2010年06月16日

1005) 今年上半期の日経MJヒット番付は「3D」

4年に1度開催されるサッカーのワールドカップ1998年のフランス大会から日本が出場するようになり、ワールドカップ開催中はテレビでサッカーを見るようになってしまいました。日本が過去出場したフランス、日本・韓国、ドイツ大会と今回の南アフリカ大会のうち日本・韓国大会は時差がありませんでしたが、その他3大会は7時間の時差があり、毎晩1時過ぎの消灯となっています。流石に日本時間朝3:30のキックオフだけは見ることができません。只、25日早朝のデンマーク戦だけは前日早く寝て3時には起きてみようと思っています。月曜日の深夜の日本対カメルー戦ですが、2晩経った今朝もまだ、その話題でもちきりでした。ワールドカップの海外の大会で日本が勝ったのが初めてということもあり、又、番狂わせとの事もあって話題となっているのでしょうが、それにしてもこれほど、連日連夜放送しているのは日本だけではないでしょうか?1日経過すると色々な情報が入ってきて面白いのも事実です。平均視聴率が45%だったそうです。韓国では韓国vsギリシャ戦が視聴率50%を超えたそうですが、それに比べると低いものの45%は国民2人に1人が見たことになりますので、とても大きな数字です。又、海外メディアの評も面白ものが入ってきました。「今大会最大級の番狂わせ」、「生ぬるい戦い」、「退屈なW杯の中で初の番狂わせ」 、「サプライズ」、「アジアの突風は続く」などと報じられていました。実際、ゲームを見ていて退屈な試合であったことは、皆が感じたのではないでしょうか?南アフリカの試合会場が1,400mと高地にあり、これまで見たゲームほとんどが普段とは全く異なったゲーム展開(悪い意味で)のように感じました。前監督であったオシム氏は「翌日の新聞で1面全てが本田だったら、日本は危ない」とコメントしましたが、翌日のスポーツ紙全てが1面本田の記事でしたので、オシム氏の警鐘は聞き入れられなかったことになります。さて、最終結果はどうなるのでしょうか?今朝のニュース番組では、決勝トーナメントに進出するための「とらぬ狸の皮算用」がもう始まってしまいました。日本人ってこういうことって好きですよね。期待の表れなのでしょうが、試合前のアンケートでは全て負けると推測した人が一番多かったはずですので......

昨日、毎年恒例の2010年上期(1~6月)のMJヒット商品番付が発表されました。「3D(3次元)」が西の横綱に入り、東の横綱はありませんでした。「一人横綱」は2005年通期以来だそうです。消費の低迷か、回復が遅れていることを反映してか、目を見張る実績を上げた新商品が少なかったそうです。ただ、生活スタイルに変化をもたらしそうなデジタル製品や、天高く伸び続ける「東京スカイツリー」のように、常識を覆す「天井破り(ブレークスルー)」型商品がそろって三役入したとのことで、今後の成長に大きな期待がかかっているそうです。西の横綱「3D」は映画、放送、ゲームなど多くのコンテンツに導入が始まった3次元映像で、先陣を切ったのは米映画「アバター」。劇場で専用メガネをかけて見るスタイルで、国内の観客動員は980万人、興行収入は150億円を超えたようです。続く「アリス・イン・ワンダーランド」も大ヒットし、邦画でも「海猿」などの3D制作が始まったとのこと。家電では4月にパナソニックが国産初の3Dテレビ2機種を発売。6月にはソニーが投入、今夏にシャープ、東芝も参入の見込みとのことで西の横綱となったようです。


2010年上期ヒット商品番付は
西の横綱は 「3D」、東の大関「スマートフォン」・西は「竜馬」、東の関脇は「iPad(アップル)」・西は「LED電球」、東の小結は「東京スカイツリー 」・西は「ラー油」、東前頭1は「コロプラ(コロニーな生活☆PLUS)」・西前頭1は「もしドラ(ダイヤモンド社)」、東前頭2「220ボルト家電」・西前頭2は「 ビッグアメリカシリーズ(日本マクドナルド)」、東前頭3は「デパクロ」・西前頭3は「オルニチン」、東前頭4は「1Q84 BOOK3(新潮社)」・西前頭4は「ストライド(キャドバリー・ジャパン)」、 東前頭5は「250円牛丼」・西前頭5は「150円ロールケーキ」となっていました。なお、当方小結までは知っていましたが、「コロプラ」、「もしドラ」、「デパクロ」、「オルニチン」、「ストライド」は初めて聞きました。当方のような知らない人のために、ミニ解説をします。

コロプラ」は携帯位置情報をゲーム「コロニーな生活☆PLUS」を運営している会社の名前で、「携帯」+「位置情報」+「エンターテインメント」を融合させた新しいコミュニケーションゲームの世界「コロニーな生活☆PLUS」を通じて、「毎日の移動を楽しく!」を企業テーマとして、日本中の人たちに対して移動の楽しさを携帯を通じて味わって頂き、毎日の生活を今まで以上に楽しく、ワクワクさせていきたいと願っている会社です。

もしドラ」は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社刊:岩崎夏海著)のことです。公立高校野球部のマネージャーのみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語!とのことです。

デパクロ」はデパート+ユニクロということのようです。

オルニチン」しじみ等に多く含まれるアミノ酸の一種で、肝臓の機能が高まって疲労回復やお酒の飲み過ぎによる二日酔いを予防してくれるそうでサプリメントとして評判となりました。

ストライド」はキャドバリー・ジャパン社のヤバいほど味と噛み心地が長持ちするガムの事だそうです。そういえば、コンビニなどでちょっと変わったパッケージを見かけたことがありますが、それがガムだったとは気づきませんでした。

なお、上海万博テーマソングの「盗作騒動」があった歌手の岡本真夜(36)が話題賞に選ばれたのも面白いですね。
さて、貴方はどれくらいの商品を知っていましたか?そして2010年度のヒット商品番付は上期のこれらの商品の中から選ばれるのか、それとも6月以降に発売される商品から選ばれるのでしょうか?




Posted by walt at 16:11│Comments(0)
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