2008年02月10日
247) アフリカの一村一品運動
読売新聞の社説に「アフリカに広がる日本発の運動」として一村一品運動のことが掲載されて
いました。「一村一品運動」は聞き覚えのある言葉でした。1980年から大分県の全市町村で
始められた地域振興運動である一村一品運動が政府の重要な途上国支援策と位置づけられ
アフリカにも広がり始めたということです。
この一村一品運動は1979年に当時の大分県知事である平松守彦氏により提唱され、各市町村
がそれぞれひとつの特産品を育てることにより、地域の活性化を図り、大分県内に、シイタケ、
カボス、ハウスミカン、豊後牛、関あじ、関さば、大分麦焼酎など全国に通用するブランドを
生み出したそうです。現在では、特産品の品目は336にのぼり(うち、年間販売額が1億円以上
の産品131品目)で、生産額は総額で1,400億円に達しているとのこと。
海外では「ワン・ビッレッジ ワン・プロダクト」の名前でまず、アジアに広まりました。
タイではシルク製品や手工芸などで国内総生産を0.86%引き上げ経済効果は少なくないようです。
今回のダボス会議で福田首相は演説でガーナーの成功例を取り上げたそうです。又、アフリカ
内陸国のマラウイではジャムや、ワインなど40種以上の特産品が出来、農民の現金収入が増えた
そうです。そのマラウイでは先月、一村一品国際セミナーが開催されたとのこと。又、エチオピア
など10カ国が新たにこの運動への参加を表明しているようです。これだけ、海外では盛り上がり
始めた一村一品運動、その後日本ではどうなったのでしょうか?大分では実績が上がったよう
ですが、我々の静岡県でも実績が上がったのでしょうか?ちなみに静岡の身近な一村一品運動の
一品は何があるのでしょうか?海外だけでなく、もう一度日本の運動を検証してみる必要があると
思います。
いました。「一村一品運動」は聞き覚えのある言葉でした。1980年から大分県の全市町村で
始められた地域振興運動である一村一品運動が政府の重要な途上国支援策と位置づけられ
アフリカにも広がり始めたということです。
この一村一品運動は1979年に当時の大分県知事である平松守彦氏により提唱され、各市町村
がそれぞれひとつの特産品を育てることにより、地域の活性化を図り、大分県内に、シイタケ、
カボス、ハウスミカン、豊後牛、関あじ、関さば、大分麦焼酎など全国に通用するブランドを
生み出したそうです。現在では、特産品の品目は336にのぼり(うち、年間販売額が1億円以上
の産品131品目)で、生産額は総額で1,400億円に達しているとのこと。
海外では「ワン・ビッレッジ ワン・プロダクト」の名前でまず、アジアに広まりました。
タイではシルク製品や手工芸などで国内総生産を0.86%引き上げ経済効果は少なくないようです。
今回のダボス会議で福田首相は演説でガーナーの成功例を取り上げたそうです。又、アフリカ
内陸国のマラウイではジャムや、ワインなど40種以上の特産品が出来、農民の現金収入が増えた
そうです。そのマラウイでは先月、一村一品国際セミナーが開催されたとのこと。又、エチオピア
など10カ国が新たにこの運動への参加を表明しているようです。これだけ、海外では盛り上がり
始めた一村一品運動、その後日本ではどうなったのでしょうか?大分では実績が上がったよう
ですが、我々の静岡県でも実績が上がったのでしょうか?ちなみに静岡の身近な一村一品運動の
一品は何があるのでしょうか?海外だけでなく、もう一度日本の運動を検証してみる必要があると
思います。
Posted by walt at 22:53│Comments(0)