2008年03月05日
271) 液晶それともプラズマテレビ
ブルーレイとHD DVDの競争もブルーレイで決着がつき、東芝はHD DVD事業から撤退
する事を発表しました。又、携帯電話では三洋電機は京セラに部門を売却し、三菱電機は
携帯電話の開発・製造・販売から撤退することを発表しました。アメリカのモトローラも
携帯電話の事業売却先を探しているそうですが具体的に話が進んでいないようです。
そんな昨日、パイオニアがプラズマパネルの生産から撤退するニュースが流れ、袋井工場が
その矢面にたたされました。
パイオニアは1997年に50型のプラズマテレビを発売し2000年までシェアトップを走って
きました。確か当時は200万円程したのではないかと記憶しています。その後、富士通、
日立の追撃を受け、2004年には松下がシェアトップに躍り出ました。松下を中心とした
プラズマファミリーとして、パイオニア、日立が定期的な情報交換をしてきましたが、昨年
9月にパイオニアがシャープと資本・業務提携を結び、12月にはシャープが14%の株式
を持つ筆頭株主となりました。そして今回のプラズマパネルの生産の撤退に至ったわけです
が、パイオニアは液晶に鞍替えするわけではなく、松下からパネルの供給を受け40型を
中心にプラズマテレビを製造するようです。
当方、専門家ではない為、液晶とプラズマの技術的な特徴は分かりません。ただ、一般論と
して、当初プラズマは安く出来、大型テレビに向いている。液晶は大型化は難しいと言われ
ていました。事実価格に関しては同じサイズであれば現在プラズマのほうが相対的に安く
なっています。しかし、液晶も大型化に成功しています。薄型パネルの電機メーカーでの
構造は複雑になっています。プラズマは松下を中心として松下が日立とパイオニアにパネル
を供給します。液晶は現在ソニーがサムスンとパネルを共同生産しておりますが、来年度中
にはシャープから購入するようです。又、東芝は今年度中にシャープからパネルを購入する
事で合意してます。松下は日立と液晶パネルを共同生産するという図式になっています。
勿論、このほか台湾企業からパネルを購入している場合もありますが、液晶に関しては今後
シャープがダントツになるのではないでしょうか?
ところで、アメリカで昨年突如としてシェアNo.1となったファブレスの薄型テレビメーカー
VISIOは今年度2008年の液晶パネルの確保に失敗し、充分な数量を確保できない見通しと
なったと言われています。その結果、プラズマパネルの数量を確保する動きがあるようです。
ブルーレイの次は液晶、プラズマ戦争ですね。但し、出荷数ではすでに液晶がはるか上を行って
おり、勝負あったかと思われてますが、さてどうなることでしょうか?
貴方は液晶、それともプラズマですか?
する事を発表しました。又、携帯電話では三洋電機は京セラに部門を売却し、三菱電機は
携帯電話の開発・製造・販売から撤退することを発表しました。アメリカのモトローラも
携帯電話の事業売却先を探しているそうですが具体的に話が進んでいないようです。
そんな昨日、パイオニアがプラズマパネルの生産から撤退するニュースが流れ、袋井工場が
その矢面にたたされました。
パイオニアは1997年に50型のプラズマテレビを発売し2000年までシェアトップを走って
きました。確か当時は200万円程したのではないかと記憶しています。その後、富士通、
日立の追撃を受け、2004年には松下がシェアトップに躍り出ました。松下を中心とした
プラズマファミリーとして、パイオニア、日立が定期的な情報交換をしてきましたが、昨年
9月にパイオニアがシャープと資本・業務提携を結び、12月にはシャープが14%の株式
を持つ筆頭株主となりました。そして今回のプラズマパネルの生産の撤退に至ったわけです
が、パイオニアは液晶に鞍替えするわけではなく、松下からパネルの供給を受け40型を
中心にプラズマテレビを製造するようです。
当方、専門家ではない為、液晶とプラズマの技術的な特徴は分かりません。ただ、一般論と
して、当初プラズマは安く出来、大型テレビに向いている。液晶は大型化は難しいと言われ
ていました。事実価格に関しては同じサイズであれば現在プラズマのほうが相対的に安く
なっています。しかし、液晶も大型化に成功しています。薄型パネルの電機メーカーでの
構造は複雑になっています。プラズマは松下を中心として松下が日立とパイオニアにパネル
を供給します。液晶は現在ソニーがサムスンとパネルを共同生産しておりますが、来年度中
にはシャープから購入するようです。又、東芝は今年度中にシャープからパネルを購入する
事で合意してます。松下は日立と液晶パネルを共同生産するという図式になっています。
勿論、このほか台湾企業からパネルを購入している場合もありますが、液晶に関しては今後
シャープがダントツになるのではないでしょうか?
ところで、アメリカで昨年突如としてシェアNo.1となったファブレスの薄型テレビメーカー
VISIOは今年度2008年の液晶パネルの確保に失敗し、充分な数量を確保できない見通しと
なったと言われています。その結果、プラズマパネルの数量を確保する動きがあるようです。
ブルーレイの次は液晶、プラズマ戦争ですね。但し、出荷数ではすでに液晶がはるか上を行って
おり、勝負あったかと思われてますが、さてどうなることでしょうか?
貴方は液晶、それともプラズマですか?
Posted by walt at 21:57│Comments(0)