2009年10月20日

859) 居酒屋選びもAISASの法則?

空いた口がふさがらないというか、やっぱりというか、情けなくなってしまいました。そう、昨日の
Jリーグ清水vs大分戦で1-2で清水が負けたです。暫定トップのチームが最下位のチームに
負けてしまったからです。これで無敗記録もなくなり、トップから4位に下がってしまいました。
昨日の夜、いつもの通りブログを書く予定でしたがその気力を失せ、寝てしまったため、又1回
さぼってしまいました。それにしても大事な時に勝てないという事は、まだ優勝する実力が整って
いないということです。優勝するチームはしっかりと勝ち点3を取るはずです。残り5試合となりました
が、何とか上位3位までに入れるよう戦ってほしいものです。今週の東京戦は決して落とすわけ
にはいきません。Jリーグ、ナビスコ杯といい今年4試合勝っていません。それだけに今回は意地を
見せてもらいたいものです。ほんのちょっとの期間ですが、優勝を夢見させてくれた事には感謝しま
すが、まさかここでこけるとは....案の定だったかもしれません。

ところで、飲み会や、食事会の時場所をどうやって決めていますか?当方は出張などで知らない
土地で探すときは、やはりインターネットのグルメ情報で検索します。地元の場合でも、新たなお店
を探したいときはホットペッパーやインターネットのアットエスを利用します。勿論、グルメに詳しい
人に情報を求めることがありますが、ネット検索が多くなっています。多分多くの人もネット検索し
そのお記事や、顧客のコメントを参考にして決定すると思います。マーケティング論では消費者が
製品・商品を購入するまでの心理過程を表わす基本原則をAIDMAと表現します。AIDMAとは
「A」はAttention(注目)、「I」はInterest(興味)、「D」Desire(欲求)、「M」Memory(記憶)、
そして最後の[A」Aaction(行動)となっています。それがインターネットの普及とともにAISAS、
つまりAttention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(行動)→Share(共有)に
変わったと言われています。欲求と記憶がなくなり、代わって検索し、行動に移し購入し、共有する
(使用情報を提供する)ということです。

言われてみると、当方も商品の購買パターンがAISASの法則どおりになっていたことに気づきました。
細かく言うとSearch→ActionがSearch→Compare(比較)→Actionとなっています。検索した後、
価格.comで価格を比較して行動しています。飲み会や食事会の行動もこのAISASの法則に沿って
いた事が判明しました。そのような中、日経ビジネスネットで、元文化放送のアナウンサーである梶原
しげる氏のコラム「プロのしゃべりのテクニック」の中でダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんの「いい店は
ネットで探すな」を取り上げており、気になってコラムを読んでみました。寺門ジモンさんは、ネット広告
を打ってできるだけ多くの客を集める最近のお店とは対極にある「目立たず、おいしいものをこつこつと
提供することで自然に常連客ができれば十分」「自分の風呂敷(キャパシティー)を超えない範囲で、
自分の能力を最大限発揮して料理を提供したい」。こういうタイプの料理職人達は、通りすがりでさえ
ない「ネットの客」をあてにしない、と言っていました。なるほど、そういう考えもあるのだなと思った次第
です。

そして、「ネット上の点数やランキングがどうのっていうのは、みんな赤の他人の評価であり、ネットの
グルメサイトに記載されたコメントで判断するのも、他人の物差しを拝借して大事な食事処の選択を、
楽チンに済まそうってことじゃないかなあ」とも言っていました。言われてみれば、その通りです。
本来であれば、自分で体験して、判断することが一番ですが情報をうのみにするのではなく、その判断
材料としてネットを使用することは現在の理にかなっていることと思っています。只、人に紹介する時は
自分が体験したお店に限ります。
貴方はネットで検索したお店がいい店であった確率は高いですか?今後も検索し続けますか?





Posted by walt at 01:23│Comments(0)
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