2009年08月20日

799) 携帯電話の純増に異変

PS3が9月3日に発売されることになり、本日よりテレビコマーシャルも見かけるように
なりました。従来より10,000円安くして発売するそうです。当方、全くテレビゲームを
しないため、その良し悪しはわかりませんがPS1が登場した時、一世を風靡し、任天堂の
スーパーファミコンと一騎討ちをして一時は首位に立ったのではないかと記憶しています。
その後はぱっとせず任天堂の独り勝ちとなっています。以前はハードウェアにしのぎを
削っていた時期もありましたが、現在はコンテンツ中心となっている中で、PS3はどの
ようなハードウェア(商品)なのでしょうか?ゲーム好きの人にとっては、待ち遠しいもの
かもしれませんが、今までのような市場に熱がはいるものかどうか分かりません。

ところで、8月7日にTCA(電気通信事業者協会)が発表した今年7月の携帯電話契約数に
おいて、長い間、純増数1位を記録したソフトバンクモバイルが首位を明け渡し、代わりに
NTTドコモが2006年4月以来約3年ぶりにトップに立ったことが判明したようです。この事に
関し、日経BPネットの日経トレンディで、モバイル・携帯電話に関する執筆を中心に活動
している佐野 正弘氏がコラムを掲載していました。発表された資料によると、今年7月に
おける各キャリアーの純増数はNTTドコモが14万3600、auが5万6600、ソフトバンクが
13万7600、イー・モバイルが7万6100となっていたそうです。その結果、差が6000台と
大きくはないものの、NTTドコモがソフトバンクを上回ったそうです。ソフトバンクは26カ月
連続首位の座を明け渡したことになるそうです。

佐野氏によると、来月以降再びソフトバンクが巻き返すという可能性もないとは言えない
と言ってはおりますが、その可能性はあまり高くないように裏付けていました。その理由と
して、かつてソフトバンクはボーダフォン時代の端末イメージを払しょくすべく、新機種
発表会の際に「薄さ」「タッチ」などテーマを掲げ、音声端末の開発強化とイメージアップに
力を注いできたが、最近の発表会では、「S-1バトル」「選べるかんたん動画」などハード
よりもソフトやコンテンツ面に注力する内容が増えているそうです。又、広告・宣伝面でも、
その変化があり、8月から新しいCMキャラクターとしてSMAPを起用するという大きな動きが
あったと言っています。SMAPを使用することによるキャンペーン規模は相変わらず大きいよう
に見えますが、同社はかつて、世界的スターであるブラッド・ピットやキャメロン・ディアス
を起用していたことを考えると、コスト的には抑制傾向にあると見てとることができるそう
です。これらの戦略から、ハードや料金、広告といった「ユーザーを増やす」ための施策が
徐々に薄れており、代わりにコンテンツの強化などでユーザー当たりの単価を向上させようと
する施策が伺えるとのことです。

ソフトバンクのことですので、又何か奇策を考えているかもしれませんが、もしかしたら、その
台所事情は予想以上に厳しいのかもしれません。当方、これからお店を持つに当たり通信料金を
セーブするためにyahooBBとソフトバンク携帯の組み合わせにしようかなどと考えていますが
どうしたものでしょうか?携帯電話に電話した時「プ、プ」と鳴るのはソフトバンクであり、意外と
多いと感じていました。やはり、ソフトバンク同士の通話料金が無料ということが大きかったと思い
ます。さて、今後のソフトバンクの動きには注目ですね。





Posted by walt at 01:09│Comments(0)
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