2008年06月03日

359) YouTubeに軍配上がるかな?

同画配信サイト「YouTube」がネット上に出てきたとき、賛否両論ありました。アメリカでは大手テレビ
ネットワークでは、共存の道を選び、相次ぐコラボレーションが実現したようですが、日本の場合は、
著作権肖像権の問題で、YouTubeはNot Welcomeだったと記憶しています。その後、YouTube
はGoogleに買収されGoogleが益々巨大化したことは記憶に新しいと思います。

そのNHKですが、5月27日にYouTube上で番組を紹介する専用サイト「NHKonline」の試験運用を
開設しました。今後放映する環境関連番組や北海道の洞爺湖サミットに関連する番組の紹介映像を
配信するそうです。すでにスカイパーフェクト・コミュニケーションズ、東京メトロポリタンテレビジョンは
YouTubeに番組を提供しており、NHKは3社目となるそうです。当方、ほとんどYouTubeにアクセス
したことがない為、はっきり言うことができませんが、友人の説明ですと、ありとあらゆる映像が見れる
とのこと。キーワード検索すれば無いものは、無いと言ったような情報量だということでした。多分見始
めるとはまってしまい、睡眠時間が減ってしまうと思われますので、当方は、YouTubeファンには
ならないよう、極力アクセスしないようにしようと思っています。

NHKの試験運用は7月下旬までで、試験終了時までに約30本の動画を配信する予定とのこと。動画
は1本あたり30秒~2分程度で、携帯電話でも視聴できるそうです。6月中旬からは,著作権を侵害
する動画を検出するツール「YouTube Video Identification(Video ID)」の実証実験も開始
するそうです。試験運用の終了後はNHKが動画視聴回数、NHKサイトへの流入数、Video IDの
実験結果などを判断し、継続するかを判断するようです。さて、最終的な結論はどうなることでしょう
か?十中八九非継続と判断するのではないかと推測されますが、もし、継続が決まれば「拍手」を送り
たいと思います。
NHKの場合はいわゆる公共事業ですが、民放であれば広告を挿入することが可能なはずです。商売
になるなら、硬いことは言わずにYoutubeに配信して広告収入を得るのも一つの手だと思います。
早いもの勝ちのように思うのですが、如何でしょうか?TV番組を録画して見る様になれば、必ずと言っ
ていいほどCM飛ばしをするでしょう。しかし、ネットで見る場合はCMが入れば(動画中で無くても)、
収入になるはずです。いずれにしてもNHKの動向次第であり、注目したいと思います。
  


Posted by walt at 21:36Comments(0)