2008年02月29日
266) 太陽電池・燃料電池
新幹線に乗って大阪へ行くと岐阜羽島駅を過ぎてから、右側に大きな羽のような形をしたパネルが
目に付きます。そう、太陽電池パネルです。ソーラーアークと呼ばれる三洋電機の太陽電池であり
全長が315m、高さ37.1m、年間53万Kwhの電気を作ることができるそうです。現在東京ビック
サイトにて「第1回国際太陽電池展」が開かれ多くの視察者で賑わったようです。iPod用の太陽電池
充電器なども発表されていたようです。
太陽電池と言うと10年ほど前に家を新築した時、住宅設備の展示会でしきりに屋根にのせる太陽
電池パネルの売込みがありました。設置費用の何割かを国が補助してくれ、発電で余った電気は
電力会社が買い取ってくれるとの触れ込みでした。少し興味を惹かれましたが、補助金を入れても
150万円以上の出費となり、そのためあきらめました。今思えば10年経過しても採算に合わず、
20年でも採算割れしたことと思います。ただ、エネルギー問題に関し関心があると言う自己満足に
終わっていたことでしょう。しかし、4年ほど前にソーラー熱温水器を屋根に設置しました。妻が勤める
会社のキャンペーンで矢崎の「ゆワイター」が安く購入できると言うことで設置しました。たしか10年
使用し、メンテナンス費用が発生しないのであれば採算に合う金額でした。その機器に30cm程
の太陽電池パネルがついており、その発電でポンプを動かす電気を供給するとのことです。
ソーラー熱温水器はこの冬の寒い日の朝も触って暖かく感ずるほどのお水(口に入れるとお湯では
なく水であることがわかります)が出てきますので、冬でもそこそこ暖かくなることが実証されて
います。ガス代がどれほど節約できているかわかりませんが、不可もなく作動していますし、暖かい
水が出てきたと妻が喜んでいますので、設置して良かったと思っています。後は10年メンテナンスが
なく動作するかどうかです。
以前より太陽電池は注目されてきましたが、ヒットするほどの商品となっておりません。一昨年まで
パネルの生産数では世界1を継続してきたシャープが昨年ドイツのパネルメーカーに抜かれてしまった
と言うニュースが今年ありました。日本の得意分野と言っていても、すぐライバル企業が出現すると
言うことです。環境問題にシビアなドイツですから、太陽発電の需要が急に増えたのかも知れません。
又、同時に第4回国際燃料電池展も開催されました。燃料電池は2004年ごろから新しいテクノロジー
と言うこともあり注目を浴びてきました。当時、2007年ごろから普及すると誰もが言っていましたが
昨年2007となりましたが、家庭用のモニター設置以外の小型燃料電池は結局商品化されません
でした。現在では2010年頃と口を揃えていっているようです。2年前の花博で日立製作所が端末
モニターに燃料電池を搭載したものをフィールドテストしましたので、商品かも近いと推測されました
が、昨年新しいニュースはありませんでした。当初、ノートパソコンのバッテリー寿命が少ないこと
から、ノートパソコン用燃料電池が普及すると言われてきましたが、今ではあまりその話も聞こえて
こないようです。いったいこの先どうなるのでしょうか?
太陽電池にしろ、燃料電池にしろ、エネルギー確保の難しい日本にとってはすぐにでも普及出来るよう
な環境を整えていただきたいと思います。
目に付きます。そう、太陽電池パネルです。ソーラーアークと呼ばれる三洋電機の太陽電池であり
全長が315m、高さ37.1m、年間53万Kwhの電気を作ることができるそうです。現在東京ビック
サイトにて「第1回国際太陽電池展」が開かれ多くの視察者で賑わったようです。iPod用の太陽電池
充電器なども発表されていたようです。
太陽電池と言うと10年ほど前に家を新築した時、住宅設備の展示会でしきりに屋根にのせる太陽
電池パネルの売込みがありました。設置費用の何割かを国が補助してくれ、発電で余った電気は
電力会社が買い取ってくれるとの触れ込みでした。少し興味を惹かれましたが、補助金を入れても
150万円以上の出費となり、そのためあきらめました。今思えば10年経過しても採算に合わず、
20年でも採算割れしたことと思います。ただ、エネルギー問題に関し関心があると言う自己満足に
終わっていたことでしょう。しかし、4年ほど前にソーラー熱温水器を屋根に設置しました。妻が勤める
会社のキャンペーンで矢崎の「ゆワイター」が安く購入できると言うことで設置しました。たしか10年
使用し、メンテナンス費用が発生しないのであれば採算に合う金額でした。その機器に30cm程
の太陽電池パネルがついており、その発電でポンプを動かす電気を供給するとのことです。
ソーラー熱温水器はこの冬の寒い日の朝も触って暖かく感ずるほどのお水(口に入れるとお湯では
なく水であることがわかります)が出てきますので、冬でもそこそこ暖かくなることが実証されて
います。ガス代がどれほど節約できているかわかりませんが、不可もなく作動していますし、暖かい
水が出てきたと妻が喜んでいますので、設置して良かったと思っています。後は10年メンテナンスが
なく動作するかどうかです。
以前より太陽電池は注目されてきましたが、ヒットするほどの商品となっておりません。一昨年まで
パネルの生産数では世界1を継続してきたシャープが昨年ドイツのパネルメーカーに抜かれてしまった
と言うニュースが今年ありました。日本の得意分野と言っていても、すぐライバル企業が出現すると
言うことです。環境問題にシビアなドイツですから、太陽発電の需要が急に増えたのかも知れません。
又、同時に第4回国際燃料電池展も開催されました。燃料電池は2004年ごろから新しいテクノロジー
と言うこともあり注目を浴びてきました。当時、2007年ごろから普及すると誰もが言っていましたが
昨年2007となりましたが、家庭用のモニター設置以外の小型燃料電池は結局商品化されません
でした。現在では2010年頃と口を揃えていっているようです。2年前の花博で日立製作所が端末
モニターに燃料電池を搭載したものをフィールドテストしましたので、商品かも近いと推測されました
が、昨年新しいニュースはありませんでした。当初、ノートパソコンのバッテリー寿命が少ないこと
から、ノートパソコン用燃料電池が普及すると言われてきましたが、今ではあまりその話も聞こえて
こないようです。いったいこの先どうなるのでしょうか?
太陽電池にしろ、燃料電池にしろ、エネルギー確保の難しい日本にとってはすぐにでも普及出来るよう
な環境を整えていただきたいと思います。
Posted by walt at 22:47│Comments(0)