2009年08月12日
791) 電車の中で『「この人、痴漢!」と言われたら』
本日、台風が来ている中、そして朝大きな地震があったにも関わらず、「地域シゴトの学校」
の講師の先生が来てくれました。3,4年前のBnestのセミナーで講義を聞いていましたので、
今回で2回目となります。ゲストスピーカーを迎えた時、終了後、先生を囲んで夜学が開催さ
れます。今回も天候の不順をよそに先生は付き合ってくれました。その時の会話ですが、多
くの人がeしずおかブログを見ている事、ブロガーになっている事を知りました。毎月eしず
おかブログの事務局より、訪問者数やブロガーの数が発表されますが、毎回その数は増えて
いたと記憶しています。その会話の中で今朝の地震の話となりました。すると、ある人が、
朝5:30頃の時点で、多くの人が5:07に地震があったことをアップしていたとのことを言い
ました。当方はその時間、家の中のかたずけで忙しく、又、余震もあったため、そんな余裕は
ありませんでしたが、多くの人がブログを投稿していたとは驚きでした。その話をした人も
その時間にブログを確認したことになりますので、合わせて驚いた次第です。そんなわけで
すでに20時間も経過した今は地震の事を書くわけにもいかなくなりました。
ところで、本日も日経BPオンラインからの話題ですが、司法ライターの長嶺 超輝氏が書いた
コラム『「この人、痴漢!」と言われたら』、絶対にホームから移動してはいけないが目に
留まりました。粟野 仁雄氏が書いた同タイトルの新書の評書のコラムです。多くのサラリー
パーソンであれば、満員電車では気にしている事柄です。男性であれば、誰でもが同じ事を
言われる可能性があるため、気に掛けなければならない問題です。当方も以前東京に勤めて
いた時、草加市に住んでおり、東武伊勢崎線で北千住経由地下鉄日比谷線を利用していました。
この電車も、超満員で有名な電車です。普段はかばんを持ち歩きませんが、出張などで直帰
した場合翌朝かばんを持っての出勤となるため、満員電車の中で手の置き場所にとても気に
なりました。幸い、タイトルのような事を言われた経験はありませんでしたのでラッキーで
した。
そのコラムの中で著者は以下の事を伝えていました。
①女性から「この人、痴漢!」と申告されても、身に覚えがなければ、駅員に促されるままに
事務室へ行ってはならない。移動せずに駅のホーム上で話し合うようにすべき。
②取り調べの前に、忘れず「弁護人を呼んでください」と警官に求めることも重要。
③供述調書に署名しない勇気も必要。
と指摘していました。事務室に行った時点で、女性による現行犯逮捕として扱われ、その後、
逮捕状なしで警察署へ連行される余地を与えてしまうそうです。又、弁護士を読んでほしいと
いう事は、万が一、その求めに応じない警察官がいれば、被疑者の弁護人依頼権を侵害する
憲法違反を犯している事になるそうです。よって、後で責任問題に発展する為、被疑者の申し
出があれば、警察官は必ず弁護士を呼ぶことになっているそうです。なお、知り合いの弁護士
がいないか、いても連絡先がわからなければ「当番弁護士を呼んでください」と告げてもいい
そうで、待機している弁護士が、弁護士会経由で連絡を受け、初回は無料で駆けつけてくれる
ようです。供述調書に署名しない勇気も必要ということは、質問されたことに対し、記憶が
不確かなら黙秘すること、取り調べで作成された供述調書はよく読んで、少しでも納得できな
ければ署名しないこと、とアドバイスしていました。
この著者の目的は冤罪事件をなくすための心得を行っているので合って、テクニックを言って
いるのではありません。当方、現在満員電車に乗る環境にないため、現時点では問題がありま
せんが、多くのサラリーパーソン、特におじさんたちは気にしなければならないことです。
勿論、そうならないための立ち位置、手の置き場所をしっかりと確保すればよいことですが...
