2009年10月03日

843) やっぱり低迷富士山静岡空港

8月の雨なし、9月中旬までほとんど雨が降らず、20日過ぎの恵みの雨に喜びました。折角大根
の種をまいたのにもかかわらず、1週間雨が降らず、やきもきしていたからです。こんなに雨が降る
のが待ち遠しかった事はありません。そんなことを思っていた先週と打って変わって、今週は
雨続きの日が続いています。木曜日は秋晴れの快晴となり気持ち良い1日でしたが金曜日も雨で
ちょっと気がめいってしまいます。ヨットげんきんですが....天気図を見ると停滞前線が日本を横切っ
ていました。そう、秋雨・秋霖の季節だったのです。すっかり忘れていました。それにしても10月に
なってからの秋霖、少し季節的に遅いような気がするのですが....日曜日は天気がよく月曜日以降
又、天気が崩れるようです。台風も来るかもしれないとのこと。今年は夏に全く台風がきませんで
したね。

ところで、静岡県が10/1に9月の富士山静岡空港の利用状況を発表しました。上海線を除くすべての
定期便とチャーター便を合わせた搭乗率は59.6%、開港から9末までの通算は66.9%と、8月末
までに比べて3ポイント下落したとのことです。路線別では、フジドリームエアラインズ(FDA)の小松
便が月間で28.4%に落ち込み大苦戦しています。県は全体の搭乗傾向について、夏休みの反動で
観光利用が減った影響が出たとみているとしていますが、そんなことは、折り込みのはず、そんな
コメントをしても意味がありません。では、シルバーウイークの利用状況はどうだったのか?夏休み前
と比較したらどのように変化があったのか?等考えなければなりません。只、その前に、根本的な問題
には全く触れていないような気がします。

その他の搭乗率は国内線が60.6%。FDAは小松便のほか、熊本線が40.2%、鹿児島線が48.5%
といずれも低迷だったようです。搭乗率保証の対象となっている日本航空の福岡線は月間で62.9%、
通算では前月末よりも0.2ポイント下がって63.5%。JALの札幌線は月間86.6%と好調を維持した
そうです。全日本空輸は札幌線が69.3%、沖縄線も73.7%と陰りが見えるようです。国際線は
チャーター便を含め月間で56.7%。大韓航空のソウル線が50.5%、アシアナ航空の同線が61.8%
で、通算ではそれぞれ61%と66.9%だったようです。中国東方航空の上海便は搭乗者数などを公表
していないのですが、搭乗率は月間48.9%、通算で46.6%、県空港部は「秋は九州の観光シーズン
なので、利用が増えるはず。九州でも宣伝に力を入れており、その効果を期待したい。FDAは11月の
料金改定で、利用が上向いて欲しい」とコメントしています。

県空港部は先日の県議会委員会で空港部廃止案が可決されたばかりです。このコメントを聴く限り
では人任せ、九州でも宣伝に力を入れているとのことですが、日本航空の富士山静岡空港からの撤退
話が出た後の9月の福岡でのキャンペーンを取りやめています。廃止されるかもしれない路線の目的
地でのキャンペーンではモチベーションが上がりませんよね。すでに計画を達成できないことは明確
です。病気が悪化しないうちに処置すべきではないでしょうか?早期発見ということで、目標達成の
施策を練るのではなく、思いきった転換が必要ではないでしょうか?それぞれのメンツはあるとは思い
ますが失うのは一時です。一生ではありませんから....
「今のうちに富士山静岡空港を利用しないと」なんて、言ってはだめですよ。






Posted by walt at 08:55│Comments(0)
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