2008年03月12日
277) ニワトリ症候群
「ニワトリ症候群」と言う言葉聞いたことありますか?
新語ウォッチャーのもりひろし氏が日経BPオンラインに載せていました。好きな料理しか食べな
かったり、独りで食事したり、朝食を抜いてしまうような子が、最近増えているということで、この
ような食習慣に、「ニワトリ症候群」という造語が付けられたようです。
この「ニワトリ症候群」は、子どもの間に広まっている孤食・欠食・個食・固食(または粉食)という
4つの食習慣を総称し、以上の頭文字をつなぎ合わせるとコケッココ(孤欠個固)となります。教育
臨床学者の中井孝章教授が、朝日新聞の記事(2007年2月12日)で「現在の子どもたちの食生活
は『ニワトリ症候群』と言われます」と述べたことから注目されるようになったようです。
又、「ニワトリ症候群」とは別に「こ食」という表現もあるとの事。こちらは孤食・個食・固食・小食・
粉食という5つの食習慣を総称するようです。ただし発言者によっては、これ以外の食習慣を含める
場合もあり、いずれにしても食生活の乱れを指摘していることにかわりありません。
「孤食」は、子どもが独りで食事をとることを言います。厚生労働省は「平成17年 国民健康・栄養
調査結果」(2007年5月発表)で、「朝食を子どもだけで食べる」とした回答者の割合は、小学生の
うち40.9%存在したそうです。過去1988年の調査結果の割合は26.8%であり、比較すると増えて
いることになります。
「欠食」とは、子どもが朝食を抜いてしまうことで、厚労省の同調査によれば、「朝食をまったく食べ
ない」と回答した人が、小中学生で1.5%、高校生で9.6%いたようです。
「個食」とは、家族がそれぞれ別々の料理を食べることを言います。つまり家族が同じ食卓を囲んで
いながら、「大人は和食で子どもはカレーライス」といった具合に、食べる料理を分ける習慣が広がっ
ているそうです。これをバラバラ食と言う場合もあるとのこと。
「固食」とは好きなものばかりを食べることを言う。何日も続けてピザばかり食べるようなケースで
「粉食」とは、パスタなど小麦粉を使った食品ばかりを食べる行為を言うようです。そしてその他、コン
ビニやファストフードなどに頼ってしまう戸食(戸外食の略とされる)、濃い味のものばかり食べる濃食
など、様々な概念が提案されているとの事。とても驚いたと共に食に関する考え方も多様化したのだ
と思いました。
孤、欠、個、固食を自分に当てはめて考えてみるとこの50年間では見当たりません。可能性としては
独身時代に東京で働いていた1年間がありますが、それほど偏った(固食)ではなかったように感じ
ます。当時はコンビニはなく、かろうじてお持ち帰りのお弁当屋さんがあったと思います。子供の頃は
両親が共働きでしたが、祖母が夕飯の支度をしてくれました。よって、独り(孤食)ではなく、又、朝
(欠食)も必ず食べました。ご飯と味噌汁だけだったと思いますが.....。夕食も家族同じ(個食)もの
でした。勿論父親は晩酌を欠かさずしておりましたので、酒のつまみは違ったかも知れませんが....。
好きなものばかり食べられる時代ではありませんでしたので、固食も当てはまりません。大学時代の
下宿は賄い付きでしたので、朝、晩はしっかり摂りました。
社会人1年目は東京でしたが会社の寮に入ったため食事は偏食がありませんでした。結婚して20年
経過しますが妻が3度の食事をしなければ気がすまない性格のため、毎日食事をしています。すると、
当方は恵まれて育ってきたということになるのでしょうか?ただ、このところは、食べ過ぎれば太るし、
たいして空腹感も感じない為、1日2食でも問題がないのですが.....
いずれにしても、食は生きていくうえで欠かせないものです。飽食の時代と言われてはいますが、
どちらかと言うと偏食の時代なのでしょう。良いか悪いかは本人しか分かりません。デモ、マスコミで
取り上げるということは少なからず良いことではなく、改善しなければならないことです。
貴方は、貴方のお子さん達は「ニワトリ症候群」に当てはまりますか?
