2009年02月14日

615) 映画「おくりびと」

この所映画を観る機会が少なくなってしまいました。今年はまず007を見る予定でしたが1月に
公開されましたにもかかわらず観に行くことが出来ず、ようやく今週末に観れることになった
のですがMOVIX清水が今日から18:30蚤の公開時間となってしまいました。そのため、
その時間では観に行くことが出来なくなり、昨日午前中に急遽独りで見に行くことになりました。
前作のカジノロワイヤルを引き継いでいる内容でしたが、テンポが速く内容を十分把握すること
ができませんでした。ただ、アクションはかなりいい線を行っており楽しむことができました。
007というとあの決まった音楽、シーンで始まるのですが、今回はそれがありません。よって、
一新したのかと思いましたが、最後にいつものシーン(ボンドがピストルを撃つ)と音楽になり
ました。やはりこれがないと見た気がしませんね。

結局今日は妻のリクエストもあり、アカデミーショー外国映画部門にノミネートされた本木雅弘
氏主演の「おくりびと」を観てきました。葬儀屋さんの映画とばかり思っていたのですが、葬儀
屋さんではなく、納棺師という遺体を棺桶に納める準備をするの会社に就職した主人公の話でした。
妻が見たいと言ってつきあった邦画でしたが、観て良かったというのがまず最初の感想でした。
アカデミーショーにノミネートされただけのことはあるとは思いましたが、ただ、この独特の文化
を外国の人は理解できるかがちょっと疑問に思いました。また、日本人でももしかしたら理解でき
ない世代もあるのではと思いました。

この映画を観て、初めて納棺師という仕事があることを知りました。この映画の影響か、Webでも
検索するとたくさんヒットします。中には納棺師になりたいのですが?という質問もあったりしま
した。映画では、葬儀社スタッフの役割と、納棺師の役割が区別されていましたが、多くの葬儀社
は納棺の儀式を自社スタッフで行っているようです。「葬儀社は病院のお迎えから通夜、葬儀・
告別式、アフターフォローまで一連の流れをトータルで統括するのが仕事で、ご遺体の扱いは納棺
専門業者に委託したほうが良い。」という考え方もあるようです。当方数年前に父親を亡くしまし
たが、自宅で亡くなったため、死亡証明書を発行してもらう為にかかりつけのお医者さんに来ても
らいました。その医院ではケアステーションもあり、また看護師さんが体を拭いてくれ、死に衣装
を着せてくれました。そのため納棺師が来て準備してくれたということはありませんでした。

映画を観て感じたことですが、仕事には優劣、良い仕事・悪い仕事の区別はないということです。
世の中に必要があるから仕事が存在するからです。仕事に関する考え方が又、改めて考えさせられた
気がします。故水野晴朗氏の名セリフ「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」を思わず言いたく
なってしまいました。今月中にウィルスミス主演の「7つの贈り物」も観たいと思っています。
  


Posted by walt at 23:55Comments(0)

2009年02月14日

614) バレンタイン事情

今日は富士商工会議所で「新春講演会 日本経済の展望と金融事情」と題したジャーナリスト
須田慎一郎氏の講演会がありました。先週、同商工会議所で開催されたビジネス交流会に参加
し、今日の講演会を知ったわけです。須田氏は金融関連のジャーナリストで、週刊誌にコラムを
書いたり、日曜朝10:00からの朝日テレビの「サンデープロジェクト」の後半の特集ニュースで登場
する活躍中の方です。たぶん顔を見れば「ああ、あの人」と思う人です。講演会では生の情報や
オフレコの話を聞くことができるため、当方結構気に入っています。今回はあまりオフレコの話は
ありませんでしたが、1時間半十分聞くことができました。富士商工会議所の会員ではない当方の
参加を認めて頂き感謝しております。

本日は13日金曜日、何かあるかなと思ったら今日から映画「13日金曜日」が公開されたようです。
あのジェイソンが帰ってきたということです。この手のサスペンスホラーは当方好きではない為
観ることはありませんが、ホラー好きの人には待ちに待った作品でしょう。その他今日はバレンタイン
デイを明日に控えた日であり、週末ということもあり会社や、学校では今日がその日になったのでは
ないでしょうか?妻は例年職場にいくつかもって行ったようですが、今年は同じフロアーの男性には
なく、他の部署のお世話になっている方のみ持って行ったようです。さて皆さんは如何だったでしょう
か?

今朝の読売新聞では「バレンタイン粉砕予告続々」との見出しで、インドの事情が書かれていました。
14日のバレンタインデーに反対するヒンズー至上主義勢力が「バレンタイン粉砕」の声明を出し当局が
警戒をしているとのことです。世界で初めてバレンタインデーにチョコを贈るようになったのは英国で、
その始まりは1868年に遡るようです。英国では女性が男性にチョコを贈り男性も赤いバラの花束や
ロゼのシャンパンをプレゼントするようです。アメリカでは恋人同士が贈り物で愛を伝えるようです。
又、中国ではバレンタインデーを「情人節」といい、男性がバラの花を贈るのが中心だとのこと。永遠と
いう意味の「久(ジョウ)」と「九(ジョウ)」が同じ発音ということで99本のバラを贈り、永遠の愛をアピー
ルする男性が多いようです。

日本では昨年末にロッテの傘下に入った高級チョコメーカー「メリー」が仕掛け、森永製菓が普及させ
たといわれています。又、義理チョコが氾濫していましたが、昨年あたりからは様子が変わってきて
いるとのことでした。又、女の子同士で送ったり、自分用に高級チョコを買う事も増えたようです。男性
からすると「ホワイトデーが面倒」、女性からすると「ホワイトデーに欲しくもないものを貰うのはちょっ
と」といった意見もあるようです。日本のバレンタインデーもそろそろ諸外国のように、お互いがプレゼン
トを交換するようになっても良いのではと思います。
さて、貴方は日本のバレンタインデーが良いですか?それとも外国のようなバレンタインデーが良い
ですか?

  


Posted by walt at 00:11Comments(0)