2010年04月13日
987) ハイジの「父親」はドイツ人?
ある程度の年齢(40歳ぐらい?)の人なら誰でも知っている「アルプスの少女ハイジ」が今ヨーロッパ、スイスとドイツで大きな話題となっているようです。静岡新聞夕刊にスイス人女性作家ヨハンナ・シュピリが1880年に書いた小説「ハイジ」が、その50年前にドイツ人作家が書いた別の作品によく似ていると若手文学研究者が指摘し、盗作問題として波紋が広まっているとのことです。「アルプスの少女ハイジ」というと1974年に日本で初めてテレビ放映され、瑞鷹(ズイヨー)株式会社が企画制作しました。現在は関連会社である株式会社サンクリエートが著作権を持っているそうです。今から36年も前のアニメが日本人の心を虜にし、誰でも知っているアニメとなりました。現在でも再放送されているようです。 視聴率20%以上という驚異的な反響を巻き起こし、そしてあの時、テレビの前でハイジを応援していた少女たちの多くが、今ちょうど同じような年頃の子供を持つ母親になっています。その母親達が子供たちに見せたいアニメとして「アルプスの少女ハイジ」は、放映から30年以上たった現在でも常に上位にランクされる人気を保っているとのことです。
多分、「アルプスの少女ハイジ」は「フランダースの犬」と同じように日本で人気となり、多くの日本人がハイジのふるさとスイスマインフェルトに訪れるようになりました。地元ではハイジの事を改めて知ったという現象もあったようです。何を隠そう、実は当方もマインフェルトに行ったことがあります。15年ほど前になりますが、妻のたっての願いで個人旅行でスイスに行きました。チューリッヒから電車に乗ってクールまで行きそこで泊まりました。翌日又電車に乗りマインフェルトに着くとそこには、ハイジの世界の散策ルートができていました。マインフェルトは小さな田舎の駅でした。ペーターの小屋やハイジの家もあったと思います。只、そこに訪れるのはほとんどが日本人であるということでした。日本人観光客の為に取ってつけたような施設であったことは過言ではないと思いました。多分その後もマインフェルトはハイジの里として人気があるのではないでしょうか?
盗作疑惑をもたれた小説はアニメ「アルプスの少女ハイジ」の原作で、騒ぎのきっかけは、ドイツで活動する文学研究者ペーター・ビュトナー氏(30)が、ドイツ人詩人・作家のヘルマン・アダム・フォン・カンプが1830年に発表した「アルプスの少女アデレード」と題する童話を偶然見つけたことに始まります。この作品の主人公の名前アデレードは、ハイジの本名(アーデルハイド)とそっくりなうえ、山間部に祖父と暮らす少女が外国に引っ越さなければならくなる筋書きや描写もシュピリの原作小説と酷似しており、シュピリが、この作品を下敷きにした可能性が高いということを伝えています。この事が本当であるとすると、当事国のスイスでは大きな問題となるでしょうが、アニメはアニメのままであり、まだまだ日本人のハイジ好きは続くのではないかと思います。著作権のあるサンクリエイトは「アルプスの少女ハイジ」の公式ホームページを開設しています。あのアニメを利用したホームページで、ハイジ好きにはたまらないと思います。
もし、この盗作問題に白黒がつき、ドイツ作家のヘルマン・アダム・フォン・カンプが著者であったなら、舞台はドイツという事になります。するとマインフェルトはハイジの里ではなくなる可能性もあります。さて、この問題はどのような決着となるのでしょうか?
アルプスの少女ハイジ:http://heidi.ne.jp/
多分、「アルプスの少女ハイジ」は「フランダースの犬」と同じように日本で人気となり、多くの日本人がハイジのふるさとスイスマインフェルトに訪れるようになりました。地元ではハイジの事を改めて知ったという現象もあったようです。何を隠そう、実は当方もマインフェルトに行ったことがあります。15年ほど前になりますが、妻のたっての願いで個人旅行でスイスに行きました。チューリッヒから電車に乗ってクールまで行きそこで泊まりました。翌日又電車に乗りマインフェルトに着くとそこには、ハイジの世界の散策ルートができていました。マインフェルトは小さな田舎の駅でした。ペーターの小屋やハイジの家もあったと思います。只、そこに訪れるのはほとんどが日本人であるということでした。日本人観光客の為に取ってつけたような施設であったことは過言ではないと思いました。多分その後もマインフェルトはハイジの里として人気があるのではないでしょうか?
盗作疑惑をもたれた小説はアニメ「アルプスの少女ハイジ」の原作で、騒ぎのきっかけは、ドイツで活動する文学研究者ペーター・ビュトナー氏(30)が、ドイツ人詩人・作家のヘルマン・アダム・フォン・カンプが1830年に発表した「アルプスの少女アデレード」と題する童話を偶然見つけたことに始まります。この作品の主人公の名前アデレードは、ハイジの本名(アーデルハイド)とそっくりなうえ、山間部に祖父と暮らす少女が外国に引っ越さなければならくなる筋書きや描写もシュピリの原作小説と酷似しており、シュピリが、この作品を下敷きにした可能性が高いということを伝えています。この事が本当であるとすると、当事国のスイスでは大きな問題となるでしょうが、アニメはアニメのままであり、まだまだ日本人のハイジ好きは続くのではないかと思います。著作権のあるサンクリエイトは「アルプスの少女ハイジ」の公式ホームページを開設しています。あのアニメを利用したホームページで、ハイジ好きにはたまらないと思います。
もし、この盗作問題に白黒がつき、ドイツ作家のヘルマン・アダム・フォン・カンプが著者であったなら、舞台はドイツという事になります。するとマインフェルトはハイジの里ではなくなる可能性もあります。さて、この問題はどのような決着となるのでしょうか?
アルプスの少女ハイジ:http://heidi.ne.jp/
Posted by walt at 23:36│Comments(0)