2010年01月11日

927) 富厚里芋焼酎お披露目会

市民団体が静岡市葵区富厚里地区の畑を借りてさつまいを植え、収穫したさつまいもで芋焼酎を作る
活動が行われ、その出来上がった芋焼酎のお披露目会がもくせい会館で開催されました。この活動の
主催者は「富厚里の自然資源や文化資源活用し、人の交流を盛んにする地域活性化事業」をコンセプ
トに活動している富厚里FC(FCとはFriendship Club, Farmers Club, Family Clubなど色々な
意味をもったもの)で、今回のさつまいも栽培から芋焼酎造りの他、そば打ち、「だいらぼう」での自然
環境を考える活動、富厚里が生誕の地とする山田長政之文化交流活動を行っているとのことでした。
会場には栽培から収穫、焼酎の仕込み、ラベル張りなどの手伝いをしたスタッフ、市民の他、当方の
ようにお酒を飲みに来た人、約50名程が集まりました。

しずおか市民焼酎「富厚里」と名付けた芋焼酎はアルコール度数30度、紅あずま90%、黄金せんが
ん10%を原料にコメ麹を混ぜた芋焼酎です。富厚里のさとう農園さんの協力のもと、昨年6月に700
本の苗を植え、10月10日に494kg収穫し、皮をむいて、翌10月11日に仕込み10月17日に蒸留、
12月13日に486本の瓶詰め焼酎が出来上がったそうです。芋焼酎というと芋独特の癖のある焼酎
ですが、非常に飲みやすい焼酎に出来上がっていました。最初の1杯はストレートで味わい、その後
は水割りでいただきました。

今まで家庭では焼酎を飲むことがなく、居酒屋で芋焼酎を飲むことがあります。以前はロックで飲む事
が多かったのですが、飲みすぎることが多く、その為このところは割って飲むようにしています。昨年
11月に鹿児島に行った時、お湯割りはお湯の中に焼酎を注ぐのが基本であることを知りました。焼酎
の風味が柔らかく立ち上がり、まろやか飲み口になるそうです。又、鹿児島では懇親会のパーティで、
酒を飲んでいる人が多くいました。徳利に入った熱燗でしたので日本酒とばかり思っていましたら、
焼酎熱燗でした。一般的に酒と言うと日本酒ですが、鹿児島では酒は焼酎であり、日本酒は日本酒と
いって注文するようでした。その酒の熱燗ですが、今回焼酎の飲み方のチラシに「割り水燗」が載って
いました。「割り水」といって、鹿児島では一般的に焼酎を水で割って冷蔵庫で寝かしておくようで、長く
寝かしたほどまろやかな味わいになるそうです。その「割り水」の焼酎を熱燗にするようです。

この「割り水」の情報を得た事が今回の一番の収穫でした。家にある芋焼酎をどのように飲もうかと
思っていたのですが、早速「割り水」を作って冷蔵庫で寝かしておこうと思いました。1か月ほど寝かす
と絶品とのことですので、永い間寝かしてみようと思っています。今回のお披露目会を通じて富厚里FC
の活動を知ることができ、地域活性事業ができつつあることを目の当たりにしました。当方として、今後
農商工連携にも積極的に参加しようと思っているため、今回の活動は非常に参考となりました。
焼酎を良く飲まれる貴方、「割り水」を作って、冷蔵庫で寝かしてみませんか?

927) 富厚里芋焼酎お披露目会




Posted by walt at 00:39│Comments(0)
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