2008年05月19日

344)知人が新書版の本を出版した

昨年、ブログを書くきっかけとなったタイトル「50にして天命を知ることできるかな」で何度となく
書いた「しずおかマーケティング研究会」のメンバーの一人が、新書版の本を出版しました。
タイトルは「中小企業の製品開発論」です。現在お勤めをする傍らでこの本を書きました。
1.050円税込み価格です。著者は中小企業診断士でもあり、診断士の試験も、同じく会社勤め
中に合格したという頭の良い先生です。

実は著者の先生と「しずおかマーケティング研究会」のドラフトを4年前に作成しました。2年ほど
活動しましたが一昨年から休眠状態となっています。当方がお茶にはまってしまったことも休眠
となった原因の一つです。消費財のマーケティングをする会社は多くあるのに、生産財のマーケ
ティングをする会社が無い。需要があるが商売にはならないからやる人がいない。中小企業の製造
業は試作を作ってから、何に応用できるのか?販売代理店募集を行い売り先を探すといったシーズ
志向の商品開発をしており、その手助けとなるような活動ができないものかと考えたからです。
結局、理想論のみで具体化しなかったわけですが、著者は活字を利用して目的を達成したことに
なります。

4月に著者が本を書いて原稿を推敲していると、ひょんなことから情報を得ました。そして出版社は
静岡大学発のベンチャー企業「静岡学術出版」です。この会社は昨年、IT(情報技術)支援などを
手掛ける静岡大発ベンチャーのITSC社(浜松市中区和地山)が、書籍部門「静岡学術出版」を設け
ました。出版にかかる費用は通常の5分の1程度に抑え、「誰でもいつでも本を出せる」利点を前面に
出しています。1,000冊出版する場合、一般的に200万から400万円程度の費用が必要なため、個
人にとって垣根は高かった。しかし、同社は製作・流通コスト削減することで、低価格化を実現。
サイズ(新書判)やデザインは統一し、編集・校正などには各分野にまたがる静岡大の専門スタッフが
協力する体制を整えたようです。多分100万円はかかっていないだろうと推測しますが果たして実態
は....やはり書店に並ばせるにはハードルが高いようです。書籍はいわゆる委託販売のような形態です
が返品をするにもコストがかかります。そのため、経費を引くとこの手の書籍はもうからないようです。
ただ、アマゾンには紹介されていました。

著書の内容ですが、アマゾンでは「世の企画・マーケティング論の書籍は、どちらかというと大企業
向けであり、消費財向けです。多くの中小企業やそこに働く人たちの参考になる、B to Bにおける製品
企画やマーケティング論があまりありません。一方で、それらの企業では、製品開発について、技術者
に期待するものが大きく、何を開発するかまで考えることを求めています。本書はそれらの技術者の
ために、30年間の開発の実務経験と技術者の立場から、製品開発時に必要となる技術以外の必要事
項についての記述しております。これから、自社の製品開発を行おうとしている中小企業の経営者の方
や、製品開発の責任者になった技術者の方にお勧めいたします。」と掲載されていました。たぶん著者
自身が紹介内容を書いたのだろうと察します。

6月に出版記念をだしにして久しぶりに「しずおかマーケティング研究会」の仲間が集まる予定です。
さてどんな集まりになるか楽しみです。


  


Posted by walt at 22:07Comments(0)

2008年05月19日

343) 運動会

本日地区の自治会の運動会が開催されました。われわれの地区は高齢化と少子化により
参加することに意義がある運動会としてここ数年経過しています。その意味は、子供の
参加する協議はすべてエントリーせず、また、比較的体力勝負の競技(たとえば、年例別
リレー、縄跳び、その他)もエントリーしていません。今年も、15ほどの競技があった中
でエントリーしたものは7競技でした。この状況が過去10年ほど継続しているため、特に
おかしな状況とは思ったことがありませんでした。

そして今年も例年と同じように7種目の競技にエントリーされました。そのうちなぜか
当方は3種目に出ることになっていると通知を受け本日を迎えました。会場(清水第8中)
まで自転車で行きました。会場の自治会のテントで組長に「どうして3種目も出場するのか」
問い正しましたが的確な回答もなく第1種目が開始されました。選手名簿を見ると、名前と
年齢が記入されています。当方今年で51歳になるにもかかわらず、男子では参加予定者の
年齢からして4番目に若いことになっていました。30人以上の名前が書かれているのにかか
わらずです。毎年のことであるので特に気もせず順番を待ちました。

第1種目のエントリーに当方の名前がありました。第1種目といってもプログラムでは第3番
目です。防災リレーでしたが、難なく最下位を逃れることができました。次の種目は12:50
であり、余裕があると思っていたら、参加者が足りないということで急遽駆り出され、ゲート
ボールのような協議に参加しました。参加条件は50代と60代です。よって、問題はありませ
んがとても気の引けた競技で下。6チーム中2位で入ってきたのですが、ボールがうまくゲー
ト通過できず、結局何回も打ち直し5位で次の人にバトンタッチする有様でした。助っ人が
一番足を引っ張ってしまったことになります。結果そのまま5位をキープしました。やれやれ
と思っているうち順送球の球技で人が当たりなくなり、急遽出場する事になりました。
順送球は毎年エントリーしていますが、必ずと言ってよいほど、びりになる種目です。今回も
トップのチームとは2人差が付き、他の4チームがすべて終わっている中、アンカーの選手が
終えるという状況でした。結局昼食までにエントリーした4種もうち3種目に出場してしまいま
した。

昼食を食べる頃になると、地区のテントが混雑してきました。それも今までにないほどの子供
の数が多いことです。小学生ではなく、幼稚園児が多いことです。運動会の終了後の打ち上げ
で知ったのですが、その子供たちは40世帯住んでいるマンションの住人ではなく、いわゆる
団塊ジュニアの子どもたちであることを聞きました。段階ジュニアが親元に戻ってきたため、
子供が増えたということです。町内としてはとても良いことです。何年か経過すれば、子供の
種目にもエントリーできるというわけです。そして、町内に子供会もできることになるため
喜ばしいことです。

午後の1種目を終え4種目出場したところで、まだ出場していない若いお父さんがいることに
気が付きました。そのため、組長さんと、町内の監督に次の種目を出るのをキャンセルして
他の方に出てもらうこととしました。それにしてもエントリー7種目のうち4種目に参加した訳
です。もう1種目出ていたら5/7になっていました。運動会が終わった後で行われた打ち上げ
懇親会の会場では「スーパーサブのWalterです」と紹介した次第です。

そんなわけで町内の運動会が終了しましたが、われわれが生活する上では、町内もコミュニティ
は必ず必要になるわけです。たかが運動会ですが一つのコミュニケーションを持つ場になります。
災害時には助けあわなけれbあならない、「遠くの親戚より、近くの他人」の存在です。打ち上げ
の席上で、昨年の町内(地区)のお弁当の用意した数が75個に対して今年は95個で何とか間に合
ったとのことでした。それだけ参加人数が増えたということです。特に子供と若夫婦が....。
とても良いことと思いました。これから、各地区の町内で運動会が始まると思いますが、貴方も
参加してみませんか?きっと、違う世界を体験できると思います。




  


Posted by walt at 00:33Comments(2)