2010年05月11日

997) 参議院選挙は又も芸能人のオンパレード

昨日はサッカーワールドカップ南アフリカ大会の日本代表選手23人の発表がありました。静岡新聞では号外が出たそうです。又、夜のニュースではその模様が伝えられ、又、今朝の新聞各紙も大きく取り上げていました。多くのサポーターが「なんで○○が選ばれなかったの?」「なんで彼が?」と思ったに違いありません。ロシアリーグのCSKAの本田は、試合前のインタビューだった為か、ワールドカップ選出に関してはノーコメント。14日の試合で怪我をすればワールドカップには出場できないので、今は
リーグ戦に集中したいと言っていました。代表に選ばれた多くのJリーガーも土曜日に最後の試合があります。もし、この試合で怪我をすれば代表を辞退することになりますので、まだ喜んではいられないでしょう。岡田監督は皆に嫌われても良いので、このメンバーでベスト4を狙うと言っていましたが、大方の町の声は予選敗退、しかも3連敗が圧倒的に多かったようです。スポーツには予期せぬことが起こりますので、予想を覆すような実績を残してもらいたいものです。エスパルスからは当選確実であった岡崎のみ選ばれました。数日前の岡田監督のコメントでは(現在の調子よりも経験を取る」と言っていましたが、まさかここ半年実践のないあの選手が選ばれるとは誰しも思わなかったことでした。その発言にはすでにメンバーとして入っていたことになります。あわよくば、小野選手が選ばれればと期待したのですが、残念です。日本代表がワールドカップに初出場した時、エスパルスからは齋藤選手と、伊東選手が選ばれました。その後の2002年日韓開催では、森岡選手、戸田選手、アレックス選手、市川選手が選出され、そして前回のドイツ大会では韓国代表としてチョチェジュン選手が選出されました。それぞれの大会で使用したレプリカのボールにそれぞれの選手のサインをしてもらっており、今年の大会のボールを購入し岡崎選手のサインをもらおうと思っています。後31日となったワールドカップ、楽しみですね。

ワールドカップの代表選手の発表で新聞各社、スポーツ新聞も賑わいを見せましたが、もうひとつ今朝のスポーツ新聞を賑わかした記事がありました。そう、あの「ヤワラちゃん」こと谷亮子氏が民主党から参議院選挙の比例区から立候補することが発表され記者会見が開かれたからです。谷亮子氏は3月にはすでにトヨタ自動車を退職していたとのこと。小沢幹事長とも以前(高校生の頃)から何らかの接点があったとのことでした。記者会見で小沢幹事長は「私どもといたしましては本当に100万、1千万の味方を得たような気持ちで大変うれしく、また心強く思っているところでございます」と始終上機嫌だったそうです。谷氏を擁立した理由について「自ら自己鍛錬に励み、目標や理想を実現する姿が、今後の新しい民主党の政治をつくる上においてたいへん大切で共感を覚える」。谷氏も「国民の誰もが望む国づくりをしたい。現役はもちろん続ける。ロンドン五輪で金メダルをめざす」と決意を述べたそうです。 参議院議員選挙では毎回著名人の立候補が当たり前のようになっているので、「又か」としか言いようがありません。が、それにしても票を取るための手段として利用されるのが解っていても国会議員の先生になりたいという気持ちが大きくなってしまうその魅惑が解りません。政治のこと、立法、行政の事も一から学ばなければならないことは、並大抵のことではないと思います。辛い肉体的な自己鍛錬以上に頭を使った鍛錬は難しいはずです。国家の首相でさえ「新たな認識を学んだ」と平気で言えるのですから、たとえ国会議員であっても知らないことは知らないと言える政界となっているのだから心配ないかも知れません。

過去、タレントやスポーツ選手から参議院議員となった人は多くいます。参議員選挙の比例区では知名度を生かした選挙ができたからです。今回の参議員選挙の比例区は衆議院議員選挙の比例代表選挙と方法が違っていることを多くの有権者は知っているのでしょうか?衆議院選挙の時は「民主党」と書けば名簿順で得票総数によって議員数が割り当てられ当選しましたが、参議員では個人名を書かなければ当選しません。谷亮子氏に当選してもらいたくて「民主党」と書いても谷亮子氏の票にはなりません。ましてや、比例区の選挙人名簿が投票所の各投票場所に貼られていても、全国の候補者が書かれていて、多分虫眼鏡を利用しなければ、その名前を見つけ出す事ができないと思われます。漢字の書き違いがあれば無効票となってしまいます。「谷亮子」の「亮」をしっかり覚えて書くことは難しいかも知れません。よって、投票前に手帳や、紙に投票者の名前をしっかり書いて持参しなければ間違いが生じるかも知れません。そんなことを考えると、今回の選挙は簡単ではないかもしれません。タレントやスポーツ選手は「政権与党で活躍したい」という思いがあるようで、アマチュアスポーツ団体にも「国からの助成金が得やすくなる」と政界進出を後押しする機運もあるそうです。そのため、過去は自民党から立候補することが多かったようですが、今回は政権与党が民主党であるため、民主党からの立候補が相次ぐようです。池谷幸雄氏、岡崎友紀氏、桂きん枝氏も予定しているそうです。民主党は以前大橋巨泉氏で大失敗した経緯があります。トップ当選しましたが、あっという間に辞めてしまいました。同じ轍を踏んでもらいたくないのですが、大丈夫でしょうか?

民主党だけではなく、自民党からは堀内恒夫氏、たちあがれ日本からは中畑清氏の名前が挙がっています。さて今年の参議員議員選挙、結果は如何に?そして、これらのタレント議員候補さん達はどうなるのでしょうか?



Posted by walt at 17:26│Comments(0)
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