2007年10月31日
147)お寺の役割 Vol.2(地域コミュニティ)
6年前に父親が亡くなるまで、お寺には1年に1回行くかどうかでした。行かない年もあったと思います。子供の頃は良く両親に連れられて墓参りに行った記憶があります。父親がなくなってからは、母親が墓参りに行く都度、母親の足としてお墓に盆と彼岸、そして年末に行くようになりました。そして、地区役員となり3年目となりましたが、総会や、お寺のイベントに参加するようになり、又、院報の編集委員のため、年3回行くようになりました。ただ、当家のお墓に行くのは年4日ほどしかありませんが....地区役員は支部が20ほどあり、その為20名ほどの役員がいます。当方は年齢的に言うと若い方から5本の指に入るのではないでしょうか?ほとんどの方が60歳以上であり、70歳を超えた方々も多くいます。
当院は昨年開山450年の法要が営まれました。檀家も750ほどあると聞いています。昔は墓守のボランティアがいたようですが今では、そのような方がいらっしゃらず、お墓に活けた花がそのままで、次に行ったときに悪臭を放つほどになっているといった状況です。本来であれば、こまめに墓参りに行かない当方が悪いのですが.....お盆の時は、和尚さんが必ず来てくれましたが、数年前からは、日にちを決めてお寺に行き、供養してもらうようになりました。初盆のときのみ自宅に来てくれます。
檀家さんも年配者ばかりとなり、又、息子、娘夫婦が同居しておらず、その為お盆のときの法要も足がないからお寺に行けないといった檀家さんも増えています。又、檀家さんが市内には住んでおらず市外、県外に住んでいる方々も増えています。全体的な傾向のようですが。いわゆる檀家と言う仕組み・シズテムが崩れつつあると聞きました。それは、個人で墓を持つようになったこと。戒名をもらわなくなったこと。先祖代々の墓を守るといった風習がなくなりつつあること等があるようです。その為、お寺はお布施で運営されてきたものが、根底から崩れかけはじめているということでした。
当方の自宅近所にはなぜかお寺の数が多く、母親は近所のお寺に写経に通うようになりました。これはとても良いことと思っています。檀家ではないのにお寺が受け入れてくれているわけです。これもひとつのお寺の役割ではないでしょうか?妻の実家のお寺では、毎年お茶会がお寺で開催されているようです。お茶農家の多い地区であり、檀家さんがお茶農家の方々が多いため、昔からお茶会を開催しているのかも知れません。妻は興味がない為、過去一度も参加したことがないと言っていましたが
今年は11月に開催されるようですので、参加してどのように行われるのか偵察を依頼しました。
築地本願寺でのレストランの開店、仏教関連の講和、光明寺での「お寺カフェ」の開店。そして、多くの人の利用を考えると世の中に疲弊した人々が、心のよりどころを探しているのかも知れません。今後檀家と言う考えが薄くなりお寺運営の方法を再考しなければならない時代が来ると思われます。そのような意味で、当方のお寺は閑静な場所にあり、信徒会館、座禅堂もあります。しかし、毎日利用されているわけではありません。施設の有効利用も考え、又、我々人間に提供できる禅の精神、教えを体験できる場の提供が檀家のみならず、近隣住民にも出来るのではないでしょうか?地域コミュニケーションを考える素材がたくさんあるお寺ではないかと思っております。そんな仕掛け・仕組みを考え、和尚さんに相談してみたいと思ってます。
皆さんもお寺の役割に関して一度考えてみませんか?
当院は昨年開山450年の法要が営まれました。檀家も750ほどあると聞いています。昔は墓守のボランティアがいたようですが今では、そのような方がいらっしゃらず、お墓に活けた花がそのままで、次に行ったときに悪臭を放つほどになっているといった状況です。本来であれば、こまめに墓参りに行かない当方が悪いのですが.....お盆の時は、和尚さんが必ず来てくれましたが、数年前からは、日にちを決めてお寺に行き、供養してもらうようになりました。初盆のときのみ自宅に来てくれます。
檀家さんも年配者ばかりとなり、又、息子、娘夫婦が同居しておらず、その為お盆のときの法要も足がないからお寺に行けないといった檀家さんも増えています。又、檀家さんが市内には住んでおらず市外、県外に住んでいる方々も増えています。全体的な傾向のようですが。いわゆる檀家と言う仕組み・シズテムが崩れつつあると聞きました。それは、個人で墓を持つようになったこと。戒名をもらわなくなったこと。先祖代々の墓を守るといった風習がなくなりつつあること等があるようです。その為、お寺はお布施で運営されてきたものが、根底から崩れかけはじめているということでした。
当方の自宅近所にはなぜかお寺の数が多く、母親は近所のお寺に写経に通うようになりました。これはとても良いことと思っています。檀家ではないのにお寺が受け入れてくれているわけです。これもひとつのお寺の役割ではないでしょうか?妻の実家のお寺では、毎年お茶会がお寺で開催されているようです。お茶農家の多い地区であり、檀家さんがお茶農家の方々が多いため、昔からお茶会を開催しているのかも知れません。妻は興味がない為、過去一度も参加したことがないと言っていましたが
今年は11月に開催されるようですので、参加してどのように行われるのか偵察を依頼しました。
築地本願寺でのレストランの開店、仏教関連の講和、光明寺での「お寺カフェ」の開店。そして、多くの人の利用を考えると世の中に疲弊した人々が、心のよりどころを探しているのかも知れません。今後檀家と言う考えが薄くなりお寺運営の方法を再考しなければならない時代が来ると思われます。そのような意味で、当方のお寺は閑静な場所にあり、信徒会館、座禅堂もあります。しかし、毎日利用されているわけではありません。施設の有効利用も考え、又、我々人間に提供できる禅の精神、教えを体験できる場の提供が檀家のみならず、近隣住民にも出来るのではないでしょうか?地域コミュニケーションを考える素材がたくさんあるお寺ではないかと思っております。そんな仕掛け・仕組みを考え、和尚さんに相談してみたいと思ってます。
皆さんもお寺の役割に関して一度考えてみませんか?
Posted by walt at 22:20│Comments(0)
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