2008年01月11日
218) 日本郵便(郵便事業株式会社)のサービス
するとの記事がありました。80円切手2枚つづりで花咲か爺さん、かぐや姫、笠地蔵、桃太郎、
鶴の恩返しの5種10枚800円のシートです。130万シートを発売するとのことです。
「郵便切手がこのようなものまでやるようになったのも民営化になった為かな」と思っていたら
すでに過去多くのパターンが発行されていました。それらのアニメ特集は平成15年から始まって
おり、鉄腕アトム、スーパージェッター、ふしぎなメルモ、ガッチャマン、マジンガーZ、
ドラえもん、タイムボカン、ポケットモンスター、ガンダム、銀河鉄道999、名探偵コナン、
エヴァンゲリオン、未来少年コナン等が発行されていました。我々世代には懐かしいものばかり
で驚いたと共に、購入しておけば良かったと思った次第です。
我々が小学生だった頃(40年前ほどになりますが)、今のように各種カードはありませんでした。
収集するものといったら「ぺったん(メンコ)」や「牛乳のふた」や「記念切手」でした。
牛乳のふたを集めたことを思い出し、懐かしさで噴き出してしまいました。切手はみんな夢中に
なり、欲しいものは交換をしたり、高価なものはお年玉を貯めて購入したりしました。当時は一種
のブームだったのかどうか解かりませんが、大きくなるにつれて切手収集もやらなくなりました。
国際文通週間の北斎の絵や、ビードロを吹く女、月に雁、写楽など憧れの的でした。それぞれの
記念切手はシートで持っていると値打ちがあるとのことで、発売日には町の切手売りのお店に
買いに行ったものでした。多分家の押入れの何処かに昔集めた切手が残っていると思います。
ちょっと気になって、日本郵便のホームページを見たところこれらのアニメの切手があることを
知ったのですが、そのほかのサービスとして「お気に入りの写真が切手になる」サービスも行って
いました。80円切って10枚で1シート1200円のようです。子供の写真、ペットの写真などを切手に
する人がいるのでしょう。多分当方の妻が、この情報を知ったら早速ペットの写真が入った切手を
作るに違いありません。内緒にしようかどうしようか迷ってます。
貴方も昔、何か集めませんでしたか?
日本郵便: http://www.post.japanpost.jp/index.html

2008年01月10日
217) 社名が変わる (松下からパナソニックへ)
ことが発表されました。今年の6月の株主総会を経て10月1日より変更となるようです。国内
ブランドがナショナルで、海外はパナソニックを使用してきました。AVC(オーディオ、ヴィジュアル、
コンピューター)機器の拡大と共に商品構成も変わり、グローバル化の中で、パナソニックブランドが
一般化したため、松下電器産業の名前は時流に会わず、又、創業者である松下幸之助氏の苗字に
固執する必要はないと判断したためだと推測されます。「真のグローバル企業に脱却する」ことが
今回の目的だったようですが....。日本語名がパナソニックとなると当然英語名もMatsushita
Electric Industrial Co., Ltd.から「Panasonic Corporation」にかわります。知らなかったの
ですが、すでにホームページはhttp://panasonic.co.jpになっています。
松下電器産業のグループに以前松下通信工業がありましたが、すでにパナソニックコミュニケー
ションズとパナソニックモバイルコミュニケーションズに分かれています。又、そのほかの多くの
グループ企業はパナソニックの名前を使用していました。グループ内で松下を使用している大企業
としては松下電池工業、松下電工がありますが、これらもパナソニックの名前に変更されるようです。
国内外に180社ある「松下」「ナショナル」のついたグループ会社の社名も、「パナソニック」を冠する
社名への変更を進めていくそうです。年配者を中心に親しみのあった、絶大なるブランド「ナショナル」
もすべて「パナソニック」2009年には変更となるようです。
「松下電器産業」の「松下」と言う名前、ブランドは一種のステイタスとなっていたはずです。
その松下がパナソニックになるとグループ会社も併せてすべてがパナソニックですので社員の中
では反対も多かったのではないかと思います。「天下の松下」ではなく「天下のパナソニック」と
なりますがいまひとつ語呂が良くないように感じます。これを機会に「天下」が取れてしまうかも
知れません。今週の月曜日からTBSで水戸黄門の第38部が始まりました。確か番組のタイトルは
「ナショナル劇場『水戸黄門』」だったと思います。すると来週からは「パナソニック劇場『水戸黄門』」と
なるのでしょうか?普段水戸黄門は観ませんが来年のタイトルがどのように変わるのか覚えていたら
チェックしたいと思います。
今まで勤めていた会社の名前が変わることはどのような影響があるのでしょうか?勿論、すべてに
変更をしなければならないため相当なコストがかかるはずです。又、社員にはどんな影響があるので
しょうか?当方大学を卒業して入社した会社が○○商事株式会社でした。その後その会社はブランド
名のカタカナの会社になりました。そして、3年ほど前にM&Aで合併し二つの会社の名前を合わせた
会社名に現在ではなっています。名前が変わることは寂しい気持ちですが、直ぐ慣れることと思い
ますのでそれほど心配はないかもしれません。倒産して無くなってしまうのでは寂しすぎますが......
