Walterのモノローグ　-50にして天命を知った後-

すでに7,8年経過すると思いますが、山梨県南アルプス市（当時は白根町）へ行った時、
サクランボ畑がある事を発見し、何処かでサクランボ狩りができないかと車を走らせていると、
サクランボ畑におじさんがいて、「サクランボ狩りができる所を教えて欲しい」と問い合わせ
ると「ここで良ければやってきな」と言ってくれ、畑に入れてもらいました。鳥が入らないように
木がネットで覆われており、真っ赤になったサクランボを見て感激し、又、そのおいしさに驚き
ました。今までアメリカンチェリーがおいしいと思っていた自分が情けなく思った瞬間でした。
それから毎年6月になると出かけるようになりました。又、そのお宅では桃も栽培しており、
7月中旬から末にかけて出荷に追われるとのことでした。サクランボ狩りに行けない時は7月
中旬に桃を買いに行っていましたが、昨年は両方とも行けず、今年は何とか行こうと思い連絡
を取ったものの、6月のサクランボの時期は当方の都合で行けず、7月中旬から下旬にかけて
は天候不順で結局行くことができませんでした。

楽しみにしていた妻は「ちんぶりかえってしまい」（ちんぶりかえるとは静岡の方言であり「す
ねる」という意味で利用されます）、本日どうしても行くと言い張り、朝8時に出かけました。
当方が14：00から予定があったため、それまでには帰ってきたかった為、朝早く出た次第です。
又、折角なら韮崎の先の明野のひまわり畑も観たいとのことで、そこにも行くことにしました。
しかし、ひまわり畑の場所が分からず、只ハイジ村近くということを記憶していました。時間の
関係もあり、増穂町から高速にのり、韮崎で降り料金所でハイジ村への道を教えてもらいました。
料金所ではパンフレットを用意しており、それをもらい、すんなりと目的地に着くことができま
した。現在高速道路の料金所でこのようなサービスまでやっているとは思いもよりませんでした。

ひまわり畑手前の駐車場に車を停めて、目的地まで5分程歩きましたが、一面ひまわり畑であるも
ののすべてが咲いているわけではなく、時期をずらして咲くように植えられていました。どちらかと
いうと当方には感動する程のひまわり畑ではありませんでしたが、妻は満足したようでした。
その後、南アルプス市のお宅に寄りましたが、電話をしておいたわけでもなかったため、留守で
した。妻はあわよくば残った桃をもらおうと思ったようですが、あてが外れたようでした。山梨県は
フルーツ王国です。そろそろブドウ狩りが始まるようです。我々の行きつけの農家さんはぶどうは
栽培していませんが、以前はキウイフルーツも栽培していました。知り合ったことにより、季節感の
あるフルーツを産直で送ってこらえることになりうれしく思っています。

インターネットで産直で買うのも良いですが、顔の見えるそしてコミュニケーションのある買い物も
お薦めです。貴方もお隣の山梨県にフルーツ狩りに行って、農家さんと仲良くなってみませんか？