2010年02月11日
949) 何がどうなってんの静岡-福岡線
経営再建中の日本航空は昨日2月9日、米アメリカン航空との提携を強化し、国際航空連合
「ワンワールド」に残留すると発表しました。デルタ航空には、提携交渉の打ち切りを通知
したそうです。昨年から続いたJAL之アメリアか航空会社との提携は最終的には、もとの鞘に
収まったことになります。現在加盟するワンワールドから、デルタ航空を中心とするスカイ
チームへの移行にはリスクが大きく、顧客が混乱し、敷いてhあ顧客離れを巻き起こすとの
考えから、ワンワールドに残留し、アメリカン航空との提携に踏み切ったようです。結局
経営再建のための売り上げアップより、顧客満足という観えないものを重視したことになり
ました。実際、スカイチームへの移行に伴うコストは大きく、又手間がかかるため止めたと
言うことでしょう。只、現状JALカー小野ホルダーが何人いて、使用頻度はどれくらいなのか
データを集めた上での結論だったかどうかはわかりません。
日本航空の件は、我々静岡県でもニュースとなっています。一昨日の2月8日には日本航空の
静岡―福岡線の搭乗率向上に向けた県の緊急対策に反発している全日本空輸の岡田晃上席
執行役員企画室長らが、県庁に岩瀬洋一郎副知事を訪ね、「公正な競争環境をゆがめる」と
してあらためて抗議するとともに、(1)緊急対策の即時中止(2)日航との搭乗率保証撤回
に向けた交渉―を求めました。岡田室長は会談後、「地方空港のネットワークは地元自治体と
の信頼がなければ維持できない」と強調。県側の対応によっては、静岡空港から撤退する可能
性もあるとの姿勢を示しました。岩瀬副知事は緊急対策は年度内限りの施策であることを説明
して理解を求めたと言いますが、全日空からすれば期間の問題ではなく、そのあり方の問題で
ある事を抗議しているのであり、全く議論がかみ合っていません。
川勝平太知事はこの日の定例記者会見で、全日空などの指摘は「一般論ではその通り」との
認識を示した。一方、「これは日航への助成ではない。福岡線は覚書に沿って最大限サービス
を提供することになっており、県議会各会派からも強い要請があったので助成する」と理解を
求めたそうですが、これも何かおかしな話と思えてなりません。緊急対策をめぐっては、全日
空のほか、静岡空港に就航している大韓、アシアナ、中国東方の海外航空会社3社も「各社一律
の支援を」と川勝知事に要望しているようですが、もっともな話です。その日本航空の静岡―
福岡線の搭乗率向上に向けた県の緊急対策になるのでしょうが、昨日、富士山静岡空港利用促進
協議会は福岡線搭乗者に5千円分の商品購入などに利用できるプリペイドカード「QUOカード」を
プレゼントするキャンペーンを始めました。日航のJALマイレージバンク会員で、搭乗前にキャン
ペーンへの参加登録し、福岡線に2回以上搭乗してマイルを積算した人全員が対象。搭乗期間は
2/10~3/11の30日間だそうです。ビジネスや個人旅行者などパック旅行を使わない利用層をター
ゲットにしたキャンペーンで、パックツアー利用者やマイレージ特典利用の無償搭乗者は対象外。
キャンペーン特典を受けた搭乗分で、協議会の別のキャンペーンや補助制度の利用はできない
そうです。
果たして、これが対策となるのでしょうか?ビジネスや個人旅行客はQUOカードがもらえるから
JALに乗って福岡へ行こうと思うはずがありません。ましてや、JALマイレージバンク登録会員が
条件であればなおさらです。福岡線が他社との競争があれば考えられますが、行政が一企業を
応援することはおかしな話です。全日空等の企業側からすれば、全くナンセンスな事をする行政
のやることは理解できないでしょう。1年も経過せず、空港が県民の大きな荷物になっている事は
誰しも理解している事。何時まで荷物を背負って歩くのでしょうか?