時代の流れとして変化することは賛成です。又、会社ならグローバルな視野に立った戦略も持ち
日本語名から英語名になることも仕方がないことですが、途中から変わることにより日本企業と言う
ことが解からなくなるかもしてません。トヨタはTOYOTAであり、日本語名ですので日本企業とわかり
ます。レクサスはLEXUSであり、日本企業とは想像がつかないかも知れません。松下はMatsushita
であって欲しかった思うのは私だけでしょうか?
2008年01月10日
216) 100年以上歴史のある会社
昨日の番組では「日本には創業してから100年以上の歴史を持つ企業が10万社以上もあり、この
数は、世界一だという」とのことでした。例として取り上げられたのが、小型化する携帯電話や
手振れ機能が進化するデジカメを支えている老舗の水晶ディバイスメーカーであるエプソン
トヨコム社。雨にも曇らない親水性自動車のドアミラーを開発した村上開明堂、次世代エネルギー
といわれる燃料電池の基幹部分に使用される触媒に白金が使用され、それを製造するあの貴金属、
宝石で有名な田中貴金属など老舗企業の技術が紹介されました。又、創業1,400年にもなる歴史
ある会社「金剛組」も紹介されました。
この金剛組ですが、聖徳太子にゆかりがあり、朝礼では30何代目となる会長が、社内に祭られた
聖徳太子像の前で手を合わせていました。この会社は大阪にある社寺建設を中心とする会社で、
いわゆる宮大工の集団です。現在建築中で今年完成予定の身延山久遠寺の五重塔は、釘を使用
しない昔ながらの建築方法で作っているとのことでした。その技術が1,400年も続いているという
ことはすばらしいことです。しかし、1,400年もの歴史のある金剛組ですが、経営判断のミス
(バブル期の不動産取得による投資の失敗)で一昨年経営危機となり大阪の中堅ゼネコン高松建設
の支援を受けたようです。歴史有るゆえ昔ながらの経営方針でコスト意識が無く、どんぶり勘定で
仕事を請け負い、又、営業活動も活発では無かったようです。支援した会社は、このような歴史
ある職人集団の会社をつぶしてはいけないという使命感で支援を決意したようです。今では、コスト
意識を持ち、又、営業活動も活発になったようです。
100年以上の歴史ある会社が10万社もあることには驚きましたが、歴史、伝統を受け継ぎながら
時代にあった経営をしていかなければなりません。10万人の社長さんは日々そのことを考え経営を
していことでしょう。200年、300年と続けて行って欲しいものです。
2008年01月08日
215) コンシュマーエレクトロニクスショー(CES)
毎年、この時期正月明けから始まります。世界の家電メーカー、IT関連産業の約2,700社以上が
新製品や、最新技術を紹介する世界最大の家電の展示会です。このショーの時期は世界各国
から数10万人が訪れ、普段100ドルほどで泊まれるホテルも200~300ドル以上になります。
今年の目玉は日本企業の出展では薄型テレビに集中していると新聞では報道されていました。
日経エレクトロニクス 「Tech On」のCES特設サイト早くも開設されました。このサイトで主な展示
新製品を見ることが出来ます。薄型テレビ関連では、日立が厚さ1.5インチの50型プラズマテレビ
サムスンの31型有機ELテレビ、厚さ1インチの52型液晶テレビ、松下電器の150型プラズマテレビ
等が紹介されています。CES会場では多くのメーカーが、ファブレスのメーカーも多くの薄型テレビ
を展示していることでしょう。アメリカでの2008年の薄型テレビの出荷予想台数が前年比20%ほど
伸び、約3,200万台に達する見通しとのことです。1%のシェアを取っても32万台となりますので、
各メーカーはシェアを取ることに必死だと思います。今まで最大だったシャープの108型液晶テレビ
に対抗し松下が150型を発表し世界最大となりました。 なんと、縦2.5m、横3.5mだそうです。
日本でもこのテレビが発表されていましたが、価格は約500万円強とのこと。それでも需要はある
と強気でした。
当方6年前にこのCESに仕事で視察に行ったことがあります。会場の広さといったら幕張メッセ
等比較しようもありません。当時でもその広さに驚きましたが、隣接する土地に新たに建物を建設
していましたので、規模はそれ以上になっているはずです。当社に関連する商品を中心に視察して
も1日では見切れません、2日あってもどうかという状況でした。もし、くまなく商品を視察し、打ち
合わせを持ったとしたら5日は充分かかることでしょう。それほど大きな展示会です。 しかし、そこ
にはラスベガスにて開催されている理由があります。そう、展示会終了時間後にエンターテイ
メントが待っているからです。ですから、長期の展示会であっても出展者ならびに視察者が退屈
しないのです。出展者は1日中立っていてとても辛いものです。視察者は1日中歩いています。
多分ゴルフの1ラウンドを回る以上歩くのではないでしょうか?
