2010年03月31日
979) 第10回「60歳のラブレター」受賞作品発表!
昨日の寒波は静岡県のお茶に大きな影響を与えてしまいました。この時期一番の心配事は霜による被害です。その為、多くの茶畑では防霜ファンが設置されています。茶畑を見ると柱が立っていて、その上にファンがついています。このファンが作動して空気の流れを作ることによって、お茶の新芽を霜から守るものです。昨日の夜冷え込んで雨でぬれたところが凍っていた為、お茶農家の人達は今朝の霜害を心配していました。しかし、結果は霜ではなく濡れていた新芽が凍ってしまうという最悪のケースとなってしまいました。お茶関連の仲間のグループメールを読むと、牧之原地区でもうっすらでてきた新緑のお茶の芽が一晩で黒くなってしまったと書かれていました。今晩用事があって妻の実家に行きましたが、近くのお茶畑の防霜ファンがぶんぶんと大きな音を立てて回っていました。実際、防霜ファンが稼働しているのを見たのは今回が初めてかもしれません。このような大きな音を立てるとは思っても見ませんでした。義兄に今朝の寒さの事を聞くと、やはり、お茶の葉に付いた水滴が凍ってしまい最悪の結果となったと嘆いていました。さて、このところの景気衰退で、お茶の価格が極端に昨年下がり、生産農家さんがとても厳しい状況を向かえました。そして、今年もまだ景気が回復するわけでもなく、お茶にとっては昨年に引き続き今年もさらに状況が悪くなるであろうと推測される中、新芽が凍るという災難に見舞われてしまいました。早生の新茶は四月の中旬には市場に出されますが、今年の状況はどんな様子になるのでしょうか?
昨日の大手全国紙4社に広告が掲載されたのではないかと思いますが、住友信託銀行の第10回「60歳のラブレター」受賞作品の発表がされました。この「60歳のラブレター」は昨年5月に映画化されました。3組の夫婦のパターンが映画となったのです。すでに10年経過し、本も出版されていますので、その人気は高いと言えます。今年の「大賞」は神奈川県在住の 岡 久男氏68歳の作品が選ばれました。岡氏はおよそ40年前に北海道で石炭を掘る仕事をしていたそうです。エネルギー源として石炭から石油に代わるころ、岡氏は北海道を後にして横浜に移り住んだそうです。最後の夜にお寿司屋さんに行き、見送ってくれた店員さんが今の奥さんになっており、その40年間を「ありがとう」の言葉で感謝を伝えるものでした。この作品は時代背景とともに世相も映しているものでした。人それぞれにはドラマがあり、そのドラマを「60歳のラブレター」という形で表現できる事は素晴らしいことと思います。「サラリーマン川柳」や「日本一短い手紙」など多くの人に感動を伝えるイベントがあります。毎回どれも素晴らしい出来だと思います。何か一つ、何時になることかわかりませんが、当方も作品を残してみたいとつくづく思いました。
今回の「大賞」受賞作品を始め過去の作品が住友信託銀行のホームページに掲載されています。興味のある方は是非お読み頂ければと思います。これから先何年この「60歳のラブレター」は続くのでしょうか?激動の世の中を渡ってきた諸先輩たちとは異なり、平穏無事な世の中で育ってきた我々世代。それはそれでその時代にあった素敵なラブレターを書くことができるでしょう。
「60歳のラブレター」: http://www.sumitomotrust.co.jp/about-us/love/
昨日の大手全国紙4社に広告が掲載されたのではないかと思いますが、住友信託銀行の第10回「60歳のラブレター」受賞作品の発表がされました。この「60歳のラブレター」は昨年5月に映画化されました。3組の夫婦のパターンが映画となったのです。すでに10年経過し、本も出版されていますので、その人気は高いと言えます。今年の「大賞」は神奈川県在住の 岡 久男氏68歳の作品が選ばれました。岡氏はおよそ40年前に北海道で石炭を掘る仕事をしていたそうです。エネルギー源として石炭から石油に代わるころ、岡氏は北海道を後にして横浜に移り住んだそうです。最後の夜にお寿司屋さんに行き、見送ってくれた店員さんが今の奥さんになっており、その40年間を「ありがとう」の言葉で感謝を伝えるものでした。この作品は時代背景とともに世相も映しているものでした。人それぞれにはドラマがあり、そのドラマを「60歳のラブレター」という形で表現できる事は素晴らしいことと思います。「サラリーマン川柳」や「日本一短い手紙」など多くの人に感動を伝えるイベントがあります。毎回どれも素晴らしい出来だと思います。何か一つ、何時になることかわかりませんが、当方も作品を残してみたいとつくづく思いました。
今回の「大賞」受賞作品を始め過去の作品が住友信託銀行のホームページに掲載されています。興味のある方は是非お読み頂ければと思います。これから先何年この「60歳のラブレター」は続くのでしょうか?激動の世の中を渡ってきた諸先輩たちとは異なり、平穏無事な世の中で育ってきた我々世代。それはそれでその時代にあった素敵なラブレターを書くことができるでしょう。
「60歳のラブレター」: http://www.sumitomotrust.co.jp/about-us/love/
Posted by walt at 00:43│Comments(0)