Walterのモノローグ　-50にして天命を知った後-

今朝の読売新聞に、昨日10/4岩手県二戸市金田一の旅館「緑風荘」から出火、木造２階同旅館
計約2,600平方メートルを全焼したと掲載されていました。緑風荘は、東北地方に伝わる子供の
姿をした精霊で、姿を見た人は幸せになると言われる「座敷わらし」が出るとして全国的に知られる
「槐(えんじゅ)の間」がある旅館です。緑風荘は全18室で、「槐の間」の予約は、2011年末まで
いっぱいだったそうです。この旅館はテレビなどでも紹介され、部屋にはたくさんの人形が置かれて
います。宿泊した人が「座敷わらし」と遊んでもらうために、持ってきた人形だったと思います。
宿泊客は全員無事とのことで、これも「座敷わらし」のおかげと言われているそうです。名物旅館で
したのでとても残念なことと思います。出火原因がまだ発表されていないようです。「座敷わらし」の
住まいがなくなってしまい、今後どうなるのでしょうか？
うまく引っ越しできたら良いのでしょうが、そんなわけにもいかないでしょう。

普段テレビドラマはほとんど見ないのですが、2時間番組で気になるドラマがいくつかあります。
ほとんどが推理物、サスペンスですが、その中でも内田康夫氏の推理小説を原作にした「浅見光彦
シリーズ」を見てしまいます。登場するルポライターの浅見光彦を主人公にしたドラマシリーズです。
小説を読んだことがありませんが、なぜか気に入っています。浅見光彦が事件に首を突っ込み、
刑事さんが身元確認をして刑事局長の弟と知ったとたん態度が変わる所が何とも言えず好きなの
です。刑事がどのようなリアクションをするのか（あっけない場合もありますが）楽しみなのです。今月
では10/2にフジテレビで放送されたものは事件関係者の女性が刑事に素性を知らせました（このパタ
ーンはあまりありません）。又、本日TBSで3時間番組として放送されたのは大げさなパターンでした。
今日は3時間番組だったので気合を入れてみたのですが、1時間半過ぎころから、ソファーで横になり
ながら見てしまったため寝てしまい、真相が分からず終わってしまいました。

今日の新聞ではTBS系のSBSテレビ13：55から再放送として辰巳琢朗主演の「浅見光彦シリーズ」
が掲載されていました。辰巳琢朗氏主演のこのシリーズは記憶がないので、当方が見始めたのは
途中からということになります。TBSの本日の放送は28回目となっていました。調べてみると、
一番最初は1987年から1990年にかけて日本テレビの「火曜サスペンス劇場」で、水谷豊主演で
8作品が放送され、高嶋政伸主演で1本放送されたそうですが全く記憶がありません。その後は
1994年からはTBSの「月曜ドラマスペシャル」で辰巳琢郎主演で13作品が放送され、後に2000年
9月より沢村一樹主演で現在も放送中とのこと。そして、2009年10月21日からは「水曜劇場」で
「浅見光彦－最終章－」の番組名で連続ドラマとして放送されるそうで驚きました。一方フジテレビ
では1995年から「金曜エンタテイメント」で榎木孝明主演で14作品が放送され、2003年2月から
中村俊介主演で35作目が先週放送されました。現在は以前の浅見光彦がお兄さんの警察庁刑事
局長役で出演しています。それにしても2局で放送され長く続いている事は人気がある証拠だと思い
ます。エンディングタイトルで協力として「浅見光彦倶楽部」が出てきますが、このホームページまで
あることには驚きました。倶楽部の人たちはエキストラで出演しているのでしょうか？

確か「浅見光彦シリーズ」以上に西村京太郎の「十津川警部シリーズ」がありますが、こちらもテレビ
朝日とTBS2局で52作、42作と長く続いています。どちらの作品も1局で専門に放送すればよいように
思うのですが、そうもいかないのがテレビ界なのでしょうか？水戸黄門が2局放送になったらどうなる
のでしょうか？そんなことはありませんよね。