2010年03月06日
965) コミュニティビジネス?ソーシャルビジネス?
昨日家に帰ると妻が「大変だ」と言ってきました。何かと思うと昨年3月末に宿泊した伊豆高原のペンションが、営業を休止しているとのことでした。じつは、このペンション伊豆高原の桜並木沿いにあって、部屋から美しい桜を見ることができます。又、ドックランもあるため我々にとってはとても良い条件のペンションでした。昨年泊まった時は、1週間ほど早く、桜がまだ3分咲き程でした。今年も宿泊するつもりであり、妻がインターネットで桜のスケジュールを見ようとして、そのペンションをネットで検索して分かったようです。そのペンションに泊まれなくなり、他のペンションで同じような条件の場所を探さなければならなくなりました。我が家では犬を飼っている関係もあり、宿泊するのであれば、犬が泊まれる場所でなければなりません。その為、条件を満たすところが極端に減ってしまうわけです。誰か、我々の条件に合う宿泊施設を知りませんでしょうか?
昨日3/4、東京原宿で開催されましたソーシャルビジネス推進イニシアチブ、経済産業省主催の「ソーシャルビジネス・メッセ」なる全国フォーラムに参加いたしました。ソーシャルビジネスというと、地域の課題をビジネス手法を用いて解決することであり、コミュニティビジネスと同じ意味合いになります。現在当方はコミュニティビジネス協議会というこれまた、経済産業省の中小企業庁の下部組織である団体に加盟しています。ソーシャルビジネスを略してSBと呼び、コミュニティビジネスを略してCBと呼んでいます。両者共意味合いは同じではありますが、当方が思うに総称がソーシャルビジネスで、その中にコミュニティビジネスが含まれる事になるだろうと思っています。このビジネスモデルは、現政府が掲げる「新しい公共」を指す、そのものではないかとも思います。今回のメッセは昨年に引き続き2回目となるようですが、全国から70団体が出展し、それぞれブースをだして、活動内容を説明していました。主催者発表では1,000名ほどが来場したということですので、大変盛り上がった催しとなったと思っています。残念なことに静岡からの出展はありませんでした。
ソーシャルビジネスを展開している団体のほとんどがNPOでした。一般的にはNPOさんというと、福祉的意味合いが多いと思われがちですが、今回は多岐にわたっていました。鹿児島では修学旅行の体験ツアーを専門に受け入れている団体や、北海道の中山間地の問題に取り組み、樅の木のエキスからアロマオイルを精製したり、沖縄では山原(ヤンバル)を利用した各種プログラムで人を集めて成功している団体、歌と踊りを通して「ジブン」を発見する活動をしている団体など興味を引く活動をしているものが多くありました。法政大学、立教大学、明治学院大学などでもソーシャルビジネスの研究がされておりました。1月に横浜でコミュニティフォーラムが開催されましたが、その時も経済産業省の担当者が来ていました。又、そのフォーラムで知り合った方が今回出展しており、頑張って活動していることを知り勇気づけられました。
一般的には、ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスは馴染みがある言葉ではなく、その説明に苦労しますし、的確な表現が今一つ見当たりません。又、本当にビジネスとして成り立つのかという疑問が残ります。東京では金融機関の担当者も来場されており、世の中の動きをウォッチしています。このSB/CBが一時のブームになりつつあるのか、それとも今後期待できるビジネスモデルとなるのかはっきり言えませんが、なんとなくそのような時代が必然的に来るような予感がします。地域社会の問題を解決するのが行政の仕事でしたが、行政に頼ってばかりはいられない時が来ています。静岡市でもコンパクトシティを目指すにはこの手法を取り入れなければならないと思います。その意味でも多くの方々に関心を持って頂きたいものです。
昨日3/4、東京原宿で開催されましたソーシャルビジネス推進イニシアチブ、経済産業省主催の「ソーシャルビジネス・メッセ」なる全国フォーラムに参加いたしました。ソーシャルビジネスというと、地域の課題をビジネス手法を用いて解決することであり、コミュニティビジネスと同じ意味合いになります。現在当方はコミュニティビジネス協議会というこれまた、経済産業省の中小企業庁の下部組織である団体に加盟しています。ソーシャルビジネスを略してSBと呼び、コミュニティビジネスを略してCBと呼んでいます。両者共意味合いは同じではありますが、当方が思うに総称がソーシャルビジネスで、その中にコミュニティビジネスが含まれる事になるだろうと思っています。このビジネスモデルは、現政府が掲げる「新しい公共」を指す、そのものではないかとも思います。今回のメッセは昨年に引き続き2回目となるようですが、全国から70団体が出展し、それぞれブースをだして、活動内容を説明していました。主催者発表では1,000名ほどが来場したということですので、大変盛り上がった催しとなったと思っています。残念なことに静岡からの出展はありませんでした。
ソーシャルビジネスを展開している団体のほとんどがNPOでした。一般的にはNPOさんというと、福祉的意味合いが多いと思われがちですが、今回は多岐にわたっていました。鹿児島では修学旅行の体験ツアーを専門に受け入れている団体や、北海道の中山間地の問題に取り組み、樅の木のエキスからアロマオイルを精製したり、沖縄では山原(ヤンバル)を利用した各種プログラムで人を集めて成功している団体、歌と踊りを通して「ジブン」を発見する活動をしている団体など興味を引く活動をしているものが多くありました。法政大学、立教大学、明治学院大学などでもソーシャルビジネスの研究がされておりました。1月に横浜でコミュニティフォーラムが開催されましたが、その時も経済産業省の担当者が来ていました。又、そのフォーラムで知り合った方が今回出展しており、頑張って活動していることを知り勇気づけられました。
一般的には、ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスは馴染みがある言葉ではなく、その説明に苦労しますし、的確な表現が今一つ見当たりません。又、本当にビジネスとして成り立つのかという疑問が残ります。東京では金融機関の担当者も来場されており、世の中の動きをウォッチしています。このSB/CBが一時のブームになりつつあるのか、それとも今後期待できるビジネスモデルとなるのかはっきり言えませんが、なんとなくそのような時代が必然的に来るような予感がします。地域社会の問題を解決するのが行政の仕事でしたが、行政に頼ってばかりはいられない時が来ています。静岡市でもコンパクトシティを目指すにはこの手法を取り入れなければならないと思います。その意味でも多くの方々に関心を持って頂きたいものです。
Posted by walt at 01:25│Comments(0)