2008年08月07日

424) 暑さ予防

毎日暑い日が続きますね。人と会うと必ずと言っていいほど「暑いですね」、「暑かったですね」
から始まります。しかし、当方は会社にいるため、どれほど暑かったか分からないことがあります。
よって、「そうですね」と答えます。会社に行く途中の公園にたくさんのセミの抜け殻を発見しま
した。灌木に10匹以上ついています。7年前もセミが大発生したことでしょう。

当方、どちらかと言うと夏は嫌いです。寒ければ服を着れば寒さをしのげますが、暑い時は服を
脱いでも暑いからです。このところ暑日が続き、良く眠れません。もちろん寝室にはエアコンが
ありますが、寝る前に部屋を冷やして、寝る時に窓を開け、扇風機を首振りにして寝ますが、朝
までぐっすり眠れません。なんとかならないものでしょうか?
本日の日経ビジネスネットのセカンドステージに、大西仁美氏のやさしい健康スポトレのコラムが
ありました。熱中症について、日本赤十字社ではそれぞれの症状を以下の3つに分類していると
書かれていました。

「熱疲労」
高温の環境下で、特に蒸し暑いところで、疲労感、頭痛、めまい、吐き気などの症状が認められます。
大量の発汗による脱水症状であり、汗の蒸発による熱放散が不足するために体温は上昇します。

「熱けいれん」
高温の環境下で作業や運動をした時などに起こる、痛みを伴った筋肉の痙攣であり、吐き気や腹痛を
伴います。大量の発汗があるのに水分を補給しなかったり、塩分を含まない水分のみを補給した時に
起こり、体温の上昇があってもわずかです。

「熱射病」
高温の環境下で体温調節機能が破綻した状態で、異常な体温の上昇と興奮、錯乱、痙攣、昏睡など
の意識障害が特徴です。発汗の停止によって皮膚は乾燥し、手当が遅れればショックや細胞・臓器
障害に陥り、死亡することもあるので危険です。

熱中症にも種類があるとは思ってもみませんでした。先日の炎天下での草取りでの熱中症は、程度が
低かったですが「熱けいれん」だったのではないかと思います。日中の外出には気をつけましょうね。

又、入浴の仕方によって寝つきが良くなるようで、寝る1~2時間前にぬるま湯にじっくりつかるのが
良いと言っています。ぬるめのお湯にじっくりつかると副交感神経が活発になって、リラックス効果が
得られ、眠りにつきやすくなるそうです。熱いシャワーで身体の汗を流してしまう事は、交感神経を
活発にして目を覚ましてしまうので、夜の熱いシャワーは快眠には向いていないようです。リラックス
するのに最適な入浴温度は38℃~40℃で、20~30分間ぐらいはつかるのが良く、そうすることで
血管が広がり全身の血液循環が活発になると同時に、汗をかく事で体内の老廃物が体外に排出され
るとのこと。なるべくぬるま湯に長くつかって副交感神経を活発にしましょうね。

なお、大西氏曰く、「寝る前に洋服ダンスや物入れの中を全開にしてエアコンを入れておき、一部分に
熱がこもらない状態にしておきます。そしていざ寝るときにはエアコンを消し、窓を開けたり、扇風機
を首ふりにして風が続けて直接当たらないようにしたりして、寝るようにしています」というのが一番良い
と言っていました。当方のやり方と同じですね。



  


Posted by walt at 22:39Comments(0)