このコラムに興味のある方は以下を参照してください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090804/201706/
の講師の先生が来てくれました。3,4年前のBnestのセミナーで講義を聞いていましたので、
今回で2回目となります。ゲストスピーカーを迎えた時、終了後、先生を囲んで夜学が開催さ
れます。今回も天候の不順をよそに先生は付き合ってくれました。その時の会話ですが、多
くの人がeしずおかブログを見ている事、ブロガーになっている事を知りました。毎月eしず
おかブログの事務局より、訪問者数やブロガーの数が発表されますが、毎回その数は増えて
いたと記憶しています。その会話の中で今朝の地震の話となりました。すると、ある人が、
朝5:30頃の時点で、多くの人が5:07に地震があったことをアップしていたとのことを言い
ました。当方はその時間、家の中のかたずけで忙しく、又、余震もあったため、そんな余裕は
ありませんでしたが、多くの人がブログを投稿していたとは驚きでした。その話をした人も
その時間にブログを確認したことになりますので、合わせて驚いた次第です。そんなわけで
すでに20時間も経過した今は地震の事を書くわけにもいかなくなりました。
ところで、本日も日経BPオンラインからの話題ですが、司法ライターの長嶺 超輝氏が書いた
コラム『「この人、痴漢!」と言われたら』、絶対にホームから移動してはいけないが目に
留まりました。粟野 仁雄氏が書いた同タイトルの新書の評書のコラムです。多くのサラリー
パーソンであれば、満員電車では気にしている事柄です。男性であれば、誰でもが同じ事を
言われる可能性があるため、気に掛けなければならない問題です。当方も以前東京に勤めて
いた時、草加市に住んでおり、東武伊勢崎線で北千住経由地下鉄日比谷線を利用していました。
この電車も、超満員で有名な電車です。普段はかばんを持ち歩きませんが、出張などで直帰
した場合翌朝かばんを持っての出勤となるため、満員電車の中で手の置き場所にとても気に
なりました。幸い、タイトルのような事を言われた経験はありませんでしたのでラッキーで
した。
そのコラムの中で著者は以下の事を伝えていました。
①女性から「この人、痴漢!」と申告されても、身に覚えがなければ、駅員に促されるままに
事務室へ行ってはならない。移動せずに駅のホーム上で話し合うようにすべき。
②取り調べの前に、忘れず「弁護人を呼んでください」と警官に求めることも重要。
③供述調書に署名しない勇気も必要。
と指摘していました。事務室に行った時点で、女性による現行犯逮捕として扱われ、その後、
逮捕状なしで警察署へ連行される余地を与えてしまうそうです。又、弁護士を読んでほしいと
いう事は、万が一、その求めに応じない警察官がいれば、被疑者の弁護人依頼権を侵害する
憲法違反を犯している事になるそうです。よって、後で責任問題に発展する為、被疑者の申し
出があれば、警察官は必ず弁護士を呼ぶことになっているそうです。なお、知り合いの弁護士
がいないか、いても連絡先がわからなければ「当番弁護士を呼んでください」と告げてもいい
そうで、待機している弁護士が、弁護士会経由で連絡を受け、初回は無料で駆けつけてくれる
ようです。供述調書に署名しない勇気も必要ということは、質問されたことに対し、記憶が
不確かなら黙秘すること、取り調べで作成された供述調書はよく読んで、少しでも納得できな
ければ署名しないこと、とアドバイスしていました。
この著者の目的は冤罪事件をなくすための心得を行っているので合って、テクニックを言って
いるのではありません。当方、現在満員電車に乗る環境にないため、現時点では問題がありま
せんが、多くのサラリーパーソン、特におじさんたちは気にしなければならないことです。
勿論、そうならないための立ち位置、手の置き場所をしっかりと確保すればよいことですが...
このコラムに興味のある方は以下を参照してください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090804/201706/
Posted by walt at 02:10│Comments(0)