以前ではコンシュマーエレクトロニクスと言うと日本企業が主流でした。しかし、今では中国企業が
台頭してきて、まるで中国の展示会になりつつあるようです。この展示会のみならず、ドイツで
開催される多くの展示会も中国企業で一杯とのことです。今後日本企業の活躍の場所が何処に
なって行くのでしょうか?
日経エレクトロニクス 「Tech On」のCES特設サイト
http://techon.nikkeibp.co.jp/NEWS/CES2008/
2008年01月07日
214) 東京銀座はショッピングのステイタス
ツアーが増えており、又、ツアーの日程表には必ず東京では銀座でのショッピングが入っている
と伝えていました。(当方ここ10年以上朝のチャンネルはフジテレビです。15年前に東京にいた
時は日本テレビのズームイン朝でしたが、静岡に戻ってからは、なぜかめざましテレビになって
います。テレビ静岡に勤務している人から聞いたのですが、静岡ではめざましテレビの視聴率が
他県と比較すると高いと言っていました。あの大塚さんののほほんとした人柄が静岡県人には受
けるということでした。ちなみにアンチ巨人ですが、読売新聞を読んでいます)
中国人の日本ツアーに密着した取材をしておりましたが、年末からのツアーで大阪に入り東京まで
バスで移動しているようでした。銀座での買い物が目当てのお客さんが多いようで、1/2の初売り
(テレビで福袋を購入する人の列が放送されていましたが)の日に、銀座のデパートでの買い物が
目玉だったようです。インタビュアーが中国人の観光客に買い物の予算を聞いていましたが10万円
くらいが40%、10万円以下が10%、10万円以上40万円ぐらいが半数の50%程いたように記憶して
います。給与所得から計算すると日本人が200万円ほどの買い物をする金額に匹敵するのではない
でしょうか?勿論、中国での高所得者達が日本に来ているのですから、彼らからしたら10万円は、
はした金かもしれません。以前聞いたことがあるのですが、年間1,000万円以上の所得がある人数は
日本よりも中国の方が多いそうです。12億人のうち0.5%が1,000万円以上の所得があってもその
数は600万人ですね。日本で600万人も1,000万円以上の所得がある人がいるとは思えません。
銀座で買い物をする中国の人たちは一種の銀座で買ったというステータスのようです。又、世界の
一流品が買える場所が日本の銀座と言う認識のようです。年末に三越本店近くのお客さんを訪問
しましたが、壁には大きな垂れ幕で「中国銀行のクレジットカード、エディカードが使用できる」旨の
中国語が書かれていました。三越本店を通り思ったのですが、まだ10時で、お客さんが多くないにも
かかわらず、駐車誘導員が10名も立っていました。入り口にはドアボーイがいるのですが........
