2008年03月04日

270) 昨日の夕飯何食べた?

昨日、ふとチャンネルを合わせた番組がテレビ東京の「主治医が見つかる診療所」というもの
でした。そこには旭川赤十字病院(北海道旭川市)脳神経外科部長の上山博康医師が紹介されて
おり、上山医師の脳腫瘍の手術の様子が写されていました。以前どの番組だったか忘れましたが、
アメリカのデューク大学脳神経外科の教授である神の手と呼ばれる福島孝徳医師野ドキュメン
タリーを観て感動しました。福島医師は世界でトップクラスの脳神経外科医師で手術が出来ないと
言われた患者さんも脳の細かな神経を傷つけることなく手術をやってのける腕前の医師です。
アメリカの大学を拠点にしていますが、年に何回か日本に来て、1日に何件もの手術を行うという
スーパー先生で、その時こんなにすばらしい日本の先生がいるんだと感心した次第です。

昨日出演した上山医師も福島医師に劣らないほどの腕前の医師でした。旭川赤十字病院に席を置い
てはいるものの外来患者の診察は週に1度。後は、全国を飛び回り年間300件もの脳外科手術をして
いるとの事。昨日の放送では沖縄の患者さんの手術のために旭川から飛んで行ったことが放映されて
いました。余談ではありますが、先ほどの福島医師は、「自分が病気になったときは、上山医師に
面倒をみてほしい」と指名したほどの医師のようです。上山医師は「ネバーギブアップ」と言って
いたことが印象的でした。自分が患者さんのために何とかするということです。「出来ないことは無い」
との信念で手術をやっているのだと思われます。手術が出来ないと言われた患者さんは生きる希望を
なくしたに違いありません。そして、上山医師から「大丈夫、手術は出来るから」と言われた一言に
どれだけ、希望を持ったか知れません。すると、「手術は出来ない」と言った医師は「私の腕では
出来ません」と言わなければならないはずです。そして、患者さんのために「○○医師なら出来る
かも知れない」と言って、患者さんに安心を与え希望を持たせることも仕事の一つではないでしょう
か?そこには我々の知らないいろいろなことがあるかも知れませんが、顧客(患者さん)のために
最善を尽くすべきではないかと思います。

番組のゲストが、「ボケ」について質問をしました。上山医師は「ボケ」の発症を確認するための
一番良い質問は「昨日の夕飯に何食べた?」と聞くということでした。咄嗟に答えられなくても
考えた結果正しければ良しとの事でした。それを聞いて直ぐに、母親のところに行き「昨日の夜何を
食べたっけ?」と質問しました。「エーと昨日は一緒にすき焼きを食べた」との回答に一安心しました。
妻に「バーバに昨日の夜何食べた?と聞いたところすき焼き食べたと回答があったよ」と伝えました。
すると妻は「おとといの夜何食べたっけ」と質問されてしまいました。咄嗟に回答できません。
おとといは土曜日であって、生牡蠣は食べたけど何食べたっけと考えてしまいました。「ちらし寿司
食べたでしょう」と言われ、そうだったと思い出した次第です。特に食べ物にこだわっているわけでは
無いので覚えていなかったのか、それとも単に忘れたか、それとも少しボケの症状があるのか心配に
なってしまいました。

又、脳の活性化にはマージャンはお勧めと言うコメントもありました。ただ、全自動のジャン卓、
徹マン、煙草の吸いすぎは良くないとの事。そういえば先週のビジネスコンテストで村松範子さんが
「いきいき健康マージャン事業」の最終審査のプレゼンをしていたことを思いだし、シニアのマージャン
クラブも理にかなっているのだと改めて感じた次第です。手を使うこと、考えることが脳の活性化には
良いようです。手先を使うこと何かやっていますか?キーボードを叩くだけでも脳の活性化になるので
あればうれしいのですが.....。

貴方は昨日の夕飯に何を食べましたか?おとといは何?





Posted by walt at 21:57│Comments(0)
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