにかく毎日3~4回、何かしら相談してみてください。「ここがうまくいかないので教えてください」「今度、ミーティングに出ていただけませんか」など。
これは、女性の相談者による女性の回答ですので、当方男性との違いはあると思いますが、基本的には皆さんの言う通りと思っています。結局3名の回答を総合したものになると思います。フェアな人より、アンフェアな人が多いですし、人事考課制度がしっかりしていても、所詮評価する人は人間ですので好き嫌い人事になってしまいます。友人関係も相手を嫌えば、自分も嫌われているように思います。よって、うまくいかないことは、相手のせいではなく、自分にも悪いところがあることを認識し、自分をまず変えなければなりません。その上で、どのように付き合いたいか考えれば良いことです。年功賃金制から実績評価に移り、出世しなければ給料が上がらなくなってきました。勿論たくさん給料をいただくに越したことがありませんが仕事は自分にとって何か考えてもらいたいと思います。しっかりとした目的があれば、多少のことは我慢できますし、上司に好かれなくても問題ありません(ハラスメントがあるのでは問題ですが)。以前と比べ意外とクールな人が多くなってきましたので、取り留めて職場内での付き合いはそこそこでもかまわないと思っています。上司と食事をしたところで、ためになる話であれば結構ですが、与太話だけでは意味がないと思います。
貴方の場合は如何ですか?
「ソリの会わない上司とどう付き合う?」http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20071126/141475/
相談者は女性の係長のようですが、
「私は現在係長ですが、直属の上司(課長)にあまり評価されていないと感じます。彼は営業出身、私は企画出身なので、仕事の進め方が違うのも一因かもしれません。見ていると、彼は営業出身の社員とはよく一緒に食事をしていますが、私には声をかけることがないため、普段からコミュニケーションを取る機会も少ないのです。つまるところ「ソリが合わない」とでもいうのでしょうか。こういうことは、会社ではよくあると思います。友人に相談すると「上司が交代するのを待て」「それでも懐に飛び込め」などと言われますが…。アドバイスをいただければ…。(企画、37歳、女性)」と言う質問に対しての回答です。
アクセンチュアの本井稚恵さんの回答は「フェアかどうか社内の評価を探り、対応策を取りましょう。」 エムアイアソシエイツの佐々木郷美さんの回答は「関係をどこまで改善したいかはっきりさせ、対処しましょう」
ファーストリテイリングの田中雅子さんの回答は「上司を“使いこなして”いますか? 諦めずに何度も「報・連・相」を」 というものでした。
本井稚恵さんは上司の課長と一緒に仕事をしたことのある人に話を聞き、本人が社内的に「フェアな人」と見られているのかそれとも好き嫌いで評価する「アンフェア」なタイプか見極め対処しましょう」ということでした。「アンフェア」な場合は①「恭順」な態度を取り、自分も課長に好かれるグループに入ること。自分の感情は殺し、仕事と割り切ればセンシティブにならずに無視できる。②「受容」し、仕事は粛々と行い、自分のパフォーマンスは常に最高にすること。相手とは「つかず、離れず」の状態でつき合う方法。③上司・部下の関係の解消です。
佐々木郷美さんは関係をどこまで改善したいか①気楽に食事に誘ってもらうくらい仲良くなりたいのか、②仕事に支障がない程度にコミュニケーションを改善したいのか、③関係の構築自体を諦めるかをはっきりさせると気が楽になると言っています。「上司との関係を改善したい」と思った時、私が考えるようにしているのは「きっと、相手も自分を扱いにくい部下と感じているのではないだろうか」ということ。人間関係は、うまくいくもいかないも半分は自分の責任だと思います。相手に対して苦手意識を持っていると、表面的に話を合わせるのも難しいものです。
田中雅子さんはいい上司や部下に巡り合うのは時の運なので期待しすぎないこと。まず人間関係の前提として、「相手の気質は変えられない」「ウマが合わない人ともやっていかなくてはならない」の2点を認識し、相手の性格を変えられないなら、自分をどう変えてやっていくか考える方が問題解決への近道と割り切ることです。信頼関係は最初からあったわけではなく、少しずつつくり上げていくもので、上司と自分で進め方が違い、ストレスや不安を感じる時は、どんどん相談する方法がお勧めとのことです。何となくソリが合わないと感じても、とにかく毎日3~4回、何かしら相談してみてください。「ここがうまくいかないので教えてください」「今度、ミーティングに出ていただけませんか」など。
これは、女性の相談者による女性の回答ですので、当方男性との違いはあると思いますが、基本的には皆さんの言う通りと思っています。結局3名の回答を総合したものになると思います。フェアな人より、アンフェアな人が多いですし、人事考課制度がしっかりしていても、所詮評価する人は人間ですので好き嫌い人事になってしまいます。友人関係も相手を嫌えば、自分も嫌われているように思います。よって、うまくいかないことは、相手のせいではなく、自分にも悪いところがあることを認識し、自分をまず変えなければなりません。その上で、どのように付き合いたいか考えれば良いことです。年功賃金制から実績評価に移り、出世しなければ給料が上がらなくなってきました。勿論たくさん給料をいただくに越したことがありませんが仕事は自分にとって何か考えてもらいたいと思います。しっかりとした目的があれば、多少のことは我慢できますし、上司に好かれなくても問題ありません(ハラスメントがあるのでは問題ですが)。以前と比べ意外とクールな人が多くなってきましたので、取り留めて職場内での付き合いはそこそこでもかまわないと思っています。上司と食事をしたところで、ためになる話であれば結構ですが、与太話だけでは意味がないと思います。
貴方の場合は如何ですか?
「ソリの会わない上司とどう付き合う?」http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20071126/141475/
Posted by walt at 22:15│Comments(0)