2008年01月24日

231) 検索サイト「百度(Baidu)」スタート

中国でgoogleやYahooを寄せ付けない検索サイト「百度(Baidu)」が日本でのサービスを
開始しました。中国国内では70%のシェアを持っているとのことですので驚きです。日本では
2006年に百度株式会社として設立され、営業(サービス)開始を準備しておりました。

「百度(Baidu)」の名前は、中国宋時代の古い漢詩の一節に由来しているとのことです。
「…人込みの中を幾度となく探し回った。ふと振り返ると、あの人はいた。消え入りそうな灯火の
そばに」という日本語の意味になるようですが、「幾度も探す」という意味が「百度(Baidu)」
からきているようです。よって、「百度(Baidu)」という社名には、何かを探す度に、使って
いただき、そして捜し求めるものがみつかった時に、人が感じる「喜び」や「嬉しさ」「楽しさ」
を検索エンジンとして提供していくという思いを反映しているとのことです。
また、「百度(Baidu)」の会社理念は“User First, User Friendly”と、会社案内に掲載されて
いました。

今朝の「目覚ましテレビ」でも紹介されていましたが、日本人の責任者は「百度(Baidu)」の特徴は
「日本が中国と同じ漢字圏であり、漢字と英数文字による検索とは技術的に検索の仕方が違う。
「百度(Baidu)」は、そのため、検索時間を短くすることができる」と述べていました。「目覚まし
テレビ」では、「百度(Baidu)」が圧倒的に中国では人気がある理由として、検索サイトのツール
バーに「MP3」があり、そこをクリックすると中国国内の非許可の音楽ダウンロードサービスができる
WEBを検索することで、人気を得たと伝えていました。よって、日本ではそのサービスはできないため
検索サイトとして認知されるかどうか難しいとも伝えていました。会社の同僚が以前「百度(Baidu)」
から検索してヒットしたWEBから日本の曲をダウンロードしたことがあると言っていましたが、時間が
かかりすぎてやめたと言っていました。

本日試しに「百度(Baidu)」でいくつか検索してみました。感覚的なことなので確かかどうかわかり
ませんが、検索スピードが速いように感じました。今まで、googleに慣れているせいもありますが
新鮮さもありました。使い方を熟知しておりませんので、まだまだ多くの違いがあるかも知れません。
「百聞は一見」貴方もちょっとアクセスしてみませんか?
225) 検索サイト「ウィキアサーチ」で書きました、「ウィキアサーチ」とは雲泥の差があることは
確かです。

「百度(Baidu)」: http://www.baidu.jp/

  


Posted by walt at 21:56Comments(0)