2007年12月11日

188)ホットワイン(メルシャン&エスビー)

魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワイン。白ワインは冷やして、赤ワインは常温で飲むのが一般的ですね。でも、「ホットワイン」が今年はブレイクするかもしれません。寒い夜は日本酒で熱燗か焼酎のお湯割が定番でしたが、この度メルシャンとヱスビー食品がコラボしてスパイス香るホットワインをこれから展開するようです。

知らなかったのですが、ホットワインはフランスでは「ヴァン・ショー」、ドイツでは「グリューワイン」と呼ばれ、ヨーロッパの家庭では冬の代表的なホットカクテルだそうです。本来はフルーツのスライスや、スパイスをグラスにいれ、温めたワインを注ぐそうですが、ヱスビーが開発したものは「スパイスバック」となる、ティーパックのようなものをワインに入れて電子レンジで温めるようです。メルシャンワインでは白ワイン用に色を損なわないエルダーフラワーとローズヒップ、温めると酸味が増す赤ワイン用にはシナモン、オレンジピール、クローブを配合した「スパイスバック」を付けるサービスを来年1月7日から開始するようです。

当方の感覚では、温めて飲むお酒としては、日本酒、焼酎、紹興酒ぐらいかと思っていましたが、まさかワインを温めるという発想はありませんでした。ヨーロッパの家庭で代表的であるものがなぜ、今までこの日本に紹介されてこなかったのかが不思議でなりません。赤ワインを暖かくしたものを想像しただけで、なんとなく口当たり、かおり、味がわかりませんか?多分違和感がないと思います。それにプラスしてハーブ、スパイスを入れるのですから、変わった感覚でよいかも知れません。ただ、料理にどのように合わすかは難しいでしょうね。

以前、コラボレーションのことを書きましたが、これからの消費多様化の時代は企業単独で新製品、新しい販売方法を作ることは難しいはずです。どの企業も、コンサルタントも、日経トレンディでもコラボレーション、アライアンスをなくして新製品を語れないと言っています。又、我々の全く知らない、食べ物、食べ方・飲み方が世界中にはあるかも知れません。もしかしたら、我が家独自の料理、食べ方もメジャーになるかも知れません。そのような意味で、情報を集め、議論するのも面白いですね。
先週訪問した焼津の会社の新製品開発のヒントが出せるのではないかとも思っています。




Posted by walt at 23:25│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
188)ホットワイン(メルシャン&エスビー)
    コメント(0)