「ワンワールド」に残留すると発表しました。デルタ航空には、提携交渉の打ち切りを通知
したそうです。昨年から続いたJAL之アメリアか航空会社との提携は最終的には、もとの鞘に
収まったことになります。現在加盟するワンワールドから、デルタ航空を中心とするスカイ
チームへの移行にはリスクが大きく、顧客が混乱し、敷いてhあ顧客離れを巻き起こすとの
考えから、ワンワールドに残留し、アメリカン航空との提携に踏み切ったようです。結局
経営再建のための売り上げアップより、顧客満足という観えないものを重視したことになり
ました。実際、スカイチームへの移行に伴うコストは大きく、又手間がかかるため止めたと
言うことでしょう。只、現状JALカー小野ホルダーが何人いて、使用頻度はどれくらいなのか
データを集めた上での結論だったかどうかはわかりません。
日本航空の件は、我々静岡県でもニュースとなっています。一昨日の2月8日には日本航空の
静岡―福岡線の搭乗率向上に向けた県の緊急対策に反発している全日本空輸の岡田晃上席
執行役員企画室長らが、県庁に岩瀬洋一郎副知事を訪ね、「公正な競争環境をゆがめる」と
してあらためて抗議するとともに、(1)緊急対策の即時中止(2)日航との搭乗率保証撤回
に向けた交渉―を求めました。岡田室長は会談後、「地方空港のネットワークは地元自治体と
の信頼がなければ維持できない」と強調。県側の対応によっては、静岡空港から撤退する可能
性もあるとの姿勢を示しました。岩瀬副知事は緊急対策は年度内限りの施策であることを説明
して理解を求めたと言いますが、全日空からすれば期間の問題ではなく、そのあり方の問題で
ある事を抗議しているのであり、全く議論がかみ合っていません。
川勝平太知事はこの日の定例記者会見で、全日空などの指摘は「一般論ではその通り」との
認識を示した。一方、「これは日航への助成ではない。福岡線は覚書に沿って最大限サービス
を提供することになっており、県議会各会派からも強い要請があったので助成する」と理解を
求めたそうですが、これも何かおかしな話と思えてなりません。緊急対策をめぐっては、全日
空のほか、静岡空港に就航している大韓、アシアナ、中国東方の海外航空会社3社も「各社一律
の支援を」と川勝知事に要望しているようですが、もっともな話です。その日本航空の静岡―
福岡線の搭乗率向上に向けた県の緊急対策になるのでしょうが、昨日、富士山静岡空港利用促進
協議会は福岡線搭乗者に5千円分の商品購入などに利用できるプリペイドカード「QUOカード」を
プレゼントするキャンペーンを始めました。日航のJALマイレージバンク会員で、搭乗前にキャン
ペーンへの参加登録し、福岡線に2回以上搭乗してマイルを積算した人全員が対象。搭乗期間は
2/10~3/11の30日間だそうです。ビジネスや個人旅行者などパック旅行を使わない利用層をター
ゲットにしたキャンペーンで、パックツアー利用者やマイレージ特典利用の無償搭乗者は対象外。
キャンペーン特典を受けた搭乗分で、協議会の別のキャンペーンや補助制度の利用はできない
そうです。
果たして、これが対策となるのでしょうか?ビジネスや個人旅行客はQUOカードがもらえるから
JALに乗って福岡へ行こうと思うはずがありません。ましてや、JALマイレージバンク登録会員が
条件であればなおさらです。福岡線が他社との競争があれば考えられますが、行政が一企業を
応援することはおかしな話です。全日空等の企業側からすれば、全くナンセンスな事をする行政
のやることは理解できないでしょう。1年も経過せず、空港が県民の大きな荷物になっている事は
誰しも理解している事。何時まで荷物を背負って歩くのでしょうか?
Posted by walt at 01:53│Comments(0)