新語ウォッチャーのもりひろし氏が日経BPオンラインに載せていました。好きな料理しか食べな
かったり、独りで食事したり、朝食を抜いてしまうような子が、最近増えているということで、この
ような食習慣に、「ニワトリ症候群」という造語が付けられたようです。
この「ニワトリ症候群」は、子どもの間に広まっている孤食・欠食・個食・固食(または粉食)という
4つの食習慣を総称し、以上の頭文字をつなぎ合わせるとコケッココ(孤欠個固)となります。教育
臨床学者の中井孝章教授が、朝日新聞の記事(2007年2月12日)で「現在の子どもたちの食生活
は『ニワトリ症候群』と言われます」と述べたことから注目されるようになったようです。
又、「ニワトリ症候群」とは別に「こ食」という表現もあるとの事。こちらは孤食・個食・固食・小食・
粉食という5つの食習慣を総称するようです。ただし発言者によっては、これ以外の食習慣を含める
場合もあり、いずれにしても食生活の乱れを指摘していることにかわりありません。
「孤食」は、子どもが独りで食事をとることを言います。厚生労働省は「平成17年 国民健康・栄養
調査結果」(2007年5月発表)で、「朝食を子どもだけで食べる」とした回答者の割合は、小学生の
うち40.9%存在したそうです。過去1988年の調査結果の割合は26.8%であり、比較すると増えて
いることになります。
「欠食」とは、子どもが朝食を抜いてしまうことで、厚労省の同調査によれば、「朝食をまったく食べ
ない」と回答した人が、小中学生で1.5%、高校生で9.6%いたようです。
「個食」とは、家族がそれぞれ別々の料理を食べることを言います。つまり家族が同じ食卓を囲んで
いながら、「大人は和食で子どもはカレーライス」といった具合に、食べる料理を分ける習慣が広がっ
ているそうです。これをバラバラ食と言う場合もあるとのこと。
「固食」とは好きなものばかりを食べることを言う。何日も続けてピザばかり食べるようなケースで
「粉食」とは、パスタなど小麦粉を使った食品ばかりを食べる行為を言うようです。そしてその他、コン
ビニやファストフードなどに頼ってしまう戸食(戸外食の略とされる)、濃い味のものばかり食べる濃食
など、様々な概念が提案されているとの事。とても驚いたと共に食に関する考え方も多様化したのだ
と思いました。
孤、欠、個、固食を自分に当てはめて考えてみるとこの50年間では見当たりません。可能性としては
独身時代に東京で働いていた1年間がありますが、それほど偏った(固食)ではなかったように感じ
ます。当時はコンビニはなく、かろうじてお持ち帰りのお弁当屋さんがあったと思います。子供の頃は
両親が共働きでしたが、祖母が夕飯の支度をしてくれました。よって、独り(孤食)ではなく、又、朝
(欠食)も必ず食べました。ご飯と味噌汁だけだったと思いますが.....。夕食も家族同じ(個食)もの
でした。勿論父親は晩酌を欠かさずしておりましたので、酒のつまみは違ったかも知れませんが....。
好きなものばかり食べられる時代ではありませんでしたので、固食も当てはまりません。大学時代の
下宿は賄い付きでしたので、朝、晩はしっかり摂りました。
社会人1年目は東京でしたが会社の寮に入ったため食事は偏食がありませんでした。結婚して20年
経過しますが妻が3度の食事をしなければ気がすまない性格のため、毎日食事をしています。すると、
当方は恵まれて育ってきたということになるのでしょうか?ただ、このところは、食べ過ぎれば太るし、
たいして空腹感も感じない為、1日2食でも問題がないのですが.....
いずれにしても、食は生きていくうえで欠かせないものです。飽食の時代と言われてはいますが、
どちらかと言うと偏食の時代なのでしょう。良いか悪いかは本人しか分かりません。デモ、マスコミで
取り上げるということは少なからず良いことではなく、改善しなければならないことです。
貴方は、貴方のお子さん達は「ニワトリ症候群」に当てはまりますか?
Posted by walt at 22:12│Comments(0)
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