2008年10月21日

499)ショッピングモール・アウトレットモール

昨日は、「500回は単なる通過点に過ぎない」と書きましたが、明日で500回目となることを思うと
何故か気になってしまいます。幸い明日10/22は夜の予定がない為、ブログに集中できるからです。
何故か今週は、仕事が終わった後の予定があり、妻には「22日の水曜日以外は夕食はいらない」と
告げてあります。ブログに集中できると言っても、今までどおりの内容になってしまうことは、分かって
いるのですが....

このところイオンを中心に郊外型巨大なショッピングモールやアウトレットモールが各地にオープン
しています。どのモールも、どこも大混雑で、クルマは駐車待ちの行列で渋滞し、フードコートは
家族連れで大賑わいだそうです。休憩場所も多くとってあり、年配の方々も充分楽しめるようです。
通路が広いということが特徴かも知れません。いわゆるアーケードのある商店街がそっくり、郊外に
引っ越してきて、全く新しいコンセプトの商店街になったということでしょうか?活況の原因は、「不況
なので、海外などの長期旅行へ行くよりも、近場のアウトレットモールでの買い物を消費者が選んで
いる」という出店関係者の話や、カメラのニコンや音響機器のボーズといった、異色の新規出店も
影響しているとのことですが、さてどんなものでしょうか?

何年も昔の話ですが、アメリカに仕事に行ったとき、車で移動するような場合は、必ずといっていい
ほど、ショッピングモールへいきました。スーパーで買い物をするためもあるのですが、モールには
決まってフードコートがあるためです。アメリカのフードコートは数多くのテーブルと椅子が置かれ
てあり、その周りにセルフ形式のお店が並んでいます。ピザ、タコス、中華、パスタインド料理、日本
料理、韓国料理、ステーキ・ハンバーグなど各国の味が低料金で楽しめます。
時には「To go(テイクアウト)」して、スーパーでビールとワインを買いホテルの部屋で夕食を摂ったり
しました。予算が15ドルほどで充分でした。フードコート好きな当方は、シカゴ空港も大好きでした。
なぜなら、乗り換えの時間にフードコートへ行く時間があったからです。ここには中華のフードコートで
チェーン展開している「Panda Express」があったからです。おかず3品とライスかチャーハンか焼き
そばのプレートで10ドル以下で食べられたからです。「こんなお店が日本にあったらよいのに」と当時
はつくづく思ったものでした。勿論日本にもフードコートはありましたが、コンセプトが異なり、たこ焼き、
焼きそば、どんぶりもの、スイーツが中心のどちらかというと軽食でした。しかし、現在では「Panda
Express」が日本に2店舗あるとのことですので日本のショッピングモールのフードコートも様変わり
して、楽しめるお店になったのではないかと思います。

アウトレットモールというと以前はアウトレットと言うことで「B級品」、「流行遅れ品」など、商品価値が
低い、ちょっと問題のある製品を安価に売りさばく場所でした。しかし最近はアウトレットモール向けの
商品開発などが行われて、導入が進んできているそうです。少々難ありだけど安くてお買い得な掘り
出し物をゲットするということは大変難しくなっています。そして、出店企業も同一化しつつあり、同じ
ような商品が並んでいて他のアウトレットと違いがないような問題も発生しているようです。アウトレット
モールはアメリカから入ってきましたが、本場アメリカでは客が少なく、たまにツアーバスでアジア系の
団体客が入ってくるような状態になっているようです。その意味では、日本は何かを取り入れると、
日本らしい商慣習、文化を取り入れて独特の進化をして発展しているとおもいます。南町田のグラン
ベリーモール、ラ・フェット多摩南大沢、ガーデンウォーク幕張など「駅前アウトレット」と呼ばれるものも
その良い例だそうです。
空き店舗が多くなった清水駅前銀座商店街、空き店舗を利用し、アウトレットのお店を誘致し、「清水
駅前銀座商店街駅前アウトレット」なんてできたらどうだろうか?と、そんなことをふと考えてしまいま
した。

進化するショッピングモールとアウトレットモール、既存商店街との融合はできないものでしょうか?




  


Posted by walt at 22:20Comments(0)