2009年07月23日

772) 法政大学大学院静岡サテライトキャンパス特別講座

今日は46年ぶりの皆既日食でしたが、静岡は曇り空で日食は見れないものと信じ切り、その時間は
全く気にしませんでした。只、何人かの人は曇り空から垣間見た部分日食を観たことを話していま
した。観れば良かったと思っても後の祭りです。夜のテレビニュースで、画面を通じて観ることとし、
19:00からのNHKのニュースにチャンネルを会わせました。皆既日食をみるためにツアーに参加した
人達の明暗が別れてしまいました。奄美大島では曇り空から見えたようで、逆に以前よりキャンペー
ンを張っていたトカラ列島では雨となり全く観ることができなかったようです。小笠原に観に行った
人達は神秘的な天体ショーに魅了されたようでした。それでも、トカラ列島に行った人たちはまっ暗
くなった事は体感できたようで、来た甲斐があったと言っていました。それにしても、一日違いで
昨日も明日も観ることができないとは何と不思議なものですね。次の26年後、当方は観ることがで
きないでしょう。

今年4月から、静岡産学交流センターで法政大学大学院静岡サテライトキャンパスが開校しました。
2年コースの大学院で平日夜静岡の教室で授業を受け、土曜日は市ヶ谷のキャンパスで授業を受ける
ものです。静岡サテライトキャンパスでは法政大学の教授陣による対面授業と遠隔双方向ライブ講義
が開催されています。昨日より全7回の特別講座が静岡産学交流センターで開催されました。先週
講座の事を知り、問い合わせたところ受講できるとのことで急遽参加した次第です。7回講座で受講料
10,000円で、「地域づくりとイノベーション」をテーマに開催されるとのことです。今回の7回講座は
2回目が7/31の金曜日の19:00から20:30までで、その他の3回~7回は土曜日14:00~17:00
までです。毎回異なった教授が講師となりますので、とてもお得な講座となります。

第1回目の講座は前国土交通省国土計画局長で経済企画庁調査局長を歴任した小峰隆夫教授に
よる「戦後最大の不況にどう立ち向かうか」と題した講座でした。内閣府の「月例経済報告参考資料」
2009年の4月号の政府の景気判断は「景気は、急速な悪化が続いており、厳しい状況にある」と発表
されていました。そして、同報告書の7月の政府の景気判断では「景気は、厳しい状況にあるものの、
このところ持ち直しの動きがみられる」とのことでした。色々なデータをもとに底は打ったという見方を
しているようです。しかし、自体としては我々生活にはその兆しは全く見受けられません。それもその
はず、昨年暮れから一気に下がった景気がほんのちょっと数字が上がったとしても10下がったものが
1上がってもまだ9下がった状態と同じということです。その上昇率は低く、2年後であっても2008年の
末の状態にははるかに及ばないものです。よって、実感としてはこのままの状態が続くといって良い
ようです。

講座の最後に質疑応答がありましたが、今回の衆議院解散、8/30の選挙でもし政権が変わった場合
どのような影響があるのかとの質問がありました。立場上明言は避けましたが、官僚たちにとっては、
多少やりずらい事があっても、政党のために仕事をしているのではなく、日本国家のために仕事をして
おり結果としては、大きな変化はないだろうとのことでした。現場サイドでは多少の混乱はあるかも知れ
ませんが、当方も基本的には大きな変化はないと考えています。
後6階の講座で、すでに出席できない日がありますが、講座を楽しみにしています。




Posted by walt at 01:05│Comments(0)
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772) 法政大学大学院静岡サテライトキャンパス特別講座
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