2009年11月10日

879) 森下仁丹の新商品

プロ野球の日本シリーズが終わり、アメリカのMLBのワールドシリーズも終了し、野球ファンにはシー
ズンが終了しました。これから来季に向けてのチーム作りとなります。今年はあまり大きなトレードの
話やFA宣言してメジャーリーグに行きたいという話も聞きませんニューヨークヤンキースの松井選手
がどうなるのかが結衣つのニュースに成るのではないでしょうか?国内のプロスポーツでは残すは
サッカーのJリーグのチャンピオンがどこになるのかと言ったところです。日曜日の試合では上位3チー
ムは順当に勝ちましたが、4位のエスパルスは残留争いをしている16位の柏レイソルに0-5の大敗を
してしまい、これでほぼ優勝争いから脱落しました。下位チーム2試合とのゲームに勝つことができま
せんでしたので残り3試合の対戦カードを見ても全く期待が持てるものはありません。次の試合を落
としてしまえば9位まで下がる可能性もあります。やはり優勝を狙える実力のあるチームではなかった
ことが如実に表れていることと思います。ナビスコカップで準優勝となった川崎は、表彰式の態度で
Jリーグの役員さんに激怒され、賞金を返上すると言った事態になりました。しかし、日曜日の試合
では逆転勝利しています。残りの対戦カードを見ても、鹿島アントラーズより川崎のほうが可能性が高
いと思います。エスパルスの長谷川監督は来期も続投することが決まりましたが、アジアカップを来年
は狙えると思ったからですが、このままでは出場権はなく、続投する意味がなくなる可能性が高くなっ
ています。さて、どうするのでしょうか?

日経BPネットに森下仁丹の新製品の記事があり興味をもちました。森下仁丹は創業116周年を迎え
る老舗の会社であったとは知る由もありませんでした。名前や商品は知っていますが、多分仁丹を
購入したことはないかもしれません。今回発売されたものは「JINTAN116」といい、先週11月6日に
首都圏の駅売店及び駅構内のコンビニエンスストアにて先行販売をスタートしたそうです。1袋(100
粒入り)で300円で、袋を開けると紙のケースが入っているそうです。7種類の生薬を配合した液体を
同社独自のシームレスマイクロカプセルに閉じ込めた口中清涼剤であり、口の中でプチッとはじける
独特の感覚と「甘苦い」味が特徴だそうです。口臭改善のほか、「二日酔い」「乗り物酔い」「気分不快」
の改善効果も明確にうたっています。森下仁丹駒村社長曰く「市場にある菓子感覚の口中清涼剤は
臭いをマスキングするものが大半に対して、この商品はその原因に働きかけて口臭を改善するのに加
え、医薬部外品として気分不快や二日酔いの改善といった効果・効能を明確に打ち出していくことで
差別化を図っていく」とのことです。

「仁丹」は発売から100年以上という超ロングセラー商品だそうですが、売り上げはピーク時の10分の
1にまで落ち込んでいるそうです。そこで酒を飲む機会が多く、ストレスを抱えがちな40代ビジネスマン
に向け、従来のイメージを一新した新製品で売り上げアップを狙うとのこと。 果たして起死回生となる
のでしょうか?森下仁丹社を調べてみると意外なことが発見されました。あの医薬品機器メーカーで
あるテルモはその前身が森下仁丹社の医療機器の市販売部門だったということです。そして、目薬の
ロート、胃薬のパンシロンのロート製薬も資本、業務提携しておりいわゆる関連会社となっているとの
ことでした。流石老舗の会社だけあると感心した次第です。

日本には創業100年以上の会社がたくさんあることは知られています。商工リサーチ社の調査では
100年以上の歴史のある会社は全国で2万1066社あることが明らかとなりました。また、創業578
年、1400年以上を誇る世界最古の現存企業「金剛組」もあるとのことです。これら老舗の会社が
日本経済の重要な地位を支えて来たといっても過言ではありません。現在勝ち組としてマクドナルド
やユニクロがクローズアップされていますが、知られざる優良企業も長寿会社の中にはたくさん残って
いることでしょう。そういえば、知人が社会人の大学院卒業論文で「静岡県の長寿会社」について発表
しましたが、静岡にもたくさんの長寿企業が身近にあるようです。




Posted by walt at 10:59│Comments(0)
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