人件費を考えると高くて当たり前ですよね。その超高級店で買い物が出来ることは羨ましいような、
そうではないようなとても複雑な感じがしました。デパートでも東南アジアのお客さんには大きな
期待があると伝えていました。
本日仕事の関係で、韓国のお客様の日本人に電話をしたのですが、この時期韓国でも日本ブームと
言っていました。日本便の飛行機の予約が取れないようです。JAL、ANAも韓国の人で一杯とのこと
でした。九州は冬でもゴルフが出来るということでビジネスマンに人気があり、又、北海道もパウダー
スノーで人気急上昇とのことでした。又、100円ショップも大人気で多くの韓国の観光客が利用する
そうです。何時まで続く日本人気かわかりませんが来年の富士山静岡空港開港に向けこれらの東南
アジアのお客様を最低1泊でも静岡に滞在できるようしてもらいたいものです。
2008年01月06日
213) 仕事始め 年頭の挨拶
始めとなるのが多いのではないでしょうか?12/29から9連休ということになります。明日から
仕事に戻るのが嫌だという人も多くいることでしょう。パートの仕事をしている方は、一週間
近く労働時間が少ないため、1月の給料が従来の3/4しかないことを悲観しているかも知れません。
昨日の読売新聞朝刊に「仕事始め 社長の抱負 決意 悲壮」という記事がありました。
原油高や株安など、日本経済の先行きへの懸案が高まる中、「一層のコスト削減努力」や
生産性向上」を呼びかける声が多かったとのことです。いわゆる。消費回復の遅れなどで、
価格転嫁が容易に出来ない現状を踏まえ、更なる企業努力を呼びかける「悲壮」が感じられる
ようです。消費やニーズの多様化に対応するためのM&A、新業態・他業態との提携、商品力
勝負の競争の時代、社員1人ひとりが経営者的発想を持って欲しいなどの抱負も有ったようです。
これらの抱負を聞いていると今年2008年の経済状況がどうなるかわかるような気がします。
売り上げの拡大を狙うより、経費削減による利益確保が前面に来るような気がします。大手企業
はその資本力を利用してのM&A、業務提携・コラボレーション、そしてコスト削減のための
協力会社へのコスト引き下げ依頼。結果、利益の出ない中小企業が益々増えるのではないかと
思われます。いわゆる格差が拡大する方向性となるのではないでしょうか?
いずれにしても、今年のビジネスは楽観視出来ません。今まで以上に頑張らなければならない
でしょう。イノベーションが以前から叫ばれてきましたが、ほんとの意味でのイノベーションを
進めなければならないでしょう。
貴方の会社の社長の年頭の挨拶は如何でしょうか?
2008年01月06日
212) 1泊2日伊豆の旅
犬を飼い始めてから4年、Andyを預けるわけにいかず、そのため旅行はペットと泊まれる宿に
限られてしまいます。以前、伊豆のやや高級旅館を予約したとき、事前にかかりつけの獣医さん
に預かってもらいましたが、半日と持たず、お試し保育は無理という結論となってしまいました。
結局その旅館はキャンセルせざるを得なくなってしまいました。
それ以来、泊まりの旅行はペットと泊まれる宿専門となっています。これまで、清里、箱根、
河口湖と伊豆高原に2回行っています。
一番の心配事は、食事の時にテーブルの下でおとなしくしているかどうか、隣のテーブルの犬と
仲良くできるかです。最初の頃は、おとなしく出来ず、テーブルの食事を食べようとしたりしました。
又、隣の犬と遊びたくて吼えたりし、ホテルのオーナーさんにしかめっ面をされたことがあります。
そのため、家で我々が食事をする時、テーブルの下で「待て」、「伏せ」をさせ出来たらご褒美に
おやつをやる訓練をしました。その甲斐があって今回の夕食、朝食はおとなしくテーブルの下で
座っていました。オーナーさん宅にもビーグル犬がいて、「ビーグルはおちつきが無いのに、この
犬は行儀が良い」と感心されました。初めて褒められました。
ペンションは築10年程、庭に平成19年に作ったプレートがあったため、不思議に思い問い合わせた
ところ、以前は違うペンションであり、中古で購入し、リフォームしたとのことでした。
この業界(ペンション)にもやはり中古販売のビジネスがあることを確認した次第です。伊豆高原
だけでの何百件というペンションがあり、多分お客さんは土日集中のはずですので、売り上げから
想像すると供給過剰となり、収支が合わないペンションが多くなると思われます。よって、出回る
物件も多いのではないでしょうか? でも、多分中古物件と言っても価格は高いでしょうね。
帰りにペンションで紹介された熱川のドックラン(伊豆マウンテンドックラン)によりました。
