2008年04月16日

311) 新しくなった健康診断

会社では毎年3月末に健康診断が実施されます。今年に限って4月となり、又、今までとは異なった
医療機関での健康診断となり本日実施されました。これは特定健診・特定保健指導の導入によって
従来とは異なった方法になったわけです。と言っても基本的な診断内容は大差ありません。

異なった点は、今回から当日の朝一番の採尿を持参することと、問診票に事前に記入して受付を
する点です。又、腹囲の計測も追加されました。当方40才以上ですので心電図と聴力検査があり
そして、メタボ対策の一環である腹囲計測もあるわけです。日々の生活では、体重計に乗ることは
ありますが、腹囲を測ることはありません。年末に購入したズボンが85cmでしたので、多分85cm
以下はキープしているし、ベルトの穴の位置も変わっていないので問題はないだろうとと思って
検診にのぞみました。

まずは身長と体重、服を着ているため、多分1.5Kgほど測定器からマイナスしてあったと思います。
今朝家で計った体重より軽かったですが誤差の範囲でしょう。その後、血圧測定、採血、心電図
そして腹囲と進みました。お腹に力を入れれば膨らみますが、楽にして計った結果がなんと85cm。
もしかしたら少しおまけしてくれたのではないかと思うほどでした。85cm以下が基準であれば
セーフ、85cm未満が基準であればアウトになってしまいます。果たして結果は如何に.....
引き続き聴力、視力と検査しました。聴力検査は1,000Hzと4,000Hzを聞き分けます。過去何度も
検査していましたが1,000Hzと4,000Hzの周波数を聞くことをはじめて知りました。視力ですが
当方裸眼では0.1ありません。よってめがねをかけて計ります。当方の前に検査した同僚はコンタ
クトレンズをして0.5と0.8でした。「コンタクトレンズを替えなければならない」と言っていました。
自分の番になり、検眼器を覗くと良く見えません。めがねが遠近両用である為、もしかしたらレンズ
の位置で見づらいと思いかけなおして見ましたが、良く見えません。結果0.5と言われてしまいました。
「そんなはずがない」とゴネたところ、再検査してくれましたが、設定が変わっていて先ほどよりも
明らかに見えやすくなっています。結果1.0と1.2でした。「なんだこりゃ?」同僚も再検査したところ
1.2と1.5でした。機器が正確でないと検査になりませんよね。全く。

その後、レントゲンと問診を終え健康診断は終了しました。そうそう、今朝採った尿は身長を測る
前に係り員に渡しましたので全て完了です。以前は、試験紙で尿検査をしたため、その場で結果が
出ましたが、今回は血液検査と共に後日通知が来ることでしょう。又、メタボ対策、健康管理指導が
必要な場合は合わせて通知が来るようです。食事指導なのか運動指導なのか分かりませんが、
多分毎日の摂取カロリーと消費カロリーを記入し、経過を観ることをやるのではないかと推測され
ます。

今、ニュースで厚生労働省の後期高齢者の健康保険料の年金天引きの問題、保険証が届かない
問題等多くの問題が発生しています。今回のメタボ対策に関しても、将来成人病の3大疾患になら
ない為に予防することを目的としていますが、果たしてこのやり方でよいのでしょうか?健康管理指導
には多分専門業者が管理しますのでお金がかかります。又、かかりつけの医師の判断を仰ぐ場合も
あると思いますが、お医者さんに行けばその分お金がかかりますし、健康相談のための通院で医院
が混むことも考えられます。又、健康組合の費用の負担も増えるはずです。それらを考慮しても
今回からの施策は本当にメリットがあるのでしょうか?疑問に思いました。

貴方の健康管理はどうしてますか?


  


Posted by walt at 22:03Comments(0)