2009年08月06日
786) 日本食チェーン店の海外進出
明後日8/8から、日本映画のハリウッドリメイク版である「HACHI」が公開されます。これは忠犬
ハチ公物語のアメリカ版です。シナリオを読んで感動したというプリティウーマンが代表作である
リチャードギアが主人を演じ、又プロヂューサーも買って出たそうです。リチャードギアと言えば
同じく日本映画のリメイク版「Shall we dance」にも主演として出ていましたので、日本映画には
縁が深いようです。それにしても、タイトルが「HACHI」ということは喜ばしいことです。主演の
秋田犬の縁起も感動することでしょう。妻は、絶対見ると言いながら、予告編を見なヶら涙ぐんで
いましたので、いざ映画を観終わったらどんな顔になっているかすでに想像がつきます。さて、
何時観に行くことができるでしょうか?
ところで、すでに15年も前の話になりますが、台湾にいた時吉野屋の牛丼店が台北にオープンしま
した。妻と食べに行きましたが、当時台湾に行ったばかりで中国語がわからず困った経験を今でも
覚えています。開店したばかりであり、お店はとても混んでいました。メニューが中国語である
ほかはすべて日本と同じで味も同じだったと記憶しています。しかし、忙しすぎてご飯が足りなく
なり、しばらく待った後で出てきたご飯は炊けておらず、芯がある状態でした。何て説明したら
良いかわからずクレームをしたものの理解してもらえなかったことを鮮明に覚えています。その後
居酒屋の養老の滝ができ、このお店もいつもいっぱいでした。てがるに食べられる日本食に人気が
あったようです。当時は日本人相手の日本食レストランはたくさんありましたが、やはり高級イメ
ージがあり、実際値段も高かったです。一流ホテルにはほとんど日本食レストランがありました。
今朝の読売新聞に「外食産業アジアへ」と題した記事が大きく掲載されていました。シンガポール
の話ですが、先月居酒屋「和民」がオープンしたこと、昨年末から居酒屋の「つぼ八」、イタリアン
のサイゼリヤ、たこ焼きの築地銀だこ、定食の大戸屋が出展し、年内にはラーメンの「一風堂」も
出店予定とのことです。やはり、以前は和食と言えば「高級料理」の位置付けで駐在員や出張の
ビジネスマンを顧客としてきたが、現地の消費者の健康志向や所得水準のアップでターゲット層が
変わってきたそうです。現地シンガポール人は日本食は栄養のバランスが良い、毎日だと高いが
たまに食べるなら手頃と答えていました。和食の進出はわかりますが、サイゼリヤまで進出している
とは驚きです。日本のイタリアンが本場イタリアンとして定着してしまうかもしれませんね。
日本の外食産業は海外進出攻勢の背景として不況による国内の外食離れに脅かされ、成長市場で
あるアジア市場を早く押さえたいとの焦りがあるそうです。事実昨年の外食産業の国内市場は24兆
4315億円あったそうですが、1997年と比較すると16%も縮小しているそうです。実際、中国や香港
では一日当たりの来客数は日本の1.5~2倍あるそうです。単価が2/3でも総売り上げは多いことに
なりますよね。大学卒業旅行で初めてアメリカに行った時、30年前になりますが、当時吉野家の牛丼
がBeef Bowlという名で販売されていました。お箸ではなくスプーン片手にコーラと一緒に食べている
アメリカ人を見て驚いたものです。30年経って日本食の人気はまだあるようですが、国内の売り上げ
が見込めいない分を海外で稼ごうという戦略は仕方ないことなのでしょうか?
ハチ公物語のアメリカ版です。シナリオを読んで感動したというプリティウーマンが代表作である
リチャードギアが主人を演じ、又プロヂューサーも買って出たそうです。リチャードギアと言えば
同じく日本映画のリメイク版「Shall we dance」にも主演として出ていましたので、日本映画には
縁が深いようです。それにしても、タイトルが「HACHI」ということは喜ばしいことです。主演の
秋田犬の縁起も感動することでしょう。妻は、絶対見ると言いながら、予告編を見なヶら涙ぐんで
いましたので、いざ映画を観終わったらどんな顔になっているかすでに想像がつきます。さて、
何時観に行くことができるでしょうか?
ところで、すでに15年も前の話になりますが、台湾にいた時吉野屋の牛丼店が台北にオープンしま
した。妻と食べに行きましたが、当時台湾に行ったばかりで中国語がわからず困った経験を今でも
覚えています。開店したばかりであり、お店はとても混んでいました。メニューが中国語である
ほかはすべて日本と同じで味も同じだったと記憶しています。しかし、忙しすぎてご飯が足りなく
なり、しばらく待った後で出てきたご飯は炊けておらず、芯がある状態でした。何て説明したら
良いかわからずクレームをしたものの理解してもらえなかったことを鮮明に覚えています。その後
居酒屋の養老の滝ができ、このお店もいつもいっぱいでした。てがるに食べられる日本食に人気が
あったようです。当時は日本人相手の日本食レストランはたくさんありましたが、やはり高級イメ
ージがあり、実際値段も高かったです。一流ホテルにはほとんど日本食レストランがありました。
今朝の読売新聞に「外食産業アジアへ」と題した記事が大きく掲載されていました。シンガポール
の話ですが、先月居酒屋「和民」がオープンしたこと、昨年末から居酒屋の「つぼ八」、イタリアン
のサイゼリヤ、たこ焼きの築地銀だこ、定食の大戸屋が出展し、年内にはラーメンの「一風堂」も
出店予定とのことです。やはり、以前は和食と言えば「高級料理」の位置付けで駐在員や出張の
ビジネスマンを顧客としてきたが、現地の消費者の健康志向や所得水準のアップでターゲット層が
変わってきたそうです。現地シンガポール人は日本食は栄養のバランスが良い、毎日だと高いが
たまに食べるなら手頃と答えていました。和食の進出はわかりますが、サイゼリヤまで進出している
とは驚きです。日本のイタリアンが本場イタリアンとして定着してしまうかもしれませんね。
日本の外食産業は海外進出攻勢の背景として不況による国内の外食離れに脅かされ、成長市場で
あるアジア市場を早く押さえたいとの焦りがあるそうです。事実昨年の外食産業の国内市場は24兆
4315億円あったそうですが、1997年と比較すると16%も縮小しているそうです。実際、中国や香港
では一日当たりの来客数は日本の1.5~2倍あるそうです。単価が2/3でも総売り上げは多いことに
なりますよね。大学卒業旅行で初めてアメリカに行った時、30年前になりますが、当時吉野家の牛丼
がBeef Bowlという名で販売されていました。お箸ではなくスプーン片手にコーラと一緒に食べている
アメリカ人を見て驚いたものです。30年経って日本食の人気はまだあるようですが、国内の売り上げ
が見込めいない分を海外で稼ごうという戦略は仕方ないことなのでしょうか?
Posted by walt at 23:00│Comments(0)