2010年01月04日

922) 新春茶初揉み会

あっと言う間に正月三が日が過ぎ、明日からは多くの人が仕事始めとなるのではないかと思い
ます。当方と言えば、妻との約束のため明日は御殿場に行く為、事務所には5日から行く予定
です。1月の第二月曜日が成人式のハッピィーマンデェイとなりましたが、静岡市では地区毎
に成人式が異なるようで、姪が成人式を迎え、本日挨拶に来ました。当方は留守にしていた為、
会うことはできませんでしたが、身長が170㎝ある姪は着物を着こなし、とても似合っていた
ようです。当方が成人式の時は1月15日に市民会館に集まり式典が行われました。中学の学区
ごとに集まったように記憶しています。そして、苗木をもらい庭に植えましたが、それが今で
は大きく育っているようです。

毎年1月に当方が所属する清水茶手もみ保存会では新春の初揉み会が開催され本日行われま
した。15名ほどが集まり、朝8:30から揉み始めました。清水茶手揉み保存会は静岡県内では
トップクラスの技能があり、昨年、一昨年と2連覇しています。その為、昨年11月に鹿児島まで
全国大会に行く程の実力がある会です。会のメンバーはお茶の生産農家の人が多いわけではなく、
色々な職業の方々が会員となっています。その為、県内の他の保存会と比較するとメンバーは
異色の集まりのようです。会には今年91歳になる手揉み茶では無形文化財となっている方がおり、
本日、わざわざ初揉み会に参加してくれました。椅子に座って見てくれればいいと会長さんが言う
ものの、各ホイロ(手揉みをする台)で引っ張りだこで疲れない程度に実演をしてもらいました。

静岡新聞社の清水支局の記者さんが取材に来てくれました。無形文化財の手程気の場面の写真を
中心に撮っていましたので、ここ2、3日中に静岡中部版に掲載されるのではないかと思っています。
当方が入会した時はちょうど3年前でした。新聞に初揉みの記事が掲載され、その後手もみの見学
をさせて頂いた時がきっかけとなりました。その時他に2名が会に加入しましたが、その後、新入会員
はいません。そのため、ずっと一番の下っ端です。3年経過すると教師補之試験資格が得られるの
ですが、年に数えるしかお茶を揉んでいないため、まだ、試験を受けるほどの実力にはなっていませ
ん。今年はな何とか回数多く揉むことにして、来年試験を受けたいと思っています。

50の手習いで始めた手もみ茶、10年かけて一人前となるようですが精一杯頑張るつもりです。2月に
JR清水駅の「江尻口」「みなと口」の名称発表記念行事が静岡市主催で行われるようですが、その
時、手揉み茶の実演がされます。手もみ茶がどんなものか観に来ませんか?



Posted by walt at 00:47│Comments(0)
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