ミカン畑を改造して作ったドックランだけあり、段々畑をうまく利用しています。入場料は小型犬
1,200円、大人300円で良心的でした。朝霧のような広大なドックランも良いですが、このような
坂の多いドックランも、飼い主にはきついですが良いものと思いました。
昨年より伊豆では沼津ナンバーから伊豆ナンバーに変更することが出来るようになりました。
平成の大合併以前のアンケートでは置くの伊豆の住民が沼津ナンバーから伊豆ナンバーにしたいと
言っていたそうですが、伊豆市や伊豆の国市が出来てから人気がなくなったと、ドックランの主人が
言っていました。なるほどと思った次第です。
ペンションの部屋から外を覗くAndy

2008年01月04日
211) トヨタブランドのスバルの車
以前企業のコラボレーションの話を2度ほど書きましたが、昨日、トヨタが「若者が購入しやすい
ように、価格を抑えたスポーツカーの開発・生産を富士重工業に委託する方針を明らかにした」
そうです。あのトヨタでさえ、自社のみでは限界があることを悟ったということです。自社で開発・
製造するよりコラボによる方がメリットがあると決定したのだと思います。それにしても、富士重工は
グループ会社では有りません。グループ以外に新型車の字開発・製造を委託するのは異例のこと
のようです。資本・業務提携して8%を出資している筆頭株主だそうですが、ほんと驚きました。
2009年には200万円程度のスポーツカーを販売するようです。現在若者の新車購入離れが
進んでいるようですが、果たしてどのような結果となるのか、今後が楽しみです。
ご存知のように世界の自動車産業は、資本・業務提供等でグループ化が進んでいます。日産は
ルノー、マツダはフォード三菱もフォードだったと思います。ダイハツはトヨタ、日本車ではホンダと
トヨタのみが純粋な日本企業ではないかと思います。世界経済を引っ張っている自動車業界でさえ、
コラボレーションなくして生き残れない状況です。日本の大企業もこのところM&Aを盛んに行って
います。昨年より人口が減少し始めた日本。市場は日本のみでは拡大できない、維持できないと
言うことです。そのためのグローバル化が進んでいます。とある経営者が、これからは、中小企業も
グローバル化を視野にした経営戦略を考えなければならないと言っていました。又、スタッフも、
世界を意識しなければ成功は無いと断言していました。食糧の自給率が40%を切った日本、食糧確保
のために世界を相手にしなければなりません。ビジネスでも世界無くして経済活動ができません。
話がずれてしまいましたが、これからはもっと世界のことにも関心を持ち、コラボレーションなくしては
企業活動の継続は難しいのではないでしょうか?
2008年01月03日
210) 清水茶手揉み保存会 初揉み
清水茶手揉み保存会の初揉みは9:00から開始されました。12:30仕上がりの予定でしたが13:00近くまでかかってしまいました。お茶の葉は昨年の5月に刈った新茶を蒸して、粗揉(粗く揉んだもの)したものを冷凍保存し、解凍して使用します。冷凍保存法が確立したことにより、4月、5月のお茶の季節でないこの時期に揉むことができるようになりました。生葉から手揉みでお茶に仕上げると6~7時間かかりますので、下準備しておくだけでかなりの時間短縮になります。当清水茶手揉み保存会は静岡県下でもトップクラスで、昨年のコンテストでは1位になった実力のある会です。当方はまだ2年目になったばかりですので基本を教わっているといった状況です。
昨年に引き続き、静岡新聞社の取材がありました。明日1/4の朝刊にスペースが確保できたとのことでしたので、本日の模様が紹介されることと思います。果たして、誰が写っているとでしょうか?そういえば昨年はこの初揉みを見学に行き、見学者である当方がちゃっかり写ってしまいました。妻の実家からわざわざ写真に写っていたことを電話で知らされた次第です。今回も同じことはないと思いつつ、ちょっと期待している自分がいます。
お茶の生産地の小学校では、学校のイベントとして手揉み体験や、お茶の淹れ方教室が開催されているようです。静岡県のお茶組合では、定期的に小学校でお茶の体験教室を開催しているようですが、まだまだ全校まで普及していません。我々の手揉み保存会でも、3月からの新年度の活動目標として地域でのお茶の普及活動、小学校、子ども会、婦人会等のイベントにも積極的に参加しようと言う計画もあります。お茶の生産地ではない地区では、お茶に触れる機会が少ないと思います。そんな方々にも静岡のお茶のことをもっと知ってもらいたいと思います。
