2008年06月20日

376)みんなの知恵蔵

昼寝をするとき、ちょうど良い高さの枕になるものとして、座布団を二つ折りにしましたが、広辞苑
を利用した人もいるのではないでしょうか?それとも「現代用語の基礎知識」かもしれませんね。
「現代用語の基礎知識」は第二次世界大戦終了後の1948年10月10日、「自由国民」第14号として
時局月報社から発行されたそうです。その後、同じようなものとして1986年11月17日に集英社から
「イミダス 1987年版」が発行され、1989年11月17日に朝日新聞社から知恵蔵(ちえぞう)が発行
されました。

当方は、「現代用語の基礎知識」と「イミダス」は記憶してますし、たぶん両方とも一度は購入をした
事があります。しかし、「知恵蔵」だけは記憶にありません。その「知恵蔵」ですが、一昨年、「イミ
ダス」と共に販売部数の減少に伴い休刊となりました。そして「知恵蔵」は先週6月12日に「みんなの
知恵蔵」としてWEB版としてサービスを開始したそうです。内容としては「知恵蔵」のデータベースを
中心に約1万語の現代用語解説と、朝日新聞の紙面に掲載された約6000語の「キーワード」、昨年
発行された「パソコンで困ったときに開く本2008」(朝日新聞社)の「困ったときの用語集1080」も掲載
されているようです。現在はこれらの合計1万7000語前後だが、Webならではの更新性を生かし、
用語は随時追加される予定です。ちなみに「イミダス」はすでにWEB版があり、18万語を収録して
いますが、有料で利用料金210円/月とのことです。

日経BPネットの池田 豪彦氏によると、「紙媒体と大きく異なるのは『検索のしやすさ』と『関連情報
へのアクセスのしやすさ』。検索窓に探したい用語を入力すれば、該当する結果がすぐに表示される
のはもちろんのこと、その用語に関する『asahi.com』のニュース記事、Web全体の検索結果が表示
される。複合的に用語を捉えるという意味では、紙媒体よりも利便性の向上が図られていると考えて
良さそうだ。」と伝えています。また、「もし検索した用語が収録されていない場合には、『リクエスト
する』ボタンを押すことで事典への登録申請ができるほか、関連サイト情報提供ができる仕掛けもあ
り、さらに役に立ったり、参考になったりした用語解説に対し『良かった』という意思表示ができる
『みんなのGood!』ボタンの設置、『はてなブックマーク』『Buzzurl』『livedoor クリップ』へのブック
マークボタンなど、サイト名に『みんなの』が付いているとおり、読者を巻き込みながら『成長する』事典
となっている。」そうです。

さて、貴方はちょっとした調べ事をしたいとき「みんなの知恵蔵」を利用しますか? それとも今まで通り
googleで検索したり、ウィキペディアを利用しますか?

みんなの知恵蔵: http://chiezou.jp/




  


Posted by walt at 22:07Comments(0)