2008年09月15日
463) 京都宇治の視察旅行 Part2
9/13(土)午後、宇治田原町の「21お茶のふるさと塾」に訪問しました。宇治市内より南に10Km
ほどに位置します。平等院を過ぎると山の中に入り、宇治川沿いに上って行きます。まるで大井川
を川根方向に走っていくような感覚で、見渡す限りではお茶畑は見られません。開けたところに
出るとそこが宇治田原町であり、お茶の里です。昨日訪問した伊藤久右衛門のお店では、お茶畑が
宇治田原町にあると言っていましたので、まさにその場所でした。
「21お茶のふるさと塾」は既に10年以上活動しているお茶を通じてまちおこし運動をしているグル
ープで、新茶の季節には、お茶摘みを中心としたイベントを開催しています。今年は200名ほどが
参加し、茶摘みのみならずお茶のイベントを開催し、今では町役場からも支援がある活動になって
いるとのことでした。近隣の参加者だけではなく、遠く県外からも参加者があるとのこと。今年は
外国からも問い合わせがあったようですが、日程が合わずキャンセルとなったと言っていました。
勿論、活動を始めてすぐこのような実績になったわけではなく、数年継続して活動した結果との
ことです。また、お茶摘みはイベント以外にも、依頼されれば受け入れるとのことで、昨年は延べ
800名もの人が体験されたそうです。その数を聞いて驚いた次第です。当方のクラブでは今年初めて
新聞でPRして8名ほどの一般参加があり、来年も参加したいと言っていただきましたが、今後同じ
ように継続すれば、数年後には「21お茶のふるさと塾」さんと同じようなレベルになるのかなと思う
と、もっと一生懸命やらなければならないし、また、運営、活動方法をもっと研究しなければなら
ない事を痛感しました。その意味では、今回の訪問はとても意義がありました。色々と参考となる
イベントの仕方を教わりました。
お茶に興味のある方では「永谷宗円」と聞くと日本煎茶の祖と言われていることを思い浮かべること
でしょう。あのお茶漬け海苔の永谷園の祖先です。この永谷宗円が新しい煎茶の製法を作り、江戸に
できあがったお茶を茶商山本屋に持ち込んだところ山本嘉兵衛の目に留まり「天下一」として販売
されることになりました。この山本屋が現在の山本山です。その永谷宗円の生家が宇治田原町から
4Kmほど奥にあるとのことで「21お茶のふるさと塾」の方が連れて行ってくれました。そこには、当時
のお茶を作ったかまど後が残っていました。当方、昨年より清水茶手揉み保存会の会員として手揉茶
の修行を始めましたが、まさに手揉みの祖となる場所に来れたことを非常にうれしく思いました。
歴史と言うのは知ってみると色々なつながりがあり面白いものですね。
「21お茶のふるさと塾」を後にするとき、どこかお勧めの食事処(飲み屋)を尋ねると、伏見にある
月桂冠の工場に隣接した「月の蔵人」を教えてくれました。帰りの途中にあったため、寄ってみた
ところ、蔵を利用した洒落た居酒屋でした。予約ができれば、京都から又、来ようと思い問い合わせて
みたのですが、予約でいっぱいとのことでした。ご存知の通り伏見には日本酒の蔵元が多くあります。
大手酒造メーカーでは直営のレストランがあり、お酒が楽しめるようです。黄桜酒造ではキザクラ
カッパカントリーというレストランがあるそうです。このような酒蔵レストランで食事をするのも良い
ものだと思いました。次回機会があれば勿論行ってみたいと思います。
21お茶のふるさと塾:http://ujitawar.hp.infoseek.co.jp/
ほどに位置します。平等院を過ぎると山の中に入り、宇治川沿いに上って行きます。まるで大井川
を川根方向に走っていくような感覚で、見渡す限りではお茶畑は見られません。開けたところに
出るとそこが宇治田原町であり、お茶の里です。昨日訪問した伊藤久右衛門のお店では、お茶畑が
宇治田原町にあると言っていましたので、まさにその場所でした。
「21お茶のふるさと塾」は既に10年以上活動しているお茶を通じてまちおこし運動をしているグル
ープで、新茶の季節には、お茶摘みを中心としたイベントを開催しています。今年は200名ほどが
参加し、茶摘みのみならずお茶のイベントを開催し、今では町役場からも支援がある活動になって
いるとのことでした。近隣の参加者だけではなく、遠く県外からも参加者があるとのこと。今年は
外国からも問い合わせがあったようですが、日程が合わずキャンセルとなったと言っていました。
勿論、活動を始めてすぐこのような実績になったわけではなく、数年継続して活動した結果との
ことです。また、お茶摘みはイベント以外にも、依頼されれば受け入れるとのことで、昨年は延べ
800名もの人が体験されたそうです。その数を聞いて驚いた次第です。当方のクラブでは今年初めて
新聞でPRして8名ほどの一般参加があり、来年も参加したいと言っていただきましたが、今後同じ
ように継続すれば、数年後には「21お茶のふるさと塾」さんと同じようなレベルになるのかなと思う
と、もっと一生懸命やらなければならないし、また、運営、活動方法をもっと研究しなければなら
ない事を痛感しました。その意味では、今回の訪問はとても意義がありました。色々と参考となる
イベントの仕方を教わりました。
お茶に興味のある方では「永谷宗円」と聞くと日本煎茶の祖と言われていることを思い浮かべること
でしょう。あのお茶漬け海苔の永谷園の祖先です。この永谷宗円が新しい煎茶の製法を作り、江戸に
できあがったお茶を茶商山本屋に持ち込んだところ山本嘉兵衛の目に留まり「天下一」として販売
されることになりました。この山本屋が現在の山本山です。その永谷宗円の生家が宇治田原町から
4Kmほど奥にあるとのことで「21お茶のふるさと塾」の方が連れて行ってくれました。そこには、当時
のお茶を作ったかまど後が残っていました。当方、昨年より清水茶手揉み保存会の会員として手揉茶
の修行を始めましたが、まさに手揉みの祖となる場所に来れたことを非常にうれしく思いました。
歴史と言うのは知ってみると色々なつながりがあり面白いものですね。
「21お茶のふるさと塾」を後にするとき、どこかお勧めの食事処(飲み屋)を尋ねると、伏見にある
月桂冠の工場に隣接した「月の蔵人」を教えてくれました。帰りの途中にあったため、寄ってみた
ところ、蔵を利用した洒落た居酒屋でした。予約ができれば、京都から又、来ようと思い問い合わせて
みたのですが、予約でいっぱいとのことでした。ご存知の通り伏見には日本酒の蔵元が多くあります。
大手酒造メーカーでは直営のレストランがあり、お酒が楽しめるようです。黄桜酒造ではキザクラ
カッパカントリーというレストランがあるそうです。このような酒蔵レストランで食事をするのも良い
ものだと思いました。次回機会があれば勿論行ってみたいと思います。
21お茶のふるさと塾:http://ujitawar.hp.infoseek.co.jp/

Posted by walt at
22:56
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