2008年01月03日
209) 静岡浅間通り商店街
再び浅間通り商店街を通り、その後呉服町商店街を通り、伊勢丹、丸井に寄って帰途につきました。浅間通り商店街を通り思ったのですが、こちらの商店街の状況も同じで、店舗が無くなり駐車場になっていたり、マンションができていたりしていました。入り口の鳥居から人通りが多くなりましたので、ほとんどの店舗が営業をしているのかと思いましたが、営業店舗は7割程だったのではないかと思います。正月3が日と、静岡まつりの時はこの商店街は多くの人で賑わうはずですので、休業はちょっと残念でした。驚いたことに長蛇の列の店舗がありました。そこはどら焼き屋さんでした。多分有名店舗ではないでしょうか? 通りかかりの人が「ここはいつも一杯だね」と言っていました。その他、高田薬局の本店があったり、静岡おでんの有名店もあり、又、全国放送のテレビ番組で、店舗を改造して繁盛店にするものがありましたがその番組に出演したパン屋さんもあったりして、そこそこ魅力のある店舗が多いことに気がつきました。実はこの商店街、「静岡浅間神社商店街」だったのか「赤鳥居商店街」だったのか確認の意味でネットで検索して「静岡浅間通り商店街」であることを知りました。「静岡浅間通り商店街振興組合」のホームページがあったのですが、そこに訪問して驚いたことに、トップニュースが「第4回夢門前提灯アートコンペティション2006開催決定」となっていました。全く更新されていないということです。どのような理由で更新されていないのかわかりませんが、とても寂しく思いました。
年末のブログ「まちはみんなの宝箱」でクールなおさんが清水駅前商店街の様子を「全国を多く回っている問屋さんの営業マンなどに聞いてみればわかるが、商店街として、まだ賑わいを保っているという評価がおおい。」と書いてありました。他の商店街と比べて賑わっていると聞いて、「まあ、良いじゃない」と思う人はいないともいますが、今回浅間通り商店街を歩いてみて、清水駅前商店街にも行列のできるお店があればなと思った次第です。平成20年の清水駅前商店街のテーマが「つながりなおし」とのこと。良いテーマですね。お店と客さん、お店とお店、お客さんとお客さんがつながる、ものだけでは無く、人同士もつながる商店街、いいですね。では、どうするか?一緒に考えさせていただければと思います。
2008年01月02日
208) 出初め式
民営化された郵政省の郵便事業株式会の年賀状も無事届きました。当初12月25日までに投函されたものは1月1日の元旦に届くと言うことでしたが、12/28までに投函されたものは極力元旦に配達するよう努力すると、郵便事業の社長が言っていました。本日年始の挨拶に来た静岡市内在住の弟が、「12/31に出したので元旦には届かない」と言っていましたが無事届きました。
本日(24時を廻ったため昨日ですが)、朝、我が家の犬のAndyと朝の散歩をしていると消防の出初め式に出くわしました。本日より http://walter4.eshizuoka.jp/ で「WalterとAndyの朝の散歩」を書き始めましたので、こちらも参照頂ければと思います。カテゴリーの登録を「50代からの快適ライフ」にしたいのですが、どうもうまく登録できないため、現在宙ぶらりんとなっています。
出初め式は、従来1月1日ではなかったのではないかと思い、妻の実家の新年会にて義兄(地区の消防団)に問い合わせたところ各地域のみの出初め式がおこなわれたはずとのことでした。当方住まいの近所には清水消防署大3分団があり、そこの出初め式で地区内に放水がされました。出初め式之歴史を調べて見ると1659年1月4日にさかのばれるようです。時の老中稲葉伊予守正則が、定火消総勢4隊を率いて、上野東照宮前で出初を行って気勢をあげたことが契機となって定火消の「出初」は、毎年1月4日上野東照宮で行われることとなり、次第に儀式化され、恒例行事となって今日の出初式に受け継がれているようです。
出初め式に限らず、正月の年中行事として獅子舞などもありますが、幼少の頃わが町でもありましたが、いつの間にか無くなっており、正月気分も朝から放送されるTV番組で「お正月だな」と感じるだけとなってしまいました。そのような世の中で、出初め式が行われていたことは何か嬉しさを感じたものです。正月3が日を過ぎれば4日(金)から普段と同じ生活が又始まります。出初め式に限らず正月の文化は残したいものですが、時代の流れと共に変遷していくものと、考えなければならないことは寂しいものです。「The 正月」と言ったイベントが受け継がれないものでしょうか?そんなことをふと考えた元旦でした。