2008年03月21日

286) スペースインベーダー30周年

30年前、20歳だった頃学生だった当方は、神奈川県川崎市の小田急沿線に住んでいました。
新宿まで、小田急線でおよそ30分ぐらいの距離だったと思います。新宿には週末よく遊びに
いきました。待ち合わせはいつも新宿駅東口だったと思います。現在とは全く異なり、携帯
電話もなく、連絡手段がない為、待ちぼうけを食ったことも良くありました。長い間待っても
「さっき来たばかりだよ」と嘘をつくのも日常茶飯事でした。カラオケもなく、アミューズメント
施設もなく、喫茶店に入りおしゃべりをしてから、その後の予定を立てたものです。
その頃ほとんどの喫茶店には100円で遊ぶテレビゲーム「スペースインベーダー」が置かれて
おり、店内には「ピシューン、ピシューン」と言う音が響いていました。

あれから30年、今年はタイトーのインベーダーゲームこと「スペースインベーダー」が30周年
を迎えるということです。日本におけるゲームビジネスは、「スペースインベーダー」から始まった
ということは過言ではありません。その後、各種ゲームが登場し、任天堂のファミコン、ソニーの
プレステ、マイクロソフトのXボックスと家庭用ゲーム機器が普及していきました。当時の
任天堂は、花札、トランプを作っている会社とのイメージしかなく就職活動の候補にあがるよう
な企業ではなかったと思います。それが今では....

タイトーの「スペースインベーダー」ですが、今年は30周年を記念して各種イベント、プロジェ
クトが組まれているようです。ニンテンドーDSとPSPで「スペースインベーダーエクストリーム」
すでに登場しました。Wiiでも「スペースインベーダーゲット イーブン (逆襲のスペース
インベーダー)」が投入される予定とのこと。これはプレイヤーがインベーダーとして地球を侵略
する、という逆転のゲームのようです。夏にはPCゲーム「スペースインベーダー世界大戦」
の配信も始まり、世界各国のプレイヤーとの対戦が可能になるようです。ブロックで形成された
あのインベーダーのキャラクターは今でも印象深いものです。現在のCGと比較すれば雲泥の差が
ありますが、趣はありました。果たして、30年前の大ヒットとなったブームが又訪れるので
しょうか?

今まで知らなかったのですが、あのゲーム機器で老舗であったタイトーはいつの間にか(2006年)
人気ロールプレーイングゲームのシリーズ作をヒットさせたスクウェア・エニックスが、タイトーの
親会社になっているようです。ハードよりソフトが強かったということです。

インベーダーゲーム30周年の話を聞いて1/4世紀以上前のことを懐かしく思い出してしまいました。




Posted by walt at 22:08│Comments(0)
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