2007年11月30日
177) 液晶テレビの市場シェア
以前、テレビの調子が悪くなり、液晶テレビに買い替えなければならないことを書きました。
今まで興味がなかったため、毎週新聞折込のヤマダ電機、コジマ電気のチラシは見ることもなかったのですが、このところ見るようになりました。かといって、まだ、フルハイビジョン、ハイビジョンの違い、その他スペックの違いもわからないといった状況ですので、比較しようがありません。ただ、37インチの大きさが妥当かなと思っているくらいです。
日経BPの記事を読んでいると、アメリカの液晶テレビ市場は「Vizio」というブランドがシェアNo.1のようです。四半期ごとの市場データではシャープと熾烈なシェア争いをやっているようです。「Vizio」と言う会社は突然2年前に市場に現れた、台湾系のファブレスの会社で、圧倒的な低価格で2年のうちに全米の市場を取ってしまった会社です。その価格には驚きます。普通アメリカの家電製品は日本より20%ほど安いのが当たりまえです。これは、アメリカ価格があり、知らないうちにアメリカ市場は量を稼ぎ、その恩恵でコストが下がり、ヨーロッパ、日本で儲ける仕組みが出来上がっています。多分その構造は今も同じだと思います。
その価格ですが20型が399ドル(日本円で44,000円)、37型が799ドル(日本円で88,000円)、42型が1,199ドル(日本円で132,000円)です。勿論地上デジタルチューナーは入っていないと思いますが.....(不確かでごめんなさい)。多分日本でも地上デジタルチューナー無しは安く買えますがここまでは下がっていないと思います。日本でもファブレスの会社「バイデザイン」があります。こちらも、企画、開発会社であり、中国で一貫生産し、ネット販売を中心としています。やはり、バイデザインのテレビもとてもお手頃です。しかし、とかく日本人はブランド品を好み「亀山産」が好きなようです。そういう自分も買うときになると、ブランドを選択してしまうかもしれませんが.....
アメリカのシェアの話に戻りますが、米国iSuppli Corp.の調査では、2007年第3四半期における北米の液晶テレビ市場で,米Vizio Inc.が13%で第2四半期に引き続きブランド別出荷台数の首位を維持したと発表しました。2位になったのは韓国Samsung Electronicsで12.8%、3位はシャープで12.0%,ソニーが10.1%の4位、米Polaroid が9.1%で5位、オランダのPhilips9.0%で6位とのこと。それにしても相当たるブランドを抑えて1位を維持しているVizioはたいしたものです。他の家電製品では考えられない事実です。
エレクトロニクスの商品は部品の集合体であり、差別化が難しくなっています。日本の消費者の目は肥えているといわれていますがかけているめがねが、ものさしがもしかしたら違ってきているかもしれません。一度、リセットしても良いかも知れませんね。
今まで興味がなかったため、毎週新聞折込のヤマダ電機、コジマ電気のチラシは見ることもなかったのですが、このところ見るようになりました。かといって、まだ、フルハイビジョン、ハイビジョンの違い、その他スペックの違いもわからないといった状況ですので、比較しようがありません。ただ、37インチの大きさが妥当かなと思っているくらいです。
日経BPの記事を読んでいると、アメリカの液晶テレビ市場は「Vizio」というブランドがシェアNo.1のようです。四半期ごとの市場データではシャープと熾烈なシェア争いをやっているようです。「Vizio」と言う会社は突然2年前に市場に現れた、台湾系のファブレスの会社で、圧倒的な低価格で2年のうちに全米の市場を取ってしまった会社です。その価格には驚きます。普通アメリカの家電製品は日本より20%ほど安いのが当たりまえです。これは、アメリカ価格があり、知らないうちにアメリカ市場は量を稼ぎ、その恩恵でコストが下がり、ヨーロッパ、日本で儲ける仕組みが出来上がっています。多分その構造は今も同じだと思います。
その価格ですが20型が399ドル(日本円で44,000円)、37型が799ドル(日本円で88,000円)、42型が1,199ドル(日本円で132,000円)です。勿論地上デジタルチューナーは入っていないと思いますが.....(不確かでごめんなさい)。多分日本でも地上デジタルチューナー無しは安く買えますがここまでは下がっていないと思います。日本でもファブレスの会社「バイデザイン」があります。こちらも、企画、開発会社であり、中国で一貫生産し、ネット販売を中心としています。やはり、バイデザインのテレビもとてもお手頃です。しかし、とかく日本人はブランド品を好み「亀山産」が好きなようです。そういう自分も買うときになると、ブランドを選択してしまうかもしれませんが.....
アメリカのシェアの話に戻りますが、米国iSuppli Corp.の調査では、2007年第3四半期における北米の液晶テレビ市場で,米Vizio Inc.が13%で第2四半期に引き続きブランド別出荷台数の首位を維持したと発表しました。2位になったのは韓国Samsung Electronicsで12.8%、3位はシャープで12.0%,ソニーが10.1%の4位、米Polaroid が9.1%で5位、オランダのPhilips9.0%で6位とのこと。それにしても相当たるブランドを抑えて1位を維持しているVizioはたいしたものです。他の家電製品では考えられない事実です。
エレクトロニクスの商品は部品の集合体であり、差別化が難しくなっています。日本の消費者の目は肥えているといわれていますがかけているめがねが、ものさしがもしかしたら違ってきているかもしれません。一度、リセットしても良いかも知れませんね。
Posted by walt at
22:21
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