2008年08月26日
443) タイヤの再生、再利用
もう10年以上前のことだと思いますが、溝のなくなったつるつるのタイヤに子供がナイフを
あてて、タイヤに溝を彫り、そのタイヤを販売する報道をテレビで見ました。確か、フィリッピン
の子供だったと思いますがきれいに溝を彫り、そのタイヤを販売するビジネスに感心した
ものです。
8/25号の日経ビジネスに「タイヤも再利用する時代に 原料高を逆手に取ったブリヂストン
の新戦略」と題した記事が掲載されていました。再利用とは古タイヤの表面を交換して再生
したリトレッドタイヤであり、新品の8割ほどの価格で購入できるそうです。ブリヂストンでは
古タイヤを修理して再利用する「リトレッドタイヤ(再生タイヤ)」事業を今年の夏から本格化
したそうです。只、現状は摩耗して溝が浅くなった商用車のタイヤのみだそうです。
商用車は乗用車に比べてタイヤの交換頻度が高いため、欧米では大型トラックなどで使う
タイヤの約半数に再生品が使用されているようですが、新品の価格が欧米に比べて安い日本
では、再生品の人気はこれまで薄かったそうで。
ブリヂストンではタイヤの主原料である天然ゴムが昨年末から高騰しており、国内タイヤ
メーカーは今春から一斉に値上げした。また、ガソリン価格の高騰によって、運送会社は
経費削減に熱心で、ブリヂストンはそこに目をつけたそうです。同社の今年の6月中間期決算
は、売上高こそ1兆6411億円と前年同期比1.6%の微増だったのですが、原材料高の影響も
あって、営業利益は836億円と同18%減少しました。その為、荒川社長は「今後、タイヤメー
カーの経営は、新品を売るだけでは成り立たなくなる。再生タイヤビジネスで、顧客との結び
つきを強化する」と宣言しました。その布石として2007年5月に、米再生タイヤ大手のバンダグ
社(アイオワ州)を約1,200億円で買収しました。バンダグ社の再生タイヤ技術は初期投資が
少なくて済み、加工技術は「世界一」とのことです。比較的小さなスペースで工場ができると
いうことから顧客企業の近くに工場を設置でき、運送会社など顧客の近隣に再生タイヤ工場を
設置すれば、空気圧の点検など日常のメンテナンスにも食い込めると目論んでいます。
当方、8年乗った軽自動車がありますが、ガソリンスタンドでひびが入っているので交換したほう
が良いといわれました。タイヤ専門店などで価格を調べ、ブランドにこだわらなければ20,000円
ほどで交換できることが分かり、交換しよう、しようと思っているうちに時間が過ぎてしまいました。
又、6ヶ月点検も忘れており、知り合いの自動車整備工場に持ち込み、点検とタイヤ交換を先週
依頼しました。タイヤは一番安いもので26,000円とのことで、高いと思いましたが、点検もしな
ければならなかったため、お願いしました。しばらくすると電話があり、マフラーに穴が開いている、
ベルトに亀裂がある、その他交換が必要な部品があるとのことでした。仕方ないので、全て交換
を依頼しました。夕方、車を取りにいくと、マフラーを見せられ、錆びて穴が開いていることが分か
りました。タイヤ交換とあわせて90,000円の請求書でした。タイヤ交換と点検代のお金しか持って
いなかったため、振り込むことにして車を引き取りました。
タイヤが換わり、エンジンオイルも交換しましたので、その乗り心地の違いがすぐ分かりました。
やはりタイヤは新しいほうが良いとつくづく思いました。
さて、ブリジストンのタイヤ再生ビジネス、当面は商用車のみだそうですが、タイヤの価格が引き
続き上昇すれば乗用車にも適用するのでしょうか?消費者は再生タイヤに交換するかどうか
疑問が湧きますが.....
貴方は再生タイヤでもOKですか?
あてて、タイヤに溝を彫り、そのタイヤを販売する報道をテレビで見ました。確か、フィリッピン
の子供だったと思いますがきれいに溝を彫り、そのタイヤを販売するビジネスに感心した
ものです。
8/25号の日経ビジネスに「タイヤも再利用する時代に 原料高を逆手に取ったブリヂストン
の新戦略」と題した記事が掲載されていました。再利用とは古タイヤの表面を交換して再生
したリトレッドタイヤであり、新品の8割ほどの価格で購入できるそうです。ブリヂストンでは
古タイヤを修理して再利用する「リトレッドタイヤ(再生タイヤ)」事業を今年の夏から本格化
したそうです。只、現状は摩耗して溝が浅くなった商用車のタイヤのみだそうです。
商用車は乗用車に比べてタイヤの交換頻度が高いため、欧米では大型トラックなどで使う
タイヤの約半数に再生品が使用されているようですが、新品の価格が欧米に比べて安い日本
では、再生品の人気はこれまで薄かったそうで。
ブリヂストンではタイヤの主原料である天然ゴムが昨年末から高騰しており、国内タイヤ
メーカーは今春から一斉に値上げした。また、ガソリン価格の高騰によって、運送会社は
経費削減に熱心で、ブリヂストンはそこに目をつけたそうです。同社の今年の6月中間期決算
は、売上高こそ1兆6411億円と前年同期比1.6%の微増だったのですが、原材料高の影響も
あって、営業利益は836億円と同18%減少しました。その為、荒川社長は「今後、タイヤメー
カーの経営は、新品を売るだけでは成り立たなくなる。再生タイヤビジネスで、顧客との結び
つきを強化する」と宣言しました。その布石として2007年5月に、米再生タイヤ大手のバンダグ
社(アイオワ州)を約1,200億円で買収しました。バンダグ社の再生タイヤ技術は初期投資が
少なくて済み、加工技術は「世界一」とのことです。比較的小さなスペースで工場ができると
いうことから顧客企業の近くに工場を設置でき、運送会社など顧客の近隣に再生タイヤ工場を
設置すれば、空気圧の点検など日常のメンテナンスにも食い込めると目論んでいます。
当方、8年乗った軽自動車がありますが、ガソリンスタンドでひびが入っているので交換したほう
が良いといわれました。タイヤ専門店などで価格を調べ、ブランドにこだわらなければ20,000円
ほどで交換できることが分かり、交換しよう、しようと思っているうちに時間が過ぎてしまいました。
又、6ヶ月点検も忘れており、知り合いの自動車整備工場に持ち込み、点検とタイヤ交換を先週
依頼しました。タイヤは一番安いもので26,000円とのことで、高いと思いましたが、点検もしな
ければならなかったため、お願いしました。しばらくすると電話があり、マフラーに穴が開いている、
ベルトに亀裂がある、その他交換が必要な部品があるとのことでした。仕方ないので、全て交換
を依頼しました。夕方、車を取りにいくと、マフラーを見せられ、錆びて穴が開いていることが分か
りました。タイヤ交換とあわせて90,000円の請求書でした。タイヤ交換と点検代のお金しか持って
いなかったため、振り込むことにして車を引き取りました。
タイヤが換わり、エンジンオイルも交換しましたので、その乗り心地の違いがすぐ分かりました。
やはりタイヤは新しいほうが良いとつくづく思いました。
さて、ブリジストンのタイヤ再生ビジネス、当面は商用車のみだそうですが、タイヤの価格が引き
続き上昇すれば乗用車にも適用するのでしょうか?消費者は再生タイヤに交換するかどうか
疑問が湧きますが.....
貴方は再生タイヤでもOKですか?
Posted by walt at
22:47
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