2007年10月19日
135) コラボレーション
世の中はコラボレーションが盛んに行われています。消費者の多様化に伴い、各メーカーは自社のみの技術では、新しいものを開発する、新商品を企画開発する力がなくなっています。又、消費者のニーズ、ウォンツに対応するためにはコラボレーションが必要となってきています。アサヒとカゴメが開発したトマトジュースのお酒もその良い例です。
今、食品メーカー各社がコラボレーションによる「クール」な展開をしているようです。サントリーはこれまでコーンスープなどしかなかった缶入りスープを東ハトが展開する「ハバネロ」ブランドを利用しようと、サントリーが持ちかけ、辛いスープを開発した要です。異業種とのコラボレーションで新たに市場を開拓することが狙いのようです。又、サントリーは先月からロッテと組んで、ウイスキーとチョコレートを各店舗の同じ売り場に並べて売る試みも始めたそうです。来年のバレンタインでの拡販も狙っているようです。
この冬の鍋は「ぶりしゃぶ」がヒットするに違いありません。鍋に使う水、ポン酢、ビール3社が「ぶりしゃぶ」を共通テーマにした広告戦略を11月からスタートさせるようです。「費用を3社で等分できるので、コスト面でも助かる」ということもありますがコラボレーションによって、付加価値的な要素の広告ができ、消費者にアピールできることが最大のメリットのようです。水、ポン酢、ビール3社で折角宣伝を打っても、肝心な「ぶり」が手に入らなければお手上げですよね。今年のぶりは、お手頃になるでしょうか?
又、百貨店の老舗、三越とインターネット大手のヤフーが企画した業界初のイベントが今週から始まりました。それは出店数1万6,000店舗のヤフーショッピングの中で、人気の高いのがお取り寄せグルメの中から、その上位ランキングの総菜やスイーツなど、全国12の店舗を三越が選びました。ネット利用者のみならず、店頭で販売する試みのようです。三越は全国ネットで情報網を持っているが、バイヤーも知らなかった商品も数多くあり、相乗効果も期待できるようです。
食品業界のみならず、いろいろな分野でコラボレーションが始まっています。すでにご存知のことですが、パナソニックがデジカメの開発でドイツのカメラの老舗ライカと組みました。ライカといえばカメラファンにとっては逸品です。先日開催されたエレクトロニクスの展示会CEATECでも「貴方達は競合ではなかったの?」と思われる会社同士が、得意分野の技術を合わせた開発コンセプトモデルを展示していました。いまや、各社自社技術のみでは、新製品の開発がスムースに出来ず、又開発工数、日数も非常にかかり開発コストのアップにつながっています。以前より「選択と集中」と言われてきましたが、どちらかと言うと日本企業は同じような技術を同じように数社で開発してきました。良い例が携帯電話であり、国内メーカーは多くありますがこのところ共同開発や技術の売却が進んでいます。日本国内で同じように競争してきたため、世界市場では日本のメーカーがシェアを取れない状況にもなってしまいました。今後益々「選択と集中」の基、益々コラボレーションが盛んになるでしょう?
異業種のコラボレーション考えてみませんか?
今、食品メーカー各社がコラボレーションによる「クール」な展開をしているようです。サントリーはこれまでコーンスープなどしかなかった缶入りスープを東ハトが展開する「ハバネロ」ブランドを利用しようと、サントリーが持ちかけ、辛いスープを開発した要です。異業種とのコラボレーションで新たに市場を開拓することが狙いのようです。又、サントリーは先月からロッテと組んで、ウイスキーとチョコレートを各店舗の同じ売り場に並べて売る試みも始めたそうです。来年のバレンタインでの拡販も狙っているようです。
この冬の鍋は「ぶりしゃぶ」がヒットするに違いありません。鍋に使う水、ポン酢、ビール3社が「ぶりしゃぶ」を共通テーマにした広告戦略を11月からスタートさせるようです。「費用を3社で等分できるので、コスト面でも助かる」ということもありますがコラボレーションによって、付加価値的な要素の広告ができ、消費者にアピールできることが最大のメリットのようです。水、ポン酢、ビール3社で折角宣伝を打っても、肝心な「ぶり」が手に入らなければお手上げですよね。今年のぶりは、お手頃になるでしょうか?
又、百貨店の老舗、三越とインターネット大手のヤフーが企画した業界初のイベントが今週から始まりました。それは出店数1万6,000店舗のヤフーショッピングの中で、人気の高いのがお取り寄せグルメの中から、その上位ランキングの総菜やスイーツなど、全国12の店舗を三越が選びました。ネット利用者のみならず、店頭で販売する試みのようです。三越は全国ネットで情報網を持っているが、バイヤーも知らなかった商品も数多くあり、相乗効果も期待できるようです。
食品業界のみならず、いろいろな分野でコラボレーションが始まっています。すでにご存知のことですが、パナソニックがデジカメの開発でドイツのカメラの老舗ライカと組みました。ライカといえばカメラファンにとっては逸品です。先日開催されたエレクトロニクスの展示会CEATECでも「貴方達は競合ではなかったの?」と思われる会社同士が、得意分野の技術を合わせた開発コンセプトモデルを展示していました。いまや、各社自社技術のみでは、新製品の開発がスムースに出来ず、又開発工数、日数も非常にかかり開発コストのアップにつながっています。以前より「選択と集中」と言われてきましたが、どちらかと言うと日本企業は同じような技術を同じように数社で開発してきました。良い例が携帯電話であり、国内メーカーは多くありますがこのところ共同開発や技術の売却が進んでいます。日本国内で同じように競争してきたため、世界市場では日本のメーカーがシェアを取れない状況にもなってしまいました。今後益々「選択と集中」の基、益々コラボレーションが盛んになるでしょう?
異業種のコラボレーション考えてみませんか?
Posted by walt at 21:43│Comments(0)