2008年01月19日

226) 富士宮焼きそば、アメーラトマト

先週の土曜日と今日、静岡県立中央図書館主催、静岡県立大学地域研究センター後援の
ビジネス講座が本日ありました。「ブランド」をテーマとしたセミナーで、本日はあの富士宮
焼きそばの仕掛け人である富士宮見や焼きそば学会会長の渡辺英彦氏と高糖度トマト、
アメーラ、アメーラルビンズの発売元であるサンファーマーズ専務取締役稲吉正弘氏の講演
でした。

富士宮焼きそばについては、B級グルメ選手権でグランプリを取っており、すでにメジャーな
ブランドになっていることはご存知のことと思います。その今までの話を。おやじギャグを入れて
説明して頂きました。ただ、このおやじギャグがPR活動に大きく役立っており、キャッチフレーズ
に使用されるように、計算されていたことには驚きました。全く無い予算で、メディアを通じた
PR活動、企業とのタイアップによるポスター製作など努力してきた話を聞くことが出来ました。
休むことなく、PR活動をすること。メディアに取り上げてくれるようなイベントを開催することで
ブランドを確立してきたこと、これからも継続して情報を提供することで確固たるブランドにする
事など学ぶことが多い話でした。

アメーラに関しては以前からどのような品種のものを、どのように作り、どのような販売形態を
取っているかなど多くの疑問がありましたが、有りましたが本日の講義でそれら不明点が理解する
事が出来ました。アメーラルビンズに関しては、品種と高糖度にするノウハウがあること、アメーラ
は育てるノウハウがこの高糖度のトマトを生んでいることがわかりました。この高度トマトアメーラ
は「甘い」を静岡弁で表現し、イタリア語に似ている言葉として決まったようです。高糖度トマトでは、
知られたブランドとなっています。静岡では、静鉄ストアで販売されています。すでに食べた事が
ある人もいると思いますが、とっても甘いトマトです。これってトマトなのと思うほどです。
ただし、それだけの価値があるため、価格は少々高めです。

富士宮焼きそば、アメーラに共通して言えたことはこだわりを持ち、強みに絞り込んだ商品にしたこと。
そしてその価値をわかりやすく伝えたことでしょう。ブランドはマーケティングにおける最大の武器と
言われております。ブランドの意味をもう一度考えて、独自のブランドを考えて見たいものです。

高糖度トマト「アメーラ」:http://www.amela.jp





Posted by walt at 23:52│Comments(2)
この記事へのコメント
2回目は行けなかったので、ヤキソバイブルを県立図書館で借りてきました。
Posted by おっち at 2008年01月29日 02:16
おっちさん

ヤキソバイブルお岩崎先生の本を借りたようですね。
ヤキソバイブルの著者渡辺氏の駄洒落が多く載っているのでは
ないでしょうか?岩崎先生の本は、どの本でしょうか?
県立大学の講座にはちょくちょく参加していますので、いつか
声をかけてください。
Posted by waltwalt at 2008年01月29日 23:53
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226) 富士宮焼きそば、アメーラトマト
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