2010年03月07日

966) コミュニティレストラン講座

先週土曜日にチリで起きた地震の被害が色々なところに波及している情報が入ってきました。建物の損壊や人的被害の他にチリワインの被害状況が報道されるとは思いもよりませんでした。日本への影響が大きいということでしょうか?それにしても日本人の関心がワインの方が大きいとなると、何か異常な気がします。その報道によると、「南米チリの大地震と津波による被害、日本人にもなじみ深いチリワインにも及んでいる。チリのワイン産業は同国中南部に集中しており、地震の被災地域と重なった。チリワイン協会によると、瓶が割れたり、タンクが倒れたりして失われたワインは1億2,500万リットルと、通常のボトルでざっと1億7,000万本分。2009年の生産量10億1,000万リットルの約12%にあたり、金額にして2億5,000万ドル(約230億円)の損害があった」とのことです。大半のワイン業者は現在、操業停止中だそうで、大手「コンチャ・イ・トロ」社は、当面、操業を見合わせ、被害を調べるそうです。「コンチャ・イ・トロ」社というと日本でも馴染みのあるワイナリーです。昨年セブンイレブンで格安なワインが販売されましたが、それがこの会社のワインで、日本でボトリングされた為、安く購入できたという経緯がありました。又、メルシャンワインが輸入元になって国内で販売されていたと思います。チリワインはお手頃価格で美味しいワインですので気になる人も多いのでしょうが.....

本日、焼津で焼津市教育委員会社会教育課主催のコミュニティレストラン講座が開催され、聞きに行ってきました。知人がこの講座の事を教えてくれました。講師の先生はNPO研修・情報センターの代表理事野世古一穂氏であり、同センターが「コミュニティレストラン」を推進しています。コミュニティレストランもまだ静岡では馴染みが無いため、初めて聞く人も多いと思いますが、簡単にいえば地域の多彩なニーズに合わせ、「安全・安心名食の提供」「障害者の働く場づくり」「高齢者の会食の場づくり」「循環型社会の拠点作り」等のテーマを持って設立され、NPOとして運営していこうとするNPOの起業モデルとのこと。食の提供に関してはも出るています。又、コミュニティレストランは

①人材養成機能
②生活支援センター機能
③自立生活支援機能
④コミュニティセンター機能
⑤環境型まちづくり機能

を持っているとのことです。普通のレストランとの違いが何かと思われますが、目的、ミッションが異なります。上記五つの機能をもったレストランということです。今回参加した受講生の多くはコミュニティレストランという言葉を始めて聞く人が多かったようでが、受講後はコミュニティレストランに多くの人がが興味を持ったのではないかと思います。食は人と人とを結び付け易いというともあります。

講師の世古さんは「地ネタ屋」という表現の食事会の提案をしていました。「地ネタ」とは地元の食材(ネタ)の意味です。地元の食材を使用して料理をする。そして地酒を飲みながら語るというものです。それを聞いて、思い浮かべたことは、早速「地ネタ屋」の食事会、飲み会を開催したいと思いました。清水の食材を持ち寄って鍋にするのは如何でしょうか?そして清水のお酒三和造さんのお酒を飲みながら何かテーマを見つけて話をするなんて如何でしょうか?どなたか賛同していただけませんか?




Posted by walt at 00:32│Comments(2)
この記事へのコメント
>「地ネタ」とは地元の食材(ネタ)の意味です。地元の食材を使用して料理をする。そして地酒を飲みながら語るというものです。

ここで肝心なのは「地元の人」が語っちゃいけない、ということだと思います。だって「地元の人」は「地」の価値を分かってないもん。
生じらすとか生桜えびとかタチウオとか。生じらすみたいのは駿河湾と神奈川、あとドロメという名前で高知県ぐらいしか食べないんですよね。最近になって和歌山では「わかしらす」って名前で売りだそうとしてますが。

こういった話を出来るのは県外、あるいは海外出身者。たとえば外国語で静岡の食材を語るとか、そういうイベントだと面白いと思います。
Posted by RRD at 2010年03月07日 01:36
RRDさん

ご提案ありがとうございます。
地元の人が資源だと思っていないものが、他の人からすれば
充分資源であるということが多くあります。その意味でも外部の人から
見た地ネタが良いかもしれませんね。
面白いイベント考えてみます。
Posted by waltwalt at 2010年03月07日 20:08
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