2009年08月26日

805) 今度はイオンが葬祭事業に進出

「夏は終わった」と以前このブログで書いたような記憶があります。本来であれば8月末から
ツクツクホウシが鳴き始めるのですが、今年はお盆前に鳴き声を聞きました。そしてコオロギ
もすでに泣き出しています。先週頃から朝晩が涼しくなったのも皆が気がついていることでは
ないでしょうか?そして今日、8月の最低気温では過去最も低かったとのデータが発表されま
した。8月なのに霜が降りたところもあったようですし、コスモスが咲き乱れている場所もある
ようです。各地では、7月の長雨に続き8月の低温、日照不足で、農作物に大きな影響を与えて
いるようです。現在、野菜の価格が高くなっていますが、これからお米の価格も大きく影響が
出るようです。朝晩涼しくなって寝やすくなったのはとても良いことですが、それ以上に大き
な影響が出てしまうことが不安です。

ところで、ローソンとマツキヨの提携の事を話題としたばかりなのに、今度はイオンの総合小売
事業子会社イオンリテールは仏壇販売大手のはせがわと業務提携すると発表されました。まだ、
両社から公式にHPなどで発表はされていませんが間違いないことのようです。イオンリテールが
新たに始める葬祭事業の顧客に、はせがわが仏壇、仏具、墓石を販売し、9月1日より事業開始
されるとのことです。イオンはすでに5月に定款を変更し、事業目的に葬祭の情報提供や仲介
あっせんを追加するなど同分野への進出を準備してきたとのこと。はせがわは事業目的が一致
するとして、サービス拡大のため提携を決めたようです。

イオンリテールは、グループ各社の従業員やクレジットカード「イオンカード」の会員向けに葬祭
事業を手がけ、はせがわは葬儀を終えた遺族などを対象に、直営店や業務委託した特約店を通じて
仏壇などを販売するそうです。又、はせがわは特約店の販売網を運営、管理するため専門組織を
新設するようです。はせがわというと1929年創業、資本金約39億円、売上高190億円、従業員
1,052名、店舗数1,052店の老舗です。テレビCMでは女の子が「手と手を合わせて幸せ」と言って
いたと記憶しています。当方が小学生のころ、イギリスの社会福祉政策が進んでいるということで
「ゆりかごから墓場まで」と教わった記憶があります。イオングループが出産関連の業務に進出すれ
ばまさに「ゆりかごから墓場まで」企業になります。もしかしたらすでに知らないだけでゆりかご業務
をしているかもしれませんね。

昨日、本日と言い相次いで業務提携の話題が出ています。今後も「えっ」と思うような業務提携が
出てくるに違いありません。日本の人口の減少、消費低迷により売上高を確保、向上させるには
業務提携、M&Aが常套手段だと言われますが、それ以外の方法は見出せないものでしょうか?
いつの間にか貴方の会社もグループ会社になているかもしれませんね。





Posted by walt at 01:14│Comments(0)
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805) 今度はイオンが葬祭事業に進出
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