2008年06月02日
358) マンモス団地がゴーストタウン
以前、町内の運動会のことを書き、子供達が増えてきて2、3年後には子供会ができるのではないかと
書きました。団塊世代のジュニアたちが戻ってきて、その子供達が幼稚園世代となっているからです。
当方の隣組は、その様相は無く、11軒中独り住まいが3軒、年配夫婦のみが3軒、2世代同居が3軒、
3世代同居が1軒、その他1軒という状況で、そのうち子供がいる家は2軒のみという老世帯中心の隣
組みとなっています。40年ほど前には我々世代の小中学生が15名ほど居たのですが、残っているの
は4名しかおらず、皆実家を出て行ってしまいました。
これは地方の典型的な例と思っていましたが、多摩ニュータウンでの高齢化が進み、ゴーストタウン化
しつつあることを聞いた矢先の昨日、フジテレビ系の夜のニュース番組で東洋一を誇った高島平団地
が夢の後化して、高齢者中心の寂れた町になっていることを特集していました。当時はマイホームブー
ムの真っ盛りで、団地入居の競争率が200倍ほどであり、憧れの夢多きニュータウンだったようです。
それが30年の歳月を経てゴーストタウン化しつつあると言う寂しいレポートでした。団地の集会場には
毎日多くのお年寄りが、ふれあいの場として訪れ、おしゃべり、ゲームをしているとのこと。又、独り暮ら
しの老人が増え、介護保険のヘルパーさん利用のほか、地域住民でコミュニティボランティアを作り、
30分250円で、新聞・ダンボールのまとめや、窓拭き、電球の取替えなどをしているとのことでした。
しかし、その運営委員も高齢者となりフットワークが重くなっているとのことでした。全盛期は生徒数
1,000人を超える小学校が、昨年2校廃校となり、団地商店街はシャッター通りとなってしまったそう
です。多分、全国各地で同じようなことが起こっているのではないかと思われます。この高島平団地
では新しい試みとして大学とタイアップして、部屋を格安で提供し、その条件にコミュニティ活動に参加
することを始めたようです。すでに何人かの学生が移り住んでいるとのことでした。30分、250円の
コミュニティ券の利用で委員と30分間のおしゃべりを目的に利用する人もいるとのことでしたので、
その状況が切ないほど感じられました。
昨日、とある独り暮らしの方と話をしたのですが、その方はまだまだお若く元気なのですが、日常生活
で3度の食事が一番面倒になってきたと言っていました。大きななべで具沢山の味噌汁を作り、1週間
ぐらいかけて食べているとのこと。そのほうが簡単だとか。又、メニュー選びに困り、スーパーへ行って
も、以前より独り向けの食材が増えたのだが、もやし1袋が多すぎる、キャベツも半分でも多すぎると
いった状況だとのこと。現在、会社が独身寮を持っている場合がありますが、高齢者用の2食付の寮が
あれば、直ぐにでも引っ越したいとのことでした。
以前よりコーポラティブハウス(協力する家)が少しづつ話題になってきています。以前NHK朝のドラマ
「ちゅらさん」がありましたが、あのアパートが理想的な共同ハウス(コーポラティブハウス)かも知れ
ません。各部屋は独立しているのですが、食堂・居間があり、住人が集う、そして助け合う。そんな住居
形態が必要になってくるかも知れません。
自分の生まれ育った町、隣近所、テレビのマンモス団地のゴースト化、高齢者の寮などの話からコー
ポラティブハウスのような共同生活ができる住居空間の提供をふと考えてしまいました。
書きました。団塊世代のジュニアたちが戻ってきて、その子供達が幼稚園世代となっているからです。
当方の隣組は、その様相は無く、11軒中独り住まいが3軒、年配夫婦のみが3軒、2世代同居が3軒、
3世代同居が1軒、その他1軒という状況で、そのうち子供がいる家は2軒のみという老世帯中心の隣
組みとなっています。40年ほど前には我々世代の小中学生が15名ほど居たのですが、残っているの
は4名しかおらず、皆実家を出て行ってしまいました。
これは地方の典型的な例と思っていましたが、多摩ニュータウンでの高齢化が進み、ゴーストタウン化
しつつあることを聞いた矢先の昨日、フジテレビ系の夜のニュース番組で東洋一を誇った高島平団地
が夢の後化して、高齢者中心の寂れた町になっていることを特集していました。当時はマイホームブー
ムの真っ盛りで、団地入居の競争率が200倍ほどであり、憧れの夢多きニュータウンだったようです。
それが30年の歳月を経てゴーストタウン化しつつあると言う寂しいレポートでした。団地の集会場には
毎日多くのお年寄りが、ふれあいの場として訪れ、おしゃべり、ゲームをしているとのこと。又、独り暮ら
しの老人が増え、介護保険のヘルパーさん利用のほか、地域住民でコミュニティボランティアを作り、
30分250円で、新聞・ダンボールのまとめや、窓拭き、電球の取替えなどをしているとのことでした。
しかし、その運営委員も高齢者となりフットワークが重くなっているとのことでした。全盛期は生徒数
1,000人を超える小学校が、昨年2校廃校となり、団地商店街はシャッター通りとなってしまったそう
です。多分、全国各地で同じようなことが起こっているのではないかと思われます。この高島平団地
では新しい試みとして大学とタイアップして、部屋を格安で提供し、その条件にコミュニティ活動に参加
することを始めたようです。すでに何人かの学生が移り住んでいるとのことでした。30分、250円の
コミュニティ券の利用で委員と30分間のおしゃべりを目的に利用する人もいるとのことでしたので、
その状況が切ないほど感じられました。
昨日、とある独り暮らしの方と話をしたのですが、その方はまだまだお若く元気なのですが、日常生活
で3度の食事が一番面倒になってきたと言っていました。大きななべで具沢山の味噌汁を作り、1週間
ぐらいかけて食べているとのこと。そのほうが簡単だとか。又、メニュー選びに困り、スーパーへ行って
も、以前より独り向けの食材が増えたのだが、もやし1袋が多すぎる、キャベツも半分でも多すぎると
いった状況だとのこと。現在、会社が独身寮を持っている場合がありますが、高齢者用の2食付の寮が
あれば、直ぐにでも引っ越したいとのことでした。
以前よりコーポラティブハウス(協力する家)が少しづつ話題になってきています。以前NHK朝のドラマ
「ちゅらさん」がありましたが、あのアパートが理想的な共同ハウス(コーポラティブハウス)かも知れ
ません。各部屋は独立しているのですが、食堂・居間があり、住人が集う、そして助け合う。そんな住居
形態が必要になってくるかも知れません。
自分の生まれ育った町、隣近所、テレビのマンモス団地のゴースト化、高齢者の寮などの話からコー
ポラティブハウスのような共同生活ができる住居空間の提供をふと考えてしまいました。
Posted by walt at
21:46
